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Olasonic NA-BTR1。Bluetooth+LDACで手持ちのオーディオシステムがワイヤレス対応にできる魔法のボックス!

2018年12月2日

Olasonic の高音質コーデック対応 Bluetoothレシーバー「NA-BTR1」を使ってみました。「NA-BTR1」は、Bluetoothに対応していないオーディオシステムをスマホやDAPとワイヤレスで接続できるようにする為の最強のBluetoothレシーバーです。「NA-BTR1」の実勢価格は、19,800円。低価格のBluetoothレシーバーは多々発売されていますが、この「NA-BTR1」はとにかく音質重視。ハイレゾ級BluetoothコーデックのLDACに対応したBluetoothレシーバーはボチボチ出てきているのですが(僕の知っている範囲で ヘッドホン用の FiiO BTR3 やエレコムのイヤホンリケーブル用のLBT-HPC1000RC など)、「NA-BTR1」のように据え置きで豊富な出力に対応したものはありません。「NA-BTR1」を使えば、ハイレゾ音源や Spotify を手元のスマホやDAPで再生し、ワイヤレス接続することで愛用のオーディオシステムをさらに活かして音楽を楽しむことができます!

10cm × 10cm、高さ 3cm のサイズ。

今回、Olasonic さんからサンプル機を借りることが出来ましたので使ってみてのレビューです!(これはホント欲しい!!)

「NA-BTR1」の基本スペック

ムッチャ便利で高機能なBluetoothレシーバー「NA-BTR1」ですが、Olasonicさんの商品ページでは今ひとつ情報が少ないのです。本体サイズなどの数値的な内容などの記載はニュースリリースのPDFが詳しいです。

カラーは二色展開で、ブラックとホワイトがあります。(今回お借りしたのはブラックです)

外形寸法 100mm(W)×30mm(H)×100mm(D)、質量 約 122gです。コンパクトで軽いのが印象的です。電波を通す都合もあり、基本的にプラスティック筐体で想像以上に軽いです。

自家測定では127gでした。

付属品は、AC 電源アダプターのみ。ACアダプターの出力は 5V 1A です。安いBluetoothレシーバーの場合「USBケーブルで電源供給してね」で終わりなのですが、Olasonicはしっかりと電源アダプターを付属してくるところが「さすが!」です。

充実の音声出力!!

「NA-BTR1」は、音声出力が充実しています!アナログ  2ch 、同軸デジタル(RCA ピンジャック)、S/PDIF 光デジタル(角型コネクター S/PDIF) の合計 3系統の出力に対応しています!

・デジタル出力はBluetoothからのデジタルデータをそのまま出力します。
・アナログ出力は384kHz/32bit 対応のD/Aコンバータを採用、Bluetoothからのデジタルデータを高精度でアナログ変換します。

(↑商品ページより引用)

アナログ出力のためのDACチップにはTI社製「PCM5012A」だそうです(Phile Webの企画記事より)

アナログ出力があるので、多くの機器に対応できます。手持ちの機器が 光ケープルやCOAXIAL に対応していれば、優先的にデジタル接続を利用するといいでしょう。

各出力について、どこから出力するかのセレクターなどは無く、常に3系統の出力端子から同時に出力されている模様。3種類の機器に接続しておいて、使い分ける事もできます。

↓本体が軽すぎて、コシの強いケーブル(太いケーブルなど)を接続すると本体がケーブルに引っ張られてしまうのは少しネックではあります。

ケーブルが硬く、まっすぐに配置できなかった例です。

複数の出力があるため、アンプの空き端子の状況に合わせてインターフェースを選んで使うことができるのでホントに便利です。(と言いますか、「何でもコイ!」の無敵・無双状態です)

NFC対応がうれしい!!

「NA-BTR1」は、NFCにも対応しています。対応しているスマホであればタッチでペアリングができるので非常に便利です。

初回はスマホ側に「ペアリングしますか?」が表示されます。(HUAWEI P20の例)

この「NA-BTR1」は、電源オンの度にスマホからBluetooth接続しなければならない仕様です。

タッチでペアリングできる端末であれば、電源オン→タッチによってベアリングが完了できます。ペアリングを完了すると、「ぴろろろ〜ん」というかわいいギターサウンドがスピーカーから出力されます。

高音質コーデック採用で"ほぼハイレゾ"で転送が可能

「NA-BTR1」はBluetoothのレシーバーで、他の機器からBluetoothで送られてきたサウンドデータを光やCOAXで出力したり、D/Aしてアナログ出力したりします。

Bluetoothでデータを送るといっても、どのようにまとめてデータを送るかの方法(コーデック)がいろいろとあります。この「いろいろ」の多くに対応しているのが「NA-BTR1」の特徴の一つです。

「NA-BTR1」の対応コーデックは、「 LDAC」、「aptX HD」「aptX」、「AAC」、「SBC」です。(音質の良い順です)

最大のポイントは「LDAC」の対応です。LDACはソニー製品のユーザーであれば珍しくないでしょうが、ソニー以外で対応しているメーカーは少ないのです。(最近はサポートしているAndroidスマホが増えてきています)

「ハイレゾワイヤレスロゴ」の誕生、制度の整備によって、認定コーデックの候補であるLDAC対応製品はどんどん増えてくると推測します。しかし、アナログ出力を持つ場合には「無線接続以外はハイレゾオーディオロゴ規定の条件を満たす必要があるため、48kHz/24bitなど、96kHz/24bitに満たないDACチップを搭載するBluetooth製品はロゴを使用することができない。」ことや「十分な音質に達しているか、否かを試聴テストする」という話もあるようで、本腰を入れていないメーカーでの取得は難しいかもしれません。

(AV Watch 「ハイレゾワイヤレスロゴ」誕生。“無線でハイレゾ”の指標を規定 の記事を参考にしました)

今回、HUAWEI P20 でサポートしているコーデックをチェックしてみましたが、(当然ですが)一通り接続できました。(P20がサポートしている HWAは、「NA-BTR1」がサポートしていないので接続不可)

aptX HD 対応のBluetoothレシーバーは徐々に増えてきていますが、LDAC対応はまだまだ少ない状況です。(aptX HDに対応品として Inateck BR1008 (← 安い!))

幅広いコーデックのサポートはうれしく、特にハイレゾ級コーデックである「LDAC」サポートはホント嬉しいです。

手持ちのシステムへの導入

今回は「NA-BTR1」を導入して、実家にあった30年以上前のスピーカーである 「ビクター ZERO 30 Fine」 を使って、Bluetooth経由で最新の楽曲を楽しもう!と考えました。

高さ55cmのブックシェルフ型スピーカーはデザインも合間ってかなり見栄えがします。(というか、今時ならここまで大きなスピーカーは購入しないと思います)

Olasonic NANO-UA1a 経由で接続

Olasonicさんから「NA-BTR1」だけでなく、プリメインアンプ NANO-UA1a、それにプラスしてCDトランスポート NANO-CD1 をお借りしました。

スマホやDAP ->(Bluetooth LDAC)-> NA-BTR1 -> COAX -> NANO-UA1a -> スピーカー という接続。

「NA-BTR1」の視点からすると、DAPから受信したデータをしっかりと「プリメインアンプ NANO-UA1a」へ伝えるまでが役割。実際にスピーカーを駆動するのは、NANO-UA1a なのです。

サイズはCDサイズでムッチャ小さい(でも重さはある)のに、しっかりとスピーカーを鳴らしてくれました!いや、ムッチャいい音だなぁ・・。

借用している期間、リビングで音楽を聞く時間が増えました。やはり、大きなスピーカーはいいです。

いやー、すっかりハマってしまって、プリメインアンプ NANO-UA1a の購入を検討中です(笑)。しかもCDも音がよくて・・。

2006年のコンポに接続

手元にあった、ONKYOのMD/CDコンポのX-N7X(FR-F7X?)でも鳴らしてみました。いや・・何だか音がしょぼい・・。やっぱり「NANO-UA1a 」が欲しいなぁ!!

しかし、2006年頃のFRシリーズが「NA-BTR1」との光接続でスマホや、DAPからBluetooth接続できるようになるとは!!(ちょっと感動)

オーディオは、Spotifyなどのストリーム配信・サブスクリプション音源など無しには成り立ちません。(Spotifyを使っていない方は是非試して見てください!)

論理的にも実力的にも高音質で、従来のオーディオシステムをBluetooth対応にしてしまう魔法のボックス「NA-BTR1」もう、これ買うしか無いですよ!!

Olasonic NA-BTR1 B ハイレゾ対応 Bluetoothレシーバー
Olasonic



  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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