Amazon Fire HD 8 2016年モデルを購入しました。発売日に届くように買いたかったのですが、ちょっと出遅れてしまって届くのが遅くなりました。すでに各所にてレビューも掲載されており、目新しいところは無いかもしれませんが、The そうじろう 観点での New Fire HD 8 (2016)のレビューをお届けします。
New Fire HD 8（2016）は、16GBで 12,980円。プライム会員であれば、プライム会員用のクーポンを利用することで4,000円引きになり、8,980円で購入可能です！！安っす！！
目次
結論を先に書きます！安価なタブレットを狙っているならば”買い”。
Fire HD 8(2016）が到着してから、まだ十分使いこなしてはいませんが・・安価なタブレットとしてはなかなかいい選択肢だと考えます。特にアマゾンのサービスを中心に使うのであれば不満なく使えるでしょう！また、お子様向けのタブレットとしても安心して使えるでしょう！
- 安さを追求したモデルを選択する事で、価格以上の満足度はある（上位モデルとの違いはストレージ容量だけ。この部分は、micro SDカードで増強可能）
ストレージ容量 16GBと32GBとの差が 3,000円あります。例えば、micro SDカードで 32GBの容量を追加するだけであれば、1,000円程度で実現できます！僕は 16GB のモデルを買いました！
【Amazon.co.jp限定】Transcend microSDHCカード 32GB Class10 (無期限保証) Newニンテンドー3DS 動作確認済 TS32GUSDHC10E (FFP) 1,080円 - 液晶ディスプレイは若干青っぽかったり、地味な発色（の印象）だったりする（ただし解像度含めて必要十分）
- 縦長な本体（バランスが悪い）、やや重めの重量（強度は強いらしい）、反射が強い画面等、若干気になる部分あり（ただし、価格相応かつ許容範囲）
- Amazonの端末であるため、通常のAndroid端末とは異なります。Google Play からのアプリ購入、インストールができないため「使いたいアプリが使えないかもしれない」という、購入後の不便さを想定してから購入した方がいい
- Amazon アプリストアに存在しないアプリを入れようと企むようになり、調べたり実践したりするようになりそう（DIY精神がくすぐられる＝楽しいけど時間がかかる）
- 機能制限により、子どもが使っていて間違って注文してしまうような事を回避できる
購入するならば価格の安い New Fire HD 8 （2016) の 16GBモデルです。人気商品の為、在庫切れが続いています。お届け日がどうであれ、取り急ぎ注文をかけてしまいましょう。実際には少し早く到着する場合があります！（僕の場合、10/6 到着予定でしたが、10/3に到着になりました）
Fire HD 8 の 4,000円の割引をゲットするためにも、是非、30日間無料お試し可能な Amazonプライム会員を試してみましょう！（プライムビデオやミュージックも楽しめます！）
プライム会員になっていると、KindleやFire TV、Fire TV Stick なども安く買える場合が多いので結構お得です！（年会費 3,900円で高く感じますが、月あたりに換算した場合には、ビデオサービスだけで考えても安いです）
Fire HD 8 （2016）が届きましたので開封します！
早速、AmazonよりNew Fire HD 8 （2016）が届きました。
妙に縦長に見えますが、本当に縦長なのです。
↓ パッケージ裏側には各種特徴が記載されています。
- 8インチHDディスプレイ（1280x800）
- クアッドコア
- 16GB
- Wi-Fi
- microSD スロット
- フロント＆リアカメラ
- DOLBYオーディオ
- 素早いレスポンス・HDディスプレイ
- 人気アプリやゲームなどの充実した品揃え
- ASAPで快適なストリーミング再生
- 仕事でもプライベートでも使える
- 寝る前の読書も快適に
それでは開封します！ビリビリっと。
内部から紙のトレーに載ってFire HD 8 本体が出てくる仕組みです。ポロリと落としてしまう人はいないのでしょうか・・？
↓ 紙製トレーの下側にアクセサリー（同梱物）が格納されています。
内容物のすべてです。
Fire HD 8本体（第6世代、バッテリー内蔵、キャンペーン情報付きモデル）、Amazon 5W電源アダプタ、USB充電ケーブル、簡易的な説明書等が付属しています。
説明書
↓ 簡易的な説明書は、このようなイメージです。
文字で書かれている方には、重要なお知らせ、利用規約、限定保証、追加情報及び他言語サービス について記載されています。
絵の方では、ボタン、コネクタ、カメラの配置説明、ロックの解除方法が図で表現されています。
Fire HD 8 のメーカー保証期間は90日間と非常に短いです。
延長保証としては 1年、2年、3年の保証が用意されていますので、大切に使いたい方は延長保証を購入すると良いでしょう。（延長保証に入っていると、交換品をすぐに送ってくれるようです）
電源アダプタ、USBケーブル
↓ Amazon 5W電源アダプタです。
5Wですので、5V 1Aの出力です。
充電用のUSBケーブルも付属していました。USBマーク部分の凹みに使いやすさへの配慮がみられます。
質感も十分な良いケーブルです。長さは、約100cmです。
各種操作部材等紹介
ここでは、各操作部材等を紹介していきます。
カメラ
背面にはカメラが設置されています。リアカメラは 2Mピクセルです。4:3フォーマットでは1600x1200 で撮影されます。16:9の場合には、1600x912 の画像が生成されます。
フロントカメラは 640x480 のサイズで撮影できます。
これらの画素数のスペックから考えても、写真機としてのカメラ機能は期待できるものではありません。ただし、Skype などでのビデオ通話ではカメラがあると重宝しますよね！
撮影時のシャッター音についてはオフできないようです。どこかに設定があるのかもしれませんが、僕にはオフの方法を見つける事が出来ませんでした。
一旦「カメラ」を起動してしまった後のホームへの戻り方がわかりません。（ホームボタンが表示されないのです）仕方がないので写真を見る画面に移動してからホームに抜けています・・・。
電源ボタンとUSBコネクター、音量ボタン
Fire HD 8 の上端右側に電源スイッチと充電等に使うUSBコネクターが配置されています。
上にUSBコネクターが・・というのは違和感があります。しかし実際に使ってみると、ケーブルが邪魔であれば上下を逆にして持てば問題ありませんでした。
上端の左側に音量ボタンがあります。静かな場所では、ボタンを押した時のカチカチ音が少し気になるかもしれません。
micro SD スロット
micro SD スロットは、本体右側上部に設置されています。
カバーを開けるとスロットが見えます。
背面には Amazon ロゴ！
Fire HD 8 の背面には、大きめな amazon ロゴが入っています。
背面自体は梨地処理が施されています。頑丈そうなプラスティック感が印象的。
スピーカーはステレオです！
スピーカーは左側面に２ヶ所あり、画面を横にした時にステレオになります。（写真は片側だけです）
iPad Proのスピーカーは4つ付いているらしく、音の広がりを感じます。この Fire HD 8 は、「普通」な印象です。
電源を入れてセットアップします！
それでは、電源を入れて アマゾン Fire HD 8 をセットアップします。すべての画面は紹介できませんが、全体的な流れを紹介していきます。
まずは言語の設定を行います。
「言語を選択」の下をタップして日本語を選択します。
「Welcome to Fire」が「Fireへようこそ」に変化します。
Wi-Fi接続のための設定に入ります。Wi-Fiパスワード等が必要になります。
入力はソフトウエアキーボードで行います。キーボードは特に不都合なく使えました。qwerty から数字が入力できる配慮がされています。Fire HD 8 を両手で持って、両手の親指で文字入力するのにちょうどいいサイズです！
ネットワークに繋がると、「少々お待ち下さい」が表示された後に「あなたは ◯◯◯◯さんですか？」という画面になります。この表示は購入時の情報から判断されています。
セットアップにて、このような登録者情報を表示したくない場合には、購入時に「ギフトの設定」をチェックしましょう！（下図参照）自分用の購入でも「ギフトの設定」が可能です。その場合には、到着後のセットアップにおいてアカウント情報を入力する必要があります。
アカウントの確認の後は、クラウドの設定やSNSの設定が続き、いよいよ使える様になります！
Fire HD 8 （2016）の液晶ディスプレイについてチェック！
タブレットの”顔”でもある液晶ディスプレイはとても気になる部分でしょう。Apple製品などコストのかかっている製品と見比べると確実に見劣りします。これだけは覚悟してください。PC Watchの記事を見て画面の色などの違和感が強烈で「？？？」と思っていましたが、実際にその通りでした。
↑ 写真が下手でスミマセン・・。ここでは青味がかった傾向の色味と解像感をチェックしてください。個人的には解像度については許容範囲です。
↓ 設定画面の文字です。
↓ iPhone 6 との比較です。kindle で購入した電子書籍のデータを表示しています。三葉（画面左の女子高生（心は男の子））の制服のリボンの赤色の発色、画面右下の四葉の黄色いシャツの色合いを比較すると、Fire HD 8 のディスプレイは発色が地味である事がわかります。
最低でも価格差6倍の差のある端末とで比較しています。真っ向から勝負しようとするところが間違っているのかもしれません。
実際に使ってみるとわかるのですが、Fire HD 8 単体で使っている場合、前述の解像感や発色について全く違和感がありません。通常使用では問題ないレベルの品質は確保されているのです！
それよりも気になるのはカバーガラスの反射です。これだけは僕も反射防止のフィルムを購入して対策をしようと思います。
購入時に勧められるナカバヤシの 【Fire HD 8 保護フィルム】 Digio2 液晶保護フィルム 指紋防止 クリア 気泡レス加工 2枚入り でもいいのですが、詳細にレビューを見ていると怖くなってきました。 ミヤビックスにしようか？と考え中です。
まとめ：気になる点は多々あるが、価格以上の満足感！
Fire HD 8 は、反射の気になる液晶ディスプレイを始めとして気になる点はあります。
ただし、この価格でこれ以上のモノを他社が提供できるか？というと、アマゾン以外では難しいと考えます。アマゾンは「価格以上のモノ」を提供しているのです。
ここまでのレビュー内容で特に言及はしていないのですが、通常のメール、Webを見るレベルの作業であればCPUが遅いなどという印象は受けません。また、動画もスムーズに再生されます。僕はゲームをしないのでわかりませんが、各種パフォーマンスもそこそこのレベルだと推測します。
気をつけなければならないのは、端末自体が、① アマゾンのサービスを利用しやすく！、② アマゾンで買い物をしやすく！という思想に基づいているので、アマゾンの利用度や依存度が高くなる傾向になります。（そこを見越して、アマゾンは、Fire HD 8 を安価に提供できているわけです）僕は早速端末に表示されていたオススメの本を購入してしまいました・・。
僕たちは、このようにコスト構造も理解した上で Fire HD 8 を使いこなせばいいのです。
本格的にタブレットとして使うには、僕としては、雑誌を見るための dマガジン アプリ や、nasneに録っているTV番組を持ち出すための DTCP-IP対応のアプリ（Media Link Playerなど）が必要です。Amazon のアプリストアには DTCP-IP対応の Twonky Beam があり、持ち出しを実行しようとするとDTCP-IPを使えるようにするために 700円の課金が必要になります。これを使ってもいいのですが、このTwonky Beam は公開終了が予告されているのです。「Amazon Marketは同年12月7日に公開終了」なので、課金したところで今後使えなくなる可能性が高いのです。
これ以外にも ポケモンGO! をやりたい！など要望があるでしょう。
これらに対応するには、ネットで情報を集めたり、手間をかけたりする必要が出てきます。しかも 100%うまく行くわけではなさそうです。僕としては、これらのFire HD 8 攻略も楽しみの一つとして考えています。（このあたりをタイトルの”DIY”としています）
まずは、無料体験だけでも良いので、「プライム会員になり」、Fire HD 8 を安く購入してみましょう！
（ペットボトルのドリンクなどの重量物などを家まで安価に届けてくれますし、アマゾンはかなり使えると思います。また、家電購入などでも交通費を考えたらプライム会員の会費の元はすぐに取れると思います）
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