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Beoplay H4 ワイヤレスヘッドホン レビュー。この感動を伝えたい!

2017年6月3日

オーディオ機器ブランド BANG & OLUFSEN のカジュアルライン(と言っても価格は決して安くはありません) B&O PLAYの Beoplay H4 を試しました!このヘッドホンはオーバーイヤー型でワイヤレスのモデルです。一言で表現するならば、「猛烈に音がいい!」という感想です。Bluetoothによる音質的なデメリットは一切感じません!Beoplay H4 の価格は30,463 円(税抜)で、正直、The そうじろう としては少し高い価格帯なのですが、満足度が高く十分モトが取れるモデルだと判断しました!オススメです!

Beoplay H4

The そうじろう は、「あぁ、音がいい」ってこういう事なのか!と感動しました。もう、良すぎて涙が出そう・・。聴いていると気持ちがよくて、どんどん音量が上がってしまいます。(耳へのダメージ注意です!)これが僕の好みの音なのでしょうね!

今回は、B&O PLAYの代理店である、完実電気さんからサンプルの貸し出しを受けてのレビューです!多謝!

Beoplay H4 基本スペック

Beoplay H4 の特徴としては、下記の表現がなされています。個人的にポイントと考える箇所に黄色マーカーで線引きしました。(B&O PLAY(完実電機) 商品ページより引用)

特徴:

■ワイヤレスでも高音質
Bang & Olufsenのエンジニアがチューニングした独自設計の40mmダイナミックドライバーを搭載。
聞いていて疲労感のないオールラウンドなサウンドを実現しました。

■快適なつけ心地
イヤークッションとヘッドバンドは柔らかいラムスキン製です。
イヤークッションの内側は形状記憶フォームでできており、耳の形に合わせて快適にフィットします。
またこのイヤークッションにはノイズアイソレーションに優れており、音楽が外の騒音に邪魔されることも、周囲に音が漏れることもありません。

■シンプルなユーザーインターフェース
インターフェースは、シンプルさを追求する Beoplay H4 のコンセプトにマッチする使いやすいデザインを採用。
3つのボタンとマイクロ USB コネクター、3.5mm ミニジャックで構成されています。
この3つのボタンを使って電話の応答・終了、音楽の再生・一時停止、音量の調節やトラックの変更も操作可能です。

■「Beoplay 」アプリによる4つのサウンドプロファイル
Bang & Olufsen のサウンドエンジニアが Beoplay H4 のために特別開発した、Commute (通勤・通学)、Clear (クリア)、Workout (ワークアウト)、Podcast (ポッドキャスト) の4つのサウンドプロフィールを搭載し、「Beoplay」アプリを使って好みに合わせたトーンとサウンドも選ぶことができます。

仕様:

かん寸法:幅 x 高さ x 奥行き 195x 220 x 50 mm
重量:約235g
形式:ダイナミック型
ドライバー径:40mm
周波数特性:20 Hz - 22.000 Hz
インピーダンス:20Ω
コード長:オーディオケーブル/1.2m、USB ケーブル/0.25m
Bluetoothバージョン:Bluetooth 4.2
対応コーデック: SBC、AAC
付属品: オーディオケーブル、充電用USB ケーブル、クイックガイド
デザイナー :ヤコブ・ワグナー
保証期間: 2年

40mmダイナミックドライバーとAAC対応にてBluetoothでも高音質で音楽を楽しめます。有線(オーディオケーブル接続)でも楽しめる為、Bluetoothをサポートしていない機器でも使えます。また、バッテリー切れとなってもオーディオケーブルがあれば大丈夫です。そして、ラムスキン+形状記憶フォームによるボリュームのあるイヤーパッドは秀逸。周囲の音も適度にカットしてくれます。

Beoplay H4 パッケージと内容物

Beoplay H4 のパッケージは非常に美しい写真で飾られています。

Beoplay H4 外箱

背面は、シンプルな写真と文で特徴が説明されています。

Beoplay H4

PURE DESIGN、PURE SOUND、PURE MATERIALS・・・

Beoplay H4 は、チャコールグレー が通常のカラーですが、現在 2017 Summer Collection として、タンジェリングレー、サンドグレー が用意され、合計3色の展開です。今回のカラーは、チャコールグレー です。(Amazonでタンジェリングレー、サンドグレー が約3,000円引きでお得です!(2017/6/3現在)

Beoplay H4

上蓋を開けると、ブラックとの対比が美しい Beoplay H4 が!

Beoplay H4

ボックスの中は二段になっており、サイドの二箇所についているタブを持って一段目を取り外します。

Beoplay H4

サイドのタブ

下側の段には、小さなボックスが二つ格納されています。

Beoplay H4

小さな箱には、ケーブルや説明書が入っていました。

Beoplay H4の内容物は、Beoplay H4 本体、Micro USB充電ケーブル、オーディオケーブル、説明書でした。

Beoplay H4

説明書は、イラストでの説明がメインです。

Beoplay H4

まずはアプリをダウンロードしましょう。

MicroUSBケーブルのコネクターモールド部分にB&Oロゴが入っているのが嬉しいです!

Beoplay H4

USBケーブルの長さは約26.5cmです。

オーディオケーブルにはロゴは入っていませんでした。ケーブルはしなやかで好印象です。

Beoplay H4

オーディオケーブルの長さは、121cmでした。

Beoplay H4 エクステリアと機能

Beoplay H4 本体についてチェックしていきます。

全体的に丸みを帯びたデザインです。

Beoplay H4

側面のスピン加工された金属パーツには B&O のロゴが入っています。

Beoplay H4

最小限にシンプル化された操作ボタン

右ハウジングには操作ボタン、LEDインジケーター、充電ポート、オーディオケーブルの入力が配置されています。

Beoplay H4

決して操作しやすいとは言えない、ボタン類の出っ張り具合です。スマホ側での操作が前提になっているのだと推測します。ギリギリの操作性は確保されています。(使っているうちに少し慣れてきました)

中央のボタン 一度押しで再生/一時停止、二度押しで曲送り、三度押しで曲戻しです。

↓ 使い方などのわかりやすい公式ムービーがあります(英語ですが理解出来ます!)。

https://youtu.be/uJeKT-bcRcI

↓ 各ポートにケーブルを差してみました。ケーブルが差されていても上質な印象に変わりはありません。

Beoplay H4

バッテリーは、約2.5時間で満充電出来ます。最大19時間の再生が可能です。

↓ アーム部分の左右方向への可動に加え、ハウジングに対してパッド部分が上下に可動します。隙間に見える汚れのようなモノは、各種認証マーク等の印字ステッカーです。(技適マークあります)目立ちにくい場所、かつ視認できるギリギリの濃さに抑えているところから外観へのこだわりを感じます。

Beoplay H4

素晴らしい出来のイヤーパッド!

特筆すべきは、イヤーパッドです。ラムスキンと低反発フォームとの絶妙な組み合わせによって実現された、適度な芯と柔らかさを合わせ持ちつつ肌に優しくフィットする感触。

Beoplay H4

このイヤーパッドの厚みにより、周囲の音をカット。適度な遮音によって、歩行中にも不安感なく音楽を楽しみ事ができます。

シンメトリーなデザインが徹底されているため、左右を迷う事がある。誤装着を考慮してイヤーカップ内側にL、Rのプリントが施されている。

Beoplay H4

 

バンド及びスライダーアーム部

金属パーツ、革、ファブリックで構成されるバンドとアーム部分。

Beoplay H4

Beoplay H4 アーム

十分な可動域を確保。コードは布巻。

Beoplay H4

バンド外側は手触りの良い革

ヘッドバンド部の外装は革とファブリックで覆われている。革とファブリックは丁寧に縫われている。縫い目が全く外に出ておらず、製法にも興味が湧いてきます。

Beoplay H4

頭部へ接触する部分はファブリック。

Beoplay H4

(写真は保護フィルムがついたままの状態です)

スライダー伸縮は途中のクリック感がないタイプです。

↓スライダーアームを最も短くした状態。

Beoplay H4

↓スライダーアームを最も長くした状態。(僕はこの状態で使用)

Beoplay H4

僕の場合には、頭が大きい方であるため、スライダーほぼ全開の状態で使っています。

僕はメガネを使っており、ヘッドホンを装着するとメガネが押される形になります。気にならないか?といえば気になりますが、ツルが当たって痛くなる事はありません。

Bluetooth接続とBeoplay アプリでできる事

Bluetooth接続は簡単

Beoplay H4 とスマートフォンとを接続するにはBluetoothで接続します。

スマホ側の設定>Bluetoothに”Beoplay H4 ”が表示されていれば、それをタップしてペアリングすればOKです。

表示されない場合には、音量+と音量−を5秒間押し続けてペアリングモードにします。

Beoplayアプリ

Beoplay アプリではH4のファームウェアバージョンアップ、タッチトーンによるイコライザー設定が可能です。

Beoplay H4 をアプリと接続した時点で 新しい V.5.0.1 のダウンロードが出来ました。最近の機器はアプリ経由で簡単にファームアップデートができるので助かります。

トーンタッチは自分で自由に音色を変更できる機能です。

↓中央の円をWARM,EXCITED,RELAXED,BRIGHTの中を自由に移動させて自分の気分にあった設定にします。円はサイズの変更が可能で、WARMとEXCITEDをまたいだ設定なども可能です。この設定方法はかなりユニークで面白いです!

設定が可能ですが、Beoplayによるプリセット設定が4種類準備されています。

  • Commute
  • Clear
  • Workout
  • Podcast

移動時には”Commute”、運動時には”Workout”、Podcast等を楽しむ時には ”Podcast”をワンタッチで選択出来ます。音楽を楽しむシーンで切り替えればプリセットだけでもかなり音の違いを楽しめそうです。

オーディオケーブルを接続した場合には、Beoplay H4 の Bluetooth機能がオフになり、これらのイコライザーも効果がなくなるようです。

Beoplay アプリ注意点

Beoplay アプリで気になった点をお伝えします。

Beoplay アプリは日本語にローカライズされていないようで(設定が見当たりません)、全て英語での表記のままです。

Beoplay のアプリが複数存在し、どれをダウンロードすれば良いのか迷いました。

↓こちらが今回インストールすべき Beoplay アプリです。

 

Beoplay H4 音質について

Beoplay H4 の音質。僕は大好きです。今まで出会ってきたヘッドホンの中では最高のサウンドです!

今までの体験の中で最高に、

聴こえていなかった音が聴こえ、

位置的な空間を感じて、

音の質感を感じて、

音の厚みを感じました。

これはマジで欲しい!!(心の叫び)

ジャズではテナーサックスの少しスレたような細かな音を感じ、ドラマーがタムを「タカタカ トコトコ ドコドコ」と回って叩けばその位置を明確に感じ、ウッドベースの弦が弾かれれば弦のハリを感じ、バスドラムはまるで目の前で「バスッ バスッ」とキックされているように感じる。

僕はロックを聞く事が多いのですが、全てのアルバムを今一度聴き直したくなる音です。

Beoplay H4

Bluetooth経由でこれだけの音で楽しめる事に驚きです。(オーディオケーブルで接続しても、ほぼ同様に楽しめる印象です)

例えば、昨年流行ったRADWIMPSの「前前前世」。今ひとつ勢いがない印象だったのですが、これを Beoplay H4 で聴くと「!カッケー!!」と、全く印象が変わったのです。

あまりにもサウンドが心地よいので、どんどん音量が上げてしまいます。少し耳へのダメージに注意しなければならないかも・・。

The Street Sliders The Live! Heaven And Hell という古いライブアルバムがあります。Beoplay H4を通して聴く Tokyo Junk は、音の出だしから、鳥肌が立ち涙が出ました。まるでライブ会場にいるような感覚になるのです!ギターのキレ、ベースの低い響き、力強いドラム・・・このヘッドホン、本当に素晴らしい!

オールラウンドで楽しめるヘッドホンなのでしょうが、特にロックを愛する方に Beoplay H4 を超絶オススメします!(3万円強の価格でこのレベルだと、もっと高いヘッドホンだとどうなるのか・・?興味あります!!)

Beoplay H4 まとめ

B&O PLAY は、BANG & OLUFSEN のカジュアルラインです。その B&O PLAY のワイヤレスヘッドホン Beoplay H4 は、質感、作り、音質のどれをとっても素晴らしく、オススメできるヘッドホンです。

Beoplay H4

是非、近隣で試聴できる店舗を探して体験してみてください!自分のスマホと接続すればお値段納得の音が聴こえてくるハズです!

通販であれば、ビックカメラ などでも購入出来ます。(ポイント分を考えるとビックカメラがお得のような・・)

*Beoplay のスピーカー、A1,A2ではコピー品が出回っているそうです。信頼できる販売者から購入するのが吉です。

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H4は、Apt-Xに対応していないため、Apt-Xが必要な方はH7以上をチェックしましょう!

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参考情報

【バング&オルフセン 直営店】

詳細はこちらを参照願います。

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  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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