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ボーズ『Bose Solo Soundbar Series II』レビュー!HDMI ARCには対応していないのでご注意を!

2021年1月2日

アマゾンで『Bose Solo Soundbar Series II』を購入しました。購入時期は2020年11月。『Bose Solo Soundbar Series II』はボーズの公式サイトにもラインナップされておらず、どのような位置づけの商品なのか、旧製品なのか現行品なのか、Solo 5との違いなどが非常にわかりにくい状況です。これらの情報を整理しながら『Bose Solo Soundbar Series II』について詳しく紹介していきます!

Bose Solo Soundbar Series II パッケージ▼今回紹介する商品はこちら!

Bose Solo Soundbar Series II ワイヤレスサウンドバー Dolby Digital対応モデル 壁掛け金具付き

『Bose Solo Soundbar Series II』と『Solo 5』は何が違うの?

『Solo 5』と『Solo』について

オリジナルの『Bose Solo 5 TV Sound System』(以下 『Solo 5』)は2016年に発売されたサウンドバーです。
僕は『Solo 5』を発売とほぼ同時に購入し、愛用していました。

▼ こちらの記事にて『Solo 5』について紹介しています。(ご興味があれば・・)

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同時に『Solo』という機種も一部の販路にて販売されています。

『Solo 5』に対して『Solo』はリモコンがシンプルになっており、壁掛け用の金具も付属している商品です。
アマゾンでのタイムセールなどの常連さんというイメージです。

次に紹介する『Bose TV Speaker』の発売により『Solo 5』はすでにBose公式サイトには掲載されていません。(と言ってもまだまだ販売継続中のようです)
『Solo』についてはもともと公式サイトに情報が掲載されていませんでした。

2020年には新製品『Bose TV Speaker』が発売

2020年には、同価格帯でHDMI ARCに対応した新商品『Bose TV Speaker』が発売されました。

『Bose TV Speaker』は、『Solo 5』や『Solo』とは異なりHDMI ARCに対応している事がアップデートのポイントです。また、薄型化もされています。
価格の面で問題がなければ『Solo』系ではなく『Bose TV Speaker』を購入したほうが幸せになれると思います。

▼ こちらの記事にて新製品の『Bose TV Speaker』について紹介しています。(ご興味があれば・・)

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『Bose Solo Soundbar Series II』とは何なのか?

そのような状況の中、2020年11月頃に突如 Amazon に登場したのが今回紹介する『Bose Solo Soundbar Series II』です。

『Bose Solo Soundbar Series II』の本体は、『Solo 5』や『Solo』とほぼ同一のスペックです。機能的な向上はありません。

ただし外観がリファインされ、カラーリングもブラックからシルバー基調になっており最新のサウンドバーらしい印象になっています。
『Bose TV Speaker』とデザインテイストが似ているのがわかるでしょうか。

セットとしては『Solo』のセット内容と同じで、シンプルなリモコンと壁掛け用金具がセットになったタイプです。

ボーズサウンドバーSolo系列比較表
Solo 5 Solo Solo Series 2 TV Speaker
参考価格 32,400円 33,000円 33,000円 33,000円
発売日 2016/4/15 2016/10/3? 2020/11/27 2020/7/2
光デジタル
同軸デジタル
アナログ入力
Bluetooth
HDMI ARC
バスモジュール 対応
付属リモコン ユニバーサル 小型 小型 小型
壁掛け金具 付属 付属
サイズ(HxWxD) 8.6x54.8cmx7.0cm 8.6x54.9x7.1cm 5.6x59.4x10.2cm

リモコンについて先に説明してしまうと、以下の形状の違いです。

Bose Solo Soundbar Series II リモコン比較

左 Solo 5付属のユニバーサルリモコン。中央 Solo Series2付属のリモコン。右 Bose TV Speaker 付属のリモコンです。

『Solo 5』に付属しているユニバーサルリモコンはフルリモコンというイメージで、このリモコンでTVやその他機器もコントロールしようというモノ。各種メーカーにも対応しているので使いこなせば便利なのですが、やはりTVのリモコンを中心に使うのが実情かと思います。
となると、スペース的にも小型でシンプルなリモコンが喜ばれると思います。

『Bose Solo Soundbar Series II』付属のリモコンと『Bose TV Speaker』のリモコンとが非常に似ており、機能的にも同じなのですが、若干デザインが異なります。

Bose Solo Soundbar Series II リモコン比較

左 Solo Series2付属のリモコン。右 Bose TV Speaker 付属のリモコン。

どちらかというと『Bose TV Speaker』付属のリモコンの方が洗練されている印象を受けます。

『Solo 5』『Solo』『Bose Solo Soundbar Series II』の中で購入するならば、最新のデザインにリファインされた『Bose Solo Soundbar Series II』がオススメです。

Bose Solo Soundbar Series II ワイヤレスサウンドバー Dolby Digital対応モデル 壁掛け金具付き

ただし、最もオススメなのはHDMI ARCにも対応しているBose TV Speakerです
HDMIでの接続がサポートされ、TVの電源オン・オフに連動、TVリモコンからの音量調整が可能なのが非常に便利です。
多くのTVでHDMI ARCが対応されている状況でもあり、この時代にHDMIに対応していない『Solo 5』『Solo』『Bose Solo Soundbar Series II』は使いにくいです。

『Bose Solo Soundbar Series II』の取扱説明書についてはこちらのページにて確認可能です。購入前に一度ご確認ください。

『Bose Solo Soundbar Series II』実機レビュー

それでは『Bose Solo Soundbar Series II』の実機をチェックしていきましょう。外観については、Solo 5と比較しながら紹介していきます。

↓こちらが『Bose Solo Soundbar Series II』の外箱です。最近のボーズの外箱デザインと共通したシンプルなデザインです。

Bose Solo Soundbar Series II パッケージ

シンプルで落ち着いてデザインの外箱。

↓ パッケージに書かれていた、同梱物の説明図。

Bose Solo Soundbar Series II パッケージセット内容

セット内容が外箱に記載されていました。

↓こちらがセット内容です。

Bose Solo Soundbar Series II セット内容

Bose Solo Soundbar Series II セット内容

サウンドバー本体、光デジタルケーブル、リモコン、ドキュメント、ACアダプター、電源コード 、壁掛けブラケットです。光デジタルケーブルが付属しているのが嬉しいです!

↓こちらが壁掛けブラケットです。

Bose Solo Soundbar Series II ウォールマウントキット自分では壁掛けで使う予定もなく、コメントはできませんが壁掛けブラケットが付属してくれてうれしい方は多いでしょう。
↓ 壁掛けキットは実際に購入するとなると3000円程度します。(使わないので、その分安くして欲しい!というのが僕の本音です・・)

↓こちらが『Bose Solo Soundbar Series II』に付属するリモコンです。コンパクトなタイプです。

Bose Solo Soundbar Series II に付属のリモコンリモコンには 電源、音量+/-、ミュート、ソース切替(TV=光デジタルorアナログ)、Bluetooth)、低音調整、ダイアログモード のボタンがあります。

『Bose Solo Soundbar Series II』はTVのリモコンで音量操作ができない為、このリモコンをTVリモコンのそばに常備しておく必要があります。(ここは注意点です)

サウンドバー本体の外観について、『Solo 5』と比較しながらチェックしていきましょう。

Bose Solo Soundbar Series II 正面。Solo5との比較

正面から見たところ 上が Solo5。下がBose Solo Soundbar Series II です。シリーズ2ではボーズロゴが正面から上面に移動しています。正面左側にLEDがあり、パワーオン状態などを認識できるようになっています。

横幅は約54.9cmです。27インチのモニター下に置くとちょうど幅が合うようなイメージです。

Bose Solo Soundbar Series II ステータスLED

電源状態を知らせるLED。

上面の比較。『Bose Solo Soundbar Series II』がスッキリとしたフラットなデザインになっているのがわかるでしょうか。

Bose Solo Soundbar Series II 上面。Solo5との比較

本体上面。上が Solo5。下がBose Solo Soundbar Series II です。

↓ ロゴの位置についてはこの写真の通り。『Bose Solo Soundbar Series II』の方が現代的でシンプルな印象です。(コストダウンもあるかもしれません)

Bose Solo Soundbar Series II とSolo5との比較。ロゴ位置が異なる。

Solo5。下がBose Solo Soundbar Series II 。正面にあったBOSEロゴが前面から上面に移動した。

底面については、銘版位置が変わっていました。

Bose Solo Soundbar Series II 底面。Solo5との比較

底面。上が Solo5。下がBose Solo Soundbar Series II 。各種規格認証の銘版が左から右に移動。

背面もデザインのリファインはあるものの、バスポート、接続端子の位置など同じです。

Bose Solo Soundbar Series II 背面。Solo5との比較

背面の比較。上が Solo5。下がBose Solo Soundbar Series II 。

『Bose Solo Soundbar Series II』の各種インターフェース部分。写真の写りが悪く申し訳ありません・・。

Bose Solo Soundbar Series II 背面の入力インターフェース

左のUSB端子はメンテナンス用でファームウェアのアップデートなどで使われるUSBタイプAの端子です。一段奥まった部分に 3.5mmのアナログ入力端子、光デジタル入力、同軸デジタル(Coaxial)入力、ACアダプターの入力端子が並びます。

説明書によると光デジタル入力、同軸デジタル(Coaxial)入力はどちらか一方だけを接続することになっています。

『Bose Solo Soundbar Series II』にはHDMI端子はありませんので、購入の際にはご注意を。

『Solo 5』が現代的なデザインにリファインされたのが『Bose Solo Soundbar Series II』と言って良いでしょう。『Solo』、『Solo』、『Bose Solo Soundbar Series II』の中でその時の価格が安いモデルを買えばよいですが、デザイン的にはやはり『Bose Solo Soundbar Series II』がオススメです。

『Bose Solo Soundbar Series II』音はどうだ?

『Bose Solo Soundbar Series II』の音は良いです。

一般的なTVスピーカーよりもセリフもクリアになり、ドラマの視聴などがはかどります!

そして、ボーズらしい太い低音も魅力です。作り込まれたコンテンツの低音ほどぐいぐい鳴らしてくれます。(制作者の意図を汲んだ低音再現。とにかく低音を強調する、というタイプではありません)

夜間など低音の響きが気になる場合にはリモコンから低音の程度を調整することも可能です。

Bluetoothでスマホと接続した場合に、音楽などを楽しむ

サラウンド的なテイストを望んで購入するとイマイチな感想を持つことになります。

TVのサウンドをアップグレードする、という位置づけの製品であり、映画館のようにムチャクチャ音が広がる!!という方向性ではありません。
このあたりについてはサラウンドモードなどを搭載していないことからも製品コンセプトとして割り切りっていると考えています。("ホームシアター"製品ではないという位置づけ)

TVに組み込まれたスピーカーの欠点を補い、セリフを聞き取りやすく、低音を再現するスピーカーだと思って購入してください。

もちろん音量を上げていけば部屋に音が響き渡って行きます!

エントリー価格のサウンドバーの中でも最もセリフが聞き取りやすくなるプロダクトです。(僕の中でのベストはツイーターを中央に追加し聞き取りやすさを向上させた『Bose TV Speaker』です )

『Bose Solo Soundbar Series II』はオススメか?

『Bose Solo Soundbar Series II』について紹介してきました。

コンパクトなサウンドバーで、クリアさと低音が魅力です。

一方で気になるのは『Bose Solo Soundbar Series II』にはHDMI ARC端子が無い点
ひと昔前のエントリー機ではHDMIに対応していないモデルばかりでしたが、時代は変わって来ていてほとんどの製品でHDMIに対応してきています。

Bose Solo Soundbar Series II とSolo5との比較デザインディテールが異なる

Solo5。下がBose Solo Soundbar Series II 。SOLO 5に対してシリーズ2がスッキリしたデザインにリファインされていることがわかる。

セール価格で2万円程度だとしても機能的に割高感を感じるというのが正直なところです。(ドライバーなどが高品質なのかもしれませんが)

HDMI ARCに対応したTVとの接続をお考えであれば、TV電源に連動、TVリモコンで音量調整可能、中央にツイーターを追加しセリフの聞こえやすさUPした『Bose TV Speaker』の購入がオススメです。(若干の出費増しはありますが、Soloを購入するよりも満足感が高いです)

Bose Solo Soundbar Series II とTV Speakerとの比較。Solo S2の方が背が高い。

上 Bose Solo Soundbar Series II 、下 TV Speaker。との比較。デザインテイストは似ているが、TV Speakerの方が背が低く安定感がある形状。

▼ こちらの記事にて『Bose TV Speaker』について紹介しています。

Bose TV Speaker のサイズ感。スマホと比較
ボーズのサウンドバー「Bose TV Speaker」レビュー!HDMI対応が嬉しい「Solo 5」からの正常進化モデル。

安定のボーズ!というイメージの商品。おもてだったスペック競争ではなく、シンプルさ、使いやすさ、そしてサウンドの心地よさを追求した製品です。 映画館のような音の広がりサラウンドの訴求は上位のホームシアタ ...

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『Bose Solo Soundbar Series II』を購入した方が良い方は↓このような方だと思います。

  • 手持ちのTVがHDMI ARC非対応(ARC対応なら『Bose TV Speaker』を!
  • PCモニターの下に置いて使う(HDMI ARC非対応)
  • TVのリモコンが学習リモコンで『Solo』の電源・音量調整が可能になる

Bose Solo Soundbar Series II ワイヤレスサウンドバー Dolby Digital対応モデル 壁掛け金具付き

【ご参考までに・・・】

僕はエントリークラスのサウンドバーについてブログレビュー用に購入している事もあり、一般の方よりも多数保有しています。

その僕が現在使っている機種について紹介しておきます。

メインとなる55インチのTVに『Bose TV Speaker』に設置しています。(音がクリア&迫力に。そしてトーク・セリフが聞き取りやすくなる為)
デスクトップPCの27インチモニター下にYAMAHAの『SR-C20』を設置しています。(ARC対応した機器ですが、ARCでは使わずアナログで接続。コンパクトでよい音です)

サラウンド感のあるモデルが多数ありますが、通常視聴の音量ではセリフが聞き取りにくいモデルも多いです。(高価なモデルではセンタースピーカーが追加され聞き取りやすくなるのかもしれません・・)
僕の場合、日常視聴におけるセリフの聞き取りやすさを重視しているので『Bose TV Speaker』をメインにしています。

Soloのようなコンパクトなサウンドバーであれば、YAMAHAの『SR-C20』が2万円程度でARC対応です。
YAMAHAのこの機種はセリフの聞き取りやすさが『Bose TV Speaker』に対して少し落ちるためメインにはなりませんでしたがPCモニターの下で大活躍しています。(ムッチャQOLがあがった感あります)

サウンドバーのチョイスは非常に難しいです。

電気店でのデモでは大音量で鳴らし、大迫力を強調します。
音が大きければ迫力があるのは当然です。

映画を見る時だけ使うのであれば大音量で確認すればよいのですが、生活のなかでは通常の音量で楽しむ機会の方が圧倒的に多いはずです。その音質を底上げするのがボーズのSoloやTV Speakerなどのサウンドバーです。

TV側にHDMI ARC端子があるか/ないか?で『Bose TV Speaker』を購入するのか今回紹介した『Solo Series 2』をチョイスするのかは判断してもよいと思います。(将来のTV買い替えも考えるとやはり『Bose TV Speaker』がオススメです)

HDMI ARC端子については、TV背面のHDMI端子に"ARC"の文字が書いてあるモノがあれば対応と思ってよいでしょう。

参考になれば幸いです。

▼今回紹介した商品はこちら!

Bose Solo Soundbar Series II ワイヤレスサウンドバー Dolby Digital対応モデル 壁掛け金具付き



  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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