2026年1月28日にデル・テクノロジーズが開催した「デル・テクノロジーズXPS新製品発表会」(正式には「インテル Core Ultra シリーズ3 プロセッサー搭載 新製品発表会」に参加させていただきました!

メディア向けの発表会は別途日中に開催された模様で、私が参加した回はデル・アンバサダーの方、PC関連情報サイトが参加しやすいように夜に開催されたモノでした。

提供されたお弁当の具材の配置が「X」になっていたりと(気づいた時は少し感動しました)、細部まで演出が凝っていたのですが、発表会の冒頭で担当者の口から飛び出したのは、予想外の言葉でした。


「現在、大変好評につき」「パーツが追い付いておりません」「納期が5月(約3ヶ月待ち)になっています」

ジャパンコンシューマー&リテールアソートメントプランナー兼コンサルタント
松原 大 氏
PC業界で、発売直後にここまで納期が延びることはなかなかありません。
パーツが入手しにくいということは理解しますが、実際に実機を触り、開発の背景を聞くうちに、今回の XPS がいかに優れたモノであることが理解できました。
「これは確かに、3ヶ月待ってでも手に入れたい人が殺到するのも無理はない」と考えます。
→ 納期については、常に改善されるようアクションが取られているそうです。最新の納期は☟こちらでチェック!
本記事では、新しいXPSの魅力、旧モデルからの決定的な改善点と、実際に触れて分かった「完成形」としての魅力を、徹底レポートしていきます!
目次
さらば「Dell Premium」、おかえり「XPS」
まず、ブランドの立ち位置が少し変わりました。 これまでデルは結果として一時的となりましたが「Dell Premium」というブランド名を使っていましたが、今回から伝統ある「XPS」ブランドを復活させました。

CEO自身がかつてXPSの開発に関わっていたこともあり、「やはりこのプレミアムなラインにはXPSという名前こそふさわしい」という強い思い入れがあるそうです。
うん、個人的にも XPS という名前が好きです!
復活大歓迎!
新生XPSのコンセプトは「妥協を許さない最新テクノロジー」と「アルミ削り出しボディの美しさ」。
単なる名称変更ではなく、「ユーザーの声を徹底的に聞き、過去の不満点を潰してきた」というのが今回のモデルチェンジの核心です。
【実機検証】ユーザーの悲鳴(?)が届いた! 劇的に改善された2つのポイント
近年の XPS(および旧Dell Premium)は、その美しすぎるデザインゆえに、一部の操作性において賛否両論がありました。今回の新型 XPS 14 / 16では、そこに見事な「正解」を出してきました。
① 物理ファンクションキーの復活
これが最大のトピックかもしれません。
前モデル(XPS 13 Plusなど)では、キーボード最上段がタッチ式のファンクションキーになっていました。見た目は未来感的で格好良いのですが、「ブラインドタッチができない」「押した感触がない」と、実用面では厳しい意見もありました。
お客様からこれらのフィードバックを受け、今回、XPS 14 / 16 ともに、物理キーボードのファンクションキーが復活しました。

担当の松原氏も「やはり操作性に関しては、通常のキーボードの方がやりやすいという皆様のご要望を反映させていただきました」と明言。
実際に触ってみましたが、やはり「カチッ」と押せる物理キーの安心感は絶大です。これでビジネス用途でも迷わずおすすめできるようになりました。
わたしも 押しやすく独立した Fnキー 必須派。
これだけは見た目よりも物理優先。
今回の変更は歓迎!
② タッチパッドの「可視化」
もう一つの改善点がタッチパッドです。 以前のモデルはパームレストが一枚のガラスのようになっていて、「どこからどこまでがタッチパッドなのか見えない」デザインでした(シームレスガラストラックパッド)。
美しい反面、操作ミスを誘発するという声に対し、今回は「パームレストに薄い線(ガイド)」を入れることで、タッチパッドの領域を可視化されました。

実機を見ると、本当にうっすらとした上品な線が入っており、デザイン性を損なわずに実用性を確保しています。
「ここからがパッドですよ」と視覚的にわかるだけで、操作のストレスが段違いに減りそうです。
バッテリー持ちが「化け物」クラスに
モバイルノートPCを選ぶ際、最も気になるのがバッテリーです。 今回のXPSは、バッテリー性能が異常とも言える進化を遂げています。
「Netflixアプリの連続再生で、最大27時間」
これ、聞き間違いかと思いましたが事実です。

動画再生という比較的重い処理で27時間持つということは、一般的な事務作業やブラウジングなら余裕で丸一日、いや1泊2日の出張くらいならACアダプターなしで乗り切れる可能性があります。(←可能性ですよ)
この驚異的なスタミナを支えているのが、後述する新しいインテル製CPUです。
どっちを買う? XPS 14 vs XPS 16 徹底比較
今回発表された14インチと16インチ。 プレゼンで担当者が「中身(スペック)はほぼ一緒。違いはサイズと画面だけ」と明言するほど、キャラクターがはっきり分かれています。
驚くべきことに、バッテリー駆動時間は両モデルとも「最大27時間(動画連続再生)」とのこと。
通常、筐体が小さいモデルはバッテリーも小さくなりがちですが、今回の XPS 14は省電力なCore UltraプロセッサーとFHD+液晶の組み合わせにより、16インチモデルと同等のスタミナを実現しているようです。
つまり、「バッテリー持ちで悩む必要はない」ということです。
選び方の基準は、純粋に「持ち運ぶ頻度(機動力)」と「作業領域(視認性)」の2点に絞られます
| 比較項目 | New XPS 14 DA14260 | New XPS 16 DA16260 |
|---|---|---|
| ディスプレイ | 14.0インチ (2K液晶 or 2.8K OLED) 旧モデルより少し小さく、凝縮されたサイズ感。 | 16.3インチ (2K液晶 or 3.2K OLED) 圧倒的な作業領域。文字も大きく見やすい。 |
| 重量(最小) | 約1.36kg (OLEDモデル) 毎日持ち歩けるギリギリのラインを攻めた軽さ。 | 約1.65kg (OLEDモデル) 16インチにしては軽いが、毎日の持ち運びは少し気合が必要。 |
| グラフィックス | インテル® Arc™ グラフィックス(内蔵GPU) 動画編集や軽いゲームならこれで十分。 | インテル® Arc™ グラフィックス(内蔵GPU) ※XPS 14と同様の仕様。 |
| バッテリー | 最大27時間 (2Kモデル) ※Netflixストリーミング再生時 (プレゼンテーション資料より) | 最大27時間 (2Kモデル) ※Netflixストリーミング再生時 (プレゼンテーション資料より) |
【XPS 14】毎日持ち歩く「最強のモバイル相棒」ならこれ
旧モデル(14.5インチ)からわずかにサイズダウンし、ジャスト14.0インチになりました。
このサイズで27時間バッテリーは驚異的です。
1kgを切るノートPCと比較してしまうと、「超絶軽い!」とは言いにくい重量ではありますが、
「デザインも、性能も、スタミナも、携帯性も妥協したくない」という欲張りなノマドワーカーにとって、これ以上の選択肢はないでしょう。
迷ったらこちらがおすすめです。
【XPS 16】家やオフィスでの「没入感」重視ならこれ
16.3インチの大画面は正義です。
特に3.2K OLEDモデルを選んだ時の画面の美しさと作業領域の広さは感動モノ。Excelの列も、動画編集のタイムラインも広く表示できます。
「基本は据え置きだけど、会議室への移動や、たまの出張には持って行きたい」という方は、大画面の快適性を取って16インチを選んでください。
個人的な結論
XPS 14、XPS 16 とで GPUもバッテリーも同等となれば、話はシンプルです。
「カバンに入れるなら XPS 14、デスクに置くなら XPS 16」。
自分のワークスタイルに合わせてサイズ感だけで選んでしまってOKです。
外出先での利用がメインだから
私は XPS 14かな~
性能の裏付け:インテル Core Ultra (Series 3) の実力
「3ヶ月待ち」の人気を支えるもう一つの理由が、搭載されている最新CPU「インテル Core Ultra プロセッサー(シリーズ3)」です。

発表会に登壇したインテルの技術担当者によると、このCPUは「大きな転換点」とのこと。難しい専門用語を抜きにして、我々ユーザーへのメリットは以下の3点に集約されます。

太田 仁彦 氏
省電力:
前世代と同じ性能を、40%少ない電力で出せます。これが先ほどの「バッテリー27時間」の正体です。Netflix再生時の電力効率は約2.8倍に向上しているそうです。
グラフィック性能:
内蔵GPU(Arc Graphics)の性能が跳ね上がりました。「もはや内蔵GPUだからゲームができないという言い訳はいらない」という力強い言葉通り、単体GPUなしでも軽いゲームなら快適に動くレベルです。
AI性能
NPU(AI処理専用チップ)を搭載し、画像生成などの重いAI処理をクラウドに投げずに、自分のPC内(ローカル)で完結できます。セキュリティ的にも安心です。
実は PS5 のモニターになる AIO PC「Dell 24/27 オールインワン」
XPSの影に隠れていますが、個人的に「これは刺さる人には強烈に刺さる」と思った製品が同時発表されていました!
デスクトップ一体型PCの「Dell 24 / 27 AIO(オールインワン)」です。
こつらも XPSと同様に Core Ultraシリーズ3 プロセッサーを搭載!
なんとこのPC、HDMI「入力」端子を備えています。 つまり、PCの電源を入れていなくても、外部モニターとして使えるのです。
特に27インチモデル(QHD)は「HDMI 2.1」に対応しているため、PlayStation 5などの最新ゲーム機を接続して遊ぶのに最適です。
「一人暮らしでテレビとPCとモニターを全部置く場所がない!」という方にとって、「普段は高性能PC、夜は PS5用モニター」として使えるこのAIOは、最強の省スペース解といえるでしょう。
これも魅力的なモデル!
まとめ:価格は高い。でも「待つ価値」はあるか?
正直、価格は安くありません。 XPS 14は323,500円〜、XPS 16は 332,200円〜という なかなかのプレミアム価格帯です。
しかし、今回の価格には「Dell Care Plus(1年)」と「アクシデンタルダメージ(落下・水没保証・1年)」が標準で含まれています。
高価なノートPCを持ち運ぶ際、「落としたらどうしよう」という不安はつきものですが、コーヒーをこぼしても、落として画面を割っても保証されるサービスが最初からついているのは、実質的なコストパフォーマンスを大きく引き上げています。
結論として、3ヶ月待つ価値はあるか?
「間違いなく、YES」です。
過去のモデルでユーザーを悩ませていたキーボードやタッチパッドのクセが解消され、そこに最新のAIプロセッサーと驚異的なバッテリーライフが加わりました。 まさに「ユーザーが求めていたXPSの完成形」と言えます。
発表会時点では、注文が殺到しており納期は5月(約3ヶ月待ち)。 メーカー側も交渉中とのことですが、これだけの完成度を見せつけられると、今後さらに人気が高まり、納期が延びる可能性も否定できません。
「長く使える、妥協のない相棒」を探しているなら、今すぐ予約を入れて、春の到着を楽しみに待つのが最も賢い選択かもしれません。
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