3月3日の早朝に Yahoo!ニュースで見た史上初の家電付録の記事を見て、即Amazonで購入した、ちゃお 4月号 の おそうじロボ!これを「家電」をいうのかどうか?「ロボ」というのかどうか?若干疑問は残りますが、消しゴムのカスを取り除くには、ちょっと楽しいロボです!
確かに「おそうじ」をし、電気で動くのであれば「家電」といってもよさそうです。そもそも、子ども向けの雑誌付録やおもちゃであれば、通信ができなくても「スマホ」と呼んでしまいそうです。Wikipedia的には、ロボットとは「人の代わりに何等かの作業を自律的に行う装置、もしくは機械のこと。」(Wikipediaより引用)と定義されているので、お掃除を自律的(?)に行うため「ロボ」であるようです。
購入してみて驚いたのは、この「おそうじロボ」は組み立て式だったことです。組み立て時に配線を引っ掛けてしまい断線のリスクがある。そもそも配線へのハンダ付けの品質による動作不良の可能性も高そうです。結果、動かない!問い合わせしても電話が繋がらない!金曜日に発売して土日は問い合わせ窓口が休み!など満足感よりも不具合のコメントの方が目に付きます。サイズの問題、組み立てコストの問題がありますが、可能であれば完成品を提供できればよかったかと思います。
「ちゃお」の発行部数はすごい!少女マンガ雑誌界のジャンプ。
「ちゃお」の発行部数は、45万部です。この数字は、”少女向けコミック誌」の中ではダントツ!まさに、少女マンガ雑誌界の「少年ジャンプ」!
”少年向けコミック誌”では、ジャンプが200万部、コロコロコミックスが80万部です。「ちゃお」に近い部数は、月刊少年マガジンの 46万部。
週刊文春が66万部程度です。売れていそうな週刊SPA!が11万部・・などと見ていると、ちゃおの凄さを時間します。
そもそも、我が家には息子ばかりで、娘が雑誌を読んでいる姿が想像できませんでしたが、結構読まれているのですね・・。
この家電付録という話題性から、大人が「ちゃお」を購入してしまい、毎号購読している本来の読者が購入できないのではないか?という不安もありましたが、購入する人がそれほど多くなかったのか、大きな声としては上がっていないようです。少し安心しました。
(僕が書店で見たときには、山積みになっていましたし・・)
そもそも、この雑誌を書店などで購入するのにはちょっと勇気がいりますね・・。
以前、CanCam(キャンキャン)を書店で買った事がありますが、「ちゃお」は「キャンキャン」の購入よも確実にハードルが高い!
「ちゃお」 4月号 家電付録をチェックしていきます!
正式名称は、「プリちぃおそうじロボCHI-01」です。CHI-02の出現が待ち遠しいですね。
パッケージ裏面は茶桜新聞になっています。
↓ 問い合わせ先は、大丸松坂屋百貨店の法人外商事業部。
そういえば、キャンキャンも同じ大丸松阪屋百貨店が問い合わせ先でした。(下の写真の右下を参照願います)
小学館+大丸松阪屋のタッグでのふろくについては今後もチェックしていきたい!
さて、開封していきます。箱の中から、スススっと。
キター!我が家にもおそうじロボが!
これを見た女の子達はどう感じたのでしょうか・・。結構見た目がハードな印象でとても少女向けの付録には見えないですよねぇ・・。(全国のお父さん!出番っすよ!)
自分でハンダ付けをする必要はないのですが、取り急ぎ各ハンダ付け部分をチェックします。
全体的に”イモハンダ”傾向でハンダ付けに美しさを感じられない状態です。樹脂で固める事によって何とか強度を確保しようとしています。(コスト的に色々と難しいのは理解しますが・・この状態だとやはり心配)
さて組み立てましょう!と思ってモーターを持ち上げると、トラップがありました。
セロテープでリード線が固定されていたのです。ここで思いっきり引っ張ってダメージを与えないように気をつけましょう!
まずは、モーターを土台部分に取り付けます。ここも方向が分からずちょっと間違うかもしれません。
水色のカバーを取り付けます。
モーター部分に 「プリプリちぃちゃん!!」をかぶせます。ここでもリード線に負荷がかかってしまいそうで心配です。(切れちゃったかも・・)
単四電池を2本入れます。(カバーする前の写真です)
電池は アマゾンベーシックです。家に在庫があったので助かりました。
完成!
プリちぃちゃんの頼もしい後ろ姿を見よ!
実際に稼働させると・・
我が家初のおそうじロボです。どのような働きをするのか期待してしまいます!
使ってみた感想を並べます。
- ちょっと音がうるさい
- モーター(?)の匂いが気になる
- 残念ながら机から落ちることが多い
- 落ちないように床で使った方が良さそう
- うまく反転すると「よくできた!」と褒めてあげたくなる
- 意外とゴミを集める
- ゴミが不敷布のフィルターに引っかかって捨て難い
なぜこの簡単な機構で反転ができるのかが理解できていませんが、結構すごいです。
このおそうじロボを設計した方、本当にすごいと思います。ぜひ、どこかのメディアで開発秘話の取材をしてもらいたいです。
モノに当たったり、机の端を検出してクルリ!と回った時には拍手をしてあげたくなります。本当ん見ていてカワイイ!
この家電付録については動作不良の声も結構あり残念ですが、僕はかなり楽しめました!
困った事に、この付録のおそうじロボを動かしていたら、ルンバ等のお掃除ロボが欲しくなりました!(価格 100倍以上!?)これは危険だわ。