ファーウェイ・ジャパン(華為技術日本(株))から発売された新しいスマートウォッチ『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』。すでに約3週間以上『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』試用していますが、デザインと機能の良さに感動している魅力的なスマートウォッチです!

『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』と価格帯が似ている『HUAWEI WATCH GT 5』(Proではなく無印の GT 5)においてどちらのスマートウォッチが自分に最適か迷っていませんか?この記事では『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』と『HUAWEI WATCH GT 5』5のあらゆる違いを徹底比較し、あなたの疑問を解消します!

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目次
なぜ FIT 4 Pro と GT 5 とを比較するのか?
"Pro"ならプロモデル同士で比較するべきかもしれませんが、下表の通り価格帯としては WATCH FIT 4 Pro と WATCH GT 5 とが拮抗しています。購入前に悩むとすれば、WATCH FIT 4 Pro vs. WATCH GT 5 でしょう!
モデル・発売時期 | 価格 |
HUAWEI WATCH FIT 4 Pro 2025年6月3日 | フルオロエラストマーベルト:37,180円 ナイロンベルト:39,380円 |
HUAWEI WATCH GT 5 2024年10月5日 | フルオロエラストマーベルト:36,080円 レザーベルト:36,080円 |
価格としては若干『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』の方がわずかに高価(フルオロエラストマーベルト比で 1,100円の値差)です。

購入する際には、価格帯が似た商品で比較する方も多いと思います!
FIT 4 Pro にするか、GT 5 にするのかを悩まれている方の参考になりましたら幸甚です!
FIT 4 Pro と GT 5 のスペック比較
まずは『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』と『HUAWEI WATCH GT 5』のスペック(仕様)の違いを比較してみましょう!
サイドバイサイドで仕様を並べたると以下の通りです。
*ファーウェイ・ジャパンのサイトに掲載されている 製品のスペックを元に再構成しています。詳細な説明や注意事項については割愛しています。
HUAWEI WATCH FIT 4 Pro | HUAWEI WATCH GT 5 46 mm | |
サイズ | 約44.5 × 約40.0 × 約9.3 mm | 約45.8 mm × 約45.8 mm × 約10.7 mm |
手首サイズ | 約130-約210 mm | 約140 - 約210 mm |
重量 | 約26 g (ベルト含まず) | 約48 g(ベルト含まず) |
ディスプレイ | 約1.82 インチ AMOLED 480 × 408 ピクセル、PPI 347 最大輝度:3,000nits カバーガラス:サファイアガラス | サイズ 1.43インチ AMOLEDディスプレイ 解像度 466 × 466ピクセル、PPI 326 |
材質 | ミッドフレーム: アルミニウム合金 ベゼル:チタン合金 | フロントケース:ステンレススチール リアケース:高性能コンポジット |
ベルト | グリーン・ナイロンベルト ブルー・フルオロエラストマーベルト ブラック・フルオロエラストマーベルト | ブラック フルオロエラストマーベルト ブラウン レザーベルト ブルー ウーブンベルト |
センサー | 加速度センサー ジャイロセンサー 磁気センサー 光学式心拍センサー 気圧センサー 温度センサー 環境光センサー 心電図センサー 深度センサー | 加速度センサー ジャイロセンサー 磁気センサー 光学式心拍センサー 気圧センサー 温度センサー 環境光センサー |
ボタン | ホームボタン(回転クラウン) サイドボタン | ホームボタン(回転クラウン)とサイドボタン |
充電端子 | ワイヤレス充電 | ワイヤレス充電 |
対応OS | Android 8.0以降 iOS 13.0以降 | Android 8.0以降 iOS 13.0以降 |
防水 | 5 ATM IP6X | 5 ATM IP69K |
通信規格 | NFC 対応 Bluetooth 2.4 GHz、BT5.2(BR,BLE) GNSS L1:GPS + GLONASS + GALILEO + BDS + QZSS L5:GPS + GALILEO + BDS +QZSS | NFC 対応 Bluetooth 2.4 GHz、BT5.2(BR,BLE) GNSS L1:GPS + GLONASS + GALILEO + BDS + QZSS L5:GPS + GALILEO + BDS +QZSS |
動作環境 | -20℃-+45℃ | -20℃-+45℃ |
充電 | 5V~9V DC/2A | 5V~9V DC/2A |
バッテリー持続時間 | 通常使用約10日 ヘビーユース約7日 AOD常時点灯約4日 | 通常使用で約14日間 ヘビーユースで約9日間 常時点灯機能使用時で約5日間 |
マイク | 対応 | 対応 |
スピーカー | 対応 | 対応 |
付属品 | 充電クレードル(充電ケーブル含む)× 1 クイックスタートガイド / 保証とアフターサービスのご案内 × 1 | 充電クレードル(充電ケーブル含む)× 1 クイックスタートガイド / 保証とアフターサービスのご案内 × 1 |

サイズ・外観・重量
『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』と『HUAWEI WATCH GT 5』の大きな違いはその形状です。
『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』がスクエアな外形であるのに対して『HUAWEI WATCH GT 5』はオーソドックスなアナログ時計のような丸形の文字盤が特徴です。
『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』のデザインはスマートウォッチにありがちな単純なスクエア形状から一歩進んだデザインが魅力です。
前モデルの『HUAWEI WATCH FIT 3』よりもデザイン面でブラッシュアップされ、素材の面でもアップグレードされています。
クラウンとサイドボタンとの間には特徴的な突起が設けられました。(カッコイイ!!)

時計っぽさやフォーマルな雰囲気の合いやすさ、Apple Watchとの完全な違いを求めるのであれば形状として『HUAWEI WATCH GT 5』を選びたいところです。

比較している2機種では、組み合わされるベルト素材についても違いがあります。
フルオロエラストマー | ナイロン | ウーブン(フルオロエラストマーとナイロンのコンポジット) | レザー | |
WATCH FIT 4 Pro | ○ | ○ | × | × |
WATCH GT 5 | ○ | × | ○ | ○ |
基本的にはデザイン面や重量により、ベルト素材がチョイスされていそうです。『HUAWEI WATCH GT 5』ではナイロンベルトは用意されず、フルオロエラストマーとナイロンが組み合わされたウーブンベルトが用意されています。また『HUAWEI WATCH GT 5』にはレザーベルトのモデルがあり、カジュアルからビジネスまでこなしやすい存在になっています。

今回の『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』のフルオロエラストマーベルトについては、3Dウェーブデザインが採用され、細かな凹凸の触り心地が気持ち良い印象です!

軽さ・薄さも追及されている『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』。FIT 4 Pro の重量は 26gですが、『HUAWEI WATCH GT 5』ではその約1.8倍の重量となる 48gです。装着時の重量感はかなり違います。
WATCH FIT 4 Pro の方が重量が軽く、長時間装着しても腕への負担が少なく、睡眠中も気になりにくい存在です。

この重さの違いは、素材(アルミvsステンレス)、そしてバッテリー容量(=バッテリー持ち(後述))が大きく影響していそうです。
ディスプレイ
『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』と『HUAWEI WATCH GT 5』とではディスプレイの形状についても、スクエアタイプと円形という違いがあります。
インチ数(サイズ)としては 1.82インチ vs 1.43インチ ですが、対角 vs 直径ということもありインチ数から実際のディスプレイサイズを推測し比較することはなかなか難しく実機で見て判断した方がよいです。
当初はスクエアの方が表示エリアとして余裕があると思っていましたが、『HUAWEI WATCH GT 5』の円形の方が情報として見やすいと感じています。

『HUAWEI WATCH GT 5』では、メニュー表示において選択されている行が大きく表示され老眼でも見やすい!というメリットもありました。
円形ディスプレイでのデザイン・UIがよく練られている印象です。

『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』では 3000nits という形でディスプレイ輝度について明記されました。(『HUAWEI WATCH FIT 4』は2,000nits)その一方で、『HUAWEI WATCH GT 5』には明るさの記載が見当たりませんでした。
FIT 4 Pro については明るさについてアピールする部分があるということですが、明るさ最大・自動調整オフの状態で懐中電灯機能にしてみた比較写真が以下の通りです。画像のデータではほぼ同じ輝度でしたが、実感としては 『HUAWEI WATCH GT 5』の方が明るく感じました。

もう少し日中の強い日差しの下で比較する必要もありますが、WATCH GT 5 でも WATCH FIT 4 Pro でも画面の表示内容はよく見えました!
『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』と『HUAWEI WATCH GT 5』とではディスプレイのカバーガラス素材が大きく異なります。
『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』では高硬度のサファイアガラスが採用されています!またベゼル部分には宇宙航空グレードのチタン合金が使用されています。
腕時計はアクシデント的にぶつけてしまったり、擦ってしまったりすることが多々あるため、このような強い素材が使われている Pro モデルは安心感があります。
スペックに現れない部分として、ディスプレイを斜めから見た場合の色変化があります。
『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』については、少し斜めから見ると画面が青っぽくなります(ブルーシフト)。
この現象はモノとしての質感にかなり影響するため気になります。

『HUAWEI WATCH GT 5』の方が比較的、角度による色変化が少なく、満足度が高いディスプレイです。
センサー
搭載されているセンサーについては『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』と『HUAWEI WATCH GT 5』とで違いがあります。
HUAWEI WATCH FIT 4 Pro | HUAWEI WATCH GT 5 | HUAWEI WATCH FIT 3 | |
加速度センサー | ○ | ○ | ○ |
ジャイロスコープセンサー | ○ | ○ | ○ |
地磁気センサー | ○ | ○ | ○ |
光学式心拍センサー | ○ | ○ | ○ |
気圧センサー | ○ | ○ | |
温度センサー | ○ | ○ | |
環境光センサー | ○ | ○ | ○ |
心電図センサー | ○ | ||
深度センサー | ○ |
『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』では 『HUAWEI WATCH GT 5』に対して 心電図センサー と 深度センサー が追加されています!
これらのセンサーにより心電図、フリーダイビング(ワークアウト)に対応しています!

測位システムについては、『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』『HUAWEI WATCH GT 5』ともにヒマワリ型衛星測位システムが採用されています。
防水性能など
5ATM規格の防水性能に準拠という点は共通です。(水深50メートルでの耐水性を持ちます)
IP(International Protection Rating(国際保護等級))においては、防塵性能としては IP6X で同等(最高レベル)。防水性能については、WATCH GT 5 では IPX9K として高温・高圧の噴射水に対する保護等級が明示されています。
上記表では省略しましたが、FIT 4 Pro の注釈には「EN13319規定に基づく、40mのフリーダイビングに対応」という記載があります。
また、両ウォッチともに スキューバダイビング、テクニカルダイビングでは使用できませんという記載もあるため、注意が必要です。
バッテリーの持ちなど
『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』の前モデルからの大きな進化点の一つに、ワイヤレス充電の対応があります!
前モデルの WATCH FIT 3 ではピンの出たクレードルをウォッチの背面に磁力で固定する必要がありましたが、今回の 『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』では丸形のワイヤレスチャージャーに載せるだけで充電できるようになりました。(こちらも磁力で固定されます)

WATCH FIT 3では充電ケーブルを取り付ける際に向きを確認する必要がありましたが、WATCH FIT 4 Pro では向きを気にせずに ポンと乗せるだけで充電できるため非常に楽になりました!
このワイヤレスでの充電方法については『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』と『HUAWEI WATCH GT 5』とで同じ方法です。
バッテリー持ちについては、『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』と『HUAWEI WATCH GT 5』とで大きく違いがあります。
HUAWEI WATCH FIT 4 Pro | HUAWEI WATCH GT 5 | |
通常使用 | 約 10日 | 約 14日間 |
ヘビーユース | 約 7日 | 約 9日間 |
常時点灯機能使用時 | 約 4日 | 約 5日間 |
バッテリー持ちについては、FIT 4 Pro の方が GT 5 の 7~8割の持ち時間になっています。
実際に私が使用してみても、約 9.5日間使用することができました!
私の使い方であれば、週に1度充電すればOKという印象です。
バッテリー持ちを長くするならば大きなバッテリーを積めばその分長持ちするようになりますが、当然重量が増えます。
『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』は使用可能期間と重さのバランスが良く取れていると感じました。
万一バッテリーが少なくなっていても、約10分の充電で1日分の電力をチャージできますし、約60分で満充電に出来ます。
バッテリーに関する不安はほぼ無いでしょう。(9V/2AのHUAWEIアダプターおよびウォッチ付属のワイヤレススーパーチャージを使用時)
FIT 4 Pro と GT 5 の機能比較
続いて、『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』と『HUAWEI WATCH GT 5 Pro』の主な機能の比較をおこないます。
次の表は、ファーウェイ・ジャパンの製品プレスリリースにおける資料から再構成しています。
HUAWEI WATCH FIT 4 Pro | HUAWEI WATCH GT 5 46 mm | |
音楽保存再生 | ○ | ○ |
スマートフォン音楽再生操作 | ○ | ○ |
ワークアウト | ●20種類以上のワークアウトモード 屋外:ランニング、トラックランニング、トレイルラン、ウォーキング、サイクリング、オープンウォーター、登山、ハイキング、スキー、スノーボード、クロスカントリースキー、トライアスロン、フリーダイピング(40m)、ゴルフコースモード 屋内:ランニング、ウォーキング、サイクリング、プール水泳、縄跳び、エリプティカル、ローイング、自由トレーニング、ステアクライミング、ドライピングレンジ ●6種類のワークアウトを自動識別:屋内外ランニング、屋内外ウォーキング、エリプティカル、ローイング ●100種類以上のカスタムワークアウトモード ●13種類のランニングコース | ●20種類以上のワークアウトモード 屋外:ランニング、トラックランニング、ウォーキング、サイクリング、オープンウォーター、登山、ハイキング、トレイルラン、スキー、スノーボード、クロスカントリースキー、トライアスロン、ゴルフコースモード 屋内:ランニング、ウォーキング、サイクリング、プール水泳、ドライビングレンジ、縄跳び、エリプティカル、ローイング、自由トレーニング、 ●6種類のワークアウトを自動識別:屋内外ランニング、屋内外ウォーキング、エリプティカル、ローイング ●100種類以上のカスタムワークアウトモード ●13種類のランニングコース |
ヘルスケア | 活動リング:ムーブ消費カロリー、エクササイズ時間、スタンド時間 HUAWEI TruSense™ ランニング能力指数、最大酸素摂取量、トレーニング負荷、回復時間/24時間モニタリング:心拍数、血中酸素レベル、ストレス、睡眠(HRV、睡眠中呼吸乱れ検知) 皮膚温 ECG(心電図) 呼吸エクササイズ ボディメーカー Health Clovers 生理周期カレンダー | 活動リング:ムーブ消費カロリー、エクササイズ時間、スタンド時間 HUAWEI TruSense™ ランニング能力指数、最大酸素摂取量、トレーニング負荷、回復時間/24時間モニタリング:心拍数、睡眠、血中酸素レベル、ストレス、情緒/呼吸エクササイズ/ボディメーカー/ Health Clovers/生理周期カレンダー |
スマートアシスタント | スマート通知(着信/メッセージ/メール/カレンダー/SNSアプリ)/クイック返信 スマートフォン探索/カレンダー/アラーム設定/ストップウォッチ/天気情報/懐中電灯/リモートシャッター | スマート通知(着信/メッセージ/メール/カレンダー/SNS アプリ)/クイック返信 Bluetooth 通話/スマートフォン探索/カレンダー/アラーム設定/ストップウォッチ/天気情報/懐中電灯 /月相/リモートシャッター |
『HUAWEI WATCH GT 5』に対して『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』ではワークアウトにおいては[フリーダイビング(40m)]、ヘルスケアにおいては睡眠のHRV、ECG(心電図)が追加で対応しています。HRVを除き、それぞれ深度センサー、心電図センサーがなければ実現できない機能です。
上記機能表において、ウォッチがペアリングしているデバイスがAndroidデバイスなのかiOSデバイスなのかによって対応状況の異なる項目があります。
Android | iOS | |
音楽データのウォッチへ保存 | ○ | × |
クイック返信機 | ○ | × |
リモートシャッター機能 | × | ○ |
スマートウォッチにおいて重視される健康モニタリングシステムとしてはどちらの機種も「HUAWEI TruSense™」です。
フリーダイビング(40m)
ダイビング経験がないため、詳しくはわからないのですが、『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』ではダイビングアクセサリー規格のEN13319規格に準拠し、最大水深40mまでのフリーダイビングに対応しているとのこと。


確かに、この画面を見てしまうとダイビングを体験したくなります!
(せっかくの深度計!使いたい!)
心電図
心電図機能は、サイドボタン表面が電極になっており、ボタン表面を指先で軽く触れるだけで測定できます。


約30秒間タッチして心臓が出す電気信号を収集。第二種医療機器登録認証を取得した分析ソフトで心房細動、心室性期外収縮、心房性期外収縮のリスクをチェックしてくれます。
他にも違う箇所多数!
ここまで紹介した内容以外にも『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』と『HUAWEI WATCH GT 5』との違いはまだあります。
屋外のワークアウトで表示するダウンロードマップについては、『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』では「等高線あり」に対応しています。

またゴルフ機能においても『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』ではフェアウェイ、グリーン、バンカーなどゴルフ場の詳しい情報が3D表示されます!


クラウンを押し込んだ際に表示されるメニュー表示についても、『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』では六角形グリッド表示になっておりアプリの場所が感覚的に覚えやすく、かつ名称も併記されて非常にわかりやすくなっています。またクラウンの回転によりスクロールができる点も利便性が上がっています!

文字盤については、『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』ではステッカータイプや用途に合わせた文字盤が追加されています。
細かな違いですが、個人的にうれしかったのは『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』では「タップして起動」に対応してくれたこと。
私が使用している『HUAWEI WATCH GT 5』では画面消灯中にタップしても画面点灯してくれないのです。
(何度設定を見なおしてGT 5のメニューには「タップして起動」が見つからない)
『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』と『HUAWEI WATCH GT 5』との違いまとめ
ここまでで、『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』と『HUAWEI WATCH GT 5』との違いについて紹介してきました。ざっくりまとめると…
HUAWEI WATCH FIT 4 Pro | HUAWEI WATCH GT 5 | |
デザインなど | スクエア・薄型・軽量 ナイロンベルトモデルあり | ウォッチタイプ・やや重い レザー、ウーブンベルトモデルあり |
素材 | アルミニウム合金 ベゼル部 チタン合金 | ステンレススチール |
ディスプレイ | 3000nitsの明るさ サファイアガラス | 明るさの明記なし ガラス |
バッテリー持続時間 | 十分: 通常使用約10日 ヘビーユース約7日 AOD常時点灯約4日 | 長い: 通常使用で約14日間 ヘビーユースで約9日間 常時点灯機能使用時で約5日間 |
追加センサー・機能 | 心電図センサー→心電図アプリで測定 深度センサー →フリーダイビング(40m) | - |
オフラインマップ | 等高線あり | 等高線なし |
ゴルフ機能3Dマップ対応 | 対応 | 非対応 |
メニューグリッド表示 | 六角形グリッド | グリッド |
このように比較してみると、FIT 4 Pro側が有利な差分部分の多くは『HUAWEI WATCH GT 5 Pro』で対応している内容です。
求めるモノ別オススメモデルはコレ!
『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』と『HUAWEI WATCH GT 5』を比較するなかで「Proモデルと非Proモデルの違い」や「 FITシリーズとGTシリーズ」の特徴が見えてきました。
『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』については「Pro」モデルとして機能の充実が図られており健康面だけではなくさまざまな環境に対応した「アウトドアスマートウォッチ」に仕上がっています。私のように「アウトドア・スポーツとは無縁」という方にも、モノとしての素性のよさも含めて所有する価値のある一本です。

ざっくりまとめると『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』のオススメする方は以下の通りです。
スマートウォッチに何を求めるかによってオススメするモデルは以下の通りです。