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【final E1000 レビュー】低価格なのに音質にこだわったイヤホン。価格は2,480円!

2018年12月22日

本格オーディオブランドfinal(ファイナル)が新発売した2,480円のエントリー向けカナル型イヤホンE1000 を購入しました。final製品の購入は今回初めてでしたが、結論から書くと final E1000 は「2,480円でお気に入りのミュージックを楽しめるイヤホンを探している方にオススメ」です!!

final E1000は、非常に注目を集めている商品であるが故、様々な評価が出ています。finalブランドの商品をすでに保有していたり、ブランドをよく知っている耳の肥えたユーザーがE1000を試し、若干辛口の感想がチラチラ見られたり状況(価格を考えると頑張っているけど、アレが足りない、ココがイマイチ)。その一方で「ここまで音がでるのか!」という評価も出てきています。(twitterなどを参考にしました)

もっとも目立っているレビューが、webメディアは発表会でfinalが語った「中学生も買える」のフレーズを強調しており、タイトルだけ見ると大人が購入しにくい商品にもなりつつあるような・・・。

僕も『秋のヘッドフォン祭2018』のfinal  新製品発表会に参加して説明を聞いていました。発表会では、低価格なのに品質には妥協なしのfinal E1000。中学生向けという訳ではなく、自分たち(大人)が使っても問題ないレベルに仕上げているというコメントでした。

(↓新製品発表会のスライド。読みやすいように白黒にしています)

Eシリーズは高くて買えない という声

クオリティは妥協したくない

今回 final E1000 を試してみました。ブログ的には「コスパ最高!」とべた褒めして盛り上げたい所ではありますが、いつも通り正直ベースで紹介したいと思います。僕視点での気になる点などを素直に書きました。final E1000が気になる方は、見出しだけでも斜め読みしていってください!

良い点 ハイレゾ対応。音楽が楽しくなる音質。

発表会での話では、最もコストをかけているのは6.4mmダイナミック型ドライバーユニットで E2000、E3000と少し仕様は違うがほぼ共通との事です。聴感上は少し音が大きく聞こえスマホなどでも聴きやすい仕様になっているそうです。

final の E1000 商品ページでは再生周波数帯域のスペックは公開していないのですが、商品パッケージにはハイレゾロゴが入っています。この事から E1000 は 〜40kHz をサポートしていると考えられます。このようなスペックは心理的にも結構大切ですね。

僕が試した印象として、かなり音楽が楽しめる音です。特にRADWIMPSの『前前前世』がムッチャカッコよく聴こえました!

もちろん、もっとお金がかかっているイヤホンと比較すれば「細やかさが・・」とか「クリアさが欲しい」等の違いは見えてくるのですが、スマホ付属のイヤホンからのステップアップとしては十二分に価値のある投資になるはずです。

スマホ付属のイヤホンからの買い替え時点で「いや〜 E1000 にしたらムッチャ音が良くなったよ〜!」

3ヶ月後→「これ、E2000にしたら変わるのかな・・」という展開が待っていそう!

この E1000 をキッカケにオーディオ沼にはめる作戦でしょう!

注意点 外観はチープ。個人的にはブラックがオススメ。

final E1000 の筐体の素材感については注意が必要です。

E2000 はアルミニウム、E3000 はステンレスが使われています。しかし、今回紹介する final E1000 は、ABS樹脂です。つまりプラスティック。残念ながらプラスティック独特のチープ感が醸し出されています。

final E1000 RED

今回僕はレッドをチョイスしましたが、レッドと言うより「あずき色」でした。他にブラック、ブルーがあるのですが、いずれもチープさがあります。

ケーブルは太め。ケーブルの品質はよさそうだが、見た目としてはチープさを感じる。

左 Black、Red、Blue

↑こうして比較してみると、一番チープさが目立たないのはブラックだと思うのでブラックがオススメです。

注意点 左右が良くわからない

final E1000 を使っていて一番困っているのは、装着時に左右の区別がつかない事。

イヤホンに左右の印が刻まれてはいるのですが、老眼のおじさんには判別できません。イヤーピースの軸ゴムの色でも判別できるようになってはいるのですが、これもよく見えません。(わざわざイヤーピースをめくって確認しています(笑))

イヤーピースの軸色はなかなか見えません。

多分、若い方なら大丈夫なのかな・・。(老眼の人にもやさしいヤツ作ってください!)

final E1000 左右判別の刻印(final公式サイトGallery画像)

注意点 マイクがない

オーディオを楽しむ目的では邪道だとは思いますが、E1000にはマイクがありません。ここはユーザーの幅が広いエントリー向けだからこそ気になるところ。(意外とスマホと接続して使っていて、通話ができないと不便だったり、PS4でもゲームチャット用に使ったりしたいのではないかなぁ・・・と心配なのです)

マイク機能はありません。

その分、コストを音質側にかけているわけですが・・・。

購入対象のユーザーにもよりますが、「え?マイク付いていないの?不便じゃん!」という流れもありそう。

良い点 耳穴にフィットしやすい!

僕は、カナルタイプが苦手です。左耳はいいのですが、右耳がどうしてもフィットしない傾向にあるのです。フィットしないというのは、しっかりハマっておらず周囲の音がモレ聴こえたり、低音の出方がイマイチだったりする事です。

こんな僕でも final E1000 であれば、気をつかわないでハメても左右がピシッとフィットするのです!これはイヤーピースの形状(スィングフィット機構)によるモノのようです。

パッケージ裏のイヤーピースの説明

とりあえず出荷時に装着されていたイヤーピースでOKだったのですが、耳穴の大きさにフレキシブルに対応するためにさまざまなサイズのイヤーピースが大量に付属してくるのです!すげぇ!

ピンクが右、グレーが左。

final のEタイプイヤーピースが SS/S/M/L/LLのサイズが同梱されています!このセットは ↓アマゾンで 740円!ムッチャお得感あります!

final E1000 まとめ

final E1000 は、低価格ですが音質の良いイヤホンです。E1000は エントリー向けであるため、上位機種を保有しているユーザーが買い換える必要はありません

final E1000 は、スマホに付属していたイヤホンが壊れちゃった・・・等をキッカケに「オーディオブランドのイヤホンを試してみたい!でも予算は3,000円位。」と考えている方にオススメできるイヤホンです!

「ちょっとコレ使ってみたら?」と、E1000をプレゼントする方も多いようです。

見た目は若干チープでもOK(その分気軽にガシガシ使える!)、マイクやリモコンは無くてOK という条件も忘れずに。

final E1000 をキッカケにオーディオを楽しむ方が増えるといいなと思います!!

 



  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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