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これは欲しい! Bose SoundLink around-ear wireless Headphones Ⅱ をレビューします。

2015年11月10日

ボーズより、Bose SoundLink around-ear wireless Headphones Ⅱ をお借りすることができましたので、実際に使ってみた感想も含めてレビューします。(長文です)

ボーズのヘッドフォンは、耳栓タイプの in-ear(インイヤー)、耳に乗せるタイプの on-ear(オンイヤー)、そして耳を覆うタイプの around-ear(アラウンドイヤー) の三つのタイプに分けられています。今回の SoundLink around-ear wireless Headphones Ⅱは、耳を覆うタイプのヘッドフォンのワイヤレス版になります。Bose SoundLink around-ear wireless headphones Ⅱ

この SoundLink around-ear wireless Headphones に初号機(”Ⅰ”型)は存在しないのに、”Ⅱ” と付く理由は、ベースモデルである有線型の SounTrue around-ear headphones が昨年に続いてアップデートされ、”Ⅱ”になっている為のようです。

目次

管理人保有の旧型 AE2w について

僕が現在所有しているワイヤレスモデルは、AE2wです。(最後の”w”は、笑いの略の「草生えた」・・ではありません。ワイヤレスを意味します)

Bose AE2w

この旧型の AE2wは、アラウンドヘッドフォンであるAE2をワイヤレス化するためにケーブルの端子に、外付けのBluetoothモジュールを無理矢理 取り付けたモノです。モジュールがヘッドフォンから飛び出ているため、このヘッドフォンをしていると、「このおっさん何者?」という目で見られることも・・。

このワイヤレスモジュールを取り外してケーブルを接続すれば通常の非ワイヤレスモデルであるAE2と同等となる点もユニークでした。これによって、充電切れでもケーブルを持っていれば音楽を聴くことができる、という安心感を得ることができます。

何よりも素晴らしかったのは、このモジュールによってデジタル信号で受けたデータをアナログデータに作り直す仕事が行われています。この変換部分でボーズ独自の音作りができるわけで、有線接続よりも無線接続のほうが音がいい!という評判もあります。実際に、僕もそのように感じます。

さて、今回借用した アラウンドヘッドフォンは僕が持っている AE2w の後継機となるわけで、是非比較したい!というか、比較の結果、良かったら買ってしまいたい!とまで考えているモデルです。私欲もかなり混じったレビューとなりますが、興味のある方は最後までお付き合いいただけると幸いです。
こいつの書く文章には付き合っていられない!という方は、下のリンクからBose公式オンラインストアの商品説明をご覧下さい。
Bose SoundLink around-ear wireless headphones II [Black]

内容物を確認。本体と専用キャリングケース、充電用USBケーブル、オーディオケーブルが付属

本体の他に、付属品として、専用キャリングケース、充電用USBケーブル、そしてオーディオケーブル が付属してきます。

専用キャリングケースは大きい。だが信頼できる作りで、お出かけには必須。

専用キャリングケースは、個人的には大きめだなぁ という印象です。ただし、非常にしっかりした作りで、これに入れていればある程度保護されて安心だなぁ〜という印象はあります。

外出時で、ヘッドホンをしまう機会があるならば、必ず持ち歩いた方がいいですね。僕の場合は、夜飲み会等の用事がある場合は本体保護の為に必ずキャリングケースを持って出るようにします。
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ケースへの収納時には、↓このようにぺたんとした形で収納することになります。DSC04373

周囲をファスナーで閉じますが、ファスナーのタブもボーズ仕様でカッコイイです!
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このキャリングケース、AE2w 時代に付属していたのは、ケースではなく、巾着袋(失礼!)でした。これでは本体の保護にならないので、やはり今のキャリングケースがいいですね。
Bose AE2w with case

僕が保有している、アラウンドイヤー型のノイズキャンセリングヘッドホンである Bose QuietComfort 25(QC25) のケースの方が厚みがあるものの、形が整っていてコンパクトです。(左が SoundLink around-ear, 右が QC25のケース)
AEw2 vs QC25

オーディオケーブルのBOSEロゴに痺れる!

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上が付属の充電用USBケーブル、下がオーディオケーブル

オーディオケーブルは、長さ 110 cm です。若干短く感じるかもしれません。このケーブルがあれば、万一バッテリーが切れても引き続き音楽を楽しむ事ができます。有線でのサウンドと無線でのサウンドとでは結構印象が違いますが、バッテリー切れで使えなくなるヘッドフォンでは困ってしまいますよね。キャリングケース内にこれらのケーブルを格納するスペースがありますので、そちらに格納しておきましょう。

しかし、このオーディオケーブルのプラグ部分はカッコイイですね!こんな所にも、Bose ロゴが白で印字されています!端子は金メッキのようです。DSC04378

充電用USBケーブルはちょっと短い。フル充電は3時間。最長 15時間使用可能。

充電用USBケーブルは、長さ 25 cmで非常に短いですね。充電用途なので長さは必要無いのですが、充電中の置き場に困る場合などにはもう少し長いケーブルを用意した方がいいと思います。充電用USBケーブルについては、特にボーズらしさは見当たりません。

DSC04380

この B は BoseのB ではなく、Type-B の端子であることを表します。

ヘッドフォンを完全に充電するには3時間かかります。完全に充電した場合には、最長で15時間使用できるそうです。また、15分の急速充電で2時間使用できる状態まで充電できるそうなので、急ぎの場合にも助かりますね。

外観をチェックします。確実に進化している Bose around-ear Headphones。

手持ちの Around-ear タイプの Bose製 ヘッドホンを並べてみました。
Bose around-ear headphones

左から、around-ear headphones(2009年に購入)、AE2W(2013年に購入)、QC25(2015年に購入)、そして 今回レビューをおこなうSoundLink around-ear wireless Headphones Ⅱの順です。同じようなヘッドフォンですが、これだけ揃ってくると、かな〜り楽しいです!まぁ、最後の一つは借り物ですが・・。

ヘッドバンド部は、最近のBoseのデザインである太いヘッドバンドになっています。AE2w と比較してバンド部が長く、そこから落ちるアームで挟み込むようになります。クランプ圧としてはゆるめですが、頭上に太いバンドが乗っている事も有り安定性は高いです。また、スタイル的にも AE2w よりもバランスが取れており、カッコいいため、僕はこのデザインの方が好きです。

headband vs AE2w

上が SoundLink around-ear wireless headphones, 下が AE2w

 

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左が今回の新型、右が 旧型のAE2w

バンド部はQC25が布素材なのと異なり、ポリウレタンで覆われています。このタイプの素材は摩耗に弱く、経年劣化もあるためなるべく避けたいのですが・・。例えば、AE2wでは、このような劣化具合です。

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首にかけているせいか両端がかなり擦れています。まぁ、耐えられなくなるほど摩耗したり劣化したら修理交換に出しましょう!この辺りのサポートは Bose ならではですね。(若干お金がかかる傾向ですが・・)

QC25 とは似ているが、驚いた事に共通のパーツは非常に少ない!

下の写真は、QC25(上) と、SoundLink around-ear wireless Headphones Ⅱ(下)との比較です。ヘッドバンド外側の素材がQC25が布なのに対して、SoundLink around-ear wireless Headphones Ⅱは、合皮(ポリウレタン)になっています。DSC04394

QC25とは形状が非常に似通っていますが、詳細に見て行くとかなり違いがあります。まずは、ヘッドバンドの折れ曲がりの機構が、SoundLink around-ear wireless Headphones Ⅱにはありません。下の写真のように、この機構の、有り/無し でキャリーケースのサイズが変わりますね。

DSC04393

下の写真はイヤーカップ部分の比較です。左側が SoundLink around-ear wireless Headphones Ⅱ 、右が QC25 です。非常に似た形状ですが、同じパーツがほとんどありません。例えばヘッドバンドとイヤーカップ部分とをつなぐアームについてもパッと見は同じように見えますが、形状が異なります。イヤーパッドもアクセサリーとして購入する際には、別の商品になります。DSC04396

この作りの違いには、実際に比較してみて驚きました。これでは、コストは安くなりませんが、ボーズとして各製品の用途に特化したデザイン(設計)を行っているのだな、と理解しました。

イヤーカップ部分は、謎の素材。

イヤーカップ部分はプラスチックなのか金属なのかわからない素材が使われています。この素材はQC25と同じです。触るとひんやりしているので金属かな?とも思いますが正直良くわかりません。

DSC04403

操作部は、スイッチ類が小さく慣れが必要。

ワイヤレス関連の操作部材は、右側に搭載されています。スイッチ、マイクが右側に配置されている事になります。これは AE2w が左側だったのと正反対になります。

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外でスマホやタブレットを持つのが右手なので、実は右側にスイッチ類があるのは個人的には今ひとつです。左手で操作する際も、スイッチが裏側になるため非常に操作し難いです。AE2wはスイッチ類も大きく操作しやすかったのですが、操作性についてはこのサウンドリンク アラウンドイヤーワイヤレスヘッドホン Ⅱ の若干残念な所です。

また、電源スイッチも小さくて、動かす方向が上下であるため、非常に操作し難いです。QC25のような横に動かすタイプの方が比較的操作しやすいと思いました。DSC04402

下の写真は AE2w の操作部分。マルチファンクションスイッチが大きく、音量ボタンとは別体になっています。また、電源スイッチも非常に操作しやすいのです。これは無骨であるが故に使いやすい、という状況ですね。

DSC04390

マルチファンクションボタン(真ん中ボタン)は、1回押しで 再生・一時停止。2回連続押しで曲送り、3回連続押しで曲戻しです。また、電話に出る場合も中央ボタンを一度押します。

バッテリーLED, Bluetooth LEDがあります。それぞれのLEDはヘッドホンへの電源投入後、しばらくすると消灯します。DSC04383

Bluetoothマークは、青の点滅が「ペアリング準備完了」、白の点滅が「接続」、白の点灯が「接続済み」です。
バッテリーマークは、緑が「満充電」、オレンジが「バッテリー残量低下」、赤の点滅が「充電が必要」です。

ケーブルを接続してみます。充電用USBケーブルは挿入角度に注意を!

何度使っても違和感があったのが、この充電用USBケーブルの挿入角度でした。イヤーカップに対してまっすぐ挿入したいのですが、若干傾ける必要があるのです。

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なんと表現しましょうか・・、ヘッドホンを装着した時に垂直になるような角度です。オーディオケーブルは、イヤーカップに対して並行なのですが、このUSBケーブルは角度が違うので、ちょっと挿し難い印象です。(慣れますが)
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僕は、オーディオケーブルの角度の方が自然だと思うのですが・・・、いかがでしょうか。

充電中は、ワイヤレスで音楽を楽しむ事ができませんのでご注意を。

ヘッドフォンが話す!音声メッセージは随所で役立つ存在です。

この Bose SoundLink around-ear wireless Headphones Ⅱでは、音声メッセージ機能がついています。随所で音声メッセージによるナビゲーションが行われます。

まず、パワーオンすると、ワイヤレスで接続した端末名、バッテリーの状況を音声メッセージで伝えてもらえます。

音声メッセージは、各種言語に対応していて、日本語にも設定可能です。

言語を変えるには、マルチファンクションボタンと+ボタンを同時に押して言語選択の音声メッセージが聞こえてくるまで押し続けます。+、ーボタンで言語が選択できますので、好みの言語に設定します。個人的には最も発音がスムーズな英語がオススメです。日本語は・・・もう少し性能を向上させる必要がありそうです。

電話がかかってきた時には・・

この音声メッセージは、着信した時に、「Call from "電話帳に登録されている名前(漢字だと適当な中国読みの模様)”」という具合に電話帳のリストにヒットする場合には、その情報とともに音声メッセージで通知します。音声メッセージを日本語に設定している場合には、着信時の音声メッセージについては聞こえてきませんでした。音声関連については、もう少し研究したかったのですが、返却時期が迫っており、時間切れで十分には楽しめませんでした。

また、通話の終了時にも、「Call ended」(かな?)と、アナウンスしてくれます。

音声メッセージのオン、オフも設定可能

音量の+、- ボタンの同時押し(長押し)で音声ガイドのオン、オフが可能です。音声ガイドが流れている間は、音楽が聴けませんので電源オンしてから直に音楽を聴きたい方は、音声メッセージをオフにしましょう。

NFCを搭載!NFCでタッチすることでスマホとペアリングができます。

SoundLink around-ear wireless Headphones Ⅱには、実はNFCが搭載されています。NFCは、Near Field Communication の略です。近距離無線通信の一種で、”タッチ”すると・・・というモノですね。この SoundLink around-ear wireless Headphones ⅡのNFCは、スマホ等のBluetooth機器とのペアリングに使います。

ヘッドフォン側のタッチする場所は、操作する側のイヤーカップBOSEロゴになります。スマホ(Android機)をタッチするとこの通り、「ペアリングしますか?[Bose AE2 SoundLink] はい/いいえ のダイアログが表示されます。ここで、”はい”を選択すればペアリング完了です。DSC04398

Bluetooth のペリングであれば、NFCを使わなくても、スマホの設定>Bluetooth から接続したい機器を選択するだけです。

NFCを使わなくても、それほど手間ではないと思いますし、逆にNFCの方がNFCをオンしたり、ヘッドホンにタッチしたり、と面倒だと思うのですが・・。NFCを搭載しないで、その分安くしてくれてもよかったかな・・・。

iPhone等の iOS 機器であれば、下の写真のように、画面上部の Bluetoothマークの隣にヘッドホンのバッテリー状態が表示されるので、便利です。DSC04399

あまり使う事はないかな?と思いますが、ヘッドフォンが記憶しているペアリング情報の削除も可能です。電源ボタンをBluetoothマーク側へ押し込んで、その状態を10秒間キープすると「Bluetooth機器リストを削除しました」というメッセージが聞こえて、削除完了です。

AE2wでは、急な首の動き等で、音が途切れる場合がありましたが、その接続安定性について改善されているように感じました。

音質は、AE2wの遥か上を行く!AE2wユーザーは買い替えもアリ!

音質についての率直な感想です。

AE2wと比較すると、音質はずいぶんと向上しています!低音に広がりを感じるようになりました。特にバスドラムのキック音が明瞭になりました。また、高音のギターサウンドなどもかなり鮮明に聴こえるようになっています。全体的に解像感が増した印象です。

AE2w の音質で十分いい!と思っていましたが、この サウンドリンク アラウンドイヤー ヘッドフォン Ⅱの音に慣れてしまうと、AE2w の音質はぼんやりとした印象になってしまい、物足りなく思えます。

ワイヤレスではなくオーディオケーブルで試してみた所では、それほど低音が出ている訳ではなかったため、ヘッドホン内での処理にて心地よくイコライジングされているという印象です。AE2wの時もケーブルよりワイヤレスの方が心地よかったのですが、それをさらに上回るチューニングが施されています。

この音を聴いて、AE2wユーザーは買い替える価値があると判断しました。また、サウンドトゥルー アラウンドイヤーヘッドホン(有線版)を購入しようと思っている方も、1万円プラスになりますが、このワイヤレス版を購入した方が幸せになれます!!

税抜き 32,000円と、値段は結構高い!失敗が怖ければ、オンラインストアでの購入が吉。

この Bose サウンドトゥルー ワイヤレス アラウンドヘッドホン Ⅱ の価格は、 32,000円。税込(+8%)だと、なんと 34,560円になります。これは簡単には出せない金額です。以前のAE系のワイヤレスモデル AE2w の時は、税率の違いもありますが、26,250円。AE2wの時も「高いなぁ〜!」と思いながら買いました。そこから考えてさらに 31% も高くなっているのです。34,560円ともなると、本当に失敗できないお買い物になります。他社の製品を見てみると、例えば ソニーの MDR-1ABTは、税抜きで 39,800円。税込では4万円を超えることになります。こちらのソニーの製品は LDAC 対応、タッチセンサーコントロールパネル、30時間の連続再生可能と、魅力的なポイントを持った製品です。個人的にはハイレゾに興味がなく、ボーズ愛がありますのでボーズ製品を購入しちゃいますが、3万円の買い物ですので、各社のヘッドホンをスペック比較することも必要です。ただし、軽さ、フィット感、音質、見た目・・等判断のポイントはありますのでくれぐれもスペックだけでは決めない事。ゼッタイに使って試してみた方がいいです。

その点、ボーズのオンラインストアで購入すれば、30日以内での送料無料での返品・返金が可能ですから、いざ使ってみて失敗した!と思っても取り返しが効きますので安心です。(この商品は、必ず満足行くと思いますが!)
↓↓ ボーズオンラインストアへのリンクです。

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なんとキャンペーン期間中であれば、ボーズ公式のストア以外のアマゾンでも30日間なら返品・返金可能なキャンペーンを実施中です!!

ボーズ公式オンラインストアよりもアマゾンの方が安いケースは多いのでキャンペーン中は価格など要チェックです!!

2020年11月1日(日) 00時00分から2021年3月31日(水)23時59分(日本時間)まで

条件などは、キャンペーン詳細ページを確認願います。

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まとめ:モノとしての質感、音質も良くオススメの一品だ!

  • モノとしての妥協の無い作り
  • 使い始めには操作性に若干難ありだが、慣れればOKのインターフェース
  • しっかりした作りの付属品のキャリングケース
  • 付け心地に定評のあるイヤーパッド
  • 解像感と低音の響きを併せ持つ音質
  • 音声メッセージによる便利な情報
  • ハンズフリーで会話ができる便利な機能

など、魅力十分な製品です。うーん AE2w をもう少し我慢して使うかどうか悩ましい!
だが、ゼッタイにオススメできる商品です!クリスマスプレゼント等に「ちょっといいモノを」という用途にも最適だと思います。(僕がもらったら、無茶苦茶喜びますね〜。

Bose SoundLink around-ear wireless headphones II [Black]

サイズ感や、価格に難がある場合には、オンイヤーヘッドフォンの Bose SoundLink on-ear Bluetooth headphones もあります!
こちらは、税抜き 28,500円で、3,500円程価格が低い設定です!



  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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