ANKER から新発売された Bluetoothスピーカー Anker SoundCore Boost をレビューします!迫力ある低音、IPX5防水規格、20W出力、そしてモバイルバッテリー機能に対応したポータブルプレミアムスピーカーです!外観や音質、そしてオススメポイントを紹介します!
今回のAnker SoundCore Boost は、アンカー・ジャパン株式会社様からサンプル提供していただきました!多謝!
目次
Anker SoundCore Boost 仕様
Anker SoundCore Boost の製品仕様について紹介します。以下は、Amazonの商品ページにおける説明から引用し、ポイントとなる部分をマーキングしました。
SoundCore Boost
低音調節機能を搭載したプレミアムBluetoothスピーカー(最大12時間連続再生)主な製品仕様:
重量:約585g
防水規格:IPX5
Bluetooth規格:4.2お気に入りのトーンで
ボタンを押すだけでお気に入りの音楽を迫力ある低音でお楽しみいただけます。あなただけのサウンドを気分に合わせてお聴きください。Hi-Fiオーディオ
SoundCore Boostは高性能デュアルドライバーと2つのパッシブサブウーファーを搭載し、20Wのパワフルかつ鮮明なサウンドを提供します。幅広い機能
1度の充電で最大12時間(約250曲)の連続再生が可能です。またNFC技術搭載によりペアリングがより簡単になりました。さらにAUXポートに加え、最大20mの接続範囲を誇るBluetooth 4.2規格を採用し、ケーブル接続でもワイヤレス接続でもお気に入りの音楽を再生することができます。
※スピーカー自体のバッテリー残量はBluetoothペアリング中のiPhoneやiPadからも確認が可能です(iOS 6以上の機器のみ対応)。
※再生可能時間は、音量と再生する内容によって多少異なります。音楽再生だけじゃない
内蔵マイクによりハンズフリー通話が可能です。また5200mAhのリチウムイオンバッテリーとUSBポートを搭載し、お気に入りの音楽を再生しながら、お使いのUSB機器を充電可能です。どこでもお気に入りの音楽を
どのようなお部屋のインテリアにも合わせやすく、また持ち運びやすさとIPX5の防水性能を両立し、家の中だけでなくどこでもお気に入りの音楽をお楽しみいただけます。
Anker SoundCore Boost においては、低音の調整機能&パワフルなサウンド、IPX5の防水、モバイルバッテリー機能、デザインが魅力のワイヤレススピーカーです。価格は 6,999円!結構お買い得だと思います。
同時に前モデルよりも音質が改善され、24時間再生が特徴の Anker SoundCore 2 (4,999円)も発売されており、スピーカー選びに悩みそうです!
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Anker SoundCore Boost パッケージと内容物
Anker SoundCore Boost のパッケージには製品写真がプリントされています。
これまで僕が購入した ANKER 製品のパッケージには、このような写真は掲載されていなかったので、少し驚きました。(ANKERの時代が「いよいよ始まったな・・」と思った次第ですが、以前からANKER の時代は来ていますよね・・)
↓ ロゴ部分などはシルバーが使われており、なかなかの高級感です。
パッケージ裏面には、操作部材の説明、各種仕様が掲載されています。
Anker SoundCore Boost は、Model:A3145 Made in China です。技適マークも掲載されています。
上蓋をスーッと持ち上げると、中には説明書類と Anker SoundCore Boost 本体が入っています。
↓ Anker SoundCore Boost の内容物は、本体、Micro USBケーブル、説明書、サポート関係のカードです。
Happy? Unhappy?のカード(「サポート関係のカード」)は、Happy?方向から開くと「その体験をシェアしてください!」という内容が記載されていて、Unhappy?の方向から開くとANKER社のサポートへのアクセスが記載されています。なかなかのアイディアです。
取り扱い説明書は多言語分が一冊になっており、その中には日本語も含まれています。(各言語が一緒に並べて書かれているタイプではなく、ページで分かれているのが嬉しい!)
付属のMicro USBケーブルの長さは約52.5cmでした。ANKER のロゴの入っていないタイプなのが少し残念です。
スピーカーを充電する為のチャージャーは同梱されていません。スマホ用の充電器などを流用するか、別途購入する必要があります。スマホと同時に充電するケースも考えられますので、2ポート以上のチャージャーを購入した方がいいでしょう。(スマホ、スピーカー、Bluetoothイヤホン、モバイルバッテリーの同時充電も考えると 4ポート以上のチャージャーがオススメです)
TVやBluetoothに対応していないオーディオ機器と接続する際に使用するオーディオケーブルは付属していません。ANKER からオーディオケーブルも販売されています。(質感が良さそうなのに 699円で、しかもレッドがカッコイイ!)
せっかくなので、ケーブル、チャージャーも ANKER で揃えてしまうのも良いでしょう。
Anker SoundCore Boost エクステリア
Anker SoundCore Boost の外観、機能を確認していきます。
フロントにはファブリックが貼られています。ドライバーの配置は見えませんが、左右には、合計で20Wのデュアルドライバー、中央にパッシブサブウーハーが配置されています。
↓ 中央上部には、ANKERロゴのバッジがあしらわれています。
ANKER ロゴを直接プリントした、Anker SoundCore 2 よりも全体的に落ち着きのある上質な印象を受けます。
背面も布貼りです。背面中央にもパッシブサブウーハーが配置されている様です。
↓Anker SoundCore Boost の底面には、各種認証マーク等の刻印がなされています。
底面の四隅には、わずかな段が設けられています。
↓側面から見ると、スピーカーのデザインが単なる直方体では無い事がわかります。上側は直線的な角度で斜めの角度を持たせ、下側には優しい丸みを持たせたデザインです。
スピーカーの左側面には、特徴的な端子カバーがあります。
↓ 端子カバーには、開けやすい様にタブがついています。このタブを引っ張る様にして端子カバーを開けます。
↓ カバー内部には、モバイルバッテリーとして使う場合のUSB端子、AUX音声入力端子、充電用の端子が並んでいます。
↓ この写真のように、Anker SoundCore Boost の全ての端子にケーブルを接続する事はないと思いますが、接続した場合にはこの様なイメージになります。
スピーカーの上面には、操作ボタン、LED表示、NFCアンテナ部が配置されています。
右から電源ボタン(ペアリング兼用)、音量マイナス、再生/一時停止、音量プラス、そしてBass UP ボタンが配置されています。
一見するとタッチボタンのように見えますが、押し込むタイプのボタンです。円形ボタンの部分だけ柔らかくなっていて、ボタンを押し込む事ができます。
再生ボタンの二回押しで曲送りができます。(曲戻しはできません)
↓左側には、縦に4つのバッテリー残量インジケーターが配置されています。電源ボタンのアイコン部分も光るようになっていて、ペアリング状態が表示されます。
Bass UP ボタンもボタン中央のUPの文字部分がLEDで光るようになっています。低音強調のモードかどうかが一目でわかるので便利です。
↓ 上面右端には、NFCの文字が控えめに刻印されています。
NFCでのペアリングに対応しているため、NFCを使い慣れているユーザーには嬉しい機能でしょう。個人的には、いつもペアリングモードにして、Bluetooth設定でペアリングする事に慣れてしまっていて特に不便はないのですが、NFCを使えば便利なのかもしれません。
Anker SoundCore Boost は、さらりとした素材感で手に持っていて気持ちの良いコンパクトスピーカーです。ファブリックをあしらうなど、落ち着きのあるデザインで良い仕上がりになっています。
Anker SoundCore Boost 音質
Anker SoundCore Boost は低音がよく出るスピーカーです。
同時に発売された、Anker SoundCore 2 と比較すると、低音が出て音の厚みがより増しています。一方で相対的に若干高音の張りが弱まり、ボーカルが少し奥まるような印象も受けます。(SoundCore 2 で出ていない低音が Boost では出るようになっているので、相対的に上側が弱まる印象を受けるのは当たり前かもしれません)
確実に言えるのは、Anker SoundCore Boost でしばらく聞いた後に、Boostの音質に耳がある程度慣れた状態で SoundCore 2 の音を聞いてみると、SoundCore 2 の音ではモノ足りない印象を受けます。SoundCore 2 か Boost のどちらかを選ぶとすれば、僕は Anker SoundCore Boost を選択します。(価格が高い方が良いという当たり前の結果になりますが・・)
価格は大きく違いますが、Bose SoundLink mini とも比較しました。勝手な想像ですが、Anker SoundCore Boostは、かなり SoundLink mini を意識してチューニングされたのだろう、と推測します。
比較して聴くと、Bose SoundLink mini の方には高音域に SoundCore Boost にはないツヤがある印象を受けます。やはりこのあたりは、2万円台とアンダー1万円との価格差が出るところでしょう。(ここはパーツなどのお金のかけ方が違うはずなので、仕方のない部分です)
Anker SoundCore Boostの良いところは、低音の強調具合をボタン一つで変えられるところです。
BassUp のオン・オフが、低音部以外の音にほとんど影響を与えない点も好印象です。しかもBassUP がオフの状態でも十分な低音が確保されています。
そのため、作業に集中しながら軽く音楽を聞く場合には BassUP オフで楽しみ、音楽で気分を上げる時には BassUP をオンにする、という使い方もできます。
価格クラス・サイズから考えて、Anker SoundCore Boost のこの音質はかなり満足度が高いと考えますし、”Boost”という名称の通り低音強調が魅了的なスピーカーです。
Anker SoundCore Boost まとめ
Anker SoundCore Boost は、コンパクトで上品なデザイン、そして迫力のある音が魅力のBluetoothスピーカーです。
Bose SoundLink mini 系の低音の響くサウンドを求める方にぴったりです。しかも低音の強調をオン・オフできるので、夜間に低音が響きすぎだなと気になれば低音強調をオフにして周囲に気を配る事もできます。(これが便利)
しかも IPX5の防水対応。再生時間も最大12時間を確保。さらにモバイルバッテリーとしても使えます。(緊急用ですね) 重量は約585gでペットボトルプラスアルファの重さですので、女性での持ち運びも問題ないでしょう。
コンパクトなのに大人っぽいデザインと、防水対応による使用フィールドの広さが魅力のスピーカーです。
故障は発生しないのが一番ですが、一般的なメーカーの製品保証が12ヶ月間であるのに対して、SoundCore Boost は Anker 製品なので 18ヶ月の製品保証も嬉しいところです!
追加レポート:しばらく使ってみて
Anker SoundCore Boost をメインで数日使っていますが、「かなり満足度の高いスピーカーだなぁ!」と実感しています。
この価格帯のスピーカーでは、電源ボタンの長押しでパワーオン、パワーオフ という操作方法になっている傾向があります。日々使う中で、この電源操作が結構ストレスになるのですが、この Anker SoundCore Boost は電源ボタンをポンと押せばパワーオン/オフができます。毎日の事なので、これ、地味な話ですけど、結構ポイント高いですよ!
音も結構良くて、非常に厚みがあり、不満がない!
うーん、これで 6,999円かぁ!これは満足度高いと思いますよ!