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2025年高校生用カシオ電子辞書。学校専売AZ-SA4920、AZ-SX4110edu、一般販売モデルの選び方。

お子さまが高等学校に入学される際に必要となる電子辞書。制服やタブレット、PCなどの学用品を用意しなければならない中、ある程度の金額のかかる電子辞書選びには悩むところ。この記事では、2025年(令和7年度)に高等学校に入学するご子息のための電子辞書について、モデルの違いと選び方を紹介します。

このブログでは2018年から毎年高校生向けの電子辞書について紹介しています。

「高校生向け電子辞書オススメ10選」などの記事でありがちな内容としては「安くなっている旧モデルを買え!」というスタンスが多いのです(私自身もデメリット、違いを紹介した上で旧モデルをオススメすることがあります)が、実際には学校でカシオの電子辞書が斡旋されている場合、かなり良心的な価格で最新モデルが手に入る素晴らしい機会です。学校専売・専用モデルとよばれるカシオの電子辞書が斡旋されている場合、悩まずに購入するとよいでしょう。

ただしちょっとした留意点はあるため。最後までお読みいただけると幸いです。

高校で斡旋される電子辞書について(2025年の場合)

2025年入学生用に学校で斡旋販売されているカシオの電子辞書(エクスワード)には以下の種類があります。(一方だけを斡旋、両方を斡旋のパターンあり)

モデル名(コンテンツ数)収録コンテンツ数価格例市販モデル型番
英語国語強化モデル AZ-SA490026039,000円XD-SA4900
学校専用モデル AZ-SX4110edu12029,000円該当なし

AZ-SA4900 について

英語・国語が強化された上位の学校専売モデル AZ-SA4900は、2025年2月に発売された市販モデル XD-SA4900 と同じ本体です。その市販モデル XD-SA4900にケース・3年間保証・名前シール(3枚)そしてデジタル特典(スタートガイド、マスタードリル、使い方動画) が付属したのが学校専売モデルのAZ-SA4900です。

市販モデル XD-SA4900 はホワイト(WU)・ブラック(BK)・ブルー(BU)・ピンク(PK)の4色展開ですが、学校販売モデルのAZ-SA4900はブラックのみです。

ポイント

AZ-SA4900

XD-SA4900(2025年発売の英語・国語強化モデル・ブラック)
・専用ケース
・3年間保証
・名前シール(3枚)
・デジタル特典

を追加した学校専用のモデル。

アカデミック特別価格で量販店でXD-SA4900を購入するよりも安く入手できる

▼ こちらが市販モデルの XD-SA4900 。

XD-SA4900 は最新のモデルということもあり、2024年に販売されていたモデルに対して 給電用のUSB端子がしっかりと USB Type-C になっていたり、MIcro SDカードスロットが廃止されたり、キーボード部分のデザインが変更されています。

▼ 新しいデザインになったキーボード(シンプルですっきりしました)


画像のクリックで楽天市場に移動します

AZ-SA4900の特典については、もちろん無いよりも付いていた方がありがたいのですが、そこまで重要な内容ではないと考えます。
専用ケースは、あれば別途ケースを購入せずに済みますし、3年保証も故障の際には安心です。
名前シールについては自分でマジックで名前を書くシンプルなシールなので期待はしないでください。
デジタル特典についても、市販品には含まれないことから無くても大きな問題にはならないコンテンツだと推測されます。

本体は同じですので、他の生徒さんの持ち物と見分けがつきやすいピンク・プルー・ホワイトが存在する市販モデルのカラーバリエーションモデルの購入も選択肢としてはアリです、


画像のクリックで楽天市場に移動します

また、タブレットなどにも辞書アプリがあり電子辞書の使用機会は少ないかも...という場合には旧機種新品またはメルカリにて旧機種中古品を狙うのもアリです。(学習の際にタブレットとは別の画面、キーボードで簡単に入力できる電子辞書はあるとかなり便利だと思います!)

AZ-SX4110edu について

学校専売モデル AZ-SX4110edu は、2023年から学校専用モデルとして販売されている商品です。120コンテンツという比較的シンプルなコンテンツ数で価格を抑えたモデルでありながら、ジーニアス英和辞典 第6版などの新しい版が搭載されていることがポイントです。

本体としては、2025年2月に発売された市販モデル XD-SX4920 と同じデザイン。2025年に発売されたモデルとはキーボードデザインやUSB端子などが異なります。

購入しやすいアカデミック価格で、専用ケース、3年間保証、名前シール(3枚)ガイドブックが特典として付属します。

ポイント

AZ-SX4110edu

2023年発売の学校専用モデル
高校での学習に必要となる辞典を収録
・専用ケース
・3年間保証
・名前シール(3枚)
・ガイドブック

が付属しています。

コンテンツ数を抑え、旧モデル筐体であるため、リーズナブルな価格で購入できる学校専用モデルです。

2023年、2024年の高校新入生向け電子辞書としては、英語・国語強化モデルとしてAZ-SX4920(本体はXD-SX4920)が AZ-SX4110edu と同時に斡旋されていました。

どうせ購入するならば、旧機種となり価格もこなれてきている英語・国語強化モデル XD-SX4920 の購入も視野にいれたいところです。

AZ-SA4900 と AZ-SX4110edu どちらを買う?

学校から AZ-SA4900 と AZ-SX4110edu の両方が斡旋されている場合にはどちらを購入すればよいのでしょうか?

最近は iPad などのタブレットでの学習機会が多くなり、タブレット向けの辞書アプリなどを購入・利用するケースも多いようです。
それでも「調べるなら電子辞書」という場合も多いし考えます。(仕事でも二画面の方が効率が良いように、タブレットで教科書画面を表示し、別画面、しかも物理キーボードのある電子辞書を併用した方が学習効率が高そうです)

以下、AZ-SA4900 と AZ-SX4110edu について比較しながら どちらを購入するかを考えてみましょう。

AZ-SX4110edu では多くの辞書を収録。これで十分では?

AZ-SX4110edu では以下の辞書を収録しており、高校生の学習においてはAZ-SX4110eduで十分という印象です。

【AZ-SX4110に収録さている辞書】

  • デジタル大辞泉(第二版)
  • 明鏡国語辞典 第三版
  • 新漢語林 第二版
  • 新全訳古語辞典
  • 明鏡 ことわざ成句使い方辞典
  • 大修館 四字熟語辞典
  • ジーニアス英和辞典 第6版
  • ウィズダム英和辞典 第4版
  • オーレックス英和辞典 第2版 新装版
  • ベーシックジーニアス英和辞典 第2版
  • ロングマン現代英英辞典 6訂版
  • ジーニアス和英辞典 第3版
  • ウィズダム和英辞典 第3版

この他にも キクタン、ユメタン、英検®2級 でる順パス単 、7日間完成 英検®2級予想問題ドリル、山川 一問一答世界史 第2版などの学習コンテンツも収録されています。(実際に収録されているコンテンツについてはパンフレット等をご確認ください)

AZ-SA4900 ではさらに多くのコンテンツを収録

英語・国語強化モデルの AZ-SA4900 では、例えば以下のような辞書を収録しておりより高度な学習が可能です。

【AZ-SA4900が追加で収録している辞書

  • 広辞苑 第七版
  • 新明解国語辞典 第八版
  • 角川類語新辞典
  • 三省堂 反対語便覧[新装版]
  • 現代カタカナ語辞典
  • 旺文社古語辞典 第十版
  • 旺文社全訳古語辞典 (第五版)
  • 三省堂 全訳読解古語辞典 第五版
  • リーダーズ英和辞典 第3版
  • オックスフォード現代英英辞典(第10版)
  • オックスフォード連語辞典
  • ロングマン英語アクティベータ 第2版
  • オーレックス和英辞典 第2版
  • 英語類語辞典

上記リストでは辞書・辞典にフォーカスを当てていますが、SA4900 にはほかにも多数の学習コンテンツを豊富に収録しています。

TOEIC対策のコンテンツなどは将来的にも必要になりそうなコンテンツです。

ユニークなところでは「新ヤマケイポケットガイド 野鳥」、大人でも約に立ちそうな「敬語早わかり辞典」、いわゆる名作文学が楽しめる「日本文学2,000作品」「世界文学1,000作品」など見分が広がりそうなコンテンツも収録されています。

学校斡旋モデルのデメリット

学校で斡旋される電子辞書のデメリットとしては、カラーもケースも他の生徒と同じという点でしょう。

他の生徒さんと全く同じであるため自分の電子辞書なのかわからなくなる可能性があります。

違うカラーのケース・カバーを購入したり、ステッカーを貼るなどの手段で対策ができます。
(AZ-SA4900 と AZ-SX4110edu とではケース・カバーによって対応が異なる場合があるため注意)

AZ-SA4900 の場合には XD-SA4900 対応のカバー・ケースを購入しましょう。

▼ ブラックの AZ-SA4900 にあえてホワイトのブックカバータイプケースを装着すれば目立ちますね!

どちらを買えばいいのか?の指針

AZ-SA4900 と AZ-SX4110edu のどちらを購入したとしても学校での勉強においては大きく違いは出なさそうです。

そのため基本的には「魅力を感じて 予算に合う電子辞書を購入する」でよいと考えます。

例えば高校在学中に海外留学やホームステイを考えていたり(英語学習に対して積極的)、大学でも継続的に使いたい(広辞苑が欲しいなど)というような場合には SA4900 を選択するべきでしょう。
「うちの子はハイレベルな学習をする!(かもしれない)」と思われる場合にも AZ-SA4900 を購入してください!

2025年度に斡旋されている2機種は本体デザインが違うことからも AZ-SA4900 と AZ-SX4110edu との印象としての格差感が大きいと考えます。あまり気にする必要はないと思いますが 購入に無理がないなら AZ-SA4900 を入手した方がよいかもしれません。

学校専用の上位モデルは本当にお買い得なのです。

▼ 同じ本体である XD-SA4900 の価格と比較してみてください。この購入チャンスを逃すことのないようにしましょう!
(市販モデルも1年後にはある程度価格が下がります)

高校生向け電子辞書 購入検討用情報

ここでは、カシオ電子辞書の学校専用モデル2機種、旧モデルを含めて特徴などを整理し、購入のための参考となる情報を提供します。

オススメは AZ-SA4900 > XD-SX4920(旧モデル) > AZ-SX4110edu の順です。

AZ-SA4900XD-SX4920AZ-SX4110edu
参考価格
括弧内はAZ-SA4900との差額
39,000円36,800円
(-2,200円)
29,000円
(-10,000円)
発売年2025年2023年2023年
位置づけ英語国語強化モデル
(学校専用モデル)
英語国語強化モデル学校販売専用モデル
ポイント大学入学共通テストの新たな出題科目「情報Ⅰ」のコンテンツを収録辞書内容としてはSA4900と同じ購入しやすい学校専用モデル
コンテンツ数260260120
USB端子USB Type-CMicro USBMicro USB
カードスロットなしありあり
カラーブラックのみ3色ホワイトのみ
保証3年間1年間3年間
ケース付属別売付属
その他特典名前シール、デジタル特典(販売店によっては特典あり)名前シール、ガイドブック

英語・国語強化モデルについては、参考書や問題集・ドリルなどのコンテンツが含まれており学習可能な点が魅力的です。
AZ-SA4900 については2025年モデルということもあり、XD-SX4920に対して一部のコンテンツがアップデート・整理されています。ダウンロード可能なコンテンツであるアフターコンテンツとしてに英検の新しい過去問題集(2024年度版)などが提供されます。細かな違いはありますが、2023年モデルであるXD-SX4920も十分現役と言えそうです。(新2年生はこの辞書を使っています)

AZ-SX4110edu は購入しやすい価格がメリットです。
毎日持ち歩くモノなのだから、もう少し内容が入っていて欲しいとは思います。

英語・国語強化モデルでは辞書の充実の他にも海外で役に立つであろう「ひとり歩きの会話集 英語」(その他言語も収録)や「Dr.PASSPORT 日本語→英語版」(その他言語も収録)が収録されています。これらのコンテンツが通信環境なしでも確認できる点は海外留学やホームステイ時には安心感につながると考えます。

英語学習に力を入れるならば英語・国語強化モデルである AZ-SA4900、XD-SX4920 を選びましょう。

そして繰り返しになりますが、AZ-SA4900 > XD-SX4920(旧モデル) > AZ-SX4110edu の順で費用と折り合いのつくモデルをチョイスしましょう!

購入しておきたいオプション品

カシオの電子辞書を購入した際に用意しておきたいオプション品について紹介します。

ブックカバータイプのケース

ケースについては、ファスナーで占めるタイプのケースよりもパッと開いて使えるブックカバータイプがおすすめです。


画像のクリックで楽天市場に移動します

保護フィルム

電子辞書にはタッチペンが付属していて、画面をペンでタッチして使います。
簡単には傷はつかないものの、やはり画面へのダメージは心配です。

電子辞書のディスプレイを保護するフィルムも購入して装着しておきましょう!

▼カシオ純正の液晶保護フィルム。Amazonではサードパーティー製のフィルムも多数用意されています。対応シリーズ名を確認して購入しましょう!

予備の単三電池をストックしておきましょう!

カシオ エクスワードの電子辞書を使用していると、電源である単三形乾電池の交換が発生します。あらかじめご家庭に単三電池のストックを準備しておきましょう。

エネループなどで充電しながら使うのもありですが、メンテナンスが容易な単三形アルカリ乾電池での運用がベターでしょう。

私は電子辞書用に多くの本数が安く簡単に手に入るAmazonベーシックの乾電池をストックしています!
2025年2月22日時点で 48個セットが 1,419円!一本あたり 29.6円です!

電子辞書選びは非常に悩ましいのですが、この記事が皆様の参考になりましたら幸甚です!



  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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