「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」を自腹購入しました。これがなかなか良かったので紹介します!実は似たようクロームブック「ASUS Chromebook Detachable CM3」もほぼ同時に購入しています。同じようなモノを保有したがる次男坊(?)の悪いクセです。
「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」のポイントは以下の通り。実に魅力的なクロームブックです。
ポイント
- 4万円以下で購入可能なクロームブック
- キーボード取り外し可能でタブレットとしてもノートPCとしても使える存在
- スタンド内蔵カバー付き
- FHD(1920x1200)の解像度を持つディスプレイがキレイ
- 余裕のストレージ 128GB(eMMC)
- 動作はサクサク。不満なし!
- ネット閲覧、動画視聴、電子書籍閲覧、ワード・エクセルなどオフィス作業もスムーズ!(アプリ、サブスクリプションが必要な場合があります。MS Officeは付属しません)
「バリバリ仕事するぜ!」というプロのツールとしては難しい部分はありますが、スマホでも行えることをより大きな画面でキーボードを使って処理できるというイメージでしょうか。
ユーザーアカウントを追加できるため、お子さまのご利用も可能。
普通にブラウザーが使えるため、NHKの子どもプログラミング「スクラッチ」も動作し、楽しむことができます。
価格も高くはないため、一人一台手元にあってもよい存在だと考えます。
▼ 今回紹介する Lenovo IdeaPad Duet Chromebook はこちら!
目次
Lenovo IdeaPad Duet Chromebook のスペック
Lenovo IdeaPad Duet Chromebook のスペックは以下の通りです。
OS | Chrome OS |
ディスプレイ | LEDバックライト付 10.1型 WUXGA IPS液晶 (1920x1200ドット、約1,677万色) 、光沢あり、マルチタッチ対応(10点) |
CPU | MediaTek Helio P60T プロセッサー ( 2.00GHz ) |
カラー | タブレット本体:アイスブルー + アイアングレー |
キーボード:グレー | |
スタンドカバー:グレー(ファブリック生地) | |
メモリ | 4.0GB LPDDR4X (オンボード) |
ハードディスク | なし |
記憶装置 | 128GB eMMC |
チップセット | CPUに統合 |
グラフィックス | CPU内蔵(Arm Mali-G72 MP3) |
光学ドライブ | なし |
有線LAN | なし |
ワイヤレスLAN | IEEE 802.11ac/a/b/g/n |
内蔵カメラ | あり (前面:200万画素 FF、背面:800万画素 AF) |
内蔵Bluetooth | Bluetooth v4.2 |
スピーカー | ステレオスピーカー |
マイクロフォン | デジタルアレイマイクロホン |
キーボード | 78キー、JIS配列、マルチタッチパッド、パワーボタン、ボリュームボタン |
インターフェース | Type-C USBポート:USB2.0×1(DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き)、専用キーボード接続用コネクタ |
指紋センサー | なし |
バッテリー | 2セル リチウムイオンポリマーバッテリー (固定式) 使用時間:約 10.0時間 |
質量 | タブレット本体:約 450g キーボードとスタンドカバー装着時:約 920g |
本体寸法 (W×D×H)mm | タブレット本体:約 239.8x159.8x7.35mm キーボードとスタンドカバー装着時:約 244.9x169.3x18.2mm |
マイクロソフトOffice | なし |
主な付属品 | ACアダプター、USBケーブル、キーボード、スタンドカバー、USB Type-C to 3.5mmオーディオジャック変換ケーブル、マニュアル類 |
保証期間 | 1年間 送付修理 |
ポイントは、タッチ対応の10.1型ディスプレイ、128GBのストレージ、10時間のバッテリー、キーボード、スタンドカバーが付属という点。
Lenovo IdeaPad Duet Chromebook の実機をチェック!
既に発売から約1年が経過した Lenovo IdeaPad Duet Chromebook ですが、価格も手ごろであり、まだまだ魅力的な製品です。
セット内容
Lenovo IdeaPad Duet Chromebook のセット内容は以下の通りです。
- ACアダプター
- USBケーブル
- キーボード
- スタンドカバー
- USB Type-C to 3.5mmオーディオジャック変換ケーブル
- マニュアル類
ACアダプターは5V 2A出力のタイプ。
USBケーブルは Type A、Type C のタイプ。
ヘッドホン端子がないため、USB Type-C to 3.5mmオーディオジャック変換ケーブル が付属。
Lenovo IdeaPad Duet Chromebook 本体
こちらがスタンド機能付きのカバーです。
そして、キーボード。
ノートPCだと考えると当たり前なのだが、下側にタッチパッドがあり、マウスなしでも操作が可能なのはありがたい。
"かな"のプリントもあるJIS配列のキーボード。右側の +、*、] などのキーエリアはキー幅が狭くなっています。
大半のキーのキー幅(キーピッチ)は18mmで、打ちやすい。
キーストロークは浅く、感触も悪くない。
実際に使ってみると、驚くほど普通に使える。
Lenovo IdeaPad Duet とキーボードとはマグネットで固定され、また電気的な信号は中央のピンが接して通信される。
マグネットは強力で、下の写真の状態から少しでも近づけると磁力で合体してしまう。
本体にカバーとキーボードを取り付けると下の写真のようにノートPCとして利用できる。
ただし、キーボード部分については傾斜もなく、ほぼ机の高さと同じなので、長時間のタイピングでは若干のストレスを感じる傾向にある。
本体のカメラは前面200万画素(フォーカス固定)、背面は800万画素(AF)。
ノートPC状態における(横向け使用)本体上部には、スピーカーとマイクが配置されている。スピーカーはステレオで、映像視聴時に十分な音質、音量のサウンドを鳴らしてくれる。
短辺側に写真左からボリュームボタン、パワーボタン、USB端子が配置されている。USBポートは、USB2.0に対応し、DisplayPort出力機能付きだ。
キーボードとスタンドカバー装着時の厚みは18.2mm。一般的なノートPCよりも薄いが、本体サイズから考えると分厚い印象を受ける。
Lenovo IdeaPad Duet Chromebook本体のみで、実測重量 450gでした。
背面のカバーを取り付けると、実測重量 670g でした。
背面のカバー、キーボードを取り付けると、実測重量 928g でした。
カバーを外した状態の本体裏側はアイスブルー + アイアングレーのツートン。
電波を通りやすくするため、アイスブルーの樹脂にしたと推測するが、このツートンカラーデザインは好き。
電源をオンにすれば、グーグルアカウントのログインが求められます。スマホと同じ感覚でセットアップ、アプリを追加すれば使えるようになります!
Lenovo IdeaPad Duet Chromebook はキーボードもあり、タブレットとしても使えるクロームブックで非常に重宝しています!
Lenovo IdeaPad Duet Chromebook 初期状態でのストレージ容量について
Lenovo IdeaPad Duet Chromebook 128GBモデルの初期状態での空きストレージ容量は99.0GBでした。(セットアップ方法により違いが生じる可能性があります)
ストレージ管理 | 容量 |
使用中 | 29.0GB |
使用可能 | 99.0GB |
システムとして 27.9GBが利用されていました。
アマゾン限定で価格の安い64GBモデルが販売されています。こちらの場合の空き容量は概ね 64GB-29GB =35GB というところでしょうか。あまりローカルにファイルを置かないのであれば十分かもしれません。
Lenovo IdeaPad Duet Chromebook の感想
Lenovo IdeaPad Duet Chromebook の感想は以下の通りです。
タブレットとしてみた場合、キーボード、スタンドが付属していることで追加購入しなくても使い方が広がるのが嬉しい。
ディスプレイが発色も含め、非常にキレイです。
低価格なノートPCタイプを購入するよりも、満足度が高いと思います。
持ち運びという点では、微妙な存在。
小型軽量であることは間違いないが、この重量であれば通常のノートPCも選択肢に入ってくる。この機種として優位性が高いとは言えない。
逆にideapadでは、キーボードカバーを閉じた際に、ヒンジ機構やマグネットなどでカバー閉の状態に固定されない、という点はマイナスである。
キーを閉じた状態で、キーボードが固定されず、少し不安定な印象を受けます。
ここは少し気になる点ではあるのですが、致命的とも言い難い内容。ヒンジ機構やロックを設けるとさらに重く、価格も高くなるはず。コストを考えると妥当なところだと思います。
キーボードがある、そこが大切。
キーボードの配列自体は素直であり、かつ、主たるキーについては十分なキーピッチが確保されている。
文章を長時間タイピングするような使い方でなければ、配列に対して強いストレスを感じることはないはず。一方で、キーホボードに傾斜がない点が気になってくるのは事実。画面に近い位置のキーほど打ちにくくはなる。
10インチの場合、キーボード配置に工夫が必要となり、若干の使いにくさが生じてくるのは事実。
いつも通りのキーボードを、と考えると13インチクラスを考えたほうがストレスがないだろう。
キー打鍵時の感触は品がよく、タイプ音も静かで印象が良い。
タッチパッドについては「こんなものかなぁ」という感想だ。
使えるし、不自由もない。
しいて言えば、個人的にはパッド面がさらさらしすぎている印象をうけた。
もう少し指先にひっかかり(ねっとり感)があれば、もう少しポインターの位置の微調整がしやすくなるはずだ。
細かい話は抜きにして、何よりもタッチパッド付きのキーボードが付属し、取り外しが可能という点が Lenovo IdeaPad Duet の最大の魅力。(しかもこの価格で、だ)
Chrome OS の世界になじむにはもう少し時間が必要だが、かなり便利な存在!
今回購入してみて感じたのは、Chromebook そのものがかなり使える!という点。「なぜ今まで使わなかったのか!?」が不思議なほど。
Chromebook そのものに対する驚きとともに、Lenovo IdeaPad Duet はコスパが高く、かなり使える存在であることを確認したことを紹介しているのが今回のレビュー。
Androidスマホと同じ感覚でアプリを入れて使えば、動画が楽しめ、ネット閲覧ができ、ワードやエクセルといったアプリケーションでの文書作成ができる。これなら WindowsのノートPCと比較しても、ほぼ遜色なく活用可能。
僕のようなChrome OS初心者の場合、あとは Chromebook の世界を理解し、ショートカットキーなどをどこまで使いこなせるか?がこの Lenovo IdeaPad Duet の活躍の範囲を決めることになりそうです。(あまり深く知らなくても普通に使えるのが Chromebookのすごさですが)
僕も今後は、より Chrome OS の使い方をマスターし、便利に使いこなせるようにしたいと思っている。
しかし、このようなブログ執筆の関係もあり個人的にはデスクトップPCでの作業がメインなことには変わりがありません。
解像度の高さ(表示範囲の広さ)による複数ウィンドウを開いての作業、画像関連の編集(PhotoshopでのRAW現像など)などは、やはりデスクトップPCが便利なのです。
Chromebook でも、RAW現像については、Adobe Lightroom にて可能。しかし、僕の場合にはファイル全般を OneDriveに保存している都合もあり、RAWファイルの保存先の取り扱いが複雑化する。よほどの緊急性がない限り使い慣れたデスクトップPCでの作業がやはり効率的だ。
僕にとっては Lenovo IdeaPad Duet を、デスクトップPCのサブとして出先、リビング、 ベッドでの動画閲覧、Web閲覧、文章入力をする用途で使います。
「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」のポイントを再掲します。
ポイント
- 4万円以下で購入可能なクロームブック
- キーボード取り外し可能でタブレットとしてもノートPCとしても使える存在
- スタンド内蔵カバー付き
- FHD(1920x1200)の解像度を持つディスプレイがキレイ
- 余裕のストレージ 128GB(eMMC)
- 動作はサクサク。不満なし!
- ネット閲覧、動画視聴、電子書籍閲覧、ワード・エクセルなどオフィス作業もスムーズ!(アプリ、サブスクリプションが必要な場合があります。MS Officeは付属しません)
もちろん性能的な制約はありますが、Lenovo IdeaPad Duet は、エントリーとしておすすめできる Chromebook です!
▼ 今回紹介した Lenovo IdeaPad Duet Chromebook についてはこちらをご確認ください!
(商品ページでクーポンが配布されていることもあります)