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ANKER Soundcore Life Q35 レビュー!Q30がLDACに対応しただけではなく進化ポイント多数!買う価値あり!

2021年7月29日

Soundcore Life Q35 について紹介します!標準モデルである Soundcore Life Q30と比較しながらSoundcore Life Q35について紹介します!実機を見るまでは、Q30との違いはカラーとLDAC対応だけ、と思っていましたが実際に手に取ってみるとそれ以上にアップデートがあり、実に満足度の高い商品になっていました!Q35とQ30とでは若干の価格差はありますが、塗装の質感、ケース、付属品、イヤークッションの違いなど、ここまで差があるのであれば Soundcore Life Q35 の購入がオススメです!iPhone(iOS) ではシステムがLDACに対応していませんが、モノとして Q35 を選ぶ価値は十分にありますよ!

▼ 今回紹介する商品はこちら!

Soundcore Life Q35 について

Soundcore Life Q35 の仕様・特徴

Soundcore Life Q35 の製品仕様や特徴についておさらいしておきましょう。

Soundcore Life Q35 は、アンカー・ジャパン株式会社から 2021年7月28日に販売開始されたノイズキャンセリングヘッドホンです。

主たる特徴は以下の通りです。

  • アクティブノイズキャンセリング対応
  • ⾼⾳質コーデックであるLDACに対応(Anker初!)
    Anker Soundcore Q35のLDAC説明
  • ハイレゾ対応(有線時、無線接続時)
    Anker Soundcore Q35の機能説明
  • 最大40時間の再生時間 (ノイズキャンセリングモード使用時)
  • Soundcore アプリに対応
    Anker Soundcore Q35の機能説明
  • 外⾳取り込み対応
  • NFC ペアリング対応

製品仕様としては以下の通りです。

Soundcore Life Q35 製品仕様
再生可能時間 ・最大38時間 (LDAC使用かつノイズキャンセリングモード使用時)
・最大40時間 (ノイズキャンセリングモード使用時)
・最大60時間 (通常再生時)
充電時間 約2時間
充電端子 USB Type-C
⼊⼒ 5V⎓0.65A
重さ 約270g
通信方式 Bluetooth 5.0
Bluetoothプロファイル AVRCP、A2DP、HFP、HSP
対応コーデック SBC / AAC / LDAC
周波数応答 20Hz-20KHz (Bluetooth接続時)
20Hz-40KHz (LDAC 990kbps音源かつBluetooth接続時)
16Hz-40KHz (AUXケーブル接続時)
パッケージ内容 Soundcore Life Q35、3.5mm AUX ケーブル、USB-C & USB-A ケーブル
航空機⽤プラグアダプター(※航空機内のオーディオ設備によっては接続できない場合が
あります)、ハードトラベルケース、クイックスタートガイド、安全マニュアル
価格 10,990 円

Soundcore Life Q35は ウルトラノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載したハイレゾ対応ヘッドホンです。

Soundcore Life Q35 とQ30との違い

Soundcore Life Q35 は Q30 のLDAC対応版で、内部のチップのLDAC機能を有効にしただけだと思っていました。
ところが実物を見てみるとかなり手が入っており、個人的にはQ30の正常進化版としてとらえています。

▼ Life Q30 についてもべた褒めしたばかりなのですが・・

soundcore Life Q30 イヤーカップ
Anker Soundcore Life Q30 レビュー!これ、ムッチャいいじゃん!

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この細かな違いが実は商品スペックだけをみてもわからないのです。
今回、両機種を見比べることができたため、Q30とQ35との違いについても詳しくお伝えしていきたいと思います。

ざっくり言うと、Soundcore Life Q35 とQ30との違いは以下の通りです。

ポイント

  • 高音質コーデック LDAC に対応
  • Hi-Res Audio Wireless 認定(Q30では有線時のみハイレゾ対応)
  • イヤークッションが別物。ほどよい硬さに!
  • ヘッドホン装着検出
  • トラベルケース小型化
  • トラベルケース質感向上
  • 航空機⽤プラグアダプターが付属
  • オーディオケーブルがマイク付きインラインリモコン付きに進化(有線接続時にも通話が可能に)
  • 価格 ¥8,990 → ¥10,990 (2,000円UP)

Q30とQ35との差額はわずか2,000円なのですが、上記の通り大きくアップグレードされており、かなりお買い得な印象です。

購入するなら Soundcore Life Q35 が絶対にオススメです。

Soundcore Life Q35 の実機をチェック!

それでは早速 Soundcore Life Q35 の実機を Life Q30 と比較しながらチェックしていきましょう。

パッケージからQ30とは異なる!

Life Q35 のパッケージのサイズ・デザインが全く僕の保有している Life Q30(初期バージョン) の形状と大きく異なることでした。

【追記】保有している Q30は付属のキャリングケース形状変更前時点でのパッケージであるため、現在販売中のQ30のパッケージとで比較した場合にはこのような違いではない可能性が高いと考えます。

Anker Soundcore Q35の外箱

左 Q30(初期バージョン)、右 Q35。外箱のサイズ、厚み、デザインが異なる。

Anker Soundcore Q35の外箱

外箱の側面の違い。左が Life Q30(初期バージョン)、右が Q35。Q35の方が分厚い。

これだけでQ35のプレミアムアムである点を感じました。

ここでは省略しますが、箱の開き方も Q30(初期バージョン)とは大きく異なり、Q35のパッケージにはよりコストがかかっていそうです。

マジで!?キャリングケースが異なる!

違ったのは外箱だけではありませんでした。

キャリングケース(ハードトラベルケース)が 僕が所有している Life Q30 とは全く別モノでした。(驚き!)

Anker Soundcore Q35の付属品のケース

左が Life Q30(初期バージョン)、右が Q35 のキャリングケース。

正方形に近いスタイルから、SONYのWH-1000XM4に近いオーバルな形状になったのです。

【2021/7/31 追記】あらためで Q30 の Amazon商品ページを確認したところ、現在販売中の Life Q30 もオーバルタイプに変更されていたようです。これに伴い、記事内の表現を修正しています。

しかも、形状の変化だけでなく、表地が硬めのファブリックから裏起毛タイプになっており、実に手触りがよい

Anker Soundcore Q35の付属品のケース

上が Life Q35、下が Life Q30(初期バージョン)。素材だけでなくファスナーのプルタブまで異なる。

細かな部分ではあるのですが、ファスナーのプルタブにもしっかり Soundcore ロゴが入った専用品になっていました。

ヘッドホンを折りたたんで格納する事自体は変わりません。

Anker Soundcore Q35の付属品のケース

左が Life Q30(初期バージョン)、右が Q35。Q35のケースの場合にはややヘッドバンドに力を加わえて格納している印象です。

Anker Soundcore Q35の付属品のケース内側

他のメジャーなノイキャンヘッドホンと同様にケースには格納に迷わないようガイドイラストが描かれています。

Q30(初期バージョン) のケースではケーブルなどを蓋側のポケットに入れるようになっていましたが、Q35 では黒く小さな小袋に入れて隙間に格納しておくタイプになりました。

ここまでで、Life Q30(初期バージョン)から Life Q35 への大幅なアップデートを感じていたのですが、Q35での変化はこれに留まりませんでした。

付属品が違う!

続いて Soundcore Life Q35 のその他の付属品についてチェックしていきましょう。

Anker Soundcore Q35の付属品

Anker Soundcore Q35の付属品。

Soundcore Life Q35 本体の他、クイックスタートガイド・安全マニュアルのドキュメント類、3.5mm AUX ケーブル(オーディオケーブル)、USB-C & USB-A ケーブル、航空機⽤プラグアダプターです。さらにこれらをまとめる黒いポーチが付属していました。

航空機⽤プラグアダプターが付属!

Q30に対して、航空機⽤プラグアダプターが追加されています。

Anker Soundcore Q35の付属品

航空機⽤プラグアダプター。Q30では付属しない。

航空機⽤プラグアダプターは、SONY WH-1000XM4 にも付属しているアクセサリーです。
ノイズキャンセリングヘッドホンが飛行機内で使われることから、映画などの機内エンターテイメントを持ち込みのヘッドホンで楽しむための変換アダプターです。最近は変換が要らないケースも見かけますが、まだまだ必要なシーンはあります。

このアダプターだけでも数百円はする商品です。

USBケーブルは片側 USB-Cのタイプ

USBケーブルは片側が Type C になったタイプ。Soundcore ロゴが入ったケーブルです。USBケーブルについてはQ30と同等でした。

Anker Soundcore Q35の付属品

付属のUSBケーブル。

USB Type-C だとコネクターの向きを気にせずに接続できるが便利です。

AUXオーディオケーブルがインラインリモコン付きに

Q30と同様に有線接続用のオーディオケーブル(3.5mm AUX ケーブル)が付属します。

このケーブルを見た時には「ウォ!」と声が出ました。

Life Q30 に付属していたオーディオケーブルは通常のケーブルだったのですが、Life Q35 のオーディオケーブルは、なんとインラインマイク、リモコンが付いたタイプなのです。

Anker Soundcore Q35の付属品

オーディオケーブルにはワンボタンのリモコン(マイク機能付き)が付いたタイプに!

スマホなどを接続する端子が4極タイプになっています。

Androidである Pixel 4a、iPhone 11 Pro + Apple純正オーディオアダプター にて、楽曲の再生停止・再開のリモコン操作および通話でのマイク動作の確認ができました。

テレワークにて通話の確実性を高めるために有線で接続する際にもこの Soundcore Life Q35 を使える為、非常に便利な存在です。(有線接続時にマイクが使えなくなるヘッドホンは結構多いのです)

このケーブルによって、Life Q35 はかなり使える存在になります!

モノとしてのたたずまいが違う!

当初は Life Q30 の LDAC対応版として想定していたのですが、ここまででもかなりアップデートを重ねていることがわかります。

さすがにヘッドホン本体は同じでしょう~と思っていましたが、ここも微妙にアップデートされていました!

Anker Soundcore Q35とQ30との比較

左が Life Q30、右が Q35 です。

どうでしょう、単純にブラックがネイビーになっただけでなく、塗装の重みが違うのが伝わるでしょうか?

こちらが Life Q30。

こちらが Life Q35。反射が抑えられ、よりマットで深い印象を受けます。絶対にQ35の方がカッコいいです。

Life Q30 でもエクステリアとしては良い印象を持っていましたが、Life Q35 ではさらに上品な印象になり、ワンランク上の存在感を醸し出しています。

Life Q30 ではロゴやシルク印刷がゴールド調で少し虚勢を張っている印象(失礼ですが)もありましたが、Q35では実に落ち着いたトーンに仕上がっています。

Anker Soundcore Q35の操作部分

右側イヤーカップ。シルク印刷による印字においても、落ち着いたトーンが採用されQ30よりもQ35の方が印象がよい。音量や一時停止操作が物理ボタンにて可能。

イヤーカップ部分の操作系や端子については共通ですが、マイク穴と思われるホールについては、位置や形状が見直されているようです。(=金型が違う!) 微小な差異なのですが、アンカー社の Q35 に対する姿勢を感じることができます。

Anker Soundcore Q35の操作部分

左側イヤーカップには充電用のUSB端子、電源ボタン、ノイズキャンセリングと周囲音取り込みモードとの切替ボタン。電源のインジケーターがある。

電源ボタンについては、3秒間の長押しが必要。これが少し面倒です。

Anker Soundcore Q35のイヤーカップ

右のイヤーカップを1秒間手で触れるとトランスペアレンシーモードとなり周囲の音や車内アナウンスを確認しやすくできる。また、NFCによるペアリングにも対応。

Anker Soundcore Q35

ヘッドバンド部のデザインは共通。ただしカラーが異なる。(全く共通なパーツがほぼないのでは?)

ヘッドバンドを伸縮させることで頭のサイズにフィットさせることができます。

"頭でか族"の僕でも少し調整しろが残ります。

Anker Soundcore Q35のヘッドパッド

ヘッドバンド部のクッション。人工皮革の厚みなのか内部クッションが違うのか、極端に柔らかかったQ30に対してQ35には適度なハリを感じる。

イヤークッションが立体的に!

最後に紹介するのがイヤークッション部分です。

Anker Soundcore Q35とQ30との比較

Q30(左)とQ35(右)とでイヤークッションの厚みが異なるのがわかるでしょう?

若干、Life Q35 の方がクッションに厚みがあるな、と感じたのですが、さらに観察してみると作りが全く違いました。

イヤークッション形状の違い

左が Life Q30、右が Q35。Q30はクッションに人工皮革を巻いただけだが、Q35では立体的な縫製が施されています。

Life Q35 のイヤークッションは立体的に縫製されているのです。

Q35 のイヤークッション。イヤークッションの違いにより装着感がかなり異なる。

Life Q30 のクッションはふわっとした印象で少し頼りなかったのですが、Q35 のイヤークッションには縫製の影響でしょうか、コシがあり、しっかりと頭部に安定する印象です。

Anker Soundcore Q35のイヤークッション

このイヤークッションの違いだけでも、Q30ではなく、Q35を選択する価値があります。

Life Q35 で搭載された、装着かどうかを検出し楽曲を停止する機能も便利です。

Soundcore Life Q35、マジでオススメ!

ちなみにマイナスポイントとしては、カラーの統一にこだわり過ぎていて内部のスクリム(防塵布)についてもネイビーになっています。その為でしょうか、内部に書かれたL/Rの文字とのコントラストが低く読み取りにくい状況です。

イヤークッション形状の違い

左の Q30 に対して、右の Q35 では L の文字が少し読み取りにくい。

Life Q30、Q35 ともに左右を間違えて装着してもあまり違和感がなく、ボタン操作しようとした時に装着方向の誤りに気づくことがあります。それを防止するためにも 左右については見分けがつきやすくして欲しい所です。

Soundcore Life Q35 対応アプリあり。

Life Q30 と同様ですが、Soundcore Life Q35 は Soundcore アプリに対応しています。

アプリ対応により、ファームウェアアップデート、イコライザー設定、ノイズキャンセリングモードの変更などが可能です。

Anker Soundcore Q35のアプリ

アプリ経由でファームウェアを更新。

Anker Soundcore Q35のアプリ

イコライザーは、プリセットまたはカスタムが可能。

Anker Soundcore Q35のアプリのイコライザー

イコライザーのプリセットではイメージから簡単に選択が可能。個人的には「アコースティック」が好みです。

Anker Soundcore Q35のアプリ

ノイズキャンセリングのモード設定が可能です。交通機関、屋内、屋外から設定可能。

特にイコライザー設定は好みの音色へのチューニングが可能なので非常に嬉しい機能です。

Soundcore Life Q35 の音ってどう?

Soundcore Life Q35 を実際に使ってみて、音質については不思議なほど不満が特にありません。

音色についてはイコライザーで調整が可能です。

耳の良い方には細かな表現について、気になる方もおられるかと思いますが、僕は Q35 で十分。

今回、Android機と LDAC で接続し、Spotify で楽曲を鳴らしてみました。全くハイレゾでもなく、LDACの恩恵は受けないはずの音源なのですが、LDACで流れていると思うだけでQ30よりも音質が良いように感じてしまうのが不思議です(笑)。

普段使いとして積極的に Life Q35 を使いたいと思います!

Soundcore Life Q35 のノイズキャンセリングってどう?

Soundcore Life Q35 のノイズキャンセリング性能についてはどうでしょうか?

エアコンの音の目立つ室内にて試したところ、エアコンの音をグッと抑えてくれ、ノイズキャンセリングの効果を感じることができます!

エアコンの風量がMaxの場合、価格が3倍以上のボーズのノイズキャンセリングヘッドホンと比較すると少し風の音が残る傾向にありました。このあたりは、価格の違いが効いてくるところなのかもしれません。
*エアコンの吹き出し口から1.5m程度の近距離。プラスしてデスクトップPCのファンの音も気になる環境です。

部屋の温度が調整され、エアコンの風量が落ち着いて来ると Q35でもかなりノイズキャンセリングされ作業に集中できます。

また、状況にもよりますが、音楽を鳴らすとほぼ環境音は無音になり必要十分なノイキャン性能とも言えます。

Soundcore Life Q35 まとめ

個人的には Soundcore Life Q30 の評価が高い状況でした。質感がやや残念な点、ケースが大きな点(ケースサイズは初期ロットに限る)などがマイナスポイントだったのですが、これらが見事解決され、さらにLDACにも対応&ワイヤレス接続でのハイレゾにも対応したのが 今回の Soundcore Life Q35です。

僕は、ソニーの WH-1000XM3、ボーズの Bose Noise Cancelling Headphones 700 も保有しています。

Anker Soundcore Q35

高級感やノイキャン性能、細かな音質については、高価格な機種の方が優れているのは事実。
しかし、1/3以下の価格で気軽に購入して使えるノイズキャンやセリングヘッドホンとして Soundcore Life Q35 はオススメです!

コスパを追求したい方は Life Q30をチョイスするという手もあります。
しかし、様々な点でアップデートされている事から Life Q35 の購入がオススメです。Life Q35にはQ30との価格差以上の価値あるアップデートが含まれています。
iPhoneをお使いなどの理由でLDACの必要性を感じていない方でも是非 Life Q35 をチョイスしてもらいたいです。

個人的にはQ35におけるイヤークッションのアップデートにより、装着感が安定した点が実にうれしいですね。今後、レギュラーとして使っていきたいと思います。

外観の光沢を抑えた塗装もポイントで、質感がかなり上がっており外でも堂々と使えるモデルに仕上がっています。

サウンドについてもアプリのイコライザーで好みの音に調整が可能であり、個人の好みに対応できる点もオススメです!

▼ Soundcore Life Q35 ネイビー

▼ Soundcore Life Q35 ピンク

▼ Life Q30 (LDAC不要、コスパ重視の方向け)



  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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