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【徹底レビュー】ATELIER MOKU「SAKU ver.3 Plus コードバン」は脱・長財布の正解か?

「キャッシュレス時代、まだ大きな長財布を使っていますか?」

支払い手段の変化と共に、財布のあり方も変わりつつあります。しかし、単に小さければ良いわけではありません。大人の所有欲を満たす「上質感」と、ストレスのない「使い勝手」。この2つを妥協したくない方に、今、熱い視線が注がれている財布があります。

それが、日本の熟練職人が仕立てる ATELIER MOKU(アトリエモク)の「小さく薄い財布 SAKU ver.3 Plus Cordovan(コードバン)」です。

本記事では、その圧倒的な質感と機能美を徹底解説します。この記事を読めば「SAKU」の魅力とリアルな使用感が分かります!

この記事は 下記YouTube動画を元に再構成した内容でお届けします。

▼ 今回紹介する SAKU ver.3 Plus シリーズ

最初に結論:この財布は誰におすすめ?

お忙しい方のために、動画と公式情報から導き出した結論を先にまとめました。

こんな人におすすめ

  • 長財布からコンパクト財布へ移行したいが、安っぽいのは嫌な人
  • 現金(特に小銭)の使用頻度がまだそれなりにある人
  • カードや紙幣の収納力を犠牲にしたくない人
  • 「コードバン」という素材の響きと美しさに弱い人

SAKU ver.3 Plus コードバンの良かったところ:

  •  質感: 「買うしかない」と思わせる圧倒的な光沢と仕上げの美しさ
  •  機能: 小さく薄いのに、メイン財布として十分使える収納力
  •  特筆点: 小銭へのアクセスが秀逸。改札も閉じたまま通過可能

「脱・大きな財布計画」とSAKUとの出会い

右が今使っている長財布と小銭入れ。左が小さく薄い財布のSAKU

これまで長財布と小銭入れを併用していましたが「中身は数枚のお札だけなのに、この大きさは必要なのか?」と疑問を抱いていました。

そこで「脱・大きな財布計画」の候補の一つとして選ばれたのが、ATELIER MOKUの「SAKU ver.3 Plus Cordovan」です!

ATELIER MOKUのリアル店舗の外観
店内ディスプレイされているSAKUシリーズ

2. 驚異のスペックと「SAKU」のデザイン哲学

まずは、動画内で紹介された基本スペックと、公式サイトの情報を統合して、この財布の立ち位置を明確にします。

ポケットに消える「93mm」の正方形

SAKUのサイズ感。その小ささを手との対比で感じ取って欲しい。

「SAKU ver.3」の最大の特徴は、そのコンパクトさです。 具体的なスペックは以下の通りです。

  • サイズ: 横 93mm × 縦 93mm
  • 薄さ: 約15mm
  • 重量: 約51g
SAKUのサイズ縦横93mmです
SAKUの厚みを測定。15mmです。

一般的な二つ折り財布よりも一回り小さく、厚みも抑えられています。

デザインとしては安定感のあるスクエア形状でありながら、少し動きも感じられる綺麗なデザインであり、年齢性別を問わず使える普遍的な美しさがあります。

パンツの前ポケットやヒップポケットにもすっぽりと収まるでしょう。

職人技が光る「日本製ハンドメイド」

ATELIER MOKUの製品はすべて日本製ハンドメイドです。

丁寧さ、安定感、確実さを感じさせるステッチ。職人の丁寧な仕事が反映されている

財布の周囲に施されたステッチ(縫製)が美しく、「職人さんの丁寧な仕事を感じさせる確かな縫製」です!

小さな財布は構造が複雑になりがちで、縫製の粗さが目立ちやすいアイテムですが、SAKUはその点においても非常に高いクオリティを維持していると感じました!

【素材の魅力】「革のダイヤモンド」×「革の宝石」の競演

この「Plus Cordovan」モデルが他のコンパクト財布と一線を画すのは、外装に使用されているレザー(革)がコードバンである点です。
実物を目にし、手に取れば「やばいとしか表現のしようがない」と言いたくなる気持ちが理解できると思います。

外装:憧れの最高級「コードバン」

外装には「革のダイヤモンド」と称される希少素材、コードバン(馬の臀部の革)が全面に使用されています。

  • タンナー(皮革製造業者): 新喜皮革(姫路の名門タンナー)
  • 染色・仕上げ: レーデルオガワ(アニリン染めのスペシャリスト)
コードバンは新喜皮革、レーデルオガワのタッグだ

このコードバンの光沢や手触りから「もう買うしかない!と思ってしまう存在」だと感じました。

コードバン版のSAKU。買うしかない!と思わせる商品だ。

ATELIER MOKUが採用しているアニリン染めコードバンは、透明感のある艶が特徴で、使い込むほどに色が深まり、味わいが増していくエイジング(経年変化)が楽しめます。

内装:ベルギー産「ルガトー」の贅沢なアクセント

通常、見えない部分である内装にはコストダウンのために安価な革や布が使われることが多いですが、SAKU ver.3 Plus は違います。

内装には「革の宝石」と呼ばれるベルギー産の高級レザー「ルガトー(Rugato)」を採用。ルガトー特有の「トラ」と呼ばれる縞模様は、光の当たり方によって表情を変え、コードバンの整然とした美しさとは対照的な、野性味と色気を演出します。

SAKU コードバンの内装

外装と内装において、異素材の組み合わせでありながらうまく色がマッチしており全く違和感がありませんし、2種類の革を楽しめるというメリットもあります!

外装のコードバンと内装のRUGATOとの対比。ルガトーの「とら」が良い!
The そうじろう
The そうじろう

コードバンモデル、最高かよ!?

SAKU ver.3の「使い勝手」を徹底解剖

コンパクト財布で最も懸念されるのが「使いにくさ」です。動画では、実際に現金を収納し、その挙動を細かく検証しています。

① 小銭入れ:常識を覆す「パカッ」と開く構造

SAKUシリーズの代名詞とも言えるのが、独自の小銭入れ構造です。

  • 構造: 財布の上部に配置され、両端を軽く押すと口が大きく開く
  • 深さ: あえて「浅い」構造を採用

小銭入れには、財布を開かずにサッとアクセスできる構造が採用されています。

小銭入れを開けている画像
開けて…
両端に少し力をかけてバカッとひらいた小銭入れ
バカッと開く

一般的な深いポケットは小銭が底に溜まり取り出しにくいですが、SAKUは浅型のため硬貨の種類が一目で分かります。自販機やコンビニで、財布を閉じたまま小銭だけ取り出せるのは、日常の小さなストレスを大きく軽減します。

小銭が多く入っている場合には、指が入りにくくなり若干取り出し難いと感じる場面もありました。

② お札入れ:独自構造だが慣れれば快適

お札入れは、片側が開放された構造になっており、お札を滑り込ませるように収納します。

これまで使用してきた長財布などでは、財布を開いた時に紙幣が見えないデザインでしたが、SAKUは財布を開くと紙幣の半分程度の面積が見えてしまいます。

SAKUを開いたシーン。紙幣の表面がかなり見えてしまう。自分の懐事情がばれてしまうかも?
SAKUを開くと、紙幣の表面が見えてしまう。

当初は大変気になりましたが、マネークリップと同じだと考えることであまり気にならなくなりました。

他人の目が気になるのであればね開くときに自分の体で隠すような角度で開くなど工夫はできます。

SAKUからお札を取り出している状況

お札の片側を革の間に挟み込んで固定するスタイルのため、当初は若干出し入れしにくい印象がありましたが、すぐになれる事ができました。

③ 収納力:メイン財布として十分な容量

小さくて薄くため「小さくても何も入らないのでは意味がない」という懸念があるかと思いますが、SAKUには必要十分以上の収納力があります。

最大容量(公式 紙幣25枚、硬貨20枚、カード8枚

MOKUの実店舗でのSAKUの収納体験。最大容量分の紙幣、硬貨、カードを入れてみることができる
実店舗で収納体験が用意されています

もしこれ以上の容量が必要な場合は、そもそもコンパクト財布ではなく長財布を選ぶべきであり、SAKUは「日常使いにおける必要十分」を見事に満たしていると言えます。

SAKUに紙幣25枚を入れた状況を外からみた画像
SAKUに紙幣25枚を入れた状況

「カード収納」と「紛失防止タグ」の活用術

SAKU ver.3のカード収納は最大8枚です。が、動画では非常に実践的な使い方が紹介されていました。これが、読者の皆様にも役立つ「ライフハック」です。

紛失防止タグ(トラッカー)を仕込む

小さくて高価な財布だからこそ、「紛失」は怖いものです。しかし、SAKUにはAirTagを入れる専用ポケットはありません。私は、カード型の紛失防止トラッカー(Anker Eufy Security SmartTrack Card等)をカードポケットに収納することにしました。

SAKUのカード収納部分に忘れ物防止トラッカーを入れているところ
お財布は失いたくないため、忘れ物防止トラッカーを入れます。

※Androidをご利用の方はこちらの Eufy Security SmartTrack Card をご利用ください。

私の場合には、Eufy Security SmartTrack Card を入れることを前提に、SAKUには以下の内容のカードを入れることにしました。(失くしたくないマイナカード、免許証を一緒に持ち歩くようにします)

私のカード収納例:

  • 紛失防止トラッカー(カード型)
  • マイナンバーカード
  • 運転免許証
  • メインのクレジットカード
  • サブのクレジットカード
  • 交通系ICカード
SAKUの限られたスペースに入れることに決定したカードのラインナップ説明
SAKUに入れるカードのラインナップ

これら計6枚(トラッカー含む)を入れても、まだ若干の余裕があります。
カードをもう1枚入れることも可能かもしれませんが、あまりギチギチに入れてしまうと出し入れでカード表面に傷がつきそうなため、若干の余裕を持たせて使う様にしようと思います。

改札もそのまま通過OK

SAKUは、カードポケットが外側に近い位置に設計されているため、交通系ICカードを入れたままタッチ決済が可能です。実際に改札を通過できることも確認しました!通勤・通学の相棒としても優秀です。

実際にSAKUでICカード改札機を通過できた!
実際に改札を通過してみました。少し浮かしても反応してくれました。(お札や小銭、カードの量などで変わるかもしれません)

結論:SAKU ver.3 Plus Cordovan は「買い」か?その実力を総括

これまでに紹介した通り、「SAKU ver.3 Plus Cordovan」は単なるコンパクト財布ではなく、「所有欲を満たす工芸品」「実用的な道具」を高次元で融合させたプロダクトであると断言できます。

動画で紹介したSAKUのお気に入りポイント5点

最後に、この財布の真価を「素材」「機能」「おすすめ度」の3点で総括します。

① 圧倒的な素材美:「革のダイヤモンド」×「革の宝石」

最大の特徴は、やはりその素材構成です。「買うしかない」と唸ってしまった外装の「コードバン(馬革)」は、強烈な光沢と堅牢さを持ち、使い込むほどに輝きを増しますさらに、上位モデルである本作(Plus)は、内装にベルギー産の高級革「ルガトー」を採用。 「革のダイヤモンド(コードバン)」を開くと「革の宝石(ルガトー)」が現れるという贅沢な構成は、会計のたびに持ち手の気分を高揚させてくれるでしょう。

② 矛盾を解決した機能:「小さく薄い」のに「使いやすい」

通常、財布を小さくすると「収納力」や「使い勝手」が犠牲になりますが、SAKUはその矛盾を以下の設計で解決しています。

  • 驚異のサイズ感: 縦横93mm、薄さ15mm、重量51gというコンパクトさ。
  • メイン財布級の容量: 紙幣25枚、硬貨20枚、カード8枚まで収納可能。
  • 独自の小銭入れ: 財布の上部に配置され、両端を押すとパカッと開く浅型構造により、視認性と取り出しやすさが抜群です。
  • ICカード対応: カードを入れたまま改札を通過できるため、通勤・通学もスムーズです。

③ 【総評】おすすめ度と向いている人

総合おすすめ度:★★★★★(4.8/5.0)
※価格は税込48,400円と高額ですが、素材の希少性と「無双仕立て(裏張り)」などの耐久性を考慮すると、長期的に使える「一生モノ」として価格以上の価値があります。

【特におすすめな人】

  • 質感重視派: 財布に「大人のステータス」や「高級感」を求める人。
  • 現金併用派: キャッシュレスメインだが、現金(特に小銭)もストレスなく扱いたい人。
  • ミニマリスト志向: 荷物は減らしたいが、財布の機能は妥協したくない人。

【あまり向かない人】(しいて言えば…ですが)

  • カード多数派: クレジットカードやポイントカードを10枚以上常に持ち歩きたい人(最大8枚のため)。
  • 完全キャッシュレス派: 現金を一切持ち歩かない人(小銭入れのない、より薄いモデルの方が適しています)。

もしあなたが、機能性だけでなく「持つことの喜び」を感じられるコンパクト財布を探しているなら、このSAKU ver.3 Plus Cordovanは、間違いなく最良の選択肢の一つです!

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参考リンク・関連情報

YouTube動画: 小さく薄い財布 SAKU ver.3 Plus Cordovan by ATELIER MOKU を使ってみました。
公式サイト: ATELIER MOKU | 薄い財布などの革小物ブランド

※本記事は公開時点の情報を基に作成されています。製品の仕様や価格は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトをご確認ください。



  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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