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ソニーノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM4」レビュー。装着感が軽く音が良い実用品。ただしテレワーク利用期待には注意。

2021年1月5日

ソニーのノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM4」を購入しました。前モデルの「WH-1000XM3」も購入したのですが、音が好みではなかったためほとんど使っていません。さて、今回の「WH-1000XM4」はどうなのでしょうか!?ソニーの説明によると、いろいろと見直しが入り音質がアップしているとのこと。これは楽しみです!!

現在、僕のお気に入りノイキャンヘッドホンは「Bose Noise Cancelling Headphones 700」。ソニーの「WH-1000XM4」は果たしてボーズを超えられるのか!?

ソニー「WH-1000XM4」とボーズNCHP700比較

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ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM4 : LDAC/Amazon Alexa搭載/Bluetooth/ハイレゾ 最大30時間連続再生 2020年モデル

「WH-1000XM4」を数か月使ってみての感想。

ソニーのノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM4」については既にレビューが多数存在していることもあり、ここでは、実際に数か月の間使ってみての感想をお伝えしたい!

結論から言うと、「WH-1000XM4」はノイズキャンセリングヘッドホンとしてかなり優秀で使い勝手も良い。夏の屋外で使うには汗やムレの問題もあり使用が難しいが、ほとんどのシーズンでオールマイティに日常使いができるヘッドホンだ。

ソニー「WH-1000XM4」外箱表面

発売日に届くようにソニーのオンラインストアで早期に予約して購入!

ソニー「WH-1000XM4」外箱裏側

パッケージ裏側には多くの訴求ポイントが!ホント機能豊富です。

ソニー「WH-1000XM4」付属ケース

他社よりも比較的コンパクトなケース

価格も4万円を切る状況で、購入しやすい。

ソニー「WH-1000XM4」

ケース内にコンパクトな形で格納可能。

ソニー「WH-1000XM4」の付属品。

ケース以外の付属品としてUSBケーブル、航空機アダプター、3.5mmケーブル。

ソニー「WH-1000XM4」

さりげなく高級感も演出されたデザイン。

ソニー「WH-1000XM4」はマレーシア製

Made in マレーシア。

ソニー「WH-1000XM4」

この状態から持ち上げると左右逆に装着することになる。これに慣れず、間違えて装着することも。(ホントに) USB端子はUSB-C。

ソニー「WH-1000XM4」ボタン部分

物理ボタンは電源ボタンとカスタムボタンの2つ。電源は長押しが必要で地味に面倒。

ソニー「WH-1000XM4」装着検出センサー

イヤホン内部には装着検出センサーが組み込まれ。ヘッドホンを外すと楽曲の再生が停止する。

ソニー「WH-1000XM4」アプリ

アプリとの接続も良好。アップデートもアプリ経由で実施する。

ソニー「WH-1000XM4」アプリ

アプリではイコライザー設定や音質モードの設定も可能。接続が途切れやすい場合には接続有線モードを選択すれば改善される可能性がある。

ソニー「WH-1000XM4」アプリ

LDACにこだわらなければ、2台のデバイスと接続可能なマルチポイント接続も可能。アプリで切り替えられる。

「WH-1000XM4」は多くの方が満足する出来栄えと言える製品。オススメです!

ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM4 : LDAC/Amazon Alexa搭載/Bluetooth/ハイレゾ 最大30時間連続再生 密閉型 マイク付 2020年モデル ブラック WH-1000XM4 B

以下、良い点と気になる点を列挙していきます。

デザインに目新しさはないが、軽い装着感が秀逸。

「WH-1000XM4」はオーソドックスなデザインと言えるヘッドホンです。ソニーのデザインが浸透している事もあり、残念ながらデザインに目新しさは感じられません。

ソニー「WH-1000XM4」とソニー「WH-1000XM3」の比較

左「WH-1000XM3」、右「WH-1000XM4」。旧型と見分けられるのはかなりマニアのヒトだけだ。

ヘッドホン自体の重量が軽く感じ、装着感が軽く、装着していても苦にならないのがポイントです。

ソニー「WH-1000XM4」のヘッドバンド部分

ヘッドパッドも非常にやわらか。

ソニー「WH-1000XM4」のイヤーパッドの柔らかさ

イヤーパッドもやわらかい。

ボーズのNCHP700は金属などの重さを若干感じますが、「WH-1000XM4」は軽くバランスが良い事もあり、装着し続けても負担になりにくい印象です。

音がクリア。低音もある程度響き音質は良好!

「WH-1000XM4」の音質は良く、満足いくサウンドです。

クリアではあるものの、低音もしっかり。かつ音がどこでなっているかの定位感もよい。

その一方で、個性が少ないとも言えます。全般的にそつなくこなすタイプです。

アプリに搭載されているイコライザーにより音のイメージを変える事もでき、オールラウンダーな印象です。
イコライザーでは「Excited」が好みです。

個人的にはBoseの NCHP700の音が好きですが、ソニーの「WH-1000XM4」で十分です。満足です。

ノイズキャンセリングも良好!

「WH-1000XM4」はノイズキャンセリング性能も良好です。

全ての周囲の音が無音になるわけではないのですが、カフェでの勉強、仕事に役立つ存在です。

電源をオンすると、日本語でのガイダンスとともに周囲の音がすっと消えます。

電車内で日本語のドラマや映画を視聴する際にも非常に便利です。(隙間時間を有効活用して Netflixのドラマ消化がハカどります!)

休日のマクドナルド店内で試してみました。大人のしゃべる声、若者の会話、子どもの楽しそうな声が入り混じる環境です。

ここで「WH-1000XM4」を使うと周囲の音がすべて無音になる!わけではありません。
子どもの雄叫びはモレ聞こえ、会話もモヤモヤと聞こえはします。

それでも、ヘッドホンなしの状況と比較するとかなり騒音が抑えられており、効果を感じられました。

「アダプディブサウンドコントロール」が便利。切替音が消せるようになり、より生活に溶け込む存在に

歩行中かどうかなどを検出しノイズキャンセリング量を状況に応じて調整する「アダプディブサウンドコントロール」。

ソニー「WH-1000XM4」アプリ

アプリにおけるアダプディブサウンドコントロールの説明

当初は状態の切り替え時に「パーン」という切替音が鳴っていたが、アップデートにより切替音のオフが可能になった。

ソニー「WH-1000XM4」アプリ

アダプディブサウンドコントロールの設定。

以前は切替音が気になって使っていなかったのですが、オフにできるようになってからは積極的に「アダプディブサウンドコントロール」を使っています。

特にウォーキング時にノイキャンが自動で軽くなり安心して使えるので便利です。(ノイキャン機としてはあまり使っていない事になりますが・・)

今では「アダプディブサウンドコントロール」を常用しています。
しいて言えば、歩行中はノイキャンレベルが低いのですが、信号待ちの間にノイキャンレベルがグッとあがるのを何とかして欲しいかな、という位です。(信号待ちしてしばらくすると静止していると判定されノイキャンレベルがアップ。青になると歩行開始するのでノイキャンレベルがすぐに下がる)

歩行中に音楽再生が止まる!?原因はスピーク・トゥ・チャットの誤作動でした。

相手に話しかけると再生中の音楽を一時停止または消音となり、相手の音声をマイクで取り込み聞きやすくするスピーク・トゥ・チャット機能があります。

歩行中に楽曲が停止することがあり、調べていくとどうやらこの機能がオンになっていた為でした。

バイクや車のエンジン音などがトリガーとなり、スピーク・トゥ・チャットが起動していたようでした。(機能をオフしたら現象が発生しなくなりました)

「WH-1000XM4」を使用中になぜか楽曲が停止するような場合には、スピーク・トゥ・チャットがオンになっていないか確認してみてください。

不具合?静かな環境での装着時、左からホワイトノイズが聞こえる

僕の「WH-1000XM4」は静かな環境で装着した際に左側からホワイトノイズが聞こえます。

一度ソニーに相談しなければ・・と思っているのですが、まだ放置しています。

これは僕の保有している個体の不具合なのかもしれません。

テレワークなどWeb会議用途には難あり(環境によるかも)

昨今テレワークなどの普及により、Zoom、Teams、Skype などによるWeb会議をおこなう機会も多い。

僕も「WH-1000XM4」をWeb会議に使いました。

まずはBluetoothでノートPC(Win)と「WH-1000XM4」を接続したところ同僚からは「声が途切れる」との意見がありました

それでは付属の有線ケーブルで・・と思い付属の3.5mmのケーブルで接続。

ソニー「WH-1000XM4」に付属の有線ケーブル

セットには3.5mmのケーブルが付属。これを接続するとマイクが使えない。

すると・・「WH-1000XM4」は有線で接続するとマイク機能が使えないのでした!(確かボーズも同様)

その場はノートPCのスピーカーとマイクで何とかしのぎました。

途切れにより仕事がスムーズに進まなくなる危険があるため、業務のオンライン会議などではまだまだ有線接続優位かな・・と思います。
「WH-1000XM4」は有線接続の場合マイク機能が使えないためご注意を。

愛機ボーズのノイキャンヘッドホン(NCHP700)と比べてソニー「WH-1000XM4」ってどう?

ソニーのノイキャンvs.ボーズのノイキャンの比較は気になるモノです。(僕も気になります!)

ソニー「WH-1000XM4」とボーズNCHP700比較

ノイズキャンセリングの性能としては両社同等なのではないでしょうか。「メーカーがこっちだからこう」という傾向を見つけるのも難しいレベルに達していると考えます。

僕が「WH-1000XM4」よりも「Bose Noise Cancelling Headphones 700」の方がイイなと思うところは以下のポイントです。

ボーズの良いところ

  • 電源のオン/オフがボタン短押しで良い。(ソニーは長押しなのが地味にストレス)
  • ボイスプロンプトでどのスマホ(デバイス)と接続されているのかを語ってくれる
    (コレ結構安心します。ソニーは「接続されました」しか言わない。)
  • ボタンの配置がわかりやすい
    (ソニーは電源ボタンとカスタムボタンを押し間違える)
  • 音声アシスタントを呼び出すボタンが独立
    (ソニーはカスタムボタンに割り当てのため、音声アシスタントに割り当てると本体でノイズキャンセリングの変更ができなくなる)
  • 音が気持良い(ボーズは"アガル"音色)
    (ソニーもイコライザーで近づけることができるのかもしれませんが・・)
  • デザインが未来的(賛否あり)
ソニー「WH-1000XM4」とボーズNCHP700比較

デザインはボーズがかなりユニーク。

ではボーズのNCHP700に対してソニーの良いところは以下の通りです。

ボーズに比べてソニーの良いところ

  • 軽い装着感
    ともにざっくり250g。ソニーの方が装着感が軽い
  • 畳むと小さくなる(ケースが小さめ)
  • 音色が素直・素性が良い
  • ハイレゾ級音声コーデックLDACにも対応
  • 「アダプディブサウンドコントロール」が便利
  • 再生時間が長い
    ボーズ 20時間 vs ソニー 30時間
  • 価格が少し安い
    ボーズ 46,750円 vs ソニー 44,000円

「ボーズが欲しいかソニーが欲しいか」、「その時点でどちらが安いか」で決めても良いかもしれません。

▼ 僕は音がエモいボーズ推し。(個人的にエモいと思っています)

BOSE NOISE CANCELLING HEADPHONES 700 ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン

▼ 普通に使うなら、なんとなくソニーの方が安心(無難)かな・・という気もします。(安定的に価格も安いのも懐に優しい!)

ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM4 2020年モデル



  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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