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ルーヴル美術館展 肖像芸術@国立新美術館に行ってきた。高橋一生の音声ガイド必須。

2018年6月1日

国立新美術館で開催中の『ルーヴル美術館展 肖像芸術 ―人は人をどう表現してきたか』に行ってきました。開催初日の午後に観に行きました。さほど混雑しておらず、余裕を持って鑑賞することができました。今回は「肖像芸術」にスポットを当てている点がユニーク。作品は基本的に人物の肖像です。絵画、彫刻、デスマスクなど様々なジャンルの「肖像」が約110点並び、その「肖像」の意味合い、時代背景を考えながら鑑賞していきます。

ルーヴル美術館展 肖像芸術 入り口

乃木坂駅からの通路には代表的作品が並んでいた。

有名画家にスポットを当てた企画展ではなく、「つまらないかも・・」とも思いながら足を運びましたが、全くの杞憂。たっぷり2時間、展示を楽しみました!

開催概要

展覧会名 ルーヴル美術館展 肖像芸術 ―人は人をどう表現してきたか
会期 2018年5月30日(水)- 2018年9月3日(月) 毎週火曜日休館 ※ただし8/14(火)は開館
開館時間 10:00-18:00
※金・土曜日は、6月は20:00まで、7・8・9月は21:00まで
※入場は閉館時間の30分前まで
会場 国立新美術館 企画展示室1E
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2

チケット料金は以下の通りです。

一般 ¥1,600
大学生 ¥1,200
高校生 ¥800
*中学生以下無料
*7月14日(土)―29日(日)は高校生無料観覧日(学生証の提示が必要)

『ルーヴル美術館展』大阪会場は 9/22〜

『ルーヴル美術館展 肖像芸術』は大阪会場での開催があります。

会場  大阪市立美術館
会期 2018年9月22日(土)- 2019年1月14日(月・祝)

情報はツイッターなどをチェック

ルーヴル美術館展の公式twitterをチェックして関連情報をゲットしましょう。

↓国立新美術館のアカウントは混雑情報も流してくれます。

 

音声ガイドは利用を推奨

『ルーヴル美術館展 肖像芸術』の注目ポイントの一つは高橋一生さんの音声ガイドです。

ルーヴル美術館展 肖像芸術 音声ガイド

高橋一生さんの音声ガイドは人気。

価格は550円。収録時間は約35分。アコースティガイド・ジャパンの制作です。

ナビゲーターとしての高橋一生さんは、落ち着いた独特の声で作品の解説をしてくれます。

ルーヴル美術館展 肖像芸術 音声ガイド

高橋一生さんらしい声です。(当たり前)

端末は革調のイヤーパッドのついたヘッドホンが使われていました。ヘッドホンを自前のモノに付け替えたかったのですが、プラグ形状が合わず断念しました。

ルーヴル美術館展 肖像芸術 音声ガイド解説は、なかなか詳しく、わかりやすい内容で、オススメです。

主たる作品には解説がついているので、音声ガイドの必要性はやや低いのですが、いい音声ガイドです。オススメ!

所要時間は2時間程度

僕の場合、初日の午後3時頃入場しました。人が集まっていて鑑賞しにくい場所もありましたが、音声ガイドを聴きながら比較的自分のペースでまわる事ができました。この時の所要時間は2時間弱です。

説明が小さな文字で作品の近くに掲示されているため、人が集まってしまい流れが悪くなる印象を受けました。

土日にどの程度混雑するかはわかりませんが、1.5〜2.5時間の所要時間だと推測します。

作品解説が大切

今回の展覧会は、肖像芸術が集められていることもあり、著名作家の作品が目白押し!というモノではありません。そのため、作品解説を読んで時代背景などを把握しながら見てまわるスタイルになります。

残念ながら、作品解説は一部の作品にしか付けられていません。

会場で売っている図録の後半には、詳細な作品解説が掲載されています。気になる作品については会場内各所に設置されている図録を参照するとよいでしょう。
図録を入場前に購入して会場に持って入るのがベストですが、重さもあるため、なかなかおススメはできません。(電子書籍版があるといいのに・・)

主要な作品の解説については、展覧会公式ペードの「作品紹介」にも掲載されています。会場内の解説は文字サイズや明るさの影響で読みにくいため、解説が公式ページに掲載されている作品の場合にはスマホで解説を読むようにしました。

写真撮影不可

『ルーヴル美術館展 肖像芸術 ―人は人をどう表現してきたか』では写真撮影ができません。

チケットモギリ後の"LOUVLE"文字は撮影可能です。

ルーヴル美術館展 肖像芸術 看板

また、会場の外にはフォトスポット(フォトブース)があります。ここでは展示されていた肖像の中に自分の肖像を埋め込んだ記念撮影ができます。

ルーヴル美術館展 肖像芸術 フォトスポット

逆に、↓反対側から写すのもいい感じです。

その他会場情報

『ルーヴル美術館展 肖像芸術 ―人は人をどう表現してきたか』は国立新美術館での開催です。

チケットは事前購入が吉

当日窓口での購入の場合には、10分程度並ぶケースもあります。

事前にオンラインでチケットを購入しておけば、スマホ画面での入場が可能です。

オンライン購入チケットでも、入場の際に半券がいただけるのでデメリットはありません。

スマホで入場できるチケットはこちらから。

荷物

美術館ですので、コインロッカーが充実しています。(コインリターン式)

コインロッカーに入らないようなキャスター付きバッグなどは、インフォメーションの方に相談すれば預かってもらえるはずです。

筆記用具

展示場内では、鉛筆以外の筆記具は利用できません。

鉛筆の持ち合わせがない場合には、係の方が貸してくれるのでお願いしましょう。

展示内手洗い

展示室内では中間部分にお手洗いがあります。

グッズ販売が楽しい!

作品の展示が終わるとグッズコーナーに突入です。『ルーヴル美術館展 肖像芸術』のグッズコーナー入り口には、↓このような看板まで用意されています。

ルーヴル美術館展 肖像芸術 グッズ売り場

なかなか楽しい商品が集結しています。

ショップには入場券がなくても出入りできます。

とらや「エッフェル塔の夕暮れ」は夕方には売り切れ。

1,944円(税込)のとらや「エッフェル塔の夕暮れ」は夕方には品切れになっていました。橙の琥珀羹と黒の煉羊羹でパリの夕暮れの風景を表現しているそうです。食べて見たーい!

ルーヴル美術館展 肖像芸術 とらや売り切れ

とらや「エッフェル塔の夕暮れ」

鎌倉紅谷「ルーヴルッ子」は税込810円です。通常品は702円(税込)です。

ルーヴル美術館展 肖像芸術

鎌倉紅谷「ルーヴルッ子」

↓「鎌倉紅谷 クルミッ子」については、Amazonなどで公式ではない通販があったりする場合にくらべると安いです。

鎌倉紅谷 クルミッ子 5個入り
クルミッ子

↓ ルーヴルのTシャツなども販売されています。

ルーヴル美術館展 肖像芸術 Tシャツ

個人的には、↓こちらのナポレオンの着せ替えがちょっと気になりました。

ルーヴル美術館展 肖像芸術

他にも、フランスのデザイン雑貨ブランド PYLONES(ピローヌ)の商品も展開されており、非常に可愛いです。

合わせて東京ミッドタウンも訪問を!

東京ミッドタウンでは、あのルーヴル美術館のピラミッドのオブジェが展示されているそうです!(〜7/31)

ルーヴル美術館展 肖像芸術

タイアップメニューや、肖像写真の撮影(有料)も用意されています!ルーヴル美術館展の後に立ち寄るといいでしょう。

公式HPにてチェックを!(知っていれば見に行ったのに!)

LOUVRE Pyramide Objetルーヴル ピラミッド オブジェ

ルーヴル美術館展開催を記念して、パリのルーヴル美術館の中庭にあるガラスのピラミッドをモチーフにしたアートオブジェが期間限定で登場。 ピラミッド内で様々に変化する光の演出をお楽しみください。

期間:2018/5/29(火)~7/31(火)
場所:ガレリア B1 DEAN & DELUCA前

個人的に楽しんだ作品と感想

『ルーヴル美術館展 肖像芸術 ―人は人をどう表現してきたか』は、非常に楽しい企画展でした。

肖像の使われ方について、いろいろと感じる部分がありました。

最も印象に残ったのは、フランス皇帝ナポレオンです。戴冠式での肖像画と大理石の彫刻(この二つを見比べると楽しいです)、デスマスクが非常によかったです。

大理石彫刻はすごいですね・・。

また「アングレー公妃マリー=テレーズ=シャルロット・ド・フランス」の肖像画に見とれました。巨大な油絵の迫力、マリー・テレーズの美しさが印象的です。

もっと語りたいところはありますが、あまり先入観を持たずに足を運んで欲しいと思います。

非常に楽しめる企画展でした!

比較的、作品との距離がある展示でしたので単眼鏡を準備して行った方がベターです。

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単眼鏡を通してみる油絵の迫力は、離れて見た時の印象と大きく違います。また、小さなモノの展示もありますので、単眼鏡の持参がオススメです。



  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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