Soundcore by Anker による第一弾製品である Soundcore Mini 2 を購入しました。このサイズ、価格でも十分な音質!さらに「2台でステレオペアにできる」ところがスゴイ。これはハマります!
二台でステレオペアにできる機能は他社ですでに実現されていて目新しくはない。ですが、この価格帯でステレオペアが実現できるのは素晴らしい!広がりのあるステレオサウンドが心地よく、ついつい音量が大きくなってしまいます。
Soundcore Mini 2 の価格は 3,999円です。2台買っても 8,000円でお釣りが来ます!
2台購入してステレオにすると、音が広がり音楽がグッと楽しめるようになります!ホントオススメです!
目次
Soundcore Mini 2 仕様について
Soundcore Mini 2 の特徴、製品仕様を確認します。
Soundcore Mini 2
大音量サウンドを提供するポケットサイズBluetoothスピーカー小さいサイズ、大きなサウンド
カスタマイズされた6WのドライバーとSoundcore独自のBassUpテクノロジーにより、Soundcore Mini 2のコンパクトさからは想像できない驚異的なサウンドを提供します。クリアな高音と深みのある低音による音楽をあなたの部屋中に響かせます。IPX7の防水規格
先進的な外装加工により水や雨、ほこり、泥などの侵入を防ぐだけでなく、最長30分間であれば、水深1mまで沈めても操作が可能です。途切れることのない音楽を
Anker独自の充電技術と高品質リチウムイオンバッテリーを搭載し、最大15時間の連続再生が可能です。車の中やビーチでもバッテリー残量を気にすることなく音楽をお楽しみいただけます。
※スピーカー自体のバッテリー残量はBluetoothペアリング中のiPhoneやiPadからも確認が可能です(iOS 6以上の機器のみ対応)。広がるサウンド
ワイヤレスステレオペアリングで、2台目のSoundcore Mini 2を接続し、さらに深みと広がりのある大音量ステレオサウンドを簡単に実現できます。(※取扱説明書内には、「完全ワイヤレスステレオ技術を利用し、他のBluetoothスピーカーを接続できる」と記載がありますが、Soundcore Mini 2以外のBluetoothスピーカーではご利用いただけません)優れた接続性能
Bluetooth4.2規格を採用し、最大20mの範囲内で、お使いの機器とBluetooth接続が可能です。また、内蔵マイクによってハンズフリーの通話もできます。
製品仕様
サイズ:約69.5x69.5x80 mm
重さ:約207g
連続再生可能時間:約15時間
Bluetooth:V4.2+EDR
入力:5V==1A
同梱物:Micro USBケーブル、取扱説明書、18カ月保証、カスタマーサポート
※AnkerDirectより購入された場合のみ18ヶ月保証の対象となります。注文番号が保証書代わりとなります。
対応コーデックの明記はありませんが、 SBCのみの対応だと推測します。(メーカーが明記していないことからの推測)
Soundcore Mini 2 のポイントとしては、音質、コンパクト、防水、15時間再生、ステレオペア機能、ハンズフリー通話 です。
Soundcore Mini 2 をチェック!
soundcoreブランドとなったこともあるのでしょう、Soundcore Mini 2 はパッケージデザインも今までのANKERよりも素敵です。
↓ 箱の左右には、写真のプリントも!
同梱品はシンブルに本体とケーブルのみ
Soundcore Mini 2 本体、USBケーブルの他はドキュメント類だけです。なお、USBケーブルは箱の周囲に隠れているのでご注意を。
Soundcore Mini 2 の説明書は日本語がしっかりと別れているので読みやすいです。
同梱されているUSBケーブルのカラーはブラック。ケーブルのモールド部分にAnkerロゴが入っています。また、ケーブルの長さは約53cmです。
Soundcore Mini 2 本体はシンプルでキレイなデザイン
Soundcore Mini 2 の本体はシンプルな円筒形。キレイなデザインです。
本体は SoundCore mini と似た形状ですが、大きさも全く異なり、新規設計のようです。
↓ 上部からみても本体の径の違いがよくわかります。
↓ 本体にプリントされたさりげない soundcore ロゴがいいです。ボタンは、電源、音量マイナス、マルチファンクション、音量プラス、Bluetoothボタン の五つです。
マルチファンクションボタンの二度押しで「曲送り」ができます。「曲戻し」機能はありません。
電源ボタンの隣にはバッテリーインジケーターがあり、電源の状態を知らせてくれます。
Bluetoothボタンの隣には、Bluetoothの接続状態などを表示する状態表示LEDがあります。
Soundcore Mini 2 本体下側の周囲にはスリットが配置されており、パッシブウーハーによる低音が流れてきます。
ラバーキャップには ANKER ロゴが刻印されています。
↓キャッブを開けると、充電用のMicroUSBポートと3.5mmのAUX入力端子とがあります。
↓ 充電を実施してみました。なかなかシッカリした端子カバーです。
↓ 充電中には 電源横のバッテリーインジケーターが赤く点灯します。
Soundcore Mini 2 の本体は質感も良く、防水性・耐久性が重視それたデザインでした。安っぽくなく、良いデザインだと思います。
極端な低音強調はなく楽しみやすいサウンド
Soundcore Mini 2 と旧製品である SoundCore mini とを聴き比べみました。
パッと聴き比べた第一印象は、新旧モデル間で「あまり差がないのかな?」と感じました。
しかし、曲を聴き進めていくと、明らかに Soundcore Mini 2 の方が厚みのあるキレの良い低音が出ています。また、SoundCore mini ではボーカルばかりがよく聞こえる傾向でしたが、Soundcore Mini 2 ではギターもベースもバランスよく聴こえるようになっています。
Soundcore Mini 2 は 4,000円のスピーカーですので、過度な期待は禁物です。しかし、音楽をライトに楽しむ使い方としては十分すぎる音質です。
少し気になったのは、Soundcore Mini 2 の方が 旧製品と比較してiPhone側の音量を大きくする必要がありました。問題では無いのですが、比較して気になった点としてあげておきます。
Soundcore Mini 2 のスステレオペア機能がすばらしい!
二台のSoundcore Mini 2 でステレオ再生する機能が、個人的には注目のポイントです。
説明書にはペア設定方法が詳しく書かれていません
ステレオペアの設定方法については、製品の説明書にも詳しく書かれておらず、僕はかなり苦労しました。
後でAmazonの Soundcore Mini 2 製品ページを確認すると、ステレオペアの設定方法が書かれていました。(以下 Amazonの製品ページの説明文から引用)
ワイヤレスステレオペアリング設定方法
1.Soundcore Mini 2 を2台用意する
2.2台のSoundcore Mini 2の電源ボタンを長押しし、電源を入れる(電源ボタンの左のLEDライトが白く点灯)
3.2台のSoundcore Mini 2 のBluetoothボタンの右のLEDライトが青色に点滅していることを確認する(LEDが消灯、青色に点灯、白色に点灯/点滅している、いずれかの場合はBluetoothボタンを1回短く押し、青色点滅の状態にする)
4.どちらか一方のSoundcore Mini 2のBluetoothボタンを3秒間長押しし、白色に点滅する状態にする
5.もう一方のSoundcore Mini 2のBluetoothボタンを1回短く押し、10秒程度待つ(起動音が鳴ったあと、片方のBluetoothボタンの右のLEDライトが白く点灯、もう一方のBluetoothボタンの右のライトが白く点滅、している状態になるまで)
6.ペアリングするスマートフォンなどの機器の設定画面より片方のSoundcore Mini 2と接続する(両方のBluetoothボタンの右のLEDライトが青色に点灯していればTWS接続が完了)※一度2つのSoundcore Mini 2をTWS接続すると、2回目以降は両方の電源を入れると自動でTWS接続をします
※2回目以降に自動でTWS接続されない場合は、2つのSoundcore Mini 2の間に障害物がない且つ距離が3m以内であるかどうかを確認し、どちらか一方のBluetoothボタンを3秒間長押しし、白色点滅させてから10秒間待機してください。それでもTWS接続されない場合は、上記2~6を再度実施してください
※TWS接続を解除したい場合は、どちらか一方のBluetoothボタンを3秒間長押ししてください。
ここで、「TWS」と表現しているのは 「完全ワイヤレスステレオ」(True Wireless Stereo)の略のようです。
僕は、まず1台目を開封してペアリング実施。2台目も普通にペアリングしました。その後にステレオペアの設定を本体で行ったら全然つながらなかったのです。
スマホ側の Bluetooth設定の「SoundCore mini2」を二つとも削除("デバイスの登録を解除"を実施)してから、上記の設定方法を実施したらうまくステレオで動作するようになりました!
ステレオモードは電源を切っても保持される
二台の Soundcore Mini 2 に設定したステレオモードは電源をオフにしても保持されます。しかも電源オフについては片側の電源ボタンを少し長押しすればペアの相方を含めてパワーオフします。(便利!)
電源オン時には、二台の SoundCore Mini 2 の電源ボタンを押す必要があります。その後、何度か起動音が鳴った後に、スマホとステレオモードで接続されます。
ボーズの SoundLink でのステレオペアについては電源オフで解除されていたので再度ペア設定するのが面倒だったのですが、Soundcore Mini 2 ではペアが保持されるので便利です。(というか、こうあるべき!)
ステレオの音の広がりが "くせ" になる!
ポータブルのスピーカーでステレオ製品は多々あるのですが、Soundcore Mini 2 では距離を自由に変えてステレオサウンドを楽しむことができます。
音が室内空間に馴染み、広がりを持ったステレオサウンドが楽しめるのです。
このステレオ感はむちゃむちゃクセになりますよ!
このステレオ感を8,000円以下で体験できるのはホントラッキーです!!音楽を聴くのが楽しくて仕方がない!
注) ステレオモードでは映像に対する遅延が激しい
音楽を聞いている時には気にならなかったのですが、映像を視聴してみると、かなり音が遅れていることに気づきました。
映像の口の動きと、SoundCore Mini 2 から出る音とのタイミングが全く合いません。
これについては、完全ワイヤレスイヤホンの状況と非常に似ています。(というか、完全ワイヤレスイヤホンと同じチップを使っているのでしょう)
寝る前に枕の左右に Soundcore Mini 2 を置いて、ステレオサウンドで映像を見ようと企んでいたのですが、ちょっと難しいようです。
この部分は購入前に理解しておいた方が良いでしょう。
Soundcore Mini 2 の本領はバスルームで発揮される
ステレオペアに設定した Soundcore Mini 2 二台をバスルームで鳴らせるとこれがスゴイ!
Soundcore Mini 2のステレオにプラスしてバスルーム内の反響により、コンサート会場のような臨場感が再現されるのです。
バッテリー内蔵でIPX7の防水性能。そしてセパレートなステレオスビーカーにより左右の距離を離して設置可能。これはバスルームスピーカーとして最強です!
この他にもオートバイに積んだり(要フォルダー)、チェアに設置できたりすると面白いでしょう!
Soundcore Mini 2 まとめ
Anker によるオーディオブランドを soundcore に統合後の第一弾製品である Soundcore Mini 2 。
Soundcore Mini 2 は、従来製品に対して音質アップ、IPX7対応、ステレオベアの対応で魅力がかなりアップしていてオススメできる製品です。
僕は Soundcore Mini 2 を二台使って、机の上などで広がりのあるステレオサウンドを楽しもうと思っています。
Soundcore Mini 2 の対抗として考えられるのは、ソニーのSRS-XB10でしょう。SRS-XB10の価格は 税抜きで8,380円(ソニーストア価格)。SRS-XB10 には、良い部品が使われているのだろうなぁと推測しますが、Soundcore Mini 2 の二倍の価格であり、ちょっと対抗とは言えない状況です。
このSRS-XB10も二台でステレオ化が可能です。しかし、価格が高くて手がでません。
僕としては Soundcore Mini 2 で気軽に「スピーカー間の離れた広がりのあるステレオサウンド」を試してもらいたいなぁと思います。
まずは Soundcore Mini 2 を1台だけお試しで購入してみて、後でもう一台を追加購入するという手もあります。ただ、1台ではステレオ化したときの効果がわからないため、初めから2台でまとめて購入してしまうのがオススメです!
防水機能の充実でお風呂スピーカーとしても使えます。さらに軽量、コンパクトで持ち運びも楽です。価格はリーズナブルで保証期間も18ヶ月。小さなスピーカーを探していたり、リーズナブルな価格で広がりあるステレオサウンドを楽しみたい方に Soundcore Mini 2 はオススメです!
オススメ度 星4です。