Marshall の ワイヤレススピーカー Marshall ACTON (マーシャル アクトン 以下 ACTON)を紹介します。これが、ムッチャ良かったんですよ!超絶オススメです!
先に全部書いてしまいますが、音がすごく良い!もうね、音が全部聞こえる!
このサイズ・この価格でこれだけの音が得られるのだなぁと感動しているところです。そして、特徴でもあるツマミでの調節がイイ!好きなように直感的に調節できるというのは想像以上に快適でクセになります!
Marshall はギターのアンプなどで有名ですが、そのアンプを使った経験はありません。しかし、ACTONは単なるMarshallのロゴバッジを付けた商品ではないです。(正直、Marshallのオーディオ機器を見た時には「あちゃー、こんなの出しちゃって・・」と思いましたが・・とんでもない勘違いでした!)
マーシャルのアンプのユーザーでも無いため判断もつかないですし、「これぞマーシャルの音だ!」とまでは言う気は無いのですが、マーシャルの名に恥じないモノ作り、そして音になっていると思います。
(本記事は、プレスレビュー用の機材を借用し執筆しております)
▼ 2023年2月5日時点で ACTON の現行モデルは 「Marshall ACTON Ⅱ」。
2019年2月21日発売です。こちらが最新のモデルです!
記事中のモデルは古い商品であるため、ご注意を!
さらにカッコイイ!!
Marshall ワイヤレススピーカー ACTON II ブラック 【国内正規品】
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目次
Marshall ACTON の音質
レニー・クラヴィッツを例に、Marshall ACTON の音の印象を紹介します。
レニー・クラヴィッツのアルバムは、もともとライブ感の強い音源が多い印象ですが、Marshall ACTON を通して聴くと、まるでレニーが目の前で演奏しているような感覚になります。ベースを弾く音まで聞こえてきそう・・。(ちょっと言い過ぎかな?と思いますが、実際にそう感じてしまったものは仕方がないので素直に表現しています)
これが例えば SEKAI NO OWARI のライブであっても、ライブ感をかなり得られます。
RED WARRIORS、The Street Sliders などを聞いもムッチャかっこいい!
そして、ロックだけでなくジャズ(ウッドベースの音もすごい!)、テクノ、クラシックなど・・全てのジャンルで素晴らしい演奏を鳴らしてくれるのです。
結果、数日の間に一通りの好きな楽曲を聞き直しました。
「あれ?ちょっと低音がきついな・・」「高域をもう少し足りない・・」と思ったらスピーカー上側にあるツマミをちょっと回せば簡単に調節できます。
低音を調整すればベースのパワーが変わりますし、高域を調整すればハイハット、シンバルの音の聞こえ方が明確に変わります。当たり前ですが、アプリに備わっているソフト的なプリセットのイコライザー機能とは違う楽しみがあります。
そもそものスピーカー電源を入れる儀式も パチン とトグルスイッチを倒します。これも素敵です。
すでに大きなオーディオシステムを所有していて存分に良い音を楽しんでいる方は別ですが、Marshall ACTONは、これからコンパクトなワイヤレススピーカーを導入する方にオススメできるスピーカーです。
コンパクトといっても、上の写真のようにボーズのような一般的なコンパクトなスピーカーと比べるとムッチャ大きいです。ボーズの素晴らしさは、コンパクトさを感じさせないサウンドです。いかに小さなボディから迫力のある音を引き出すかを考えているメーカーとMarshallとは違うアプローチなのだと考えます。
ACTONの大きくズシリとした筐体から自然に鳴らされる音は素晴らしく、余裕ある音に仕上がっています。そして、あまりの心地よさにどんどん音量を大きくしてしまうので音量注意です!
もっと大きなボディなら、さらにすごい音が鳴るのでしょうが、僕の住居環境、予算では Marshall ACTON がベストフィット、ベストバランス かな、と思っています。
↓この記事で紹介している ACTON はすでに廃番となり、現在は ACTON Ⅱ が最新モデルです!
Marshall ACTON パッケージとエクステリアについて
大きめなパッケージで、ロックな印象の写真が掲載されています。(貸し出し用であるため、新品のパッケージ・梱包・商品の状態ではありません)
箱を開けると、左右対称がカッコイイレイアウトです。
左が説明書、中央が有線で接続するためのコード、右側には電源ケーブルが入っています。
↓ 説明書もかなり立派で、厚みがあり、マーシャルブックレットが付属!?とちょっと期待してしまいますが、普通の説明書です。
各国の言語で説明が書かれおり、日本語でも説明もあります。(結構丁寧に書いてあります)
説明書やコードがはめられている上部の発泡スチロールを持ち上げると本体が入っています。
フロント
正面はレトロスタイルなデザイン。かなりこだわりがあります。
↑ 正面には Marshall ロゴが光ります。
マーシャルロゴがカッコイイのは当然。
↓何?この生地感!そしてゴールドの縁取り!もう、スゴイ!としか言えない。
少し気になったのが、下側やや右寄りにある ↓このつなぎ目。
公式ページの写真でも確認できるので、クリーム色なら目立ってしまっても仕方が無いと推定されます。ブラックなら目立た無い可能性大。
このフロントパネルの裏側には、3/4インチの磁性液体冷却式ドームトゥイーターが左右に、4インチウーファーが中央下側に設置されています。
上部操作パネル
↓ 上部には操作部材と赤LEDによるインジケーターが配置されています。
各スイッチ類など、操作感がとても良い!
↓ 少し驚いたのは、このツマミのトップ。
中心からよーく見て欲しい。これ同心円が書かれているのではなく、中心から渦巻き上に線が彫られているのです。
マーシャルの細部へのこだわりを感じます。
背面パネル
背面左側には、ぽっかりと穴が空いています。これがバスレフ型のダクトでしょう。
そのダクトの下には、Marshall AMPLIFICATION のロゴが入っています。
↓ 中央からやや右寄りには、スライドスイッチによるスタンバイモードの設定があります。
スタンダードにしておけば問題無いと思いますが、省電力モードの場合には、スマホとの通信が切れて一定時間後にスタンバイモードに入った後は省電力のためにスマホからウエイクアップさせる事ができません。通常モードでは、スタンバイモードに入ってもスマホ側と再度つながる事ができます。
背面に電源ケーブルを接続します。本体と接続している箇所から数cmは、プラグ部分になります。その分、背面にはスペースが必要になるため、設置場所を検討する際には注意しましょう。
底面
スピーカー下部には、ゴム足がついています。
Marshall ACTON を使ってみて気づいた感想など
冒頭で多くの部分を語ってしまいましたが・・・。
追加の注意点:再生を一時停止した時と再生を再開した時などにピチッという小さなノイズが入ります。僕は、音が鳴るんだなぁ・・と思う程度ですが、気になる方は気になるかもしれません。(小さい音です)
多くのワイヤレススピーカーは電源オン時に、スピーカーが起動した事を伝えるなんらかの効果音またはアナウンスが鳴りますが、Marshall ACTON は起動音が鳴りません。
そもそも電源スイッチがメカニカルで視覚的にもオンの確認ができるため、このような起動音は不要なのでしょう。
サイズは 260 × 150 × 150mm で、重さは 3kg です。(実際にはそれほど重くない印象です)
部屋と部屋の間を移動する際には持つ部分が無いため、少し不便ではありますが、それほど持ち運ぶこともないですよね。
ひとまわり小さく、バッテリー内蔵、ストラップ付きの KILBURNⅡ(キルバーン)というモデルも存在します。音質の特性が異なるようなので、ACTONと同じ音では無いと推測しますが部屋間移動などを想定される方は候補としても良いでしょう。(ちょっとACTONと比較してみたいです)
▼ Marshall KILBURNⅡ W243xH163xD140mmでサイズ感としても ACTON・ACTON Ⅱと似ている。
より高音質という事であれば、STANMORE(スタンモア)が apt-X というコーデックにも対応しており音質的にも優位。
今回借用した Marshall ACTON、欲しくてしょうがない!!! カッコイイですし、音もいいんですもの!
既に「ACTON」は廃番になっており、「ACTON 2」が現行品です。基本的なスピリットは変わらないはず!しかもデザインが洗練されています!
Marshall ワイヤレススピーカー ACTON II ブラック 【国内正規品】
ACTON2は2022年12月16日に43,980円→39,980円に値下げされました!
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