サングラスにもクリアレンズのメガネにもなる「JINS×Snow Peak JINS Switch Flip Up」を購入しました。まぶしい光が苦手なのでメガネもサングラスもかけたい!という私の望みをかなえてくれたメガネです。JINS×Snow Peak JINS Switch Flip Up を使用し始めて4ヶ月が経過したため、実際に使ってみた感想をレビューとして紹介します!

まぶしさの対策には、これまで「コンタクトレンズ+サングラス」の組み合わせや「調光レンズのメガネ」を使ってきました。
加齢に伴う老眼により、コンタクトレンズでは近いモノにピントが合わなくなってきてメガネに移行。(近いモノを見る時にはメガネを外す)
購入した調光レンズのメガネは冬場なら黒く変化しますが、肝心な夏場にあまり色がつかない(黒くならない)状況でした。そのため、夏場はあまり役に立ちませんでした。
JINS×Snow Peak JINS Switch Flip Up であれば、取り外し可能なプレートで必要な時にサングラスになり、さらにそのプレートは一時的にフリップアップすることもできます!「マジで神!」と言いたいところですが、本当に神なのかを紹介していきます。
かな~り気に入っているメガネではあるのですが、少し気になるところもあります。そんな内容の記事です。
目次
スノピコラボ どう選んだか?
購入したモデルと価格
チョイスしたモデルは JINS×Snow Peak JINS Switch Flip Up URF-23S-015 で カラー:ブラウンデミ×ドライブデイレンズ(86)。
価格は 19,900円です。
両目ともに度数( SPH)が -5.50 であり、厚みが気になるため、超薄型レンズ(1.67 超薄型非球面レンズ) 3,300円のオプションを追加しました。JINS無敵コーティング(5,500円)は一気に価格が上がってしまうため付けませんでした。
合計 23,200円でしたが、ここからJINSの株主優待(9,900円割引!)を使用して支払額は 13,300円でした。
*メガネを使われている方、JINSの株主優待はオススメです!(JINSでよければですが)9,900円以下のメガネなら毎年メガネが追い銭無しでゲットできてしまいます!
スタイル・カラーの選択理由
JINS×Snow Peak JINS Switch Flip Up に2つのスタイルと2つのカラーの計4種類が存在します。
ここでは、私が スタイル:ウェリントン、カラー:ブラウンデミ×ドライブデイレンズ(86) を選択した理由について紹介します。
フレームスタイルとしてはボストンよりも今回購入したウェリントンタイプが好みでした。
(レンズ部分の面積もウェリントンの方が若干大きそうですし)
サングラス(カラープレート)のレンズについては偏光グレーレンズ(94)とドライブデイレンズ(86)からチョイスできます。
これまでのサングラス経験で偏光レンズはあまり好みではないことがわかっていたためドライブデイグレンズをチョイスしました。
ウェリントンの場合、ドライブデイレンズに組み合わされるフレームのカラーはプラウデミです。(ブラックは選べません)
ブラウンデミのフレームカラーはややカジュアルな印象で普段使いにも違和感がないため、大変気に入っています。
JINSではメガネのサイズとして Small、Medium、Large の3サイズがありますが、JINS×Snow Peak JINS Switch Flip Up のメガネサイズは Medium で、フロント(前枠)のサイズ( 135〜139mmになります。
JINS×Snow Peak JINS Switch Flip Up URF-23S-015 を写真で紹介
では、私が購入した JINS×Snow Peak JINS Switch Flip Up URF-23S-015 について写真で紹介していきます。
メガネ単体の写真なので、JINSの商品写真とあまり変わりませんが、感じていることなども添えて紹介します!
JINS×Snow Peak JINS Switch Flip Up のセット内容
JINS×Snow Peak JINS Switch Flip Up URF-23S-015 を購入すると、メガネフレーム+プレートの他に「Snow Peak」のロゴが入ったメガネ拭き、サコッシュタイプのオリジナルケース、そして説明書が付属していました。

▼ 説明書には取り扱い方法などが記載されています。一度は目を通しておきましょう。

気になる注意事項としては、例えば…
- プレートは強い風が当たる場合や、衝撃・衝振動・ひねりが加わる場合脱落可能性あり
- テンプルを開くときはプレートを外した状態で行う事・・・え?
- フリップアップした状態での使用は上方の視野が狭くなることあり。運転や上方に障害物がある場所での使用には注意
などの注意があります。
付属のサコッシュタイプのオリジナルケースはメガネそのものを収納できます。

このケースがメガネケースであるためJINSでメガネを購入するもらえるケースは付属しません。押しつぶされるとメガネがつぶれてしまうため荷物の中にしまう場合には要注意です。(ホント、コレは困ります)

カラビナの位置を変えることで、スリング風にできるそうです。

私はサコッシュ風のままで使っています。(カメラを前にぶら下げているお父さんを連想しますが、それはそれで良いかな…と)

モノとしての質感は悪くはありません。
▼ ファスナーの引き手にはファスナーコードが付けられており、開閉しやすくなっています。

ファスナーの滑りもよく気持ちよく開閉できます!
▼ ケース内部には仕切りがあります。

薄い方にプレートを入れたりメガネ拭きを入れたりするのかな?と思っています。
▼ ロゴ入りのメガネ拭きが付属します。

メガネフレームをチェック
フレームのスタイルは ウェリントン、カラーは ブラウンデミ です。

カラープレートを付けてみましょう~。



いいですね!
プレート側にはスノピのアスタリスクマークが左右にあります。ファンにはうれしいですが、知らない方がみると「何それ?」となるでしょう。

Quick Fit 機能あります
耳掛け部分には、フィット感を調整できるQuick Fit の機構があります。素晴らしい!


下を向いて作業する際などにメガネ位置が動く方は、少しタイトなフィット感に調整しておくと良いですね。
▼丁番(ヒンジ)部分

JINS Switch Flip Up の仕組みがスゴイ!
店頭で初めて JINS Switch Flip Up を見た時にはその仕組みに驚きました。
▼ フレーム側にはマグネットが一つ。ただし表裏両方に磁力が伝わるようになっています。

プレートの両端に通常取り付け用のマグネットが、そして突起が設けられた箇所にフリップアップ用のマグネットがあります。

▼プレートをフレーム取り付けた状態では下の写真のようになっており、突起部分がカッコ悪いといえばカッコ悪いのですが、本人も周囲の方も気にならない場所だと思います。

フリップアップすると、突起部分のマグネットがフレーム裏側のマグネットにくっついて固定される仕組みです。

スゴイ!
JINS×Snow Peak JINS Switch Flip Up を使った感想
ここからは スノピコラボの JINS Switch Flip Up を使った感想を紹介します。視力や身体的特徴、単なる好みなどによる部分もあるかと思いますが、参考になれば幸いです。
もう少し暗くなって欲しかった
[紫外線透過率]は0.1%以下でほぼUVはカットされるとして、ドライブデイレンズはそこそこ光を通すため、もう少し暗くかったらなぁと思います。イメージとしてはサングラス形態にしていても「電車の中などでスマートフォンの画面が見える」という感じです。
▼ スマホの上にメガネを置くという極端な例ですが、 iPhone 15 Pro のディスプレイの明るさをほぼ半分にした状態での透過具合は下の写真の通りです。


かなり透けて見えます。
街を歩いていてもすれ違う人からは、黒目がどこを向いているかがわかる位です。
可視光線の透過率を確認すると、ドライブデイレンズは 32%の透過率。13%の透過率である偏光レンズの方が私の期待にあったサングラス具合だったのかもしれません。
見える景色を暗くしたいなら偏光レンズをチョイスした方がよさそうです。
サイズが小さいかも
カラープレートを付けてサングラス状態にしたところ思っていた以上にフレーム外の景色が見えてまぶしく感じています。
このあたりの見え方については目とレンズとの距離などに関係するかとは思います。
JINS×Snow Peak JINS Switch Flip Up のメガネサイズは medium ということですが、わずかに大きくなる Large なら状況が違うのかもしれません。
フリップアップすると眉間がザワザワする(笑)
プレートをフリップアップすると、まるで眉間に人差し指を近づけられたようなムズムズした感覚になっていました。おでこに近づいたプレートの上端が気になったのでしょう。
すでに慣れて問題なくなっています。
気になる!ケースのファスナー
コラボ商品オリジナルのサコッシュ風メガネケースですが、開口部がファスナーです。
樹脂製のファスナーとはいえギザギザしているため収納・取り出しの際にレンズに傷が付かないかが心配です。

なんとかならないのか?とは思いますが、フラップ式にすると面ファスナー(マジックテープ)などになりべりべり音がしてしまいます。
サコッシュ風のメガネケースはかわいくて気に入ってはいるのですが、メガネの収納を考えると・ファスナーの傷付き不安、・重いモノが載った時の耐荷重性に問題あり です。
個人的にはプレート収納用のスリーブと通常のメガネケースが付属するのが一番助かります。
基本的に就寝時以外はメガネかけっぱなしなので必要なのは外でプレートを取り外した時に収納するスリープなのです。
レンズ同士の反射などはあまり気にならない
メガネのレンズの前にサングラスのレンズが位置するということで、レンズ同士の反射などが気になるかと想像していましたが、基本的には気になりません。
太陽の光が真横から入るような状況では反射が気になりました。
フレームのマグネット部分に傷が付く?
プレートはメガネフレームとはマグネットで取り付けるため、物理的に接触します。
当然当たったり、擦ったりすることが想定されます。
特に表のマグネット部分に傷が付いているならば大変気になってしまうところです。
▼ 3か月使用後の状態が下の写真です。細かな傷が見えるように撮影しており、実際にはあまり目立ちません。

傷はつきますが「そこまで気になるほどではない。」と考えています。
強い風は気になる?
マグネットで取り付けられているだけのカラープレートです。
確かに風などがあれば外れてしまうケースもありそうです。(特にフリップアップしている時)
今のところ飛んでしまうような経験はありませんが、強い風で帽子が吹き飛んでしまうような場合にはプレートが飛ぶことがあるのかもしれません。
風の強い日に注意が必要です。
Zoff や OWNDAY でも ワンタッチでメガネがサングラスにもなる2WAYグラス が販売されています。
店頭で試した限り、フリップアップの機能はない代わりにプレートがメガネにしっかりと固定されるようにマグネットの他にツメのようなものが併用されており、かなりしっかりと取り付くようでした。(逆に慣れていないと外しにくい)
プレートががっしり取りついている!という感じではないため、しっかり感が欲しい方はフリップアップをあきらめて他社商品もチェックするとよいでしょう。
多少の気になる点はありますが…
ここまで書いてきたような多少の気になる点はあるのですが、かなり満足して使っています!
外ではプレートを付けていて、お店に入るときや人に会う時にサッと取り外せるのが大変便利です。
また、「ちょっと明るくしたい」という場合には簡単にフリップアップできる点もかなりうれしいです。
アウトドアはやらないのですが、スノーピークというブランドには惹かれるところがあるためスノピコラボのこのメガネは大変気に入っています!
コラボではない「JINS Switch Flip Up」も存在。その価格差は?
スノーピークとのコラボではない「JINS Switch Flip Up」も存在します。
タイプとしては ボストンとウェリントンが存在し、価格は 14,900円。
偏光ブラウン、ドライブデイ、偏光グレーがあります。
メガネフレームとプレートが別売のパターンも存在し、
メガネ本体が 9,900円でプレート 4,000円が別売です。合計すると 13,900円。
(バラの場合なぜか安いです。レンズ付きではないのかしら?)
Switch Flip Up MUF-23S-099
Switch Flip Up Active Lens Plate
コラボの JINS Switch Flip Up とコラボではない JINS Switch Flip Up との価格差は、5,000円 または 6,000円です。
スノーピークコラボの鼻パッドはフレーム一体型ですが、通常版の JINS Switch Flip Up は調整可能なクリングスタイプ。
スノーピークコラボは、フィット感を調整できるQuick Fit の機構が耳掛け部分にあります。
スノーピークコラボは、テンプル部分やプレートにスノーピークロゴが入っています。
スノーピークコラボは、メガネも入るサコッシュが、通常版は 専用のプレートケースが付属します。
スノーピークコラボのメガネ拭きはロゴ入りです。
また、スノーピークコラボ商品はクーポンが適用できなかったはず。(株主優待券は金券扱いで利用可能)
デザインとしては、スノーピークコラボの方がややカジュアルな印象で私好みです。
役割としては同じですが、コラボモデルには価格相応の価値が付加されていると考えます。
(スノーピークが好きかどうかによりますね)
▼ スワンズの跳ね上げ可能なクリップオンタイプ。結構安いですね!
▼ チャムスのクリップオンならレンズ周りにフレームが付いていて好みかも!
▼ シンプルで価格の安いコールマンもありかも!