45周年記念のボールPentelを紹介します。すでに2017年6月28日から出荷されているので、すでにゲットされている方も多いかと思います!
今回、ぺんてるさんの「書く・描くって楽しい!発表展示会」にお邪魔する事が出来ましたので、会場の一部と、45周年記念のボールPentel を紹介したいと思います!(ボールPentelは意外と奥が深かった・・)
ぺんてる「書く・描くって楽しい!発表展示会」概要
ぺんてるさんの「書く・描くって楽しい!発表展示会」は招待された方しか入場出来ないイベントです。基本的には商談の場であり、文具を取り扱う業者の方が招待される様です。
僕は開催前日(7/5)の夜に会場を見る事が出来ました。
ISOT(国際文具・紙製品展)の開催期間に開催され、ISOTの見学と合わせて訪問される事を期待されていると推測します。
開催前日の7月5日に僕は訪問しているのですが、多くの方が来場されていました。ここも推測ですが、卸し・代理店の方が事前に訪問し、文具店等の顧客の方を当日スムーズに案内するために事前に訪問されている様です。
受付には、↓下の写真のディスプレイ用のペン立てがありました。ぺぺ&ルルの紹介の内容がプリントされています。(同じ内容はこちらに掲載されています)
会場入ってすぐには、体験コーナーが用意されていました!ペンで空間に描けるなかなかいいシステムです。今後文具自体が仮想現実にも対応していくのだろうなぁと思いました。
入場するとエナージェルの新作(女性向け・撮影不可)、Vフィール vs. エナージェルの対決コーナー、オレンズ 0.5mm/Foxyの展示・・そしてシャープペンFACTORYという体験コーナーが登場します!
シャープペンファクトリーでは、Tuffをカラーカスタマイズして自分で組み立てる事が出来ます。
↓ このように外装パーツのカラーを選んで組み立てるのです!
工場で使われている治具も用意されており(企業秘密につき撮影不可)、ドキドキワクワクの体験ができた事でしょう!(羨ましい!)
続いて アイプラス、Fitライン、AnkiSnap、新発売の大人の水彩 パステル みず筆 ヴィスタージュ、絵の具セット等の教育向けグッズ、ラメ顔料インキボールペン デュアルメタリック(2つの色が見える!ハイブリッドデュアルメタリック)、慶弔サインペン(染料→顔料)、筆文字ペンツイン(このあたりも非常に興味深い!)、続いて体験コーナーがあり、MixサインペンFACTORY!(自分でインキを混ぜて、好きな色の軸、キャップを選べるのです)RAKUGAKIハウス、RAKUGAKI VR、新規事業本部、特注品コーナー(コスメ分野で使われているようです)、海外コーナーという流れで展示されています。海外コーナーは、マニア垂涎のモデルがあったのかも知れません。
↓ギフト用品ではなく、特注品コーナーの間違いでした。
https://twitter.com/TheSoujiro/status/882967094656081925
ぺんてる 海外用製品。生産国がいろいろとあるのですね。 pic.twitter.com/2eAeZwn9U8
— The そうじろう (@TheSoujiro) July 6, 2017
もっとしっかりと説明を聞きたかったのですが、業者さんではないのであまり積極的に説明してもらいませんでした。(次から次へと団体さんが回ってこられるので邪魔にならない様に・・)
45周年記念 ボールPentel について
↓ こちらのディスプレイを見てください!!かわいいです!!
バラでの販売と、セットの販売があるのです。バラの場合、黒、赤、青のインキのみです。
「レトロな書き味の樹脂先水性ボールペン」
お試しのペンも「レトロな書き味をお試し下さい!」と。
こちらがセットです。セットには既存インキである黒、赤、青にプラスして、限定インキの 緑、橙、茶、紫 を含む7色セットです。セットを購入しないと、限定インキはゲット出来ません。
↓ パッケージ裏側です。
軸の色がインキ色を表すわけではありません。ご注意を。
7色セットでの軸色とインキ色との関係:
- イエロー軸=黒インキ
- パープル軸=赤インキ
- エメラルドグリーン軸=青インキ
- ベージュ軸=緑インキ
- ライムグリーン軸=橙インキ
- ピンク軸=茶インキ
- レッド軸=紫インキ
バラ売りの方では、イエロー軸、エメラルドグリーン軸、パープル軸が用意され、それぞれに黒、赤、青のインキ色が存在します。3色の軸x3色のインキで合計9つのバリエーション。
全部揃えるなら、7色セット+バラで6種類の合計13本を購入すれば良さそうです。
インキの色はキャップ部のチップと後端の部材色で表現されています。
↓ 軸部分のプリント。通常品はシルバー文字なのですが、45周年モデルは黒文字。
↓ しかも FRANCE製!(通常品は日本製です)これはいい!・・・え? 0.8??(通常品はボール径 0.6mmです)
キーワードとして、80年代がテーマ、わたせせいぞう、サンデー、スピリッツの色み、彩度を落とす、ハレーション・・。
比較してわかった! 45周年記念モデルはよりレトロな書き味!
サンプルをいただいたので、実際に書いてみました!
上二つの”ボールPentel” が通常モデル。(黒と赤しか売っていませんでした)
下二つの”ボールPentel" が今回の45周年記念モデルの黒と赤インキです。そして、その下や周囲の枠が青+限定インキです。
ボールPentel のロゴの”ボ”は独特の形状なのです。これを真似て書いてみました。(何気にカワイイ)
実際に書いてみると、ボール径が0.8mmと通常モデルよりも少し太いためでしょう、書き味が非常に柔らかく、書いていて”やさし〜い気持ち”になるのです。これは先端技術を意識した 0.2mm, 0.3mm のオレンズとは対照的な存在ですね。
実施に使ってみると、通常モデルと45周年記念とでは握り心地が全く違う事に気づきます。実は45周年限定モデルは軸の径が太いのです。
さらに、後端の部材の形状も異なります。
↓ 先端部分もパーツ構成が違うのです。
45周年限定モデルの先端は、基本的にインキ色の部材がついているのですが、橙、紫、茶インキはインキ色の先端ではなく乳白色です。書き出す前に所望のインキ色かが多くの場合は知る事ができる配慮でしょう。
なんだこりゃ!全然違うじゃねーか!ぺんてる、スゲェ!
ごめんなさい、てっきり通常モデルの色を変えただけだの45周年限定モデルだと思っていました・・。興奮して言葉が荒くなってしまいました。
こちらの記事によると、発売時には若者(GREEN GUY?)がターゲットのため、ボディの色をグリーンにしたそうです。今回の45周年限定のボールぺんてるは現代の若い方がターゲットで、それにあった軸色だと思います。
まとめ
45周年記念の ボールぺんてる は見かけたら購入がオススメ。非常にカワイイ筆記具です。(使うのがもったいない!)特に限定インキを含む7色セットがいいですね。(数セット購入しておきたいくらいです)
*2018/5/6現在 Amazonで在庫あり!!
ぺんてるは創立71年目。これからも「表現する道具」をつくる会社として活躍していくのだろうなぁと感じた展示会でした。(いつも気になって「株式公開してたっけ?」と確認するのですが、公開されていないのですね。残念!)
オレンズ 0.5 については、↓ こちらで紹介しています。
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