高校入学おめでとうございます。!入学説明会などで配布される「電子辞書購入のご案内」。3万円〜4万円という決して安くない買い物だけに、「学校の言う通りにしておけば安心」と思いつつも、「本当にこれ以外に選択肢はないの?」「もっと安くて良いものがあるのでは?」と疑問を感じている保護者の方も多いのではないでしょうか。

今回は、学校専用モデル(AZ版)と市販モデル(XD版)の取扱説明書や仕様を徹底的に比較分析しました。その結果見えてきた、「保証」「価格」「学習効果」の観点から、ご家庭の方針に合わせた「3つの正解」をご紹介します。
目次
まずは機種選び。「AZ-SA4100edu」の安さに飛びついてはいけない理由
学校からの電子辞書斡旋の案内チラシに、価格の安い「スタンダードモデル(AZ-SA4100edu)」と、上位の「英語・国語強化モデル(AZ-SA4910)」が並んでいるケースが多くみられます。 ここで「とりあえず安い方(30,000円)でいいか」と選ぶのは、少し待ってください。実は、学習ツールとしての実力に大きな差があります。
決定的な「辞書」としての格の違い
両モデルの取扱説明書にある「収録辞書リスト」を比較すると、以下の決定的な違いがあります。
- AZ-SA4910 (260コンテンツ):
『広辞苑』『リーダーズ英和辞典』『新明解国語辞典』など、難関大受験や大学入学後のレポート作成にも引用できる本格的な大辞典を網羅しています。 - AZ-SA4100edu (140コンテンツ):
上記の大辞典が含まれておらず、学習用の小型辞書が中心です。
あれば役立つ確かなソース!「広辞苑第七版」が含まれていることから、やはり上位モデルがおすすめです!
学校専用モデル「AZ-SA4910」の強みと、意外な“落とし穴”
では、上位モデルの学校専用モデル「AZ-SA4910(約39,000円)」はどうでしょうか。
実は、学校斡旋のAZ-SA4910 の価格 39,000円は超絶バーゲンプライスです!
同じ内容の市販モデル『XD-SA4910』の価格は新発売ということもあり、かなり高い!ぜひ比較してみてください!
【メリット】圧倒的な「保証」の安心感
市販品は通常1年保証ですが、学校専用モデルには在学期間をカバーする3年間の特別保証が付帯します。
多くの学校専用モデルでは液晶割れなどの物損も安価に修理できるケースが多く、毎日ラフに扱う男子高校生などには、これ以上ない強力な保険となります。

【デメリット】「みんな同じ黒」が招くリスク
学校専用モデルの最大の弱点は、選べる色が基本的に「ブラック一択」であることです。
クラスの数十人が同じ黒い辞書を持つため、教室移動や部活の遠征時、紛失や取り違えのリスクが常につきまといます。付属の名前シールは必須ですが、パッと見で区別がつかないのは、生徒にとって意外なストレス要因になり得ます。
【推奨】賢い選択。「XD-SA4900(前年モデル)」という正解
ここが本記事で最もお伝えしたいポイントです。
「保証よりも、もっと愛着を持って使えるものがいい」「機能は妥協せずに費用を抑えたい」 そんなご家庭におすすめなのが、ネット通販などで購入できる「1年前の市販最上位モデル(XD-SA4900)」です。
旧モデル XD-SA4900 がなかなかスゴイのです!
【検証】最新モデル(SA4910)と旧モデル(SA4900)の中身を比べてみました
「型落ちモデルで勉強に支障はないの?」という不安を解消するため、両モデルの取扱説明書を詳細に突き合わせて比較しました。
■ 辞書・学習コンテンツの比較結果
結論から言うと、学習に必要な主要コンテンツは「ほぼ同一」です。
| カテゴリー | 2026年最新 (XD-SA4910) | 2025年旧型 (XD-SA4900) | 判定 |
|---|---|---|---|
| 国語系 | 広辞苑 第七版 新明解国語辞典 第八版 | 広辞苑 第七版 新明解国語辞典 第八版 | 同じ |
| 英語系 | ジーニアス英和 第6版 リーダーズ英和 第3版 オックスフォード現代英英 | ジーニアス英和 第6版 リーダーズ英和 第3版 オックスフォード現代英英 | 同じ |
| 学習書 | Evergreen, Vintage キクタン, ユメタン等 | Evergreen, Vintage キクタン, ユメタン等 | 同じ |
■ わずかな違いとは?
- 英検®過去問題集の年度:
最新のSA4910には2025年度版等の新しい過去問が収録されていますが、SA4900は1年古いデータになります。ただ、本格的な過去問演習は大判の問題集で行うのが一般的です。
電子辞書は「隙間時間の単語チェック用」と割り切れば、1年の差は学習の質にほとんど影響しません。 - セットアップの手間:
旧型のSA4900では、一部のコンテンツ(アフターコンテンツ)を購入後にWi-Fi経由でダウンロードする必要があります(SA4910は最初から内蔵)。これは最初に一度作業すれば済む話ですので、大きなデメリットとは言えません。
SA4910とSA4900との違いは、本当にわずかな差です。
「色」を選べることの教育的効果
市販モデルのXD-SA4900なら、ホワイト、ピンク、ブルー、ブラックの4色から選べます。
「自分の好きな色の道具を使う」ことは、学習へのモチベーション維持に直結します。また、「机の上に置いた瞬間に自分のものだとわかる」ことは、学校生活においてトラブルを未然に防ぐ強力なリスク管理になります。
価格の逆転現象
型落ちとなったXD-SA4900は、Amazonや楽天などで価格がこなれており、学校販売価格(39,000円)と同等か、タイミングによってはさらに安く購入できるチャンスがあります。
- XD-SA4900 ホワイト(Amazon)
- XD-SA4900 ブルー(Amazon)
- XD-SA4900 ピンク(Amazon)
- XD-SA4900ホワイト(楽天市場)
- XD-SA4900 ピンク(楽天市場)
- XD-SA4900 ブルー(楽天市場)
らに予算を抑えるなら「メルカリ」も視野に
「新品でなくても良い」、「とにかく初期費用を抑えたい」という場合は、フリマアプリの活用も賢い選択です。
- 「ほぼ新品」の宝庫:
XD-SA4900は発売からまだ1年程度。使用による劣化も少なく、「入学時に買ったけれど、学校でiPadが導入されてほとんど使わなかった」という先輩からの出品(新古品)が狙い目です。 - 価格帯:
状態によりますが、2万円台〜3万円台前半で見つかることもあり、浮いた予算を他の入学準備に回せます。ただし、メーカー保証が切れている場合が多いため、動作確認済みのものを選ぶなど注意は必要です。
学校斡旋の上位モデルとコンテンツ内容がほぼ同一の「XD-SA4900」、「AZ-SA4900」が安く手に入るなら、満足感のある家計セーブとなります!
メルカリ検索結果:XD-SA4900 をメルカリでチェック!
まとめ:我が家の正解はどっち?
最後に、タイプ別のおすすめモデルを整理しました。
| 重視するポイント | おすすめモデル | 理由 |
|---|---|---|
| 「安心」最優先 | 学校専用モデル AZ-SA4910 | 3年間の手厚い保証は学校専用モデルだけの特権。「壊すかも…」という不安があるなら迷わずこちらへ。 |
| 「やる気」と「コスパ」 | 市販旧型 XD-SA4900 | 好きな色を選べてモチベーションUP。機能は最新と遜色なく、友達と被りません。浮いた予算で、気に入ったケースを揃えるのも素敵です。 |
| 「予算」最優先 | メルカリで XD-SA4900 | 状態の良い中古・新古品を探せば、高機能モデルを格安で手に入れられます。 |
個人的におすすめしたいのが、「お子様と一緒にAmazonや楽天の画面を見て、好きな色の XD-SA4900 を選ぶ」という方法です。
自分で選んだ気に入った色の辞書であれば、きっと愛着を持って3年間大切に使ってくれるはずです。
ぜひ、お子様の意見も聞いてみてくださいね!
個人的なオススメは、大学生になっても引き続き使える機能・カラーの XD-SA4900 のホワイトモデルを購入し、ブックタイプカバー、液晶フィルムを付けて利用する方法です。
本体には当然目印となるステッカーなどを貼っておきます!
カバーはしっかり対応シリーズを確認して購入しましょう。
液晶フィルムも対応シリーズを確認。純正以外でも十分実用的です。
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