先日、自作デスクトップPCを組み立てた際に購入した DSP版 Microsoft Windows 11 Home (OS)についてレビュー紹介します。今回、購入した DSP版 Windows 11は、ニューライフニューデザイン株式会社(NewLife NewDesing)がAmazon.co.jpで販売しているモノ。一般的な通常のパッケージ版や
DSPとは Delivery Service Partner (販売代理店)の略。PCパーツとあわせて購入することができる Windows OSです。過去は通常版とはかなり価格メリットがあったのですが、一般的な店舗等で販売されている Windows 11 HomeのDSP版 の価格が 18,000円超と高騰している状況。Amazon.co.jp限定でAmazon.co.jpが直接販売しているLANカード付DSP版でも19,757円です。そのような中で今回購入したDSP版の購入時(2023/8/26)の価格はなんと 8,980円。通常価格12,980円ですが、タイミングで安くなり 8,980円などの価格になるようです。(価格は変動するため、こまめにチェックを)
私の場合には、新しいPCにインストールした後、電話でのライセンス認証が必要でした。電話での認証番号の入力などは手間でしたが、無事に認証されて使用できています!
モノとしては癖があると考えますが、以下の点を事前に把握&注意しておくことをオススメします。
▼ 今回紹介する商品はこちら!実際の価格は Amazon.co.jpの商品ページ(販売元:NewLife NewDesing)にて確認を!
目次
DSP版 Microsoft Windows 11 Home の実物をチェック
今回、ニューライフニューデザイン株式会社から購入した DSP版 Microsoft Windows 11 Home の実物をチェックしていきましょう!
販売はニューライフニューデザイン株式会社、発送は Amazon.co.jp。
▼ このようなパッケージ(厚紙封筒)が梱包されて届きました。
▼ 封筒の中には、ビニール袋に入った書類(プロダクトキーの書かれた紙と説明書・トラブルシューティング)、そしてUSBメモリーです。
▼ ビニールの開封口には、認証NG時の説明が記載されています。これに従わずマイクロソフトに問い合わせる方も多いようで、その場合、マイクロソフトから「無効なプロダクトキー」と言われてしまうようです。購入元に問い合わせましょう!
「もし認証NGの場合、新しいライセンスキー発行します」という記載には若干の怪しさを感じはしますが、最終手段なのでしょう。
問題があれば問い合わせして解決しなければ損です。
▼ ドキュメント一式です。1枚はプロダクトキーが記載され、もう1枚は説明とトラブルシューティングです。
▼ この商品は DSP版と呼ばれるライセンス形式であるため、マザーボード交換で無効になる旨記載されています。
▼ 付属するUSBメモリーは容量 32GB。1,000円前後で購入できる商品ですが、Windowsのインストールメディア作成に使用できます。
付属のUSBメモリーには何も入っていない状態です。
動作しているパソコンでインストールメディアを作成する必要があります。
作成方法については、Microsoft社のWebサイトをご確認ください!
パソコンが USB Type-C のインターフェースしか持っていない場合には、USB-A への変換アダプターが必要になります。
▼ このようなケーブルを用意しておくと安心です。
実際に Windows 11 をインストールしてみた結果!?
早速、ニューライフニューデザイン株式会社から購入した DSP版 Microsoft Windows 11 Home をインストールしてみました。
▼ まず動作しているPCでUSBメモリーをインストールメディアにしました。
この後は、Windowsを新しくインストールPCのUSB端子にインストールメディアにしたUSBメモリーを接続して、起動しインストールができました。
途中、有線LANが機能せずネットにつながらずインストール・セットアップが進めなくなりましたが、イーサネット機能のあるUSBハブを使用することで無事インストールが完了しました。
有線LAN付きUSBハブは安価で種類も多いです。一つ持っていると良いかもしれません。
電話でのライセンス認証が必要だった
インストールが終わり、Windowsを使用しているとライセンス認証が必要である旨表示がでました。コードを確認すると 0xC004C008 であったため、電話によるライセンス認証が必要でした。
電話でのライセンス認証はインストールIDの電話機での入力とPCへの確認IDの入力が必要でした。インストールID、確認IDともに桁数が多く手間がかかります。
認証作業は無事終了。Windows 11 Home を普通に使えるようになりました!
slmgr/dli でライセンス種別を確認した結果!?
Windows のライセンスについてネットの情報を確認してみると、販売されている Win OS についてパッケージ版、DSP版は販売されていてもおかしくないのですが、OEM版(PCメーカー向け)やVL版(企業向け)が販売されている場合には要注意というような記載を見かけました。
今回購入した ニューライフニューデザイン株式会社が販売する「DSP版 Microsoft Windows 11 Home」は 本当にDSP版なのか!?を、コマンドで確認しました。
コマンドプロンプトで slmgr/dli を入力すると、以下の内容のウィンドウが表示されました。
Windows Script Host
名前: Windows (R), Core edition
説明: Windows(R) Operating System, OEM_DM channel
プロダクトキーの一部 :
ライセンスの状態: ライセンスされています
「OEM_DM channel 」はDSP版を意味し、VL版(ボリュームライセンス)やOEM版ではないことがわかりました。(参考サイト:Windows10 – ライセンスの種類を確認する方法@設定Lab)
少し安心しました。
今回購入した商品の場合、価格は安かったのですが、USBメモリーでのインストールメディア作成と電話によるライセンス認証作業が必要でした。(手間、時間がかかる)
それでもコスパは高いと考えます。
次回、機会があれば同じ商品を購入すると思います!
▼ 今回紹介した商品はこちら!
実際の価格は Amazon.co.jpの商品ページ(販売元:NewLife NewDesing)にて確認を!
▼ 心配な方は通常のパッケージ版がおすすめ!(通常のパッケージ版の方が安いケースが多いです)
▼ USBメモリーの形状が合わない場合には変換ケーブルを!
▼ インストール時に有線LANが動作しない場合には、イーサネット付きのUSBハブや有線LANアダプターを試しましょう!
■ 今回紹介した DSP版 Microsoft Windows 11 Home は下の記事で紹介している自作PC組み立てに使用しました!