AirTagを格納できる防風ライターがガジェット製品などでおなじみのPITAKAから発売されました!その名も「PitaTag for Lighter」!(「PitaTag」はAirTagに関連した製品シリーズ名です)
ライターにAirTagが入っていれば「あれ?このへんに置いたはず…」という "ライターあるある" が発生した時に、iPhoneから探すアプリで見つけることができます!
さらに、AirTagから音を鳴らすこともでき、詳細な位置の確認も可能です。(誰かのポケットに入っていても見つけられるかも!)
「PitaTag for Lighter」に Apple AirTag を格納しておけば「必要な時にライターが見つからない!」が減る可能性大!
今回、「PitaTag for Lighter」を使ってみて、モノとしての魅力と AirTag による安心感が印象的でした。
質感も良く、さらにタバコケースが付属。また、名入れも可能です。
自分用としてだけでなくたばこを吸う男性・女性へのプレゼントとしても魅力的です。
▼ 今回紹介する商品はこちら!
「PitaTag for Lighter」が購入できるのは、楽天市場 PitakaDirect または PITAKA公式日本語販売サイト のみ!
名入れの詳細については、商品ページをご確認ください。
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AirTag、充填用のライター用ガスボンベは別途用意する必要があります。
※今回、メーカー様よりサンプルをご提供いただきレビューしております。
目次
PITAKA、PitaTag について
「PITAKA」というブランドについて紹介します。
PITAKA(日本語読み:ピタカ)は、Shenzhen Lingyi Innovation Technology Co.,Ltd が立ち上げた独自ブランドです。スマートフォン、タブレット、イヤホン、スマートウォッチなど、ガジェット製品の周辺領域にフォーカスし、斬新的なデザインと独自の素材を用いて、これまでとは異なるテクノロジーと美学でライフスタイルを提案するブランドです。
またブランド名の「PITAKA」とは、古代インドの言語に由来する仏教用語で、物を置く籠(カゴ)を意味しています。通常、人々は、籠の中の物だけに注目し、容器としてのカゴ自体を気にしておらず、むしろそこにあるのが当然だと感じています。私たちはPITAKAブランドの製品が、カゴのようにユーザーの生活に溶け込み、生活がより便利に、そしてより良いものとなることを願っています。PITAKAは常に、動物や自然環境、地球との共存や関係性に配慮しています。
「PitaCare」という環境保護の理念を持ち、PITAKA reduce(廃棄物の減少)、PITAKA reuse(重複使用)、PITAKA recycle(リサイクル)に取り組んでいます。
ニュースリリースより引用
また、今回レビューする「PitaTag for Lighter」は、PITAKAブランドのAirTagに関連した製品シリーズ「PitaTag」の新商品です。「PitaTag」シリーズには以下のような商品があります。
■ PitaTag for Multi-tool Air Tag用
■ PitaTag for Cable Air Tag用
今回の「PitaTag for Lighter」はこの PitaTagシリーズの新製品です!
これまでの商品は、AirTagを持ち運ぶためのカバーにマルチツールや変換アダプターという機能をプラスしたというイメージが強かったのですが、「PitaTag for Lighter」はライターそのものを失い難くするためにAirTagを内蔵している面が強い印象です。もちろん「PitaTag for Lighter」をバッグに入れておけば、バッグそのものを見つけやすく、なくし難くしてくれます。
PITAKA「PitaTag for Lighter」の仕様について
PITAKA「PitaTag for Lighter」の仕様は以下の通りです。
製品名 | PitaTag for Lighter(ピタタグフォーライター) |
型番 | PTL1-01 |
種類 | 電子ライター(圧電セラミック方式) |
燃料 | ブタンガス |
ガス容量 | 1.4g(空気抜き) |
サイズ | 77 × 44 × 12mm |
重量 | 約 87g |
材質 | アラミド繊維、亜鉛合金、グラスファイバー(シルバー) |
カラー | ①ガンメタリック1500D黒/グレーツイル柄 ②パールクロームシルバー/グレー柄 |
保証期間 | 1年間 |
販売価格 | 標準版:9,999円(税込) カスタマイズ(名入れ)版:10,999円(税込) |
安全規格 | ①日本:JIS. S 4801:2010. たばこライター-安全仕様 ②アメリカ:ASTM F400-20 ②EU:一般製品安全指令 2001/95/EC、EN ISO 9994-2018-A1-2008 ライター ③中国:GB 25722-2010 |
製品の特徴としては、以下の通りです。
【 PitaTag for Lighter 製品特徴】
- 置き忘れ防止
ライターの本体内にAirTag収納スペースを設けることで、AirTagが入っているように見えないスタイリッシュなデザインと失くさないための工夫を両立しました。万が一、ライターが見当たらなくなった場合、iPhoneを使ってお気に入りのライターを簡単に探し出すことが可能です。 - 防風性能
通常のライターよりも火力が強く、高い防風性能があります。特許取得済みの独自技術により、風の影響を受けにくい高温の青く強力なピラミッド型の炎を出すことが可能です。風の強い屋外での喫煙だけではなく、登山やキャンプなどの様々な炎を使うアウトドアシーンで役立ちます。 - モダンでスタイリッシュなミニマリストデザイン
アラミド繊維とプレミアム亜鉛合金を使用した、洗練されたモダンなスタイルも大きな特徴の一つです。カードケースのようにも見えるシンプルなミニマルデザインに仕上げています。既存のPITAKAブランドの製品と一緒に使っても、違和感のない、統一感のあるデザインになっています。 - 本体に名入れ可能(レーザー彫刻)
誕生日や記念日のお祝いなどを無料で彫刻することができます。
大切な人へ、永遠に残る、あなたにとって特別な存在であることを伝える、刻印付のユニークなライターを贈りましょう。 - 便利なライターとしての基本機能
ブタンガス注入式の設計で火力調整や繰り返し利用が可能です。
側面が透明なデザインとなっており、ガスの残量を確認することができます。底部のスイッチは、ガス注入口、炎調整ネジとして使用します。
「PitaTag for Lighter」の魅力は、デザイン、AirTagによる置き忘れ防止、そして名入れ対応でしょう!
今回、残念ながら名入れについてはレビューできておりません。
▼ 「PitaTag for Lighter」への名入れに関する詳細については、商品ページをご確認ください。
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日本語の名入れフォントは「Noto Sans Japanese」ということです。フォントイメージについては、Google fonts にて確認可能です。
(フォントウエイト・文字間隔などは不明ですが、Google fonts上で入れたい文字を入力し表示が可能です。刻印時のイメージがわくかと思います)
PITAKA「PitaTag for Lighter」の実機をチェック!
それでは、PITAKA「PitaTag for Lighter」の実機をチェックしていきましょう。
▼ パッケージ。ライターらしさと現代のデザインがうまく融合している印象。箱としもしっかりしています。
▼ 内箱を開くと、「PitaTag for Lighter」と付属のたばこケースが見えます。ギフトボックス仕様で受け取った側もうれしい内容。
▼ 「PitaTag for Lighter」のセット内容。左からたばこケース、PITAKA PitaTag for Lighter、ドライバー(付属工具)、説明書です。
▼ 説明書は日本語に対応しています。ライターは取り扱い注意の商品であるため、しっかり説明書を読んで使用しましょう!
▼ 付属のタバコケース。外装は皮革調。フレームは金属。
▼ カバー側にマグネットが内蔵されており、適度な力で固定されておりひっくり返しただけで開いてしまうことはありません。
「PitaTag for Lighter」には工具が付属。炎の高さ調整、AirTag格納トレイの取り外しに使います。
▼ 「PitaTag for Lighter」のブラック。ライター本体は亜鉛合金(アルミニウム、銅、マグネシウム、鉄などを合成した合金)。斜めの模様部分がアラミド繊維シート。硬質な手触りとソフトな手触りが同居している。
▼ 点火ボタンは大きく押しやすい。ある程度の力を加えると圧電セラミックから火花が飛び着火する。
ボタンの押下力は、使い捨てライターのボタンよりもやや軽い。しかし、圧電セラミックをたたく必要もあり、ある程度の力は必要。また「カチッ」という音が鳴る。
私が確認したところ、本体(火口ノズル)が水平よりも下に傾くとボタンが押せなくなります。(安全装置)
逆さに持ってボタンを押してしまい手にやけどを負うようなことは避けられそうです。
▼ 底面には炎調整ネジとガス注入口がある。
▼ 炎の高さ調整は、付属のツールで調整が可能。
▼ こちらが AirTagを格納するトレイをロックしているネジ。ネジは簡単に外せないように、星形のトルクスドライバーで開ける仕様。(付属のツールでOK)
▼ AirTag格納用のトレイを取り出したところ。AirTag保護用のシリコンカバーも付いている。
▼ トレイの形状は Apple のAirTagに合わせた形状になっているため、AirTagが必要です。(他のTileやEufyなどの四角い形状の紛失防止トラッカーは「PitaTag for Lighter」には入りません)
▼ Apple AirTag に保護シリコンカバーをとりつけ、トレイにセットします。(AirTagの向きに注意が必要です。説明書をしっかり読みましょう)
▼ あとは「PitaTag for Lighter」本体にトレイを戻して、ネジを閉めればOKです。(入れる前にAirTagの登録などは済ませておきましょう!)
ライターの大部分は亜鉛合金ですが、AirTag用に電波が通過するようにAirTag部分のフレームにはスリットが入っておりAirTagの機能を損なうことはありません(スリットはアラミド繊維でカバー)。
▼「PitaTag for Lighter」の仕様上の重量は約 87gですが、AirTag(11g)を格納するとその分重量が増します。さらにガスを注入するとわずかに重量が増えます。
▼出荷時にはガスが充填されていません。 ガスの注入については、説明書をよく確認して作業が必要です。
ライター用のガスボンベについては「信頼できるブランドのガス」を購入して充填しましょう。
今回は東京パイプ の「Fプラス 共用 ガスボンベ 40g」を購入してみました。
「混合ガス中のプロパン比率が20Wt%と圧力が高いため、外気温の低い寒冷地(アウトドア)にも強い仕様」だそうです。
デザインのためか単純に考えるとグラム数に対する価格が高い商品でした。普通に使うなら 一般的なライター用ガスボンベでOKだと考えます。
人生初のライターへのブタンガスの注入。想像以上に簡単にでき、無事に点火することができました!
▼ 左側にガスの残量確認用の小窓も付いています。
▼ 実際に点火してみました!
ターボライターらしい青い炎です。メーカーによると「ピラミッド型の炎」。ひし形の炎に見えますが、いかがでしょう。
「特許取得済みの独自技術」とのことです。
▼ 上側から見るとこのような状態です。
▼ 防風ライターということで、ハンディファンで風を当ててみても火が消えにくい!
▼ ライター左側上部にはこのようなグリルがあります。さすがにこの部分に強い風を当てると点火しなかったり、炎が消えたりしました。(上から風をあてても同じです)
ちなみに、メーカーによると 1.4gのガス充填で約850回点火可能。1日28回点火として、850回÷28回=30日使え、一回充填すると使用頻度によって変動しますが約1ヶ月以上持つ計算だそうです。(回数の影響もありますが、点火時間にもよります)
PITAKA「PitaTag for Lighter」の感想。やはり AirTag は便利。
PITAKA「PitaTag for Lighter」を実際に触ってみた感想を紹介します。
ライター自体はスタイル・デザイン・質感もよく、ライターとして持っていて恥ずかしくない存在だと感じました。(私は好き。)
PITAKA「PitaTag for Lighter」は Apple AirTag を内部に格納できるライター。AirTagのUWB(Ultra Wide Band)により誤差数センチメートルで位置を特定できるのです。
(すべての iPhone がUWBに対応しているわけではなく、iPhone 11以降でUWBに対応(第3世代iPhone SEは除く))
「あれ?ライターどこいった?」を避けるために 使い捨てのライターを複数保有するというのも美しくはありません。
ライターを失くさなくなる便利なツールがあるなら使わなければ損です。
(ただし、AirTagは別途購入が必要で、それなりお金がかかる点は否めません)
新しいライターとともに AirTag のある生活をスタートしてみてはいかがでしょうか!
▼ 今回紹介した商品はこちら!
「PitaTag for Lighter」が購入できるのは、楽天市場 PitakaDirect または PITAKA公式日本語販売サイト のみ。
*名入れの詳細については、商品ページをご確認ください。
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AirTag、充填用のライター用ガスボンベは別途購入する必要があります。
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