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『Anker Solix Power Link System』を導入したい!マンション居住者でも可能な災害時電力供給ソリューション。でも我が家には問題が…

2025年5月26日

いつ来るのかわからない災害の対策として独自の電力の確保は対策したいと思ってはいてもなかなか踏み切れない状況です。一軒家であればソーラーパネルと蓄電池によるシステム等である程度稼働できると考えられます。しかし我が家は分譲マンション。ソーラーパネルの設置は難しい状況です。

2025年5月22日に開催されたアンカー・ジャパン株式会社の新製品発表会 Anker Power Conference 2025 Spring で 新たな電⼒供給ソリューション「Anker Solix Power Link System」が発表されました!Wow!

「Anker Solix Power Link System」は Anker が展開するポータブル電源シリーズ Anker Solix より、ポータブル電源メーカーとして初めて切替分電盤を開発した製品。プレゼンテーションが開始した時にはあまり関係ないな~と思っていたのですが、なんとこの製品は【マンションにも導⼊可能な汎⽤性】と【導⼊の⼿軽さ】を持つモノ!

Anker Solix Power Link System。これは、まさに私向きの製品なのでは!?
( ↑マンション住まいで予算も少な目なので)

詳しくはこちらの公式ページを参照願います!

「Anker Solix Power Link System」って?

「Anker Solix Power Link System」がどのようなソリューションなのかというと…

ポータブル電源と電⼒の切り替えを⾏う増設⽤の分電盤をセットでご⽤意し、停電時などは指定した特定のコンセント(特定負荷)に対し、分電盤を経由してポータブル電源から電⼒を供給することができるため、停電時でもポータブル電源から直接電⼒の共有ができない照明や、コンセントの抜き差しに⼿間がかかる冷蔵庫など、必要不可⽋な家電を途切れることなく使⽤することができます

*ニュースリリースより引用

電源自体がポータブル電源であるため、できることは限られますが、それでも安心には代えられない存在です。

「Anker Solix Power Link System」で出来ること(自分なりのまとめ):

  • 停電時に特定負荷に対してポータブル電源から電力供給できます(増設用分電盤により自動で切り替え)
    ここで特定負荷と呼んでいるのは、分電盤で小分けされた配線用遮断器(ブレーカー)のうちの一つをさします。
    (例えば「電灯」「冷蔵庫」用のブレーカーです)
  • 具体的には、停電時にシーリングライトなどの電灯をポータブル電源で点灯させることができます
    点灯可能な時間は負荷にもよりますが、一例として 約12.4時間です。(公式ページのデータより)
  • 上記例では一晩持つ程度か…という話になりますが、ソーラーパネル(34,900円~)を用意することで明るい時(昼間)にポータブル電源を充電しておき、充電しておいた電力を夜間の電灯点灯に使うという形で繰り返し使用できます

▼ Anker Solix のソーラーパネルの例。(ポータブル電源とこれがあるだけでもかなり安心ですね…)

「Anker Solix Power Link System」の設置においては電気工事士による3時間程度の工事が必要です。
「Anker Solix Power Link System」は設置工事費込みの価格です。

▼ 切替分電盤

▼ システムにポータブル電源を接続するための配線工事も行われます。

切替分電盤にポータブル電源を接続。通常時は充電された状態が保たれ(パススルーとなる)、電源が遮断された際には瞬時にポータブル電源のバッテリーから電源が供給される。(C1000 Gen 2 で約10msの切替時間)

システムを実現するために必要となる商品は、「Anker Solix Power Link System」(切替分電盤と設置工事込み)とシステムに対応しているポータブル電源(執筆時に推奨されているポータブル電源は Anker Solix C1000 Gen 2、Anker Solix C1000、Anker 767。3機種以外のポータブル電源を使用したい購入前にAnker Solix専用窓口にて確認すれば使える可能性がありそうです )。また、オプションとしてソーラーパネルです。

すでに対応しているポータブル電源をお持ちの場合には追加でのポータブル電源の購入は不要です。

価格(税込)備考
Anker Solix Power Link System¥199,900
Anker Solix C1000 Gen 2 セット¥298,900 ¥268,9001024Wh
Anker Solix C1000 セット¥309,9001056Wh
Anker 767 セット¥398,9002048Wh

導入で悩むようでしたら、発売記念セールが実施されている Anker Solix C1000 Gen 2 の単品だけでも購入(予約購入)しておくとよいかもしれません。
Anker Solix C1000 Gen 2 Portable Power Station → Amazon(30%オフクーポンあり 2025/5/26時点)
Anker Solix C1000 Gen 2 Portable Power Station → Anker Store(30%オフ ¥69,993- 2025/5/26時点)

自宅(マンション)への導入を検討してみました

Anker Solix Power Link System が欲しいか?

まずは Anker Solix Power Link System が欲しいかどうか?必要かどうか?という点について考えました。

Anker Solix Power Link System の話を知って「災害等で停電しても、夜間に部屋の明かりを灯せるようにしたい」と思いました。

もちろんすでに用意してある懐中電灯やランタンでも明かりを得られるのですが、室内灯がいつも通り点灯することでかなり安心感が違うと想像しました。

もし昼間の単発的な停電であるなら冷蔵庫の中の食品を守るべく、冷蔵庫に電源を供給できるようにしておくのもよいかもしれません。
しかし、我が家の場合には 冷蔵庫のコンセントがある程度手の届く範囲にあるため、わざわざ Anker Solix Power Link System を使わず、必要時にポータブル電源を接続すればよいと考えました。(留守の間の冷蔵庫電源消失が心配であれば、Anker Solix Power Link System でバックアップするという考えはアリです)

Anker Solix Power Link System を導入するという方針さえ固まれば、ポータブル電源は当然として、ソーラーパネルも購入したい。
結果、合計で33万円超えの出費となりますが、かなりの安心(感)を買えることになります。

「出来ることだったのに、やっていなかった」というのは非常に悔やまれます。
予算的にも可能な範囲ですし、ポータブル電源自体、家にあるとなにかと便利な存在です。(ポータブル電源単体で使用する場合には切替分電盤の操作が必要になるでしょうが)

もし、停電時に室内灯よりも優先度の高い使用先が現れたならば、切替分電盤からコードを抜いて別の用途に使ってもよいのです。
例えば暑さ対策で扇風機をまわす必要であればそれに充てることもできます。

「備えあれば憂いなし」です。

電灯だけの分岐があるか?

Anker Solix Power Link System の導入による電灯電源確保を考えた際に、最も心配だったのは「我が家の分電盤では電灯の配線が独立していなかったのでは?」という点です。電灯の負荷回路が独立していなければ Anker Solix Power Link System による電灯用電源確保ができないためです。

私は以前第二種電気工事士の資格を取得し、自分で照明スイッチの交換を行ったこともあります。

その経験で「ウチの場合、電灯だけで分岐していなくて各部屋の回路にそれぞれの部屋の照明がぶら下がっていた」という記憶があったのです。

実際に分電盤を確認すると、電灯や照明といったブレーカーはなく、やはり各部屋の照明はそれぞれの部屋に紐づいていることがわかりました。(これって手抜き工事なのかしら…)

そうすると家の中の照明全てに非常用電源を供給することはできず、例えばリビングなど人が集まって過ごす場所に Anker Solix Power Link System の切替分電盤を接続する運用になりそうです。(対象の部屋中のコンセントは抜いておく必要がありますり。(ちょっと心配な運用になりますね)

切替分電盤の設置スペースはあるか?

我が家の分電盤はリビングの収納庫内に設置されています。
スペースとしては小さめです。

Anker Solix Power Link System の設置については以下の条件があります。

・本製品(切替分電盤)の設置にあたり、メイン分電盤(ブレーカー)の左右または上下に横幅21cm程度、高さ40cm程度のスペースを確保いただく必要がございます。

・ポータブル電源を設置する場所はメイン分電盤(ブレーカー)から5m以下である必要がございます。※室内設置の場合のみ

収納庫内にポータブル電源は設置できそうなのですが、切替分電盤の設置スペースが確保できません。(泣)

幅も高さも足りないのです!

現状では Anker Solix Power Link System の導入は難しく、断念せざるを得ません!

残念!

最後に

今回、アンカー・ジャパン株式会社から発表された「Anker Solix Power Link System」はマンション暮らしで災害対策に不安を感じている方にとって朗報だと思います!

私の場合には通常のポータブル電源だけでは回路的にサポートできない天井照明の電源確保を中心に検討しました。残念ながら、自宅の分電盤近くに切替分電盤の設置スペースが確保できず、実現は難しいと判断しました。

ペットを飼われている方であれば時間は短くなりますが エアコン(100V)の電源確保のためにも使えそうです。留守の間に停電でエアコンが切れてしまったら…という不安解消になるかと存じます。

この商品はさまざまな可能性がありそうですので、気になる事があればAnker Solix Power Link System のページからアクセスできる問い合わせ先に相談してみましょう!



  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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