Mystery Ranch の JAVA 6ヶ月使用徹底レビュー。良い点も欠点もお伝えします。

Mystery Ranch の JAVA(ジャバ)を約6か月間使用しましたので、レビューとしてまとめます。Mystery Ranch JAVAは、2015年の9月の終わり頃に発表された比較的新しいモデルです。僕はJAVAを 2015年11月に購入しました。このレビューは、JAVA購入から約6ヶ月が経過した所でのレビューです。Mystery Ranch JAVAは総じて良い出来で非常に気に入っています。しかし、少し困った問題も出てきています。僕が感じた、JAVAの良い点・悪い点を紹介して行くことで、皆さんのバッグ選びの参考になれば幸甚です。

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Mystery Ranch の製品では、2014年の11月に スイートピー というバックパックを購入しました。スイートピーについても使用から6ヶ月後にレビューを書きました。そのスイートピーのレビュー記事は、当ブログとしてはそれなりのアクセスを集めていて、Mystery Ranch の人気を伺い知ることができます。

Mystery Ranch は、メジャーとは言えない、まだまだマイナーな存在なので関連記事があまり無く、仕方なく僕のブログにみなさんが訪れているのかも知れませんね。皆様の参考になっていればいいのですが、いかんせんフィードバックがありませんので・・。(是非、お気軽にコメントを!)
→ 【関連記事】ミステリーランチ スイートピー レビュー

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Mystery Ranch JAVA の基本スペックを確認。

<基本スペック>
メーカー: Mystery Ranch
モデル:JAVA
タイプ:バックパック
重量:1000g(2016年カタログでは 1.12kg)
寸法:43cmx28cmx13cm
容量:18L(2016年カタログでは 17L)
素材:500D Cordura ナイロン
色:ブラック(2015年は他にコヨーテ、ミッドナイトあり)
(2016年:ブロンズ、ブラック、プラム、ナイトフォールの4色展開)
価格:29,000円(税抜), 米国価格 $160.00
生産国:フィリピン

スイートピーが30Lの容量であるのに対して、こちらのJAVAは18Lです。そのため、比較的薄めの形状です。スペック上のJAVAの素材はスイートピーと変わらずコーデュラナイロンです。

価格は、29,000円(税抜)。僕としては結構高価な印象です。他のMystery Ranch製品であるアーバンアサルト 22,000円、ストリートファイター 28,000円の方が安価です。JAVAを買うお金にもう少し色を付ければスイートピー 36,000円、そして今は亡きASAP(エイサップ) 36,000円が購入できます。予算、用途、好みによってどのモデルを選ぶのか悩むところです。

使っていたスイートピーのサイズが大きかったので、もう少し小さくて、ポケット等のアクセスのいいモノが欲しいと思っていました。そのような時に、Mystery Ranch JAVAを雑誌で見て、「気になる」存在となり、その後店舗で見て「これはイイ!」と惚れてしまい、JAVAの購入に至りました。

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左:JAVA、右:スイートピー、下のスマホ:iPhone6

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スイートピー30L に対して、JAVA 18L

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JAVAの重量は約1kgであり、決して「軽い!」とは言えないですが、適度な重みだと考えます。バックパックの場合には、背負って使うため無闇に重くない限りバッグの重量は問題にならないと思います。

Mystery Ranch JAVA について紹介します!

公式のサイトのJAVAのページに記載されている内容を引用します。皆様もじっくりと読んでみてください。

アーバンユーズに最適な新型パック、ジャバ。従来の3ジップデザインがネクストレベルにカスタムされています。2層構造にデザインされており、様々な荷物を効率的かつ美しく整理収納ができます。一層目にはセンタージッパーからアクセスし、2層目には左右どちらのジッパーからもアクセスできて、移動中や狭い乗り物の中でもスマートにモノの出し入れが行えます。ノートPCや書類を持ち運ぶ機会の多いアーバンユーザーに向けて新しく開発したPCスリーブは厚みや大きさの許容範囲が大変大きくユーザーの好みに柔軟に対応します。正面のツインポケットは折り畳み傘やタンブラー等の収納に最適です。

このJAVAの説明文は、かなり考えられた文です。良くまとまっていますし、キレイな文章だなぁ〜と思います。が、いかんせん文字数の制限や写真での説明がないため、一層目、二層目等の重要な部分が伝わりにくい状態です。そのJAVAのポイントを無駄に長ーい僕の文章(苦笑)と写真とで補ってみましょう!

この3ジップは一体どうなっているの?

JAVA のデザインは、従来のMystery Ranchとは一線を画すデザインです。本流の3ジップとは若干意味合いが異なりますが、新3ジップです。

JAVAはデザイン的にとても面白いバッグです。縦にジッパーが3本走り、周囲を囲むジッパーもある。

僕はブラックを購入しましたが、コヨーテカラーのようなジッパー配置の意匠を読み取りやすいカラーもオススメです。僕のブラックのJAVAは、パッと見で他のバックパックとの違いがわからず「面白みが無い」というのが正直なところです。(ブログでも紹介しにくいです)

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僕はJAVAの3ジップが今後のMystery Ranch製品の主流になるとは考えません。気室の構成などによって、ジップ構成も変わるためです。大量の荷物が一つのスペースに入っている場合には、やはりガバッと開く本流3ジップじゃないと使いにくいです。

↓ スイートピーの3ジップで全開の参考写真

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JAVAは、スイートピーと異なり内部が二層構造になっています。一層目に小物を入れ、少し大きめのモノを二層目に入れる等、使い方を工夫できます。とにかくモノを入れられればいい!という思想ではなく、JAVAでは荷物をオーガナイズできるようになっています。

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↓写真の③のセンタージップを開くと、一層目の空間にアクセスできます。↓③のセンタージップを開く場合には、左右のジップ両方を少し開かないとならないので若干不便です。

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↓ JAVAのセンタージップを開くと、一層目が全開になります!

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JAVAの周囲を囲む左右のジップを全開にすると、↓下の写真のように2層目であるメイン気室が全開になります。特に内装が真っ黒なバッグにおいて、このような全開仕様は非常に助かります

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下の写真のように、JAVAは左右のジップ両方を全開にしなくても、片側だけを開けて内部にアクセスすることもできます。

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ブリーフケースのような使い方ができるわけです。JAVAのこのような変態的な使い方も大好きです!

上部ポケット は、ほんの気持ち程度の小物入れ。使い道に若干困ります。

JAVAの頭頂部にファスナーで開け閉めできるポケットがあります。このポケットは、小さくて浅いので使い方は限られてしまいます。パスケースまたは小型のスマートフォン程度しか入らないサイズです。鍵、定期、ネームプレートなどいずれか一つを入れるような使いかたでしょう。このような限定的な使い方しかできないとしても、このポケットは非常に役立っています。

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上の写真では、Xperia Z3 Compact を上部ポケットに格納してみました。内容物としては、この程度のサイズが限界でしょう。

JAVA正面に配置されるサイドポケットx2は容量も十分で非常に使いやすい

JAVA正面の左右両サイドに位置する二つのサイドポケットは非常に使い勝手がいいです。ジッパーもスムーズに摺動します。

サイドポケットの容量も意外と大きく、ペットボトル、折りたたみ傘、クリーンカンティーンの16Ozなどを入れることができます。

↓ iPhone 6 を入れてみました。

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↓ JAVAのサイドポケットには500ml のペットボトルも余裕で収まります。

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エイアンドエフの福袋に入っていた trekの折りたたみ傘もスッポリと入ります。

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KleanKanteen x MysteryRanch コラボのボトルも入ります。(16oz)

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僕の場合には、片側に財布、定期、小銭入れをいれて、もう一方は傘またはペットボトルを入れるためのスペースとして使っています。

たまに、JAVAのサイドポケットのファスナーの閉め忘れたまま外を歩いていて冷や汗をかく事が何度か発生しています。しかし、不思議と内容物が落ちたことはありません。財布が入っているので、ファスナーが開いているのに気づいて「ドキッ!」としますが、いつも内容物が揃っていることを確認して、「JAVAさまありがとう!」と感謝しています。

2層目にはメッシュ小物入れもある!

JAVAでは、外部の豊富なポケットに加えて内部にもメッシュ小物入れがあります。

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各種コンサートチケット等、無くしてはいけないモノを入れておくといいでしょう。このメッシュ小物入れには左右両方からアクセスできます。僕は、この部分をあまり使っていません。

厚みの調整が可能なPCスリーブ

JAVAの二層目のメインコンパートメントにはPCスリーブも装備されています。MacBookやiPad Proなどを格納するのに、やはりPCスリーブはあった方が安心です。僕は 9.7インチの iPad Pro を入れいます。

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JAVAのPCスリーブ部分は、左右のフラップにベルクロが付いていて厚みの調整が可能です。

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使っていて気付いたのですが、厚みをあまりタイトに調整していると、上から「ストン」とPCやタブレットを入れたいのに途中の段差に引っかかってしまいます。ここは、改善してもらいたいところです。

背面パッドの下側に↓下の写真のようなす隙間が作られています。この部分の縫込みで段差ができているようです。

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JAVAのPCスリーブの左右のフラップは、PCスリーブの下側はカバーしていません。そのため、下側には隙間があり、PCやタブレットなら問題ありませんが、小さいモノを入れていると横からモノが出てしまいます。

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JAVAにはハンドルが三つある!

JAVAの特徴として、手で持つためのハンドルが三つある事です。

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JAVAの上部についた上部ハンドルとバッグの左右についた2つのサイドハンドルの三つが存在します。これらのハンドルが秀逸で、非常にやさしく、かつ、しっかりとしています。

混み合った電車等ではバックパックを手で持つケースがあります。この時にハンドル自体が丸みを帯びてデザインされているため、手のひらが痛くならないのです。単に素材を切って取り付けただけのスイートピーとは異なります。この配慮は都市での生活では重要です。

↓ ハンドルの裏側です。ちょっとホツレが見えますが、芯材が入っていて丁寧に布で覆われていると思われます。

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JAVAの上部ハンドルのサイズには、ゆとりがあり、両手で持つことができます。
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両手で持てる事はとても大切です。バックパックであるが故に15インチのMacBook Pro等の重量のある荷物を持ち運ぶケースがあります。重い荷物を片手で持ち続けるのは結構つらいものです。やはりJAVAのように両手で持てるのは嬉しいです。

さらに、ハンドル自体に芯材が入っておりある程度の重量をバッグ自体が支えてくれるのも助かります。

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不満:ショルダーストラップが若干短い。もう少し長くしてもらいたい。

JAVAのショルダーストラップには、チェストストラップも付いています。(2016年モデルではパーツが変わっています)

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JAVAのショルダーストラップには十分なクッションが入っていて良好です。しかし、全開(最長の長さ)で使っているケースが多いです。また、折角のMystery Ranchのロゴが鎖骨あたりに来ます。そのため、Mystery Ranchロゴが上を向いてしまい、正面からロゴが見えない状態になるのが少し残念です。長さのバランスはあるかと思いますが、もう少し長いと助かります。

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不満:背面の板が曲がり気味。

JAVAの背面に入っているプラスティックの板がパッツンパッツンに入っています。そのために、板がやや曲がって入っています。設計がおかしいのか、狙った設計なのかは不明です。

ひょっとすると個体不良なのかもしれません。

不満:PCスリーブに上から機材を入れるときに引っかかる

PCスリーブ内側に段があり、そこにモノが引っかかります。縫い方でもう少しなんとかなると思いますが、PCスリーブの厚みを、入れるモノに対してタイトにしていると、毎度引っかかりストレスになります。PCスリーブを、ゆとりのある厚みに調整すれば回避は可能です。

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不満:バッグを開ける時にベリベリ音がする

JAVAのメインとなる気室へアクセスする箇所にベルクロを採用しているため、バッグを開ける時に盛大なベリベリ音がします。

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なぜこの位置にベルクロによる面接合が必要だったのか?がよくわからないのです。

可能性としては、
・ある程度上部からの雨漏りを避けたかったなのではないか?
・JAVAのデザインではファスナーのスライダーが常に上部に位置する事になり、重さで勝手にJAVAが開いてしまうのを防止するためではないか?
と推測します。

このベリベリ音は、バックを開ける時に必ず音が発生します。しかも、バッグのファスナーを閉めると必ずベルクロが接合します。(うまく出来ていますね!)そのため、ベリベリ音の回避策はありません。

結構大きな音がするので、電車で開ける時など、隣に居合わせた方はびっくりしたり、不快に思ったりしていないかが心配です。

不満:ベルクロフラップ部に盛大なほつれが発生する

JAVAのベルクロについて、開ける時に音がするだけならまだしも、それによって猛烈なホツレが発生しています。使用し始めて、3か月経過で顕著になりました。

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なんじゃこりゃ・・。かなり成長して、もうフサフサです・・。

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このJAVAのほつれについては、A&Fに問い合わせても「使い方によるもの」として回答されています。こちらとしては、普通に使っているだけなのですが・・。(「使い方の問題」と回答しているのは、他のユーザーから問い合わせが無い事が最大の理由のようです)

正直、この対応以降、僕の中でMystery Ranch & A&F 熱が下がってきているのは事実。このフラップ部の正しい使い方があるのであれば、しっかりと説明書を付けるなどして説明するべきです。(僕は、使い方の問題とは思っていません)

ベルクロ自体ではなく、ベルクロの周囲を覆っている布地の端がほつれているのです。断ち切った部分の処理などで回避できないのでしょうか?

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ベルクロ(面ファスナー)は、一方をフック(引っ掛ける方)、もう一方をループ(引っかかる方)と呼びます。ほつれているのは、ループ側です。ベルクロの周囲を覆っている生地の端がフック側に引っかかって毛羽立ち、徐々にループ化してしまい開閉のたびに悪化する という流れだと推測します。

このベルクロの1日の開閉回数は、僕の場合下記の通り 8回です。

  1. 朝出勤前、モノを入れるために、開閉
  2. 行きの電車内でiPadを取り出す為に開閉
  3. 行きの電車内でiPadをしまう為に開閉
  4. 会社の昼休みにiPadを取り出す為に開閉
  5. 会社の昼休み終了に伴い、iPadをしまう為に開閉
  6. 帰りの電車内でiPadを取り出す為に開閉
  7. 帰りの電車内でiPadをしまう為に開閉
  8. 帰宅後、iPadを取り出す為に開閉

片側のファスナーだけを開いてベルクロを使わないようにすれば回避できるのでしょうが・・。これは本当に改善しなければならない問題だと考えます。

2016/6/29 追記です。↓ かなり毛羽立ちが集合してきて、意味不明な物体になってきました。最早、ファスナーを閉める時に邪魔になるレベルに成長しています。ファスナーが噛んで事故になってしまう前に断髪した方がよさそうです。(せっかく成長したのに、なんだか勿体無いな・・)

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不満:あらゆる所で糸のほつれが見える

JAVAの米国価格である 160ドルならば、こんなモノか・・とも思えるのですが、なんせ日本では税抜 29,000円のバックパックです。細部において、ちょっと作りが雑な印象があります。

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不満:左右のジッパー開閉時に他のジッパーが邪魔になる

JAVAの左右のジッパーを開閉する時に、上部ポケットのジッパーのツマミや、内部メッシュポケットのジッパーのツマミが引っかかる場合があります。

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他にも、この左右のジッパーは少しカーブしている所で引っかかります。

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正直なところ、いろいろな部分で設計が甘いような印象を持ってしまいます。

まとめ:JAVAは使いやすい良いバッグです。ただし、若干の問題あり。

Mystery Ranch JAVAは、通勤、日常使いに最良のバックパックです。素晴らしいパッケージングです。

ただし、JAVAはメイン気室の開閉部にベルクロを使っているため、開ける時に音がなります。この点に許容できるかどうかがポイントではないかな、と思います。僕は、この音が今でも少し気になります。自分はいいけど他の人に迷惑がかかっていないかが心配なのです。いきなり「ベリベリ」と音がしたら少しびっくりしたり、「イラっ」としたりしますよね。

僕がベルクロを許容したくない理由の一つに ”ベリベリ財布はNG” の刷り込みから来ているのかもしれません。

∧_∧
( ゚ω゚ ) 支払いは任せろー
バリバリC□l丶l丶
/  (   ) やめて!
(ノ ̄と、 i
しーJ

さらに、僕だけだという話なのですが、JAVAのベルクロ近辺からほつれが発生します。

このあたりを許容できるならば、Mystery Ranch JAVA はオススメできます!

なお、僕のJAVAは、タグの記載から読み取ると 2015年8月の製造です。

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僕が2015年11月に購入した Mystery Ranch JAVA についてレビューしました。その後のJAVAとしての仕様変更や、2016年モデルへの切り替えを機に細かな部分が変更されている可能性があります。このあたりについては、実物で確認していただければ、と思います。

↓ 楽天市場へのリンクですが、細かく写真が出ていました。2016年モデルでは、背面のロゴの色変更、ショルダーストラップ肩部のロゴ廃止されているようですね。