ASUS（エイスース）と世界的に有名なストリートウェアブランド A BATHING APE® とのコラボレーションノートPCである「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」をレビュー紹介します！
春の新製品発表会のコンセプト展示から注目していた ASUS Vivobook の BAPE Edition がいよいよ発売されました！今回、先行レビューの機会を得ましたので、「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」 の魅力をじっくり紹介していきたいと思います！（記事として、かなり長いです）
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」は、基本性能の高いWindowsノートPCにバッグ、ワイヤレスマウスなどがセットになった魅力的なモデルです！
▼ 画面には2.8K 120Hz 有機ELディスプレイを採用！引き締まった黒、100% DCI-P3色域対応の色再現、600nitの明るさが魅力！
ASUSは有機EL搭載のノートPCを積極的に展開している、有機EL（OLED）ノートパソコン出荷台数No.1ブランドです。（2021年1月～2022年3月のGFK及びNPD世界市場の累計販売実績データに基づく）
*本記事執筆にあたり、製品発表前にメーカー様より製品サンプルを貸し出ししていただきました。
目次
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」 特徴とスペック
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」は 「ファッショナブルを超える卓越したパフォーマンス」を兼ね備えた「ストリートファッション× テック 史上最も壮大なコラボレーション」モデルです！
世界的に有名なストリートウェアブランドとのコラボレーションモデルでありながら、薄型軽量の筐体には、ゲーミングノートパソコンにも採用される圧倒的なハイパフォーマンスを誇る、第 13 世代インテル ® Core ™シリーズの「 H シリーズ」を搭載。さらに 2.8K 120Hz 有機 EL ディスプレイを搭載しています！
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」 の価格は i5モデル 149,800円、i9モデル 199,800円！発売は 2023年8月19日(金) ！
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」 の特徴は以下の通りです。
特徴
- BAPE®初のコラボレーションノートPC With BAPE® アイコニックパターン
- 選べるカラーバリエーション
オリジナルでデザインされた「グリーンカモフラージュ（本体色：ミッドナイトブラック）」と「ブルーカモフラージュ（本体色：クールシルバー）」の2つから選択可能 - 薄型軽量でファッショナブル。存在感のあるデザイン
天板には迷彩柄の精密なフォトエッチング加工。
薄さ 約19.35mm・重さ 約1.6 kg - 特別にデザイン・制作された コンパクトバッグ、ベイビーマイロ フィギュア、ポータブルワイヤレスマウス、オリジナルステッカー 付属！
- 動く壁紙アプリ「BAPE Live Wallpaper 」搭載！
- 16:9 15.6型有機ELディスプレイ 2.8K OLED 120Hz
- ファッショナブルを超える卓越したパフォーマンス
第13世代インテル ® Core ™i9 13900H プロセッサー/第13世代インテル ® Core ™i5 13500H プロセッサーを搭載
メモリ 16GB LPDDR5-4800、SSD 1TB/512GB PCI Express 4.0 x4 - 長時間バッテリー駆動 最長 約14.4時間
バッテリー充電時間 約1.8時間 - 180°に開くフラットなヒンジ
- 充実のインターフェース
Thunderbolt4(Type-C)ポート × 1ポート
USB3.2(Type-A/Gen1)ポート × １ポート
USB2.0(Type-A)ポート × １ポート
HDMIポート（Type A)
マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック
電源ポート - 指紋認証センサ搭載
- 安心して使用できる堅牢性
「MIL-STD-810H」に準拠したテストをクリア
最近のPCの場合、USB Type-Cポートのみのモデルも珍しくありません。「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」 は、USB Type-C、USB Type-A、HDMIポートが搭載されておりムッチャ便利です！
ACアダプターは、丸型ピンタイプですが、Thunderbolt4（Type-C）からも給電・充電が可能です。
ASUSならでは、MILスペックのテストをクリアした強度の高いボディになっています。
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」 のモデルバリエーション
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」のOSは「Windows 11 Home 64ビット」で統一。モデル構成としては、CPUとSSD容量の組み合わせ( i9+1TB or i5+512GB )、カラーバリエーション（ミッドナイトブラック or クールシルバー）の違いで4種類の展開。筐体・ディスプレイやOS、メモリー、グラフィックス機能などは共通です。
【ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA モデル一覧】
| シリーズ名 | ASUS Vivobook Sシリーズ | |||
| 製品名 | ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA | |||
| 型番 | K5504VA-MA262W | K5504VA-MA254W | K5504VA-MA253W | K5504VA-MA265W |
| 本体カラー | ミッドナイトブラック グリーンカモフラージュ | クールシルバー ブルーカモフラージュ | ミッドナイトブラック グリーンカモフラージュ | クールシルバー ブルーカモフラージュ |
| CPU | インテル® Core™i9-13900Hプロセッサー | インテル® Core™i5-13500Hプロセッサー | ||
| メインメモリ 標準/最大 | LPDDR5-4800 16GB / 16GB | |||
| ストレージ | SSD 1TB (PCI Express 4.0 x4接続） | SSD 512GB (PCI Express 4.0 x4接続） | ||
| グラフィックス機能 | インテル® Iris® Xeグラフィックス(CPU内蔵) | |||
| 発売日 | 2023年8月18日（金） | |||
| 希望小売価格(税込) | 199,800円 | 149,800円 | ||
上位モデルと下位モデルとの価格差は5万円ですが、上位モデルはAmazon.co.jp にて 181,636円+1816ポイント(1%) と実売価格は購入しやすい印象。
今回試用したのは下位モデルのクールシルバーですが、パフォーマンスとしても悪くなく、かなり使えるPCです。一般的なPC作業であれば パワーとしても・容量としても 512GB モデルで十分！
万一、SSDの容量が不足するような場合には、必要に応じてオンラインストレージの One Drive や DropBoxを使用したり、最近発売されたUSBに差し込む小型タイプのSSDなどを併用してもよいでしょう！
なお、価格の低いモデルについては、Amazon、ASUS 公式オンラインストア、ASUS Store 楽天市場店 でのみ購入可能です。
ミッドナイトブラック（i5、512GB）@Amazon.co.jp
クールシルバー（i5、512GB）@Amazon.co.jp
オフィスソフトは？
オフィスソフトについては、KINGSOFT の WPS Office 2 Standard Edition の使用権が付属します。
若い世代の方は Google のツール（Googleドキュメント）を使いこなしているでしょうし、相手先とのやりとりで MS Office 必要だったり、慣れ親しんだツールである MS Office が良いという場合には Microsoft 365 の契約がオススメです。（Microsoft 365 Personal には 1TBのOne Drive も付属しています！私も絶賛利用中）
カラーによって何が違うの？
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」にはカラーバリエーションとしてミッドナイトブラック、クールシルバーの２つが用意されます。このカラーの違いによって何が変わるのか？について紹介します。独自調査の内容であり、抜け等がある可能性もあります。ご参考になれば幸甚です。
まず、ミッドナイトブラック、クールシルバーはノートPCの本体色です。
この本体色の選択によって、付属するバッグなどのカラーが変わります。ミッドナイトブラックの場合には「グリーンカモフラージュ」、クールシルバーの場合には「ブルーカモフラージュ」になります。
▼ 具体的に何が変わるかというと、付属品のほとんどのカラーが異なるのです！
カラーによって変わるモノ
- 化粧箱
- バッグ（内張りも！）
- ベイビーマイロ フィギュアのPCの天板、パッケージ
- ワイヤレスマウスのカバー柄（交換用のカバーはブラックで共通）、パッケージ
- ステッカー、キーボードステッカー
- PCにプリインストールされる壁紙アプリのカラー
ここまで色をわけて採算とれるの！？と心配になってしまうレベルです！こだわりがスゴイ。
今回レビューした「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」のスペック
今回レビューする「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」のスペックは以下の通り。
型番違いの場合には、前述の通り CPU・SSD容量・カラー が異なります。
【ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA-MA265W のスペック】
| シリーズ名 | ASUS Vivobook S シリーズ | |
| 製品名 | ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA | |
| 型番 | K5504VA-MA265W | |
| 本体カラー | クールシルバー（ブルーカモフラージュ） | |
| OS ※1 | Windows 11 Home 64ビット | |
| CPU | CPU名 | インテル® Core™ i5-13500H プロセッサー |
| 動作周波数 | P-core 2.6GHz/4.7GHz (4コア) / E-core 1.9GHz/3.5GHz (8コア) | |
| キャッシュメモリ | インテル® スマート・キャッシュ 18MB | |
| メインメモリ | 標準/最大 ※2 | 16GB/16GB |
| 仕様 | LPDDR5-4800 | |
| スロット | オンボードメモリのみ | |
| 表示機能 | ディスプレイ | 15.6型 OLED (有機EL) ※3 |
| 表面仕様 | グレア | |
| 解像度 | 2,880×1,620ドット (120Hz) | |
| タッチパネル | 非搭載 | |
| グラフィックス機能 | インテル® Iris® Xe グラフィックス (CPU内蔵) | |
| ビデオメモリ ※4 | メインメモリと共有 | |
| 外部ディスプレイ出力 ※5 | 最大7,680×4,320ドット | |
| 記憶装置 | SSD ※6 | 512GB (PCI Express 4.0 x4接続) |
| 光学ドライブ | ドライブの種類 | - |
| 読み出し速度 | - | |
| 書き込み速度 | - | |
| サウンド機能 | サウンド規格 | ハイ・デフィニション・オーディオ準拠 |
| スピーカー | ステレオスピーカー内蔵 (1.5W×2) | |
| マイク | アレイマイク内蔵 | |
| Webカメラ | 207万画素Webカメラ内蔵 | |
| Windows Hello | 指紋認証対応 | |
| 通信機能 | LAN | - |
| 無線LAN ※7 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6E) | |
| Bluetooth® 機能 | Bluetooth® 5.1 | |
| 入力機能 | キーボード | 102キー日本語キーボード (イルミネートキーボード) |
| ポインティングデバイス | マルチタッチ・タッチパッド | |
| インターフェース | 外部ディスプレイ出力 | HDMI×1 |
| USBポート | Thunderbolt 4 (Type-C) ※8×1、USB3.2 (Type-A/Gen1)×1、USB2.0×1 | |
| カードリーダー | - | |
| オーディオ | マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 | |
| セキュリティスロット | 非搭載 | |
| 電源 | Φ4.5/90W ACアダプター (19V/4.74A) またはリチウムポリマーバッテリー (4セル/75Wh) | |
| バッテリー駆動時間 ※9 | 約14.4時間 | |
| バッテリー充電時間 | 約1.8時間 | |
| 消費電力 | 最大約90W | |
| エネルギー消費効率 ※10 | 12区分 21.7kWh/年 (AA) | |
| サイズ (突起部除く) | 幅359.3mm×奥行き229.4mm×高さ19.35mm | |
| 質量 | 約1.6kg | |
| 保証期間 | 本体：購入日より12ヵ月間のインターナショナル保証＋購入日より12ヵ月間のASUSのあんしん保証(日本国内保証・要登録) ※11 バッテリーおよびACアダプター：購入日より12ヵ月間の日本国内保証 | |
| ビジネス統合アプリ | WPS Office 2 Standard Edition (3製品共通ライセンス付) ※12 | |
| 主な付属品 | ACアダプター ※13、製品マニュアル、製品保証書、ワイヤレスマウス、バッグ | |
▼詳細な情報については、下のボタンよりご確認ください。
ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA の実機をチェック！
それでは 「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」の実機をチェックしていきましょう！
レビュー用の貸し出し機であるため、細かな点において実際の製品と異なる可能性があります。
▼ YouTubeでも紹介しています！音声なしですか
今回のレビューに使っている実機は プロセッサー i5、SSD 512 GB、クールシルバー の K5504VA-MA265W です。
▼ こちらがパッケージ。紹介は割愛しますが、箱の持ち手も紙製になっており環境に配慮されています。
この外箱の中には、カラーの外装箱とPCバッグが入っています。
外箱はかなりサイズが大きく、約57cm × 約32cm × 約18.5cm。
かなり重量もあり、手で持って帰るのはかなり大変な印象。
購入するならば家まで届けてもらえる通信販売がおすすめです！
▼ 迷彩柄の外装箱を開けると！ノートPCとベイビーマイロのフィギュアが登場！このフタの開き方も非常に良いです！（満足度高し！）
アクセサリーが充実したセット内容
▼ 説明書などのドキュメントを除いたセット内容。Vivobook本体の他、ACアダプター、バッグ、フィギュア、ワイヤレスマウスと付替えカバー、そしてステッカーがセットになっています。
特別デザインのバッグ
▼ 特別デザインのバッグ。
▼ 持ち手のやわらかな握り心地も良い感じ！
▼ 内部にはノートPCを入れる場所（写真左側)と小物入れ（ポケット小×2、大×1。写真右側）、ペン差しがあります。クッション性も高く、大切なPCを保護してくるでしょう！
▼ ポケット関係は面ファスナーで固定できます。（ポケットの開閉時にバリバリ音がします）
Vivobookを持つ BABY MILO®(ベイビーマイロ®) フィギュア
ASUS Vivobookを持つ BABY MILO®(ベイビーマイロ®) フィギュアも付属します。
ベイビーマイロのサイズは全高 ざっくり12 cm、頭まわり 約 28 cm、重量 約307g でした。なかなかの重量感。
▼ 画面、キーボード、タッチパッドまでしっかり再現されています！
▼ おしり部分には ASUS Vivobook *A BATHING APE の文字。
ステッカー
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」にはステッカーも付属します。
▼ ステッカー。ノートPCの天板の好きな場所に貼ってもいいですね！
▼ 付属のキーボードステッカー
下側は日本語キーボードの形状、表記に対応したステッカーです。
▼ どのキーに貼るのか悩ましいところ。全てのキーに貼ってしまうのもありでしょうか！？
ワイヤレスマウス
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」にはワイヤレスマウスも付属します！
▼ マウスなのにパッケージからワクワクします！
マウスのモデルとしては ASUS「Marshmallow Mouse MD100」です。
2.4GHzのUSBドングルも付属しますが、Bluetoothにも対応しています。
▼ このように二つのデザインのカバーを付け替えることができます。
カバーの取り外し、取り付けもドライバーなどは不要で簡単。気軽に好みのカバーにチェンジできます！
▼ ブラックカラーもカッコイイですね。
ACアダプター
▼ 付属するACアダプターは90W (19V/4.74A 出力)。
コード含むACアダプターの重量は実測で 327g。
ACアダプターの本体サイズとしては 約7.5cm × 約7.5cm × 約 2.8cm というイメージ。
ACアダプターのケーブルの長さとしては実測で、約 150 cm ＋ コード（コンセント側）約 83.5 cm。ケーブルは十分な長さがあります。
入力電圧 100V~240V でコンセントの形状を合わせれば海外でも利用可能です。
PCとの接続は、USB Type-Cではなく、丸い端子をPCに接続します。
ACアダプター使用時の充電時間は仕様によると 約1.8時間。
実際にバッテリー切れの状態から充電して、バッテリーインジケーターが白点灯（充電レベル95%以上）になるまでの時間は 1時間16分でした。
最近のPCは充電時間が速くて助かります！
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」 重量
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」の重量は 約1.6kg です。
自家測定でも 1,593g という数値でした。確かに「約1.6kg」です。
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」の本体をチェック！
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」のメタリックな天板には、迷彩柄の精密なフォトエッチング加工が施されています。
*紹介しているのはクールシルバーです。
遠くからみると単なるシルバーなのですが、光りの当たり方で迷彩柄が浮き出るのが良い！
▼ ワンポイントのメタルプレート。
▼ 底面。通気性を保つためとスピーカーのためのスリットが斜めでカッコイイ。オレンジのバー、BAPEロゴもあり裏側も手抜き無し。
▼ 左側面には、USB2.0ポート、電源インジケーター（LED）、そしてバッテリーインジケーター（LED）が配置されています。
▼ 右側面には、電源ポート、HDMIポート、USB3.2 (Type-A/Gen2) 、Thunderbolt 4 (Type-C) 、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャックが配置されています。
USBメモリーなど USB-A をそのまま使いたいケースはいまだに多いため、個人的にはこの USB Type-A 端子の搭載が嬉しい！
180°に開く。自由度の高いヒンジ
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」のヒンジ機構は 180° に開くことができます。
キーボードとタッチパッドも良好
キーボードは「102キー日本語キーボード (イルミネートキーボード)」です。右側にテンキーがあるタイプ。
個人的にはキーやタッチパッドのセンターが画面中心からややシフトしてしまうのが気になりますが使っているうちに慣れるでしょう。
右上の「| 円」キーとバックスペースキーの部分（エンターキーの上側）は若干変則的ですが、ほとんどのキーにおいて一般的な配置となっています。
▼ キーピッチとしては 19mm程度を確保。
▼ キーボードの打鍵感も好印象！しっかりと確実に入力していける印象です。
▼ キーボードにはイルミネーター機能があり、光ります！
▼ タッチパッドはすべりも良く、クリック含めしっかり反応してくれます。パッドのサイズも大きく良好！（迷彩柄がカワイイ！）
キーボード、タッチパッド、パームレスト部分には特殊な銀イオンコーティングである「ASUSアンチバクテリアガード」が施されています。これにより細菌の増殖を99%抑制できるとのこと。
▼ 左側に貼られたステッカー。「このモデルには合わないぞ！」とは思うのですが、非常に大切な情報でもあります。
インテル ® Evo ™プラットフォームは、仕事やエンターテインメントなど、あらゆる作業を快適に行うことができる証。そして、ASUSのあんしん保証はASUS独自のサポートサービスです。
気になる場合には、はがしてしまいましょう！
ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA の機能・性能を確認！
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」の機能・性能をチェックしていきましょう！
今回のレビューに使っている実機は プロセッサー i5、SSD 512 GB、クールシルバー の K5504VA-MA265W です。*i9、1TB の上位モデルでは性能が異なります。
有機EL（OLED）ディスプレイ 2.8K OLED が美しい。
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」 は 16:9の 15.6型有機ELディスプレイ 2.8K を採用。解像度としては 2,880×1,620ドットで120Hz。
写真では伝わりにくいのですが、やはりOLEDはキレイです！
有機ELの特徴である 発色と黒の深さを感じられます！
解像度も高く、液晶バネルよりも一段上の映像体験が待っています！
OLEDであるため上下・左右から見ても色が反転したりはしません。
グレア（光沢）であるため、画面への映り込みはあります。
試用期間中、この画面で Netflix を見るのが楽しくって。。。
また、ゲームなどでも太陽などの明るい部分の表現がリアルでした！
サウンドは harman/Kardon
ASUS と Harman/Kardon は、高品質のオーディオを提供するために協力しています。「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」 にも Harman/Kardon のロゴが確認できます。
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」のスピーカー構成は 1.5W × 2 のステレオ。（薄型ノートの場合 1W×2の構成が多く、比較するとパワーのあるスピーカーです）
スピーカーの音を伝えるスリットは本体裏面に配置されていますが、聞き取りやすいサウンドで、ボリュームを上げるとかなりの迫力を味わえます！
内蔵SSDの容量・パフォーマンス
今回試用した「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA(i5、512GBモデル)」のストレージ容量、使用されているSSDの型番・アクセス速度について確認しました。
▼ セットアップを行った後のCドライブの空き容量は 475GB中 428GB でした。（OSでの GB 表記は いわゆる GiB（1024バイトを1kバイトとする計算）です）
▼ 今回試用したマシンに使用されていた内蔵SSDは 「SAMSUNG MZVL4512HBLU-00BTW」。（← 参考です。必ずしも同じドライブが内蔵されるとは限りません。）
アクセススピードは 公式スペックの "シーケンシャルリード3500 MB/s シーケンシャルライト 2500 MB/s"に近い数値。
PCI Express 4.0 x4 で接続。このアクセス速度であれば十分速いため、ストレージのスピードで不満を持つことはなさそうです。
外部ディスプレイ出力が可能。複数画面の出力で便利に。
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」は「HDMIポート」および「Thunderbolt 4 (Type-C)」にて外部ディスプレイへの表示が可能です。
外部ディスプレイ出力は最大7,680×4,320ドットの出力が可能です。
Adobeなどのアプリをそれぞれのモニターで使用したり、オンラインミーティングしながら調べモノをしたりする際には外部ディスプレイも併用すると便利です。
Thunderbolt 4 (Type-C) が1ポートだけの構成のノートPCの場合には、アダプターやハブが必要なのですが、「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」 であれば、HDMIポートもあるため、PCモニターやTVなどに接続して画面を表示することが簡単にできます！外出先などで急にプロジェクターなどに映し出す状況になっても簡単に表示できます。
内蔵カメラはフルHD対応。
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」の内蔵カメラは 207万画素でフルHD（1920×1080）対応。Web会議などのコミュニケーション用としては十分すぎる解像度。
Windows 11標準のカメラアプリでは写真（静止画）は2.1MP 16:9 (1920×1080) が最大解像度、ビデオ(動画)では 1080p 16:9 30fps が最大解像度・最高フレームレートでした。
なお、顔認証によるサインインには対応していません。(Windows Hello には指紋認証にて対応)
カメラを使わない時にはレバーをスライドすることでシャッター（Webカメラ用プライバシーシールド）が閉じレンズを覆うことができます。（これがあると、かなり安心！）
▼ Webカメラとして考えた際には、顔が大きくなり過ぎず・小さくなり過ぎない程よいバランスのよい画角。画質や見た目の色の印象も悪くない。
My ASUS のカスタマイズを活用し、背景ぼかし のかけ忘れを防止！
私の場合、かならず背景ぼかしをかけるのですが、ZoomやTeamsなどWeb会議のプラットフォームそれぞれでフィルターをかけていると、カメラをオンにした後にフィルターのかけ忘れに気づいたりすることがあります。
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」には、MyASUSというアプリがインストールされています。システム診断、ドライバーやユーティリティの更新、パフォーマンスの最適化、ASUSのサポートへの問い合わせができるアプリなのですが、その機能の中に[カスタマイズ]-[ASUS AiSense カメラ]という項目があり、これが秀逸！
▼ [ASUS AiSense カメラ]には[背景のぼかし]という項目があり、これをオンに設定するとどのソフトを使っても背景がぼけてくれます。
![[ASUS AiSense カメラ]の設定項目](https://monosukiblog.com/wp-content/uploads/2023/08/Vivo-bape-53-580x358.jpg)
▼[背景のぼかし]を適用した結果。
![[ASUS AiSense カメラ]の背景のぼかし機能のサンプル](https://monosukiblog.com/wp-content/uploads/2023/08/Vivo-bape-55.jpg)
[ASUS AiSense カメラ] の[背景のぼかし]にプラスして、各アプリでのぼかしフィルターを適用しておけばかなり安心です！
Photoshop RAW現像時間
ニコン Z 6（ミラーレスカメラ） の圧縮RAWファイル(.NEF) 50枚を Photoshop でRAW現像する処理時間を測定しました。合計のファイルサイズは約 1Gバイトです。
| 機種 | RAW現像時間(50枚) |
|---|---|
| ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA-MA265W(i5、512GB) | 1分33秒 |
| ROG ALLY 2023(RC71L-Z1E512) | 1分29秒（Turboモード 電源接続時） |
| ASUS Zenbook S 13 OLED（UX5304VA-NQI7WS） | 2分28秒 |
| Mouse DAIV A7 (2020年購入デスクトップ) | 1分33秒 |
| Lenovo Yoga Slim 750i Carbon 82EV003FJP(2021年購入ノートPC i5 8GB) | 3分12秒 |
ここでのRAW現像時間とは、RAWファイルを Camera RAW で開いたあとに Photoshopに受け渡し、Photoshop上での表示が完了するまでの時間です。（厳密なRAW現像時間とは異なる可能性が高いのですが、暫定的にこの処理をRAW現像時間と呼ばせていただきます）
私がメインで使用しているデスクトップPCの処理時間と同様の速い数字が出ました！「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」 での Photoshop 作業はなかなか実用的なパフォーマンスです！
写真の編集作業がはかどります！(しかも画面がキレイ！)
Premiere Pro H.264、H.265 動画エンコード時間
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA（i5、512GB）」にて Adobe 「Premiere Pro」 で動画ファイルを出力（エンコード）してみました。
GoPro Hero 11 で撮影した 4K(3840×2680) 59.94fps 4分26秒の動画ファイル(1.86GB)を読み込み、無編集で出力しました。（コーデック以外の設定は変更せずデフォルト状態）
| コーデック | エンコード時間 |
|---|---|
| H.264で出力（ターゲット 48.2Mbps) | 3分45秒 |
| H.265で出力（ターゲット 35.0Mbps) | 3分44秒 |
エンコードはほぼ実時間以下で完了し、編集画面のプレビューもスムーズな印象。
動画の簡易的な編集・出力であれば処理できるでしょう。
*Adobeが公開している推奨システム構成ではメモリについて以下のように言及されています。
デュアルチャネルメモリ：
https://helpx.adobe.com/jp/premiere-pro/system-requirements.html
- HD メディアの場合は 16 GB の RAM
- 4K 以上の場合は 32 GB 以上
私がメインで使用しているパワーのあるデスクトップPCの場合、エンコード時間は 2分37秒で、今回の試用機よりも高速に処理が可能でした。
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」でもある程度の動画作業はできそうですが、動画のエンコード時間などについて効率・スピードが必要な場合や、4K中心でエフェクトなども多様する場合には、よりパワーに余裕のある クリエイターモデル系をチョイスしたほうが良いでしょう。
ゲームはどうなの？
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA-MA265W（i5、512GB）」にてゲームのパフォーマンスも測定しました。
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク のスコアは、「1920x1080 標準品質 フルスクリーン スコア：2199 評価 重い」、「1280x720 標準品質 フルスクリーン：3165 評価：普通」でした。
| 設定 | スコア | 評価 |
| 1920×1080 標準品質 フルスクリーン | 2199 | 重い |
| 1280×720 標準品質 フルスクリーン | 3165 | 普通 |
HD（1280×720）に設定すれば、普通に楽しめそうです。
最近お気に入りの 「Microsoft Forza Horizon 4」 の場合、1920×1080（フルHD）では 30fps前後、もう少しフレームレートが欲しい場合には 1600×900 に設定すれば 40fps前後 になり、ある程度スムーズにプレイできます。
ゲーム中は GPUの使用率が 100%になり、ファンも全力で回ります。それでも、ファンの音は耳障りでなく、かなり抑えられている印象です。
私の場合、膝にのせてプレイするとちょうど良い画面サイズです。ホント、画面がキレイなのでゲーム内の風景の夕日や夜の明かりがキレイです！
起動時間 約13秒！
電源ボタンを押してからサインイン画面を表示するまでの時間は、約 13秒でした。早い！
（ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA-MA265W にて測定）
起動直後にコラボモデルオリジナルのロゴが表示されるのもうれしい！
指紋認証に対応しサインインが楽！
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」の電源ボタンには、指紋認識センサが内蔵されています。
指紋を登録しておけば、サインイン時にPINやパスワードの入力が不要になる Windows Hello に対応しています！
顔認識よりも指紋認証の方が認識ミスも少なく、絶対に楽です。
これは便利。
ACアダプター（90W）使用で充電が高速！
付属の90W ACアダプターを使って実際に充電してみました。
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」が起動できない状態から（多分残量1~2%）、ノートPCの電源をオフのまま、バッテリーの充電をおこないました。
バッテリーインジケーターがオレンジから白点灯になるまで（充電レベル95%以上）になるまでの時間は 約1時間16分でした。（速い！）
短時間でバッテリーをチャージできるためさまざまなシーンで助かりそうです！
バッテリー充電・電源供給は、Thunderbolt 4 (Type-C) からも可能です。
Ankerの各種100W以上のUSBチャージャーで確認したところ、90数Wの電力が供給されました。純正ではないため、必ず使えるとは言えませんが、ご参考まで。
| 確認した他社チャージャー | 接続時の出力 |
| Anker 736 Charger (Nano ll 100W) | 94W |
| Anker Prime Wall Charger (100W, 3 ports, GaN) | 92~93W |
| Anker 737 Charger (GaNPrime 120W) | 92~93W |
| Anker Prime Charging Station (6-in-1, 140W) | 93W |
Anker Prime Charging Station (6-in-1, 140W) については、バッテリー充電も確認しました。ほぼ0%の状態から、約 1時間15分で充電レベル 95%になり、付属の90W ACアダプターと同等の速度でした。
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAE® Edition K5504VA」 まとめ
「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」はパッケージのデザイン、周辺アクセサリー含め非常に魅力的で楽しめるノートPCでした。
なにより天板デザインとその処理による唯一無二のカッコ良さ。
これまで Bape に興味を持ったことがない私（ごめんなさい）でも「これは欲しいぞ！」と思える仕上がりでした！
▼ 「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」の特徴を再掲しておきます。
特徴
- BAPE®初のコラボレーションノートPC With BAPE® アイコニックパターン
- 選べるカラーバリエーション
オリジナルでデザインされた「グリーンカモフラージュ色（本体色：ミッドナイトブラック）」と「ブルーカモフラージュ色（本体色：クールシルバー）」の2つから選択可能 - 薄型軽量でファッショナブル。存在感のあるデザイン
天板には迷彩柄の精密なフォトエッチング加工。
薄さ 約19.35mm・重さ 約1.6 kg - 特別にデザイン・制作された コンパクトバッグ、ベイビーマイロ フィギュア、ポータブルワイヤレスマウス、オリジナルステッカー 付属！
- 動く壁紙アプリ「BAPE Live Wallpaper 」搭載！
- 16:9 15.6型有機ELディスプレイ 2.8K OLED 120Hz
- ファッショナブルを超える卓越したパフォーマンス
第13世代インテル ® Core ™i9 13900H プロセッサー/第13世代インテル ® Core ™i5 13500H プロセッサーを搭載
メモリ 16GB LPDDR5-4800、SSD 1TB/512GB PCI Express 4.0 x4 - 長時間バッテリー駆動 最長 約14.4時間
バッテリー充電時間 約1.8時間 - 180°に開くフラットなヒンジ
- 充実のインターフェース
Thunderbolt4(Type-C)ポート × 1ポート
USB3.2(Type-A/Gen1)ポート × １ポート
USB2.0(Type-A)ポート × １ポート
HDMIポート（Type A)
マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック
電源ポート - 指紋認証センサ搭載
- 安心して使用できる堅牢性
「MIL-STD-810H」に準拠したテストをクリア
画面も美しく、ビデオストリーミングやYouTubeなどのエンターテイメントも楽しめるノートPCです！
価格としては、付属のアクセサリーや特別なデザインや梱包などを含めた上乗せ価格ではありますが、十分価値のある商品に仕上がっていると考えます。
周りの友人・知人とかぶらない内に購入&購入した宣言をしちゃいましょう！！
▼ 商品の詳細や最新情報については、下のボタン（ASUS Store オンライン）にてご確認ください。
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「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」どこで購入する？
今回紹介した 「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA」の購入先について紹介します！
インテル® Core™i5-13500Hプロセッサー、SSD 512GB を搭載する低価格なモデル（MA253W、MA265W）についは、販路が一部のECサイトに限定されています。
購入できるのは、Amazon、ASUS 公式オンラインストア、ASUS Store 楽天市場店 のみです。
より快適に！という場合には上位モデルの購入がオススメです。
今回試した低価格モデルでも十分なパフォーマンス！一般的なPCの使い方においては不満を持つことは少ないはず。
2種類のカラバリも用意されていますし、今回のコラボモデルを楽しむには価格も安くお買い得なイメージです。
【i5、512GB 購入先リンク おすすめ順です】
低価格モデルの場合、ASUS Store 楽天市場店 での購入が楽天ポイントも付くためオトクになる可能性が高いです。
続いて、Amazon.co.jp。値引きはありませんが、1%のポイントが付きます。（楽天市場の方がポイント付与率が高いはず）
最後に、ASUS 公式オンラインストア の順です。
▼ i9、1TB の上位モデル。標準価格よりも 10%程度のポイント還元または値引きがあり、意外と購入の敷居は低めの印象です。
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