アンカー・ジャパン株式会社から11月28日に発売される『Soundcore Liberty 2』(非Pro)をレビューします!価格は9,999円、AAC,aptXに対応、10mmダイヤモンドコーティングドライバー採用、IPX5、豊富なサイズのイヤーチップ同梱、Soundcoreアプリ対応、単体8時間、ケース併用で32時間のプレイタイム。デザイン・機能・サウンドとも非常にナイスな完全ワイヤレスイヤホンでした。先行して発売された『Soundcore Liberty 2 Pro』は14,380円(税込)。『Soundcore Liberty 2 Pro』は非常に評判が良いのですが、価格面で少し手を出しにくいと思っていた方にもチャンス到来です!
今回 アンカー・ジャパン様からレビュー用サンプルを提供していただきました。
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目次
Anker『Soundcore Liberty 2』主な仕様と機能ポイント
Anker『Soundcore Liberty 2』の主な仕様と機能について確認していきましょう。
主な製品仕様
再生時間:最⼤8時間(イヤホン本体のみ) / 最⼤32時間(充電ケース使⽤時)
充電端子:USB Type-C
重量:約63g(充電ケース含む)
防水規格:IPX5
Bluetooth規格:5.0
Bluetoothプロファイル:A2DP, AVRCP, HFP
対応コーデック:AAC / SBC / aptX
再生時間はイヤホン本体のみで8時間。勤務時間中聴き続けることができるほど。十分ですね。ケース併用でも32時間。また10分間の充電で約2時間分の音楽再生が可能という事で、「とりあえず通勤時間分だけ充電したい!」という時にも対応できます。
ケースのバッテリー容量は500mAh。バッテリーとしては小さいこともありケース込みの重量が約63gに仕上がっています。手に持つとケースのサイズに対して想像していた重量よりも「軽い!」という印象を受けました。毎日持ち歩くモノなので軽いのはありがたいですね。
充電のためのUSBポートはType-Cです。ぼちぼちUSB Type-Cに完全移行していきたい時期でもあるので嬉しいです。
音声コーデックはAACとaptXに対応。iOSであればAAC、Android であれば aptX という高音質のコーデックで転送されます。iPhoneユーザーにもAndroidユーザーにも配慮した仕様ですね。
IPX5防水規格に対応し、運動時の汗や小雨を気にする事なく楽曲を楽しむ事ができます。
目に見えない部分で重要な内容として「ダイヤモンドコーティングドライバー」の採用があります。Anker『Soundcore Liberty 2』では10mmのダイヤモンドコーティングドライバーが使われています。従来のLiberyシリーズでは「グラフェンドライバー」が使われていました。このドライバーの違いにより音の印象もかなり変わってきています。
ダイヤモンドコーティングを施したドライバーは、更なる軽量化と高周波の振動でも硬度を維持したドライバーを実現。従来のドライバーと比べて周波数帯域が約15%広く、これまで以上に透き通った高音域と、正確に調律された没入感の溢れるサウンドを生み出します。
今回の『Soundcore Liberty 2』は Soundcoreアプリにも対応しています。このアプリでファームウエアの更新を行なったり、ボタンの機能割り当ての変更ができます。また、「HearID機能」を使うことで、周波数帯域に対する使用者の音の聞き取りやすさを測定しProfileを自動で作成しイコラインジングする機能もあります。これは最早半カスタムメイドに近い内容になります。またデフォルトの22種類のイコライザーからお好みの設定を選択することもできます。(ユーザーが周波数毎に調整することはできません)
イヤホンもアプリ対応があるかどうかでかなり価値が変わります。その点でもオススメのイヤホンです。
商品の説明の中で「cVc8.0ノイズキャンセリング」という言葉がでてきます。これはボーズやソニーなどが訴求している音楽再生中に周囲のノイズを打ち消すノイズキャンセリングとは異なり通話品質をあげる機能です。ご注意ください。
Anker『Soundcore Liberty 2』実機チェック!
それではAnker『Soundcore Liberty 2』の実機をチェックしていきましょう。
パッケージの雰囲気が良い。
パッケージは良い仕上がりで、プレゼントとして贈っても恥ずかしくない出来です。
↓パッケージを開いたところ。清潔感のある男性の写真が印象的です。
同梱品のイヤーチップのサイズ種類がスゴイ。
『Soundcore Liberty 2』の内容物は以下のモノ。
パッケージ内容:Soundcore Liberty 2、充電ケース、イヤーチップ(XS / S / M / M+ / L / L+ / XL *Mサイズは本体に取り付け済み)、イヤーウィング(S / M / L *Mサイズは本体に取り付け済み)、USB-C ケーブル、クイックスタートガイド、安全マニュアルなど。
何がスゴイって、イヤーチッブの数です。
トータルで7サイズのイヤーチップが付属しているのです。(マジか!?)
Liberty 2 でいかに耳へのフィットを重視しているのかがわかりますね。
ケース形状がスゴイ!
Liberty 2 のケースは全体的に丸みを帯びています。
表面はツヤツヤと光沢があります。(室内が全て写ってしまうほど・・)
フタはスライドさせてオープンします。
この時、LEDによりバッテリー状態などが確認できます。
このカバーのスライドが何気にスゴイ。↓このように角度がついてスライドしていきます。(ココお気に入りポイントです)
そして、カバーの裏側には各種情報が刻印されています。『Soundcore Liberty 2』の品番は「A3913」。生産国は中国。
充電端子はUSB Type-C。ケーブルも付属しているので心配ありません。端子の隣にある丸いボタンを3秒押し続けるとBluetoothのペアリングモードに入ります。
ケースは軽く良いです。
Anker『Soundcore Liberty 2』のイヤホン本体は物理ボタンがうれしい!
『Soundcore Liberty 2』のイヤホン本体をチェックしていきます。本体のデザインは今時風の形状で身につけていても恥ずかしくない印象です。
今回の『Soundcore Liberty 2』では、操作しやすい物理ボタンが搭載されています。
このボタンは単押しと長押しとで機能が変わり、どの機能を割り当てるのかはSoundcoreアプリで設定することができます。曲送り、音量操作、音声アシスタントの呼び出しなどが割付可能です。(これは嬉しい!)
装着感は悪くなく、イヤーチップとイヤーウイングで保持するイメージです。
Anker『Soundcore Liberty 2』の接続。特に問題なし。
bluetoothでの接続については、iOS、Android共に特に問題はありませんでした。(iPhone 11 Pro、Huawei P20 で確認)
Anker『Soundcore Liberty 2』の音ってどう?
『Soundcore Liberty 2』をiPhoneと接続し、はじめに感じたのは低音の強さ。特にアジカンのソラニンではベースのブリブリ感が素晴らしい。
全体的には、ギターサウンド、ベースもしっかりと再生し、広がりのある音だと感じました。
ギターサウンドには爽快感を感じられ、ベースもしっかり聞こえて気持ち良い。ボーカルもよく聞こえます。
正直、Appleの「AirPods Pro」よりも好きな音の傾向です。
また、音の傾向については Soundcoreアプリにてプリセットされたイコライザーで変更可能です。HearID機能による測定された耳の特性から調整された状態でも楽しむ事ができます。
価格から考えると、これだけの音を完全ワイヤレスで楽しめる時代になったのだなぁ・・と、驚きです!
Anker『Soundcore Liberty 2』オススメのポイント。
Anker『Soundcore Liberty 2』について紹介してきました。ここでオススメポイントをまとめます。
おすすめポイント
アンダー1万円なのに・・・
- 洗練されたデザイン
- 十分な再生時間(本体8時間/ケース併用32時間)
- Soundcoreアプリ対応(ファーム更新、イコライザーなど)
- 機能割り当てが変更可能な物理ボタン搭載
- 気持ち良いナイスサウンド!
- 防水規格IPX5対応
- 18ヶ月保証!
▼今回紹介したのはこちらの『Soundcore Liberty 2』です。
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