2025年7月に発売された『Lenovo Chromebook Plus Gen 10 83MY000CJP』。日本での発売前から Chromebook界隈のSNSでも話題になっていたこのモデルを、発売から少し遅れて購入し使い始めてから約4ヶ月が経ちました。
実はこれまでにも、2-in-1タイプやデタッチャブル式のChromebookを使ってきた経験があります。2021年頃には3万円台で購入できるモデルもあり、検索やコミックス閲覧などの日常用途には「まぁ、使えるかな」という印象でした。
そんな中、今回の『Lenovo Chromebook Plus Gen 10』は Lenovo公式価格でなんと115,280円!
「いや、もう普通にWindowsノート買えるやん!?」と一瞬ためらったものの、 「最近のChromebookってどこまで進化してるんだろう?」という好奇心と、 「なんかよくわからんけど触ってみたい!」という衝動に背中を押されて、購入を決断。
結果として「かなりイイじゃん!」と満足しています。 このChromebookを使い始めてから、なぜか脳が活性化されたような感覚もあり、日々の作業がちょっとアクティブになった気がします(もちろん、すべて個人の感想です)。
Chromebookを試してみたい方には、少し値が張りますが、これくらいのスペックと価格帯のモデルがちょうどいいかもしれません。
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目次
今回購入したマシンの特徴
今回購入した『Lenovo Chromebook Plus Gen 10 83MY000CJP』がどのようなクロームブックなのかを簡単に紹介します!
*機種名については Lenovo Chromebook Plus 14 Gen 10 のようにディスプレイサイズを含めて表現される場合もあるようです。
『Lenovo Chromebook Plus Gen 10 83MY000CJP』の主な仕様は以下の通りです。
Lenovo Chromebook Plus Gen 10:主な仕様
- OS:ChromeOS
- プロセッサー:MediaTek Kompanio Ultra 910プロセッサー(コア数: 8コア、動作周波数: 2.10GHz(ターボブースト時 最大3.62GHz))
- NPU:MediaTek NPU 890(最大50TOPS)
- メモリ:16GB(LPDDR5)
- ストレージ:256GB(UFS)
- ディスプレイ:14.0型 WUXGA 有機EL(1920×1200)、400ニト、オプションでマルチタッチ対応(10点)
- オーディオ: Dolby® Atmos対応ステレオスピーカー(2.0W×4)
- カメラ:5MP RGBカメラ+デュアルマイク(プライバシーシャッター付き)
- 通信:Wi-Fi 7対応、Bluetooth v5.4
- インターフェース:USB Type-C×2、USB Type-A×1、オーディオ・コンボ・ジャック
- バッテリー:60Wh、約17時間駆動※3、65W急速充電対応
- 本体寸法:314.2(W)×219.1(D)×15.79(H)mm
- 本体質量:約1.26kg
- 本体カラー:シーシェル
AI処理のためのNPUも搭載されて基本性能が高いのはもちろん、購入の決め手となったのがディスプレイ。キレイなOLEDのディスプレイを持つノートブックが10万円程度で買える!というのがポイントでしたし、購入後も満足しています!
(各種動画サービスのプレーヤーとしても大活躍!)
実機をチェック
購入した『Lenovo Chromebook Plus Gen 10 83MY000CJP』の実機をチェックしていきましょう!
購入した外箱を開封すると クロームブック本体の箱とACアダプターの箱に分かれていました。

付属のACアダプターは65W。プラグは折りたためないタイプでした。
天板にはLenovoのロゴとChromebook Plus のロゴが入ります。

背面は波打つ縞の入ったユニークなデザイン。
ゴム足バーや、スピーカーと思われるスリットが入っている
インターフェースは、USB 3.2 Gen1 Type-C ×2 (DisplayPort出力機能付き、Power Delivery対応)、USB 3.2 Gen1 Type-A ×1、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック ×1 。電源供給も USB-Cです。

USB 3.2 Gen 1の転送速度は、最大5Gbpsです。
『Lenovo Chromebook Plus Gen 10 83MY000CJP』では4Kの外部ディスプレイ2台にも接続できる点がポイント。
普段使っている27インチのモニターに接続して使っています!(ムッチャ便利!)
キーボードはクロームブック特有のキーもありますが、文字入力部はいたって普通です。また、両側にスピーカーがあります!
このスピーカーが Dolby Atmos®搭載クアッドスピーカー(2W×4)。広がりのある音が楽しめる点もポイントが高い!(結構お気に入りです!)
キーボード右下側には指紋センサーも搭載しており、ロック解除にも便利です!
Webカメラの画素数は、500万画素で プライバシーシャッターが付いている点も安心感があり、ポイントが高いです。
(カメラ使用時以外はシャッターを閉じています)
ディスプレイは14.0型 WUXGA 有機EL(1920×1200)です。有機ELにしては比較的落ち着いた発色という印象です。タッチ操作に対応しており、便利です。
サイズは、本体寸法 (幅×奥行き×高さ): 約 314.2 × 219.1 × 15.79 mm。これまで使用していた13.3インチのWindowsノートPC(Lenovo Yoga Slim 750i Carbon)よりもわずかに大きくなりました。


横からの見た目としては、Lenovo Chromebook Plus Gen 10 83MY000CJPはシンプルなデザイン(過去のMacbook Proのイメージ)。丸みもあり、やや締まりがない印象はうけますが、ある意味質実剛健です。
重さは、約 1.26 kg です。5年前のノートPCは1kgを切る重さでしたが、今回のLenovo Chromebook Plus Gen 10 83MY000CJPも持ち運ける重さではある、という印象です。
スペックとしてバッテリー駆動時間: 約17.0時間、充電時間: 約2時間です。
カフェでの作業でもバッテリー持ちが優秀ですし、充電時間も速く使い勝手のよいマシンです。
ACアダプターの最大消費電力は 65W。そこまでサイズの大きなACアダプターではありませんが、より小型のUSBチャージャーを持ち歩いてもよいかもしれません。
Microsoftが「Copilot+ PC」と認定するための主なハードウェア要件(下にリストアップしています)も満たしているスペックなのも興味深い!
- NPU(AIプロセッサー): 40 TOPS以上の処理性能
- メモリ (RAM): 16GB以上
- ストレージ: 256GB以上のSSDまたはUFS
そりゃ、使っていて快適なわけです。
本題の「クロームブックはWindows PCのように使えるのか?」の話
「クロームブックはWindows PCのように使えるのか?」について。
結論から書くと、Chromebook は Windows PC とは同じになりません。
そもそも別物ですし、Windows PC と同じモノが良いなら Windows マシンを購入すればいいのです。
では、Chromebook とは何なのか?
クロームブックについて深い知見があるわけではないのですが、Chromebook がどのようなモノなのかを簡単に振り返ります。
Chromebookの主な特徴
1. OSは「ChromeOS」
ウェブブラウザの「Google Chrome」をベースに作られたOSです。動作が非常に軽く、電源を入れてから約10秒で起動するなど、スピーディーな操作が可能です。
2. データは主に「クラウド」に保存
作成した文書や写真などのデータは、基本的にGoogleのオンラインストレージサービス「Googleドライブ」に保存されます。これにより、パソコン本体の保存容量(ストレージ)が少なくても済み、価格を抑えることにつながっています。また、どのChromebookからでも同じGoogleアカウントでログインすれば、すぐに自分のデータにアクセスできます。
3. 主役は「ウェブアプリ」と「Androidアプリ」
ソフトウェアのインストールは基本的に不要です。文書作成、表計算、メールなどは、すべてブラウザ上で動くウェブサービス(Googleドキュメント、Gmailなど)を利用します。また、スマートフォンのように「Google Play ストア」からAndroidアプリをインストールして使うこともできます。
Chromebookのメリット(得意なこと)
- 価格が手頃
OSが無料で、高いスペックを必要としないため、多くのモデルがWindowsパソコンなどに比べて安価です。 - 起動や動作が速い
OSがシンプルで軽快なため、電源オンからログイン画面までが非常に速く、ストレスなく作業を始められます。 - 高いセキュリティ
OSは常に自動で最新の状態に更新され、ウイルス対策機能も標準で組み込まれています。データもクラウド上にあるため、万が一パソコンが故障してもデータは安全です。 - 設定が簡単
Googleアカウントでログインするだけで、すぐに使い始められます。ブックマークや設定なども自動で同期されるため、買い替えた際も手間がかかりません。 - バッテリーが長持ち
省電力な設計のモデルが多く、一度の充電で長時間使える傾向にあります。
Chromebookのデメリット(苦手なこと)
- 専門的なソフトは使えない
WindowsやMac専用のソフトウェア(例:Adobe Photoshopのデスクトップ版、PCゲームなど)はインストールできません。 - インターネット接続が前提
データやアプリの多くがクラウド上にあるため、オフライン(インターネットがない環境)では機能が制限されることがあります。(※オフラインで使える機能も増えています) - 高性能を求める作業には不向き
動画編集や3Dグラフィックスの制作といった、高い処理能力を必要とする作業は苦手です。
しかし、Windows PC でおこなう多くの作業は Chromebook でも作業ができます。
ただし、基本的にWeb上での作業になるため、例えば Adobe Photoshop をWindows PCにインストールしたプログラムと同じ使い勝手で使うようなことはできません。
もし Web版の Photoshop を愛用されているのであれば問題なく Chromebookでも作業ができます。Officeについても Web版を使用することになりますが、これについてはある程度問題なく使用できる印象です。
ファイルの管理については、Google Drive を母艦としていない場合には少し工夫が必要です。
私の場合、Microsoftの One Drive を愛用しています。
Web版または「PWA」(Progressive Web App)の OneDrive を使って一時的にローカルにコピーしながら作業しています。
(特に One Drive に画像ファイルがあり、Chromebookで画像の加工作業をしたい場合にローカルにコピーして作業をすることが多いです)
Office系ソフト(MIcrosoft PowerPoint、Excel、Wordなど)については、そのままWeb版のOfficeから OneDrive にアクセスできるため問題ありません。
現在使用している Chromebook Plus は、「Lenovo Chromebook Plus Gen 10」(83MY000CJP)です。10万円程度で購入できるマシンですが、なんとディスプレイがOLED。6スピーカーを内蔵し、Dolby Atmosに対応。とにかくスパスパ動く。そしてバッテリー長持ち。この画像編集・動画編集の作業をWindows PCのようにはできませんが、Web中心の作業はこの快適さが魅力で、まずこのChromebookを起動して使い、必要に応じてWindows PCを立ち上げて作業しています。
「だったら Windows ノートPC や Macbook を購入した方がよくない?」という意見は理解できます。
私もその通りだと思います。
でも、スパスパでサクサクなので起動の速さと動作の軽快さが、日常作業をスムーズにしてくれるのです!
もちろんパソコンをプロが使う道具として考えるなら、余計なことを考えずに普段通り確実に動いてくれるツールが一番でしょう。
あえて Chromebook を使う必要はありません。
ただ、Chromebook を使いこなす楽しさもあるんです!
「普段 PCで行っている作業を Chromebook で実現するには!?」というような事を考えるのも非常に楽しいです。
実にマニアックですね。
私は Chromebook をこのように使う
私の場合には、今回購入した 『Lenovo Chromebook Plus Gen 10 83MY000CJP』を次のように使っています。
メインのマシンはデスクトップPCです。Webサイトの作業、オフィスソフトを利用した資料作成、Photoshopの画像編集、Premiere Pro による動画編集、その他ネットサーフィン、メール作業を行います。その他音楽の再生や動画の視聴を行うこともあります。
これまでの経験で、以下の作業については Chromebook で PC と遜色なく作業ができると判断しています。
・Chromebookに対するにリテラシーやGoogleへの依存度も影響していると考えます
・ 『Lenovo Chromebook Plus Gen 10 83MY000CJP』を使用した場合を想定。
| 作業内容 | クロームブックでの作業 |
| Web閲覧 | ○ |
| メール作業(Gmail) | ○ |
| ブログ記事執筆 | ○ |
| AIサービスの利用 | ○ |
| 画像編集 (PCでは Photoshop) | 代替手段により可能 緊急時のみ利用のスタンス |
| 動画編集 (PCでは Premiere Pro) | 未検討 難易度が高そうだが短編ならありか? |
| Officeソフトでの資料作成 | ○ |
| 音楽の再生 (ストリーミング) | ○ |
| 動画の視聴 (ストリーミング) | ○ |
基本的にほとんどの作業内容をクロームブックで処理することができます!
私は、Adobe関連のソフトを使い慣れていることもあり、画像編集、動画編集についてはクロームブックでの作業が困難だと判断しました。
画像編集については、Webベースでの編集に慣れていれば大きな問題はないのかもしれません。
動画については、数台のカメラを使って4Kで撮影した素材から編集していることもありストレージのアクセススピードや容量などに問題がありそうであまり検討できていません。
私の場合には画像編集・動画編集を除けば、クロームブックでOKです!
このことから、画像や動画関連の作業を行わない方であればクロームブックでOKですし(メイン機として使える)、それらの作業が必要な方であってもその他の作業であればクロームブックで十分こなせるということになります。(サブ機として使える)
注意点として、Windowsではアプリごとに独立したウィンドウで動作しますが、Chromebookでは一部のアプリが“アプリ風”に見えても、2つ目以降はChromeブラウザのタブとして開かれます。
たとえばExcelやPowerPoint、Gmailなども、最初のウィンドウは独立していても、2つ目からはタブ扱いになります。 そのため、アプリ間の切り替えが直感的にしづらく、作業効率がやや落ちる印象です。 ただし、1つのウィンドウで完結する作業スタイルの方には特に問題はありません。
私の場合、エクセルは2,3ウィンドウ開いておくことが多いので「少し使い難いな」と思うシーンは多々あります。
ただし、クロームブックの起動の速さをはじめとする身軽さも気に入っていて、外出時の持ち出し用ノートPC、室内での軽作業用として活躍してもらっています。
こんな人に Chromebook がオススメ
今回のChromebook購入を機に、「Chromebookって自分にとって何なんだろうなぁ」ということが整理できたように考えます。
まだまだ使い込みが足りないような気はしますが、最後に クロームブックはこんな人にオススメ!を紹介して締めたいと思います。
Windows のノートPCや Macbookで行えること全ての動作を望むのであれば(例えば Adobe Premiere Proなど)素直にWindowsマシンやMacを購入した方が絶対に幸せになれます!(同じことを別のモノに臨むのは無理があります)
快適な Chromebook ライフを送りましょう!
今回紹介した 『Lenovo Chromebook Plus Gen 10 83MY000CJP』については、レノボの商品ページにおけるキャンペーンやクーポン、クリアランスそしてアウトレットもチェックするとおトクな場合があります!











