アイリスオーヤマのコンパクトで軽量な充電式ハンディクリーナー「HCD-21」を購入したため、レビュー紹介します!
これまではアンカーの「Eufy HomeVac H11」というハンディクリーナーを使用しており、その便利さに感動。今回は買い替えという形でアイリスオーヤマの充電式ハンディクリーナー「HCD-21」を購入しました。
「HCD-21」の使用期間はまだまだ短いのですが、かなり満足度が高かったため早速紹介していたきいと思います!
今回購入したのはアマゾン限定カラー(ダークグレー)の「AZ-HCD-21」です。
詳しくは記事内で紹介していきますが、アイリスオーヤマの充電式ハンディクリーナー「HCD-21」のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット・良かったところ
- スリムデザインで軽量(500g)
- 実用的な連続使用時間(通常 20分、ターボ 14分)
- 吸引力は強力。(十分)ターボではさらに強力に!
- すきまノズルにブラシも付属!
- スタンドがあることで置き場所が決まった
- スタンドに すきまノズルを立てられ、「あれ?スタンドはどこに行った?」を回避
- スタンドにスッと入れるだけで充電。非常に楽!(ケーブルを接続する必要がない)
- 充電寿命が 1,000回(毎日フル充電しても 2.7年使える計算)
- 安心感のブランド アイリスオーヤマ製
デメリット・イマイチなところ
- モノとしての仕上がりはもう一つ(プラスチック感強い)
- 手元に届いたときダストカップ内に異物あり
- 電源オンはわずかに長押しが必要。電源オフは標準→ターボ→オフなのでワンプッシュ多い(慣れで解決)
- 本体・スタンドのカラー(ダークグレー)とACアダプターのコードの色(白)がミスマッチ(気にはならないが)
- スタンドがないと充電できない(家の中で使う分には問題なし)
イマイチなところで指摘した質感やカラーのミスマッチについては、通常のモデルである 「HCD-21-W」(ホワイト)ならば印象が変わる可能性があります。
ここは価格を優先するか見た目を優先するかを考えて購入すればよいでしょう!(私は安いモノを探していました)
▼今回紹介する「HCD-21」はアマゾン限定カラーの「AZ-HCD-21」です!
「HCD-21」は、旧製品である「IC-H50」 から 2023年11月7日リニューアルしたばかりの新しいクリーナーです。アップデート内容としては 集じん容量アップ(+0.05L)、バッテリー寿命アップ(500回→1000回)。集じん容量のアップに伴い本体サイズは若干大きくなってはいますが許容範囲。
目次
充電式ハンディクリーナー HCD-21 の購入経緯
買い替え理由は「Eufy HomeVac H11」のバッテリー寿命
今回、アイリスオーヤマの充電式ハンディクリーナー「HCD-21」を購入した経緯は、これまでは2020年11月末に購入したアンカーの充電式ハンディクリーナー「Eufy HomeVac H11」を使用していました。これまで自室内にはクリーナーを設置していなかったのですが、「Eufy HomeVac H11」の導入により確実にこまめに掃除をするようになりました。(「Eufy HomeVac H11」の半年使用後レビュー記事はこちらです)
さすがにバッテリーの寿命がきたのでしょう、「Eufy HomeVac H11」は使用から約3年が経過した2023年年末頃から、運転開始からすぐにバッテリーが低下するようになりました。
「Eufy HomeVac H11」のバッテリー交換についても調べてみましたがとても自分でできるような構造ではなかったため断念。
大変気に入っていましたし、セール時には低価格である「Eufy HomeVac H11」。再購入も考えましたが「Eufy HomeVac H11」は充電用のUSB端子が microUSB がネック。
さすがに micro USB ケーブルからは脱却したいとも思い、別の商品を購入することにしました。
ハンディクリーナーの買い替えでこだわったポイント
「Eufy HomeVac H11」が寿命になったからといって、自室内にコンパクトなクリーナーがあることを知ってしまった私には買い替えない理由はありませんでした。早速次に購入するハンディクリーナーを探し始めました。
買い替えで意識したポイントは以下の通りです。
上記のような選定ポイントをぼんやりと思い浮かべながらアマゾンのサイトを物色。
価格のも安く X(旧twitter)などでも良い評判が流れて来ていた「Xiaomi Mi」にもかなり心が引かれましたが、最終的にはスタンドがあり充電が楽になりそう、安心のブランド、アマゾン限定カラーなら安価に購入できる点にひかれてアイリスオーヤマの「AZ-HCD-21」をチョイスしました。
充電式ハンディクリーナー HCD-21 の特徴と仕様
アイリスオーヤマの充電式ハンディクリーナー「HCD-21」の特徴と仕様について確認していきます。
充電式ハンディクリーナー「HCD-21」の特徴
「HCD-21」の特徴は以下の通りです。
- パワフルな吸引力
強力吸引14000Pa「DCブラシレスモーター搭載」。
軽量なのにハイパワーな吸引力と、高効率で運転時間が長いのが特徴。 - 軽量
本体約500g。軽量だから気軽、手軽にお掃除できる。 - シンプル&スリム
どんな部屋にも合うスタイリッシュなデザイン。
スリムだからデスクに置いても邪魔にならない。 - 置くだけで充電
スタンドに置くだけで簡単に充電ができて、使たいときにさっと取り出せる。
またランプ点滅でバッテリー残量もお知らせ。 - 掃除場所に合わせて使い分けるアタッチメント
すき間ノズル:窓のサッシやソファのくぼみやすき間、巾木にたまったホコリなどに。ちょっとしたすき間もスイスイ。
ブラシノズル:すき間ノズルの先端を回転させればブラシノズルに。キーボード、クーラーのすき間、窓のブラインドなど。細かい塵やほこりを逃さずキャッチ。 - コードレスで車内でも使える
汚れやすいのに掃除しにくい車内も、ハンディクリーナーでキレイに。 - 簡単ごみ捨て
ワンタッチでダストカップを取り外し。手を汚さずにそのままさっとゴミ箱へ。 - ダストカップ丸洗いOK
汚れがたまるダストカップ。丸洗いでいつでも清潔に
ゴミ捨てについて補足すると、確かにダストカップの取り外しはワンタッチですが、カップ内のごみを捨てるにはフィルターを取り外す必要があります。
その他の内容については上記の説明の通りです。
充電式ハンディクリーナー「HCD-21」の仕様
「HCD-21」の仕様は以下の通りです。
項目 | 内容 |
型番 | HCD-21/HCD-B1 |
集じん容量 | 0.15L |
吸引方法 | サイクロン式 |
吸引力 | 14000Pa |
バッテリー | リチウムイオン2次電池 |
バッテリー容量 | 2200mAh |
バッテリー寿命 | 繰り返し充電 約1,000回 |
連続使用時間 | 標準モード:約20分、ターボモード:約14分 |
定格電圧 | DC11.1V |
充電電源(充電アダプター) | 入力 AC100V 50/60Hz、出力 DC 14V 1.0A |
充電時間 | 約2.5時間 |
製品寸法 | 本体のみ 幅 60× 奥行 60× 高さ 415mm 充電スタンド設置時 幅 80× 奥行 115× 高さ 420mm |
質量 | 約0.5kg |
付属品 | すき間ノズル、充電スタンド、充電アダプター |
連続使用時間は 標準モードで 20分、ターボモードでも 14分。かなり実用的です。
この後は、実際に届いた「AZ-HCD-21」について写真を用いて詳しく紹介していきます!
充電式ハンディクリーナー HCD-21 の実機をチェック
それでは充電式ハンディクリーナー「HCD-21」の実機をチェックしていきましょう!
今回購入したのはアイリスオーヤマの充電式ハンディクリーナー「HCD-21」の中でもアマゾン限定カラー ダークグレー を採用した「AZ-HCD-21」です。
アマゾン限定商品ということもあり、タイムセールで安くなっていたため購入しました!
最近のアマゾンは段ボールに入れずに商品パッケージのまま発送することも多いのですが、今回は段ボールに入れて届けてくれました。
商品パッケージは化粧箱ではなくシンプルな段ボール箱に印刷が施されていました。(これで十分です)
セット内容は、クリーナー本体、かんたん操作ガイド、すき間ノズル、充電アダプター、充電スタンド です。
スタイリッシュなデザインと軽さが魅力
「HCD-21」本体のデザインは「シュッとした」デザインでお気に入りです。なかなかスリムですね。
購入したばかりの状態ですが、ダストカップ内部にゴミのような異物が付着していました。これについてはマイナスポイントでした。
若干の気持ち悪さも感じながら、今回はこのまま使うことにしました。(何が付着していのかしら…)
側面中央のやや後ろ側よりに排気スリットがあります。ここから排気されます。
外装パーツのプラスチック感については、仕上げレベルの低さ(安っぽさ)を感じます。
Amazon限定カラーではなく、通常のホワイトモデルであればもう少しキレイな印象なのかもしれません。
「HCD-21」は背面側に充電端子があり、スタンドの端子と接することにより充電されます。ケーブル接続する手間がないのが便利!
「HCD-21」の重量は仕様通り 500gジャストでした!
操作は簡単。電源ボタンを押すだけ
本体の上側には電源ボタンと電源ランプが配置されています。
オフの状態から、電源ボタンを押すたびに 標準モード → ターボモード → オフ という順番で切り替わります。
オフから電源をオンにするには、誤操作防止のためか短いボタン押しでは反応せず、わずかに長押しする必要があります。
また、モード切替も電源ボタンで切り替えるため、標準モードからオフするまでに2回ボタンを押す必要があります。
この点については少し慣れが必要です。
清掃の際には当然グリップを握ることになります。この時に電源ボタンが手にあたることはあります。ただし、多くの場合には電源ボタンを押し込むほどの握り方にはならず問題はないと考えます。
ゴミ捨てについて
ダストカップの取り外しは上面のボタンを押して、下側の引っ掛かりを外すようにします。これまで使っていた「Eufy HomeVac H11」や Xiaomi Mi などのコンパクトなハンディクリーナーの多くはひねって取り外します。そのような操作と比較するとやや手間ではあります。
本体からダストカップを取り外しただけではゴミは捨てられません。さらにダストカップ側のフィルターユニットを取り外す必要がある。
ダストカップ側のフィルターユニットはフィルターカバーと排気フィルターに分かれます。適宜清掃しましょう。
充電式ハンディクリーナー「HCD-21」のゴミ捨て自体はワンタッチとは言えず、若干手間はかかりますが他のハンディクリーナーとあまり遜色はないかと考えます。
この後、ノズル、スタンドの使い勝手、「Eufy HomeVac H11」とのサイズ比較、まとめ に続きます。
すきま・ブラシノズルが秀逸!
充電式ハンディクリーナー「HCD-21」では すきま・ブラシノズルについて感心しました。
下の写真がクリーナー先端のノズル部分。円形の部分が吸入口になっており、ここにノズルをセットすることができる。
先端部分のデザインは、エッジが立っており当て方によっては対象物に傷がつく恐れもありそう。対象物によっては少し気をつけて取り扱いたい。
「HCD-21」に付属する「すきまノズル」にはブラシ機能も付いている。
ブラシノズルとして使いたい場合には、ブラシ部分を回転させればよい。
すきまノズルを本体にとりつけると下のような状態になる。ブラシの向きに角度が付いており非常に掃除しやすい!
この形状であれば、少し高い位置の平面などに沿って清掃がしやすいのです!
付属スタンドがコンパクトで場所を取らず超便利!
充電式ハンディクリーナー「HCD-21」には充電スタンドが付属します。この充電スタンドもなかなかの優れモノでした!
充電スタンドの内側上部にある接点でクリーナー本体を充電する仕組み。これによりクリーナーをスタンドに立てるだけで特別な操作不要で充電できます!
簡単な仕組みではありますが、付属のすきまノズルをスタンドに立てることもできます。
充電スタンドでクリーナーを充電するには電源アダプターを接続する必要があります。
電源アダプターのケーブルは 約 147cm(簡易測定による)。十分な長さですが、足りない場合には延長コードを使用すると良いでしょう。
電源アダプターのプラグは充電スタンドの底面に格納できるデザイン。良くできています。
スタンドと電源アダプターとのカラーの違いが若干気にはなりますが、ケーブルの取り回しデザインも良く、何より すきまノズル を固定できる点がうれしい!
スタンドに本体を差し込むと下の写真のような状態になります。
スタンドのおかげで、クリーナーとすきまノズルの定位置が決まりました。これまではノズルが行方不明になったりしていてたため、非常に助かります。
充電式ハンディクリーナー HCD-21 と Eufy HomeVac H11 の外観比較
今回購入した充電式ハンディクリーナー「HCD-21」とこれまで使用していたアンカー「Eufy HomeVac H11」の外観を比較してみます。
外観を比較してみると「HCD-21」のスタイリッシュなスリムさがよくわかります。
長さについては「HCD-21」の方が長くなっています。この長さは床を掃除する場合に体を曲げる量(かがむ量)が少なくなり体が楽になります。
立てた状態でも外観を比較してみましょう。
「Eufy HomeVac H11」はキャップをはめる事で立てることができます。「HCD-21」はスタンドを使う必要がありますが、その分安定感があります。
「HCD-21」は総じて「Eufy HomeVac H11」よりもスリムなデザイン。個人的にはかなり気に入っています!
充電式ハンディクリーナー HCD-21 の吸引力は?
実際に充電式ハンディクリーナー「HCD-21」を使用してみて十分な吸引力だと感じました。
床に散らばってしまった猫砂や猫のエサ(カリカリ)もしっかりと吸い取ってくれます。
ケース付の Google Pixel 8 Pro や カバーの付いた iPad mini Gen.6 も標準モードで吸引して持ち上げることができます。
(デバイスのセンター(中心位置)を狙ってしっかり密着させる必要あり)
吸引力としては予想以上のパワーです!
また、音については「Eufy HomeVac H11」と比較すると「HCD-21」は若干静かな印象です。ただし、ターボモードにするとしっかりと音が高くなり「掃除している感」が出ます。
(クリーナーは音がある程度しないと掃除している感が出ないと思っているのは私だけでしょうか?)
充電式ハンディクリーナー HCD-21 レビューまとめ
充電式ハンディクリーナー「HCD-21」を注文したものの、実際に届いて使ってみるまでは不安でした。しかし、その不安は杞憂で、実際に使ってみると満足度の高いすばらしいハンディクリーナーでした!
冒頭でも紹介しましたが、アイリスオーヤマの充電式ハンディクリーナー「HCD-21」のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット・良かったところ
- スリムデザインで軽量(500g)
- 実用的な連続使用時間(通常 20分、ターボ 14分)
- 吸引力は強力。(十分)ターボではさらに強力に!
- すきまノズルにブラシも付属!
- スタンドがあることで置き場所が決まった
- スタンドに すきまノズルを立てられ、「あれ?スタンドはどこに行った?」を回避
- スタンドにスッと入れるだけで充電。非常に楽!(ケーブルを接続する必要がない)
- 充電寿命が 1,000回(毎日フル充電しても 2.7年使える計算)
- 安心感のブランド アイリスオーヤマ製
デメリットも上げていますが、マイナーな内容だと考えています。
デメリット・イマイチなところ
- モノとしての仕上がりはもう一つ(プラスチック感強い)
- 手元に届いたときダストカップ内に異物あり
- 電源オンはわずかに長押しが必要。電源オフは標準→ターボ→オフなのでワンプッシュ多い(慣れで解決)
- 本体・スタンドのカラー(ダークグレー)とACアダプターのコードの色(白)がミスマッチ(気にはならないが)
- スタンドがないと充電できない(家の中で使う分には問題なし)
今回は同じ「HCD-21」の中でも比較的価格の安い Amazon限定カラーの「AZ-HCD-21」をチョイスしたことも満足度の高さに貢献したと考えます!
この記事がみなさまのクリーナー選びの参考となりましたら幸甚です!
▼ 今回紹介した商品はこちら!
■ 関連記事 ■
▼ メインの掃除機の購入レビューです。
▼ 共用で使っているコードレスクリーナーの購入レビューです。(メインの紙バック式を出すほどではない時に利用)
▼ 自室用のハンディクリーナー(以前使っていたモノ)の購入レビューです。