僕の iPhone 11Pro には[明るさの自動調節]の設定メニューが存在しません。理由は内部の環境光センサーが故障したためでした。
対応していただいたアップルのスタッフの方も環境光センサーが故障していると[明るさの自動調節]の設定メニューが表示されなくなる事実を把握していない様子でした。
僕の iPhone 11Pro は保証期間が過ぎているため、修理は有償になります。
ちなみに修理金額は・・・
- ディスプレイの交換で済んだ場合 36,680円
- 基板の交換が必要な場合 70,980 円(本体交換代金)
どちらの金額になるかは、内部を見てみないとわからないとのこと。(メイン基板とセンサーとの接続のコネクターが故障しているような場合には修理が高額になる模様)
iPhone 11 Pro は発売日である 2019年9月20日に購入(のはず)。ほぼ 3年使用しており、うーん追加費用を払うよりこのまま使って新型が出たら買い替えしようかなぁ・・と考えています。
そもそも[明るさの自動調節]機能は便利ではありますが、無くてもスマホとしては問題ありません。
人によってはディスプレイ輝度のオート動作が気に食わずオフにしている方も多いのではないでしょうか。(そうでもないかな?)
我慢して使っていきます!!
(無駄に明るく表示している期間も増える可能性もあり、バッテリーの劣化が早まる可能性がありますが・・)
なぜこのようなことをわざわざブログに書くか?
いろいろ検索したのですが、決定的な原因・解決方法が見つからなかったのです。(メニューがアクセサビリティに移動していますという解説はあります。また、街の修理屋さんでディスプレイ交換修理をすると[明るさの自動調節]が表示されないというような記事もありました。メニューは探したけどどこにも見つからなかったし、僕の iPhone には故障・修理歴はないのでそれらの記事に該当しませんでした)
[明るさの自動調節]が表示されないという現象の原因が全て環境光センサーの故障というわけではないハズですが、一つの事例として公開しておきたかったのです。
(誰かの参考になるかもしれない!)
[明るさの自動調節]の設定がない原因を特定過程とオススメの対応方法
具体的な現象
具体的な不具合現象としては、画面の明るさが自動で調整されません。
[アクセサビリティ]の[画面表示とテキストサイズ]の中に[明るさの自動調節]が存在せず、明るさの自動調整をオンにできません。
また、[画面表示と明るさ]のメニューの中にも[明るさの自動調節]が存在しません。(古いiOSではここに設定が存在していた模様)
iPhoneの設定内で検索をかけると、[明るさの自動調節]が表示されます。
しかし表示された[明るさの自動調節]をタップしても[画面表示とテキストサイズ]に移動するだけで、設定が見つかりません。
全くの謎現象で、実にもやもやしました。
原因を特定するまでにそれなりに時間がかかりました
[明るさの自動調節]の設定がない原因を特定するまでに以下の工程がありました。
- アップルのサポートさんに電話で相談
→試してみるべきことを丁寧に教えていただいた - アップルのサポートさんから教えてもらったことを実践
→設定のリセット、リカバリアップデート、リセット(初期化)を実施。効果なし。 - ジーニアスバーを訪問し現象説明・内部診断
→内部診断をおこなうと一発で環境光センサーの故障が判明
故障の場合、診断をすればすぐに故障であることが判明します。
この診断はジーニアスバーまで行かなくても、遠隔からでも対応が可能だそうです。
つまりサポートさんと電話で会話しているなかで診断してもらえるそうです。
最短で原因を究明しましょう
[明るさの自動調節] が見つからなくて「おかしいな?」「困ったな」という方には以下の対応をオススメします。
ポイント
アップルのサポートさんに電話し、現象の説明とiPhoneの診断の依頼をする。
僕の場合、環境光センサーの故障が原因で、iOS自体がその故障を表示せずに普通に動いていました。
そのことは、サポートスタッフさんも把握をされておらず、リセットなどを試すような流れになりました。
(作業自体もかなり時間がかかるうえ、改善せず無駄な作業である可能性が高いです)
いろいろと試すよりも、診断してもらった方が話が早いと思います。
特に各種延長保証(AppleCare+ for iPhone) に加入していたりするならば、なるべく早く故障を確定し、修理したほうがハッピーですよね!
最後に
今回、アップルのサポートさんに親切に対応していただき、故障という診断までたどり着くことができました。(もやもやが解消し、気持ちとしてもなんとか整理がつきました)
このサポートの質の高さは、さすがアップル!だと思いました。
これだけサポートが手厚いと製品の価格が多少高くても仕方がないですよね!
何度か落下させてしまったこともあったので、その際に環境光センサーが故障してしまったのかもしれません。丁寧に扱わないとなぁ・・。