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『描く!』マンガ展 に行ってきた!川崎市市民ミュージアムで開催中〜。

2016年7月28日

川崎市市民ミュージアムで開催中の「「描く!」マンガ展 ~名作を生む画技に迫る―描線・コマ・キャラ~ 」に行ってきました。

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正直なところ、まったく期待していない展覧会でした。その理由は「僕、猛烈にファンです!」という作家さんがエントリーしていなかった為です。

だがしかし!

足を運んでみると、想像以上に充実した内容で面白かった!

このマンガ展は、幅広い層で楽しむことができる展覧会です!

「描く!」マンガ展 基本情報

展示スケジュール:
○前期:7月23日(土)~8月21日(日)
○後期:8月23日(火)~9月25日(日)
※一部作品の展示替えを行います

観覧料:
一般 800円(640円)
学生・65歳以上 600円(480円)
中学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金

リピーター割引:
本展の半券提示で、2回目の観覧料が通常料金の半額になります。
※1回限り有効。他割引との併用はできません。

出品作家:
赤塚不二夫、石ノ森章太郎、手塚治虫、藤子不二雄Ⓐ、水野英子
あずまきよひこ、さいとう・たかを、島本和彦、竹宮惠子、平野耕太、PEACH-PIT、陸奥A子、諸星大二郎

『描く!』マンガ展×なかよし60周年:
創刊60周年を迎えた少女マンガ雑誌『なかよし』とのコラボレーションで、歴代表紙パネルやふろくを展示。お絵描き体験コーナーも同時開催!

 

『描く!』マンガ展×なかよし60周年:

創刊60周年を迎えた少女マンガ雑誌『なかよし』とのコラボレーションで、歴代表紙パネルやふろくを展示。お絵描き体験コーナーも同時開催!

この「なかよし」とのコラボが結構見ごたえあります。(展示は無料で見学可能です!)

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なんだか、「なかよし」の事をあまり知らなくても胸キュンです!

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付録などの展示がまたいい!どうですか?懐かしかったりしませんか?

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2Fの入り口前にも展示があります。PEACH-PITさんの「しゅごキャラ!」のパネルも!

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こちらも付録類もある人にとっては懐かしいモノなのでしょう!

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お絵描き体験コーナー

お絵描き体験コーナーは、入場したところにあります。(有料エリアです)

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線画の紙が用意されており、備え付けのDELETER社のペンで色付けをするようです。この充実したペンの数々!スゴイ量です!ネオピコカラーという製品です。

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線画としては、↑上の写真のポストカードサイズのモノと、↓下の写真のような絵も置いてあります。

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ガッツリ色を塗っている方もおられました!

それでは「マンガ展」に入場してみます!

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マンガ展の入場券は2Fのカウンターで購入します。

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チケットは、一般 800円、学生/65歳以上 600円。小学生・中学生は無料です!

観覧料は安いですねぇ〜。一般800円ですが、さらに東急TOPカードなどを提示すると2割引になります!

ロッカーも用意されていて、100円硬貨を入れて鍵を閉めて、鍵を開けると返却されるタイプです。身軽な状態になって見学しましょう!

それでは、チケットを購入して入場します。

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会場内は3つの章に分かれています。

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重鎮が揃う1章は写真撮影不可ですが、2章、3章は撮影可能です!

ここまで撮影可能範囲が広いと、どこまで撮影するべきなのか?本当に撮影が必要なのか?がわからなくなってきます・・。(贅沢な悩みですね)

↓ 下のは展示されている作品のリストです。(原画、複製原画の種別も記載されています)

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1章 すべての夢はペンと紙からはじまる

1章では、手塚治虫やトキワ荘関連を中心に展示されていました。

赤塚不二夫、石ノ森章太郎、手塚治虫、藤子不二雄Ⓐ、水野英子、U-マイア(水野英子、赤塚不二夫、石森章太郎の3人合作時の共同名義)の原画、複製原画が展示されています。

わずかではありますが、手塚治虫の原画が見られたのが良かったです!

2章 名作の生まれるところーマイスターたちの画技を読み解く

1章を抜けると、2章のゾーンに入ります。

さいとう・たかを

まずは、「さいとう・たかを」です。ゴルゴ13の複製原画などが展示されています。

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「さいとう・たかを」の画の力を感じる展示です。カッケー!!

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これらの展示物が複製原画なのです。何度見ても原画そのものに見えます。

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そして、ゴルゴ13のM16も展示されています。

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原画や複製原画の展示の合間に、マンガの解説があります。

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本当は、この辺りのパネルもしっかりと読んでいくべきですが、今ひとつ意味がよくわからず、ほとんど読みませんでした。(ごめんなさい!)

竹宮恵子

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僕の中で竹宮恵子といえば、↓「地球へ」です。

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うぉー!「地球へ」の原画がぁ〜〜!会いたかったゼェ!と思ったら「原画ダッシュ」というモノでした。

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原画ダッシュとは、原画をデジタルでコンピューターへ取り込んだものです。出力としてはデジタル出力となります。僕個人としては、生の原画が見られるのが一番嬉しいです。

なので、↓ このようなクロッキーノートなどを見る方が感動します。

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陸奥A子

陸奥A子さんです。なんだか、昔懐かし、昭和な香りがします!

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一切作品は知りませんが、何か見ているとホントに懐かしい感じがします。そして、優しい気持ちにもなってきます。

諸星大二朗

何やらコーナー周辺から既に怪しい雰囲気になっています。

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ここでは、やはり諸星大二朗の絵をよく見て欲しいです!

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諸星大二朗を抜けたところの展示で、何やら懐かしモノが!

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「ふぁんろーど」の創刊号、月刊OUT、THE MOTION COMICなどが展示されています!グゥワ、懐かしい・・。↓ 電子版もあるのですねぇ。過去分を出してみて欲しいです!

平野耕太

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島本和彦

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↓ 熱血漫画家十訓。

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ちょっと、この原秀則!全く流れは知りませんが、おもろいわ!!(今度島本和彦の勉強しておきます)

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あずまきよひこ

個人的に最も興味を惹かれたのが、あずまきよひこ でした。「よつばと!」などタイトルと絵柄は知っていたのですが、読んだことはありませんでした。

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ジュラルミン鳴き声体験コーナーもあります!

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作品では単純化された線で表現されているため、この辺りの↓手書き感あふれる絵の展示が嬉しいですね。

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青鉛筆で下書きです。

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↓ ページに出てくる小道具の展示です。

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絵を見れば見るほど、興味が湧いてきます。一度読んでみたいな!と思いました。

PEACH-PIT

PEACH-PIT は全く知らない作家さんです。(勉強不足で申し訳ありません)

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かわいい女の子や、かっこいい男の子が描かれていました!

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二人で作画されている、ということで、どのように役割分担しているかのビデオが上映されています。映像の長さは 11分10秒です。(結構長い)

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↓ ビデオの中では、この書き下ろしイラストが完成されていきます!

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3章 「描く」ちからは未来へ続く

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アナログとして「つげ義春」先生の作品の亜鉛版が展示されていました。デジタルとしては、パソコンで描くツールが展示されており、自由に絵を描くことができます。

グッズコーナー

物販も用意されています。ちょっと僕も作品に疎くてよくわかっていないため、写真だけ載せておきます。

クリアファイル

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手ぬぐい です。「ン・バギ」と「クトルーちゃん」???

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竹宮恵子複製原画です。2,700円。

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↓ 諸星大二朗のTシャツ類。

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↓「ヒルコ」「ミケツ」「ムルムル」「マッドメン」というところでしょうか。

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まとめ:

ここまででお伝えした通り、僕が知識を持ち合わせていない漫画家さんの作品も結構楽しめました。

古い内容から現代の作品までバランスよく構成されていると思いました。

多くの方が楽しめる展覧会になっていると思います。

大掛かりなギミックのある展示ではありませんが、漫画の展示としては見応えのある展覧会でした。

軽い気持ちでに足を運んでもらいたい展示会です!(日曜日の午後に行きましたが、かなり空いていました!)



  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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