ASUS AirVision M1 を試した感想と要望
今回、メーカー様より先行して ASUS AirVision M1 をお借りさせていただけました。
冒頭でも書きましたが、今回じっくりと試用できた事で「ARグラス 欲しい!今購入すべきは ARグラス!」と思いました。
その魅力は、軽い装着感と閉塞感の少なさ、そして映像の美しさです。
個人的にはNetflixなどで映像を見る機会も多いためその点でもかなり魅力的な存在です!
タッチパッドの操作については、1本指・二本指でのタップ・ダブルタップ・ロングタップ、そしてスライドのジェスチャーがありますが、なかなか覚えられませんでした。
また、キーボードやマウスを使って作業している時に、タッチパッドまで手を持っていくのは少し面倒に感じました。
ASUS AirVision アプリではウィジェット形式でPC画面に表示されているため、すぐに設定変更などができるようにはなってはいますが、こちらも操作が少し面倒に感じました。表示位置のリセット(1本指でのシングルタップ)と表示モードの切り替え(1本指でのダブルタップ)は作業中にかなり使いそうなので、キーボードショートカットにて対応して欲しいところです。
タッチパッド操作やウィジェットの操作については、慣れの問題も大きそうですので、さらに使い込んで行けばかなり印象が変わるとは思います。
今回、手元にあったPCのスペックが十分ではなかったため、自由度の高い仮想ディスプレイの配置などは十分体験できませんが、使いこなせば新しい世界が見えてきそうです!(本記事の続編「その2」ではスペックの高いPCで試した結果を紹介する予定です)

一方で、ASUS AirVision M1 本体にはほとんど操作部材がなく設定や調整には必ず PC が必要になります。製品コンセプトとしては理解できますが、やはり単体でも各種調整などができて欲しいなぁ…とは思います。
私の場合、ASUS AirVision M1 をPC以外のデバイスとの組み合わせでも使いたい!と思い イロイロと試してみましたが、HDMIアダプタの利用の場合にはあまりよい結果は得られませんでした。ノートPCやASUSの携帯ゲームを中心とした製品群の中のひとつという位置づけでしょうから、この結果も仕方がないところです。(対応できるなら、いつか対応してくれたらなぁ…と思います)
実際に使ってみてムチャクチャ欲しくなったARグラスですが、メガネユーザーには少し敷居が高い点が残念です。
(視力の低い自分が悪いのですが)
インサートレンズのための費用は仕方ないとして、作成の手間や「うまく見えなかったらどうしよう」というような不安もあります。
またインサートレンズを取り付けることによって、ASUS AirVision M1 がさらに丁寧に扱わなければならないモノになってしまうのも残念です。悩ましい~!
そもそも 私の場合、ASUS AirVision M1でゴリゴリ作業するならば、M1 購入以前に「もう少し性能の高いノートPCを買わなければ!」という課題もあるのですが…