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【終売】IP67 防水防塵 Bluetooth スピーカー 「Anypro Q1(HD-895)」。レビュー評価があまりにも高いのでちょっと疑っていたが、本当にいい音だった!

2016年9月11日

IP67 防水防塵 Bluetooth スピーカーである Anypro Q1(HD-895) を試しました。一部自腹支払い(?)のサンプル提供でのレビューです。この Anypro Q1(HD-895) のアマゾン カスタマーレビューの評価がとても高く、何と全64レビュー中、星5つが60レビューです!ここまでベタ褒めの高評価に対して「これは怪しい・・」と思いました。

実際に僕も試してみましたが、Anypro Q1(HD-895)は星5つの実力に間違いないです!この Anypro Q1(HD-895)の「いい所」と「今ひとつの所」を含めて使用感などを紹介していきます。(文章が長くなりますが、興味のある方はお付合いを・・)

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↓Anypro Q1(HD-895)は、このようなイメージの商品です。(2016/9/11時点でのアマゾン価格は6299円 → 2017/8/12時点で4,999円!)
Anypro ポータブル Bluetooth スピーカー IP67防塵&防水認証 【全音域が自然のバランスで長時間持続再生】 低音強化 内蔵高質マイク搭載 NFC、Siri対応 デュアルドライバー臨場感 HFD-895

長くなるので総合的な評価を先に書きます

結論:Anypro Q1(HD-895)は予算が合えばオススメのスピーカーです!

【Anypro Q1(HD-895) の音質】

僕が試した1万円以下のスピーカーの中では、ダントツの音質です。わずかにザラついた印象を受けるのですが、低域〜高域までバランスよく僕好みの音で鳴らしてくれます。Anker製スピーカーも多数試しましたが、このAnypro Q1(HD-895)がベストです

人によっては、低音が強調されすぎているように感じる可能性もあります。

【Anypro Q1(HD-895) のデザイン】

現時点でブランドとして認知されていない「Anypro」と大きく書かれたフロントメッシュを受け入れられるかどうか?は別れるところでしょう。(僕は気になりません)

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全体的な作りとして、周囲を手触りの良いラバーで覆っており質感は悪くありません。少し残念なのはスイッチを押した時の感触が今ひとつです。

僕のところに届いた個体の場合、メッシュ部分を光に反射させると若干の汚れ、何らかのムラのようなモノが認められました。防水の設計上の都合なのか個体の問題なのかはわかりませんが特に気にする程の事ではない、と判断しました。(写真にうまく写らないため以下の本文では記載していません)

総じて、6,000円前後でのスピーカーとしては良い出来だと思います。

【Anypro Q1(HD-895) の機能】

Bluetoothでワイヤレス接続できる基本機能に加えて、モバイルバッテリー機能、NFC機能、microSDカードからの再生機能、そして防水機能が付加されています。特にNFC機能はワンタッチでペアリングができるので便利です。

防水面では、端子カバーの閉じにくさに不安があります。カバーが真っ直ぐに閉まりにくく、きれいに閉めるには時間がかかります。この部分については、もうひと工夫して欲しいところです。

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【総合評価】

Anypro Q1(HD-895)は、価格帯を考えると魅力的な音を鳴らしてくれるスピーカーです。防水防塵、モバイルバッテリー機能、micro SD対応、NFC対応 と、機能は全部盛り状態です!音の良いBluetoothスピーカーを比較的低価格で・・という方には断然オススメの商品です!

Anypro Q1(HD-895)開封の儀!

商品はAmazonからいつも通り届いたのですが、なぜかお急ぎ便でも二日後に届くようです。ちなみに、日本での正規代理店(販売店)が「besutosera」です。(ベストセラーの意味でしょうか・・?)安心して、Besutosera からお買い求め下さい。

↓届きました!カラー印刷のスリーブに入っていて、さらにビニールでラッピングされています。(そのため、白っぽく反射した写りになっています)

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Anypro Q1 パッケージ(表)

↓ 裏側です。

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Anypro Q1 パッケージ(裏)

裏側には下記の記載があります。(スペック)

Product name:Wireless Waterproof Speaker
Model:HFD-895
IP rating:IP67
Output power:5Wx2
Charging Voltage:5V
Made in China

↓ビニールを剥がして、スリーブをスライドさせると内箱が出てきます。

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フタを開けると・・ジャーン!さらにビニールで包まれたAnypro Q1(HD-895) の本体が見えます!(写真がボケていたので想像でお願いします(涙))

↓ 内容物は下の写真の通りです。左上から時計回りに、説明書(一応日本語です)、レビューなどの案内、ハングバックル(カラビナ)、充電用USBケーブル、本体 です。

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Anypro Q1(HD-895)本体をチェック!

Anypro Q1(HD-895)の特徴は、この横一列に並んだボタンです。合計8つのボタンが並んでいます。

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左から、電源ボタン(3秒押しでオフ、オン)、曲戻し、曲送り、再生/一時停止、音量下げ、音量上げ、通話、モード切り替えです。

他の低価格モデルと比較して、曲戻しボタンがあるのが嬉しいのですが、逆にBluetoothボタンがありません。ペアリングなどを行う場合には、再生/一時停止ボタンを長押しします。ペアリングモードに入ると「Disconnected, Pairing」という音声案内が聞こえます。この状態で、スマホの設定画面からペアリングするか、NFCによるタッチでペアリングをすればいいのです。

また、Mボタン(モードボタン)の長押しでパワーセーブモード(自動電源オフ機能)をオフにできます。通常は、20分の操作無しで自動的に電源がオフするそうです。

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底面には銘板が貼られています。FCC IDや認証マークの他、Frequency Response:60Hz〜18kHz、THD、SNRといった値も記載されています。(意味については調べていません)

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Anypro Q1 写真がボケていて判別しにくいですが、一番右が技適マークです

背面の上部に、各種端子が集まっています。ラバーのカバーがあり、このカバーで水の侵入を防ぎます。このカバーがしっかりと閉めにくいのが難点です。英語では「水場に持って行くんやったら、ちゃんと閉めてや!」と書いてあります。

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このカバーの閉めにくさは、Anypro Q1(HD-895)の最大の欠点だと思います。閉めても閉めても隙間があるのではないか?と心配になります。

カバーを開けると、左から充電用の端子、モバイルバッテリー時の出力端子、外部音声の入力端子、micro SD スロットがあります。

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モバイルバッテリーとしては、4,400mAhの容量です。

当初は「えぇ?上側に端子が?」と思っていましたが、設置してから接続する場合などには、上側の方が接続しやすいですね。

↓ フロント側に光を当てて撮影しました。左右の5W スピーカーに挟まれる形で、中央にパッシブウーハーが配置されています。このウーハーで低音が出るわけですね。

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↓背面です。背面側には特にスピーカーはなさそうです。

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本体の周囲は、ラバー(シリコン?)素材で覆われています。程よい触り心地、色の深みです。(アマゾンの商品説明では、「ボディは良質なシリカゲルを使用し」 と書いてありましたが・・シリコンの間違いでしょうか?)

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周囲をつまむと、隙間ができます。修理時には、力を入れてこのカバーが剝ぐのかもしれません。防塵だからと、砂浜に持って行くとこのような隙間に砂が多数入り込みそうですね。

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↓ 照明用センサー(正式名:ハンズセンサー)は、手をかざした時にボタンを光らすためにあります。暗い中での操作には便利です。

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micro SDカードが挿入されている時のみ、MボタンでSDカード再生モードに入れます。

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↓ 外部入力ケーブルが接続されている時のみ、Mボタンで外部入力モードに入れます。

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Anypro Q1(HD-895)付属品の紹介

取り扱い説明書の日本語や誤記は要改善(→一部改善されました!)

Anypro Q1(HD-895) の最も悪いところは取り扱い説明書でしょう。

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レビューでも書き込まれていましたが、説明書の出来は悪いです。暖かい気持ちを持って見てあげる必要があるレベルなのは確かです。

そもそもAmazonに掲載している商品説明からして日本語面で不安が湧いてきます・・。

【お風呂でもワイヤレスリスニング】史上最強IPX7の防水等級、プールやバスルームに連れて行けるスポータブルピーカー。便利な防水仕様はアウトドアにも最適。

【パワフル出力オーディオ】5W*2-デュアルドライバを搭載し、高音質を実現するための構造や機能をボディに多数搭載。コンサートホールその場に望む臨場感あふれるベースサウンドを再生。

【音楽プレーヤーだけではなく】4400mAHリチウム充電池内蔵で、超長時間連続再生ができます。お好きな場所に持ち運んでも電量切れの心配もないです。充電出力のポート付きでモバイルバッテリーとしても使用可能。

【低音向上テクノロジー】音楽に迫力を加えるDSPを搭載してコンパクトサイズから想像できない、重厚感ある音を実現。離れた場所からゆったりと量感ある低音域も実感。

【NFC、Siri対応、マイク搭載】NFC対応でワンタッチしてBluetoothへペアリングされます。スピーカーで電話応答ができて、これより便利なほどはありません。※90日間の品質保証付き。

このあたりも徐々に改善されてくると思います!

【2016年10月5日 追記】

取り扱い説明書について、新しいバージョンを確認しました!その為、上述の表現を取り消し線で削除しています。

大幅に改定されていて、正確性がアップしています。かなり出来は良くなっています。

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USBケーブル

USBケーブルは、端子カバーにAnyproの刻印の入ったケーブルでした。ケーブル自体の質感は柔らかく、本体周囲の材質と似た感触でした。(合わせているのでしょう)

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ケーブルの長さとしては、95cm程度です。

カラビナ

シルバーのカラビナが付いてきます。

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このカラビナ、少しバリがありました。

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大きな問題ではありませんが、使う時には注意しましょう!

Anker SoundCore Sport XL と比較

少し前に購入して、「これがコスパ最高!」と思っていた Anker SoundCore Sport XL と比較していきます。

↓正面から見た写真です。正面から見ると Anker SoundCoreの方が大きいように見えます。

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横幅はAnypro Q1が長いが、高さは Anker が高い。

Anker SoundCore Sport XL は出力が 8Wx2、Anypro Q1 は 5Wx2 です。

↓ 上から比較した写真です。Anker側はボタン数が絞られており、かつデザインされたボタンアイコンで表示されています。ボタンデザインは、Ankerの方が好きです。

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↓ 側面の比較です。ともに金属製のストラップホールを持ちます。SoundCore Sport XLの方がかなりスリムです。スリムであるがゆえに倒れやすいのが欠点です。

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↓ 背面の比較です。Anker SoundCore Sport XL は中央にパッシブウーハーを持ちます。また、下側に各種端子があります。Anypro Q1(HD-895)は、背面のパッシブウーハーは持たず、上側に各種端子があります。

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Anypro Q1(HD-895)はカラビナが付属しますが、Anker SoundCore Sport XL には繊維のストラップが付属します。濡れることを考えると水がしみこまないカラビナの方が望ましいとは思うのですが、カラビナはサビそうな印象もあります。(まぁ、外して使うのでどちらでもいいのですが)

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↓ Anypro Q1(HD-895) を手に持ってみた感じです。

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↓モノとして頑丈そうなのは、Anker SoundCore Sport XL です。アウトドアで使うなら、Anker SoundCore Sport XL の方がデザインとしても、作りとしても、それっぽいと思います!

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重さを見てみます。Anypro Q1(HD-895)です。565g。

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↓ Anker SoundCore Sport XL は、594g です。30gほどAnkerが重いです。

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Anypro Q1(HD-895)音質はどうだ!?

音質比較は、↓ この3台で行います。上からAnker SoundCore Sport XL、Bose SoundLink mini(旧型)、Anypro Q1(HD-895)です。

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ついこの間まで Anker SoundCore Sport XL が、この価格帯ではベストだと思っていました。シャワータイムも含めて音楽を聴く時には、Anker SoundCore Sport XLを使っていました。しかし、今回 Anypro Q1(HD-895)が届いてからは、すっかり Anypro Q1(HD-895)がメイン機になりました。

Anypro Q1(HD-895) と Anker SoundCore Sport XL とを比較すると、Ankerは若干音にクリア感が無いのです。Anypro Q1(HD-895)は全体的にクリアな音が出ています。(少しざらついているような気もしますが)低音の出方も Anypro Q1(HD-895)の方がすごい。この低音の出方は、Bose SoundLink mini に近いものを感じました。

Anypro Q1(HD-895)は、バランス良く、元気なサウンドを届けてくれます。少し落ち着いたサウンドがいい・・という方には、Anker SoundCore Sport XL をお勧めします。

Anypro Q1(HD-895)と Anker SoundCore Sport XL とを比較した後に、Bose SoundLink mini を聴くと、やはり価格の差を感じます。Bose ではとても上質な印象を受けます。

Boseとなると価格差 4倍の機器の比較です。ボディの質感含めて作り込みにはかなり差が出てしまいます。

それを考えると、6,000円クラスでの Anypro Q1 の音質はすごい!の一言です。

価格帯で考えると、Anypro Q1(HD-895)が超絶お勧めです!

最後に・・

今回紹介した Anypro Q1(HD-895)は、Anker SoundCore Sport XL、Mpow Plus Bluetooth 4.0スピーカーと類似製品かと思いきや出力、機能、バッテリー容量も異なります。

形状や機能、スペックから考えると、バッテリー容量は異なりますが、OmakerM5 完全防水Bluetoothスピーカー 10W が近そうです。

このような製品は、同じ請負先がリファレンスモデルからカスタマイズを施して作っているのだと想像しています。実際に確認してみなければわかりませんが、最近はどの製品を買っても大きなハズレはなさそうです。

Anypro Q1(HD-895)は、音質は良好! 質感も価格の割には悪くないためお勧めできる商品です。

 

6,000円クラスのBluetoothスピーカー。僕が考える選択基準としては・・

アウトドアを中心に使う!場合

アウトドア重視であれば、ボディとして屈強なイメージのある Anker SoundCore Sport XL をお勧めします!傷がついても勲章!というイメージでゴリゴリ使っていいのではないでしょうか!特に背面の端子カバーの開け閉めについては、絶対に Anker SoundCore Sport XL の方が閉めやすいです。また、安心のバッテリー容量 5200mAhで、15時間連続再生。そして、18ヶ月保証です。

↓ Amazonへのリンクになっています!

音質重視で使う!場合

迫力ある音質を求めるのであれば、間違いなく Anypro Q1(HD-895)をお勧めします!もちろん Anypro Q1(HD-895) も、IP67ですのでアウトドア利用も可能です!シルバーカラーの部材を使ったキレイめデザインなので、あまり傷つくような環境には持って行きたくないなぁ・・と個人的には思います。スペック上の再生可能時間は6時間です。やはり低音をブリブリならす為に消費電力が多いのでしょうか。十分な再生可能時間ではありますが、Anker 製品に比べるとやや短い印象です。宅内利用で音質重視という位置付けが、Anypro Q1 (HD-895)には合っていると思います!



  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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