TINECO(ティネコ)から販売されている 吸引水拭き一体型フロアクリーナー「Floor One S3」を使ってみた感想をお伝えします!
当初は「TINECO?何それ?」
「え?水拭き?いらないし!」
という状態だった僕。
数回使っただけで「水拭き清掃最高!気持ちいい!何度でもやりたい!!」という気持ちになりました。もう手放せない。
TINECOスゴイわ!
水拭きであるため、畳や絨毯のお部屋が多い方にはオススメしません。
フローリングがメインのお宅なら、TINECOのフロアクリーナー「Floor One S3」はオススメです!
悲しいかな、我が家はフローリングメインなのですが、面積が狭く、さらにモノもあふれており掃除できる面積が限られている状況。
「もっと Floor One S3 で掃除できる場所が欲しいぜ!!」
記事の最後に僕が作成した動画も掲載しました。「Floor One S3」の使用感がわかると思いますので、是非チェックを!
↓「Floor One S3」については、とりあえず公式の動画をチェック!
▼ 今回紹介する商品はこちら!
Tineco FLOOR ONE S3 掃除機 コードレス フロア 乾湿両用 WiFi対応 音声ガイド アプリ制御 二年保証
*レビュー用に Tinecoさんより商品を提供していただきました!
目次
TINECO(ティネコ)とはどのような会社なのか?
TINECOは、家庭用ロボットの総合メーカーEcovacs(エコバックス) の傘下会社であり、グローバルに展開している"フロアケアブランド"です。
Tinecoは、スマート電化製品のプレミアムブランドであるインテリジェントテクノロジーを専門とするテクノロジーイノベーション企業です。
Tinecoは1998年に設立され、最初の掃除機の発明により、国内外で数百の特許を取得し、世界中で世代を超えた印象的な販売を獲得しました。
2019年3月13日、Tinecoは最初のスマート掃除機を発売し、カテゴリーのパイオニアになりました。
TINECOは中国企業です。
印象的なのは Red Dot Design Award for Product Design 2020 も取る意欲的なブランドであることです。
→ Red Dot Design Award サイトのTINECOの検索結果をチェック!
今回、吸引水拭き一体型フロアクリーナー「Floor One S3」の実物を触ってみました。これがなかなかの出来で、TINECOは信頼できるブランドだという感触です。
実は、4年前に親会社のエコバックスのロボット空気清浄機 ATMOBOT 650 に対面したことがあります。72畳のフロアに対応する大きな空気清浄機で、なかなか印象的な製品でした。
ある会社がプラットフォームを作り、それをカスタマイズして出しただけの製品ではなく、TINECOが自社で開発して販売している、という印象です。(ここは開発現場を見てみないとわかりませんが)
なお、TINECOの意味について会社の方に確認しましたので紹介します。
【Tineco】は中国語の【添可】からです。
中国語の【可】は可能性で、【添】は引き出すという意味ですので、【添可】は無限の可能性を引き出すという意味です。
僕は Tineco から勝手に"猫"を連想していたのですが、「無限の可能性を引き出す」という意味だったのですね。ステキです。
Tineco の商品ラインナップや「Floor One S3」に関する基本的な内容については、アマゾンのTinecoストアページにて確認するとよいです。
TINECO吸引水拭き一体型フロアクリーナー「Floor One S3」の仕様、特徴について
TINECO吸引水拭き一体型フロアクリーナー「Floor One S3」の仕様、特徴について確認していきましょう。
「Floor One S3」は米国やヨーロッパにおいて人気の高い商品で、日本においては2020年8月に発表された商品です。
製品の特徴(ニュースリリースによる)
- コードレスで操作しやすい。水だけでもキレイに。
掃除している間、バケツの移動、コードの絡み、モップの重さ等の不愉快を一掃し、 FLOOR ONE S3の軽量なコードレスボディは、自由に移動できます。
階段の上下や隅々まで簡単に移動できるので、狭いスペースでもきれいになります。 - スマート「吸引」&「水拭き」システム
家事を一体機に集約し、時短で対応できます。FLOOR ONE S3は、Tinecoの革新的なiLoop™スマートセンサーを備えており、ダストの量を検出し、吸引力と水の流れを自動調整して、1つのスマートな手順で床を完全に掃除します。 - ワンタッチでセルフクリーニングシステム
汚れたローラーを手で触らず、 FLOOR ONE S3は、ボタン一押しでブラシローラーとチューブを自動的に掃除し、手を清潔に保ち、異臭を防ぎます。 - オールインワンLEDディスプレイ画面
LEDディスプレイで、クリーニングパフォーマンス、バッテリー残量、メンテナンス情報などを提供し、インテリジェントなクリーニング体験を提供します。
「Floor One S3」は、コードレスのスティックタイプクリーナーで、吸引と水拭きとを同時におこないます!("吸引だけ"はできません)
ティネコ「iFloor 3」と「Floor One S3」の違い
TENECOからは、吸引水拭き一体型フロアクリーナーとして、「iFloor 3」(普及版)と今回紹介する「Floor One S3」(令和進化版「音声アシスタント」)の2機種がリリースされています。
▼こちらが 「iFloor 3」(普及版)
▼ こちらが 「Floor One S3」(令和進化版「音声アシスタント」)
基本デザインが同じであり、なかなか見分けが付きにくい!
どちらかと言えば、今回紹介する「Floor One S3」の方が、ブラック基調で高級感がある印象です。
この2機種の違いについては以下の表の通りです。(表内太字部分がモデル間の違いです)
IFLOOR 3 | FLOOR ONE S3 | |
モデルイメージ | 普及版「ハイパワー」 | 令和進化版「音声アシスタント」 |
Amazon商品ページ | https://amzn.to/3r913yI | https://amzn.to/3rboAPg |
価格 | 34,800円 | 42,800円 |
実行時間 | 25 mins | 35 mins |
バッテリー容量 | 3000mAh 21.6V | 4000mAh 21.6V |
充電時間 | 4±0.5 hrs | 4±0.5 hrs |
ノイズ | 78dB(A) | 78dB(A) |
CWT容量 | 0.6L | 0.6L |
DWT 容量 | 0.5L | 0.5L |
iLoopセンサーの統合 | - | Y |
自動制御の水の流れと吸引 | - | Y |
空のCWT /フルDWT /ローラーの閉塞アラーム | Y | Y |
LEDディスプレイ | Y | Y |
セルフクリーンモード | Y | Smart Mode |
APP統合 | - | Y |
ボイスアシスタント | - | Y |
ドッキングステーション | 3-in-1ドッキングステーション: セルフクリーニングとドッキングの充電 | 3-in-1ドッキングステーション: セルフクリーニングとドッキングの充電 |
3-in-1クリーニングブラシ | Y | Y |
脱臭&洗浄液 | Y | Y |
HEPAフィルター | Y | Y |
予備のブラシローラー | - | Y |
「Floor One S3」は、稼働時間が長く、iLoop™スマートセンサー搭載、自動制御、セルフクリーニングがスマートモード対応、アプリ対応、音声ガイド、そして予備のローラーブラシが付属します。
「iFloor 3」と「Floor One S3」との違いについては公式サイトのQ&Aにも記載されていました。
FLOOR ONES3とIfloor3の違いは何ですか?
Floor One S3は、スマート機能、APP接続、音声プロンプトを備えたスマートフロアウォッシャーです。
Ifloor 3 はFloorOne S3と同じ基本機能を備えていますが、スマートな機能はありません。
「Floor One S3」ではスマート化による進化が特徴です。
ただし、「Floor One S3」の方が価格が高いのは事実。(クーポンやタイムセールなどで価格状況は変わるので要チェックです!)
「Floor One S3」に付属する予備の「Tineco 乾湿両用掃除機交換用 ローラーブラシ」は購入すると 2,390円です。この予備のローラーブラシの価格分を考慮すると、「iFloor 3」と「Floor One S3」の価格差がグッと近づいてきますね。
ベーシックな吸引&水拭きであれば 「iFloor 3」(普及版) でも十分ともいえます。しかし、「Floor One S3」は iLoop™スマートセンサー機能搭載、プラス10分の稼働時間、わかりやすい音声ガイド、キレイな表示(LEDディスプレー)などの進化が見られ、価格の差の価値は十分にあると考えます!
なお、現在Tineco公式での販売はAmazonだけです。楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで倍以上の価格で販売されている場合もありますのでご注意を!
「Floor One S3」の実機をチェック!
それでは「Floor One S3」の実機をチェックしていきましょう!
(写真では伝わりにくのですが)届いた箱のサイズはさすがに大きくボリューム感がある!高さだけでも73cmでした。
箱を開けると、クイックスタートガイドが大きくプリントされていました。この気配りはホント、うれしい。
しっかりとした緩衝材を取り除き、とりだしたセット内容。それぞれがビニールにつつまれていてTINECOの丁寧さを感じました。
↓こちらが「Floor One S3」のセット内容。ブラシローラーとHEPAフィルターは予備です。(クリーナー内にも出荷時に組み込まれています)
組み立ては非常に簡単です。↓ スティックをグッサリ挿すだけ。(少し力が要ります。)
基本的な操作部材は手元にあり、簡単操作です。
「Floor One S3」で特徴的なのは、キレイなLEDデジタルディスプレイです。デザインも美しく内容も非常にわかりやすい。
本体背面には音声ガイダンスをオフにしたりWi-Fiを有効にしたりするボタンがあります。
音声ガイダンスはなかなか良い声でナチュラルに発話してくれます。清掃中には吸い込む音や、ブラシの回転音がします。そのノイズ下でも音声ガイダンスが聞こえるように、静かな環境での音声の音量は大きめです。結果、ミュートする方が多いと思われますが、僕はこの音声が気に入っています。
クリーナーをスタンドに置くと「充電が開始しました」と言ってくれます。日本語としては「充電を開始します」の方が自然ですし、この時はクリーナーが稼働しておらず静かな状況なので、かなり音声が響きます。クリーナー稼働中は少し音量を小さくして欲しいですね。このあたりの要望は使っていると少し出てきます。
「Floor One S3」本体の上側には浄水タンクがあります。ここに水と洗浄液を入れます。
洗浄液は1本480mlです。キャップ一杯が6~7mlと推定されます。6mlだとして、浄水タンク満タン80回分は使えるイメージです。
僕の使った感覚では、専用の洗剤は毎回使用した方がよさそうです。水だけでも使える仕様ですが、拭きあがりが今一つだったのです。折角なのでクリーナーは入れて使いましょう!
▼ 二本セットでこの価格です。
洗浄タンクの下には汚水タンクがあります。ここに、クリーニングに使った汚水がたまります。
クリーニングヘッド部分にはクリーニングブラシが入ってます。タオル状のやわらかい素材です。これも取り外して乾かすことができます。
さらにタンクなどを清掃するためのクリーニングブラシツールも付属します。
充電スタンドには、ブラシツールやクリーニングブラシ、HEPAフィルターを立てかけるような機構も用意されています。(よく考えられています!)
ここで普通の方は気にされないと思う部分も紹介します。↓ACアダプターです。
適当なメーカーだと、ACアダプターに自社名は書かずに、買ってきたものを同梱するだけの場合もありますが、Tinecoはしっかりとブランド名の書かれた銘版を用意。なかなかしっかりしています。
「Floor One S3」に興味を持っている方は、「Floor One S3」が自立するかどうかが気になると思います。
ハイ、「Floor One S3」はしっかりと自立します!(ココは僕も知りたかったところ)
↓ スタンドにかけるとこのような感じです。
スタンドに立てる場合に、やや前かがみになります。スタンドの後ろを壁にぴったりつけても前かがみのスタンドが飛び出します。ここは少し注意が必要です。
Tineco 「Floor One S3」の実機についてチェックしてきました。
正直、想像していた以上に良く出来ており、満足いくクリーナーでした!(上から目線でスミマセン)
「Floor One S3」を実際に使ってみる!
Tineco 「Floor One S3」を実際に使ってみましょう!
実際に使っている部分は、写真では表現し難いのですが・・。
本体も大きく、タンクには水も入っているため、持ち上げるには重いです。ただ、持ち上げても大丈夫なように延長管部分の剛性の高いようです。かなりしっかりしています。
スタートすると、それなりの音を出しながらモーターが回ります。自分の力で押してヘッドを進めるよりも、「Floor One S3」の自走スピードでクリーニングした方がしっかり汚れを落としてくれそうです。
ホコリ、髪の毛、猫の毛など、しっかり吸い取ってくれます。
汚水がまさに汚水に!
クリーニング後には、汚水がムチャクチャ白濁して「キレイになった!」感が高いです!
何度かクリーニングしても汚水がいつも白濁しています。洗浄液が濁っているだけではなさそうです。
毎度、汚水の汚さに衝撃を受けています。
猫砂の吸い込みにはやや注意
猫砂も何粒か吸ってみました。
もちろん吸い取ってくれるのですが、タンクの中で水を吸い取り、こびりつくように残ります。
*使用している砂は→ 【Amazon.co.jp限定】 ニオイをとる砂 猫砂 フローラルソープ 1) 5.5Lx4袋 (ケース販売)
他のゴミと同じように猫砂も吸い取りますが、使っている猫砂が水を吸って吸着しようとするタイプだと、掃除機内部に残ってしまう可能性が高いため、猫砂については通常の掃除機で吸い取ってから「Floor One S3」でクリーニングした方がよいでしょう。
もう感謝の気持ちしかない!
掃除した後は「いや~、君、拭きそうじしてくれたのか!ありがとう!!」と感謝の気持ちで一杯になります。
拭き掃除は一週間に一回程度でいいのでは?とも思いましたが、実に気持ち良いため、毎日「Floor One S3」を使って清掃を実施しています。
お風呂場の床の水取りにも!?
シャワーした後のお風呂場の床に残った水分を取り除くために「Floor One S3」を使うのもアリです。
僕の家のお風呂場は今どきのカラッとしやすい床ではないため、水がかなり残ります。
これを「Floor One S3」でスイスイと吸い取ってもらうと、水気をかなり吸い取ってくれると供に、床に残った髪の毛なども吸ってくれるため、実に気持ちが良いです。
Tinecoアプリでも各種設定が可能
「Floor One S3」はアプリとの連携が可能です。
セルフクリーニングの履歴なども表示でき、どの程度の頻度でクリーニングしたかなども把握可能です!
Tineco 「Floor One S3」はオススメか?
Tineco 「Floor One S3」はオススメなのでしょうか?
僕の場合、使ってみるまでは「いや、拭き掃除なんていらないでしょ~?」と思っていました。
これが実際に使ってみると、ムチャクチャ気持ちよくて、クセになりました。
「Floor One S3」は、フローリングがメインのお宅ならオススメです!拭き掃除、気持ちいいですよ!!
▼ 使っている様子を動画にまとめました!実際の使用感がわかる内容になっています。(是非最後まで見てくだください!)
ペットの毛(我が家は猫ちゃん)もよく吸ってくれます。
水も使うし、メンテナンスが大変なのでは?と思う方が多いと思います。
基本的に汚水を捨てて、残った毛などを取り除く程度です。
正直、汚いなぁ~という部分はあるのですが、ティッシュなどで拭けば終わりです。(実はこのあたりのメンテナンスもちょっと楽しいです!)
これは多かれ少なかれ、他のクリーナーと同じかと思います。
メンテナンスについて、詳しくはこちらの公式ページの動画をチェック願います。
Tineco 「Floor One S3」の注意点は以下の通りです。
- 専用洗剤の購入が必要です
- ちょっとしたメンテナンスが必要です
- 音声ガイダンスの音量が少し大きいです(音声はオフにできます)
- 猫砂は吸わない方がよさそう
Tineco 「Floor One S3」の良い点は以下の通りです。
ポイント
- 拭き掃除が簡単に!そしてキレイに!
- 使い方が簡単!各所に説明書きがあり間違いにくい!
- ディスプレイがわかりやすくキレイ!
- セルフクリーニングでキレイに!
- 予備のブラシローラーが付属!
- 液体をこぼした時に吸い取ってくれる!
- 安心の2年保証!
Tineco 「Floor One S3」は気軽にフローリングの掃除機がけと雑巾がけを同時に行えるフロアクリーナーです。これはオススメです!
ちなみに2021年2月1日現在、アマゾンの売れ筋ランキングにて、乾湿両用クリーナーの中でTineco 「Floor One S3」は 3位です。
1位、2位は価格の安いハンディタイプ(価格3,998円)であり、フロアクリーナーとしては Tineco が実質1位だと考えられます。
アマゾンのレビューでも★4.5と評価が高い事から、購入された方も満足されているようです!
▼ 今回紹介した商品はこちら!
Tineco FLOOR ONE S3 掃除機 コードレス フロア 乾湿両用 WiFi対応 音声ガイド アプリ制御 二年保証