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Amazonデバイス「Ring Indoor Cam」レビュー。目的が合えばかなりオススメ!

2022年10月24日

【Amazonデバイス】「Ring Indoor Cam (リング インドアカム)」を購入しました。「Ring Indoor Cam」は室内向けのセキュリティカメラです。

実際に使ってみた所、「Ring Indoor Cam」は「かなりよく出来たセキュリティカメラ」という印象で以下の用途としてオススメです。

RINGはこんな用途にオススメ

  • 留守時の防犯用(侵入者の確認などセキュリティ用途)
  • 留守時のペットの様子確認用
  • 子ども部屋などの様子確認用
  • 通話・コミュニケーション用(遠隔地・宅内)

逆に「Ring Indoor Cam」では使えない用途は以下の通りです。

この用途には不向き

  • 長時間の録画(1分程度の動画のみ)
  • 動画をカード撮りためたい(カード記録非対応。動画はサーバーに)

カメラの価格も安価で、月々わずかな費用でセキュリティカメラとして役立つため、オススメの商品です!

Ring Indoor Cam の仕様と特徴

Ring Indoor Cam の製品仕様と特徴について紹介します。

技術仕様
サイズ・カラー
寸法4.5cm × 4.5cm × 7.5 cm
カラーホワイト
特徴
ビデオ1080p HD、ライブ映像、ナイトビジョン
視野角対角140°
オーディオノイズキャンセリング機能搭載双方向通話
電源・接続
電源屋内の標準コンセントに接続
インターネット要件最低限必要なアップロード速度は1Mbps以上、最適なパフォーマンス維持のための推奨速度は2Mbps
通信規格802.11 b/g/n/ wifiルーター周波数帯: 2.4GHz
設置
動作条件-20℃~45℃
マウントベース角度調節可能な一体型マウントベース/スタンド。自立型または壁面取付型のどちらでも設置可能。
セットアップの手順Ringアプリ内の手順に従いセットアップできます。
その他情報
同梱内容Indoor Cam、
電源アダプター、
クイックスタートガイド、
セキュリティステッカー、
ネジ、
壁面用アンカー
保証およびサービス1年間限定保証
サポート詳細については、support.ring.comを参照してください

サイズは 4.5cm × 4.5cm × 7.5 cm とコンパクトです。
バッテリー搭載・防塵防沫IP55等級の「Ring Stick Up Cam Battery (リング バッテリー駆動スティックアップカム)」もありますが、このバッテリー駆動モデルのサイズは 6cm × 6cm × 9.7cm であり、結構インパクトのあるサイズです。(バッテリーを内蔵するため大きいです)

Wi-Fi環境が必要です。
セットアップのためにRingアプリが必要です。アプリをインストールできるスマートデバイスが必要です。(iOS 14+, Android 9+, Fire OS 7+に対応)

この Ring Indoor Cam は室内用として開発された商品です。バッテリーは内蔵されず、電源への接続が必要です。

屋外用のRingを室内で使っている方が多いことから、屋内用の本製品を開発したとのこと。(パッケージ記載より)

本体には記録の機能はなく、クラウド上に保存される点も要注意です。

「Ring Indoor Cam (リング インドアカム)」の実機を紹介!

Ring Indoor Cam のパッケージ
用途としては室内のペットや子どもの確認でしょうか。

▼ Ring Indoor Cam のセット内容です。取り付け用のネジなどが付属しているのが嬉しいです。

Ring Indoor Cam のセット内容

同梱品一覧

  • Indoor Cam
  • 電源アダプター
  • クイックスタートガイド
  • セキュリティステッカー
  • ネジ
  • 壁面用アンカー

▼ Ring Indoor Cam の本体は非常にコンパクトです。これなら設置の自由度が高く、さまざまな場所に置けそうです。

本体はコンパクトで軽量!デザインもよい。
Ring Indoor Cam の背面。セットアップ用のQRコード、Micro USBコネクターがある。
上部には設定開始のボタンがある。誤って押しても初期化されるわけではなく、安心。

▼ 台座部分はある程度の角度調整ができます。

▼ 台座部分には壁掛け用の穴などがあります。また、ドライバーで取り外し、背面にこの台座を移動させ壁掛けにもできます。

▼ 台座取り付け穴は三脚穴になっているため、カメラ用の三脚に設置することでより安定した設置が可能です。(底面も台座を取り外すと三脚穴になっているため、三脚に取り付けることができます)

▼ 電源の供給は Micro USB端子から。

電源供給用の Micro USBコネクターは非常に奥まった場所にあり、抜けにくい構造になっている。
付属のACアダプターを差し込んだところ。純正のACアダプターはしっかり刺さり、安定感がある。

▼ 付属の電源アダプターは 5V 2A の出力でした。接続用端子は Micro USB です。

5V 2A 10.0W 出力の電源アダプターです。

ケーブルの長さは約190cmです。さらに長さが必要な場合には、別売の3m電源アダプターの購入がオススメです。(長い micro USBケーブルを購入するよりも効率的かと)

「Ring Indoor Cam (リング インドアカム)」のセットアップ。確かに面倒でした。

「Ring Indoor Cam (リング インドアカム)」を使うためには Ringアプリを使ってセットアップする必要があります。このセットアップ手順については、初めての Ringデバイスであればアカウントの作成も必要となるため、少し手間です。(アマゾンレビューなどでの評判通りでした)

ステップとしては以下の流れになります。一度行えばOKです。

設定手順

  • アプリのインストール
  • アカウント作成
  • アカウントの認証
  • 機器の選択(バーコードのスキャン)
  • 場所(住所)の設定
  • Wi-Fiの設定
  • Amazonアカウントとのリンク
  • 各種説明ナビゲーション
  • アップデート

「Ring Indoor Cam 」からもガイド音声があり、アプリとともにセットアップをナビゲーションしてくれます。手順に従えばよく、丁寧にこなせばOKです。

Wi-Fiへの接続
アマゾンのアカウントとのリンクも。今後強化されていると明記されているとおり、現状ではシームレスな使い勝手にはなっておらず別物。
保護フィルム外し忘れによる画質関連のクレームもあるのでしょうか。セットアップ中に保護フィルムを剥がしたかを確認してくれます。非常に優しいアプリ。

「Ring Indoor Cam (リング インドアカム)」の感想

「Ring Indoor Cam (リング インドアカム)」をセットアップして使ってみた感想を紹介します。
住まいはマンション。カメラの使用目的は主として留守中の猫ちゃんの確認です。

感想

  • 不在時にアプリやブラウザから室内の様子を確認できるのは嬉しい!
  • 基本的には人のモーション検出なのですが、意外と猫の動きにも反応する。
  • 記録される動画は、50秒、60秒、90秒、120秒 の設定が可能だが、長時間は記録してくれない。(細切れになる)
  • 不在時に「Ring Indoor Cam 」をセットしておくことで侵入者を検出・記録できるのは精神的に安心。(室内用のセキュリティカメラとして使える!)
  • 「Ring Indoor Cam 」にマイク・スピーカーがあり会話も可能!(便利かも)
  • 在宅時に変な映像が記録されないか心配(プライバシー)。スライド式レンズカバーを購入しました。

考えてみるとセキュリティカメラの購入は初めてです。実際に使ってみると、細かく記録されていて留守中の安心感につながります。
この安心感を得られるなら今後有料化される「Ringプロテクトプラン」の 月々350円 という出費もアリ!だと考えます。

▼ 外から「猫ちゃんどうしているかなぁ~」と思い、映像をチェックした際に名前を呼んでしまったら猫ちゃんがカメラの存在に気づいてカメラを倒すというハプニング映像も記録できました(笑)。

カメラを倒す猫の手。

常時録画・内部記録は必要なのか?

「Ring Indoor Cam (リング インドアカム)」で「常時録画ができない」「カードに記録できない」という点についてはレビューなどでも散見される残念ポイントとされている内容です。

「Ring Indoor Cam (リング インドアカム)」は監視カメラやドライブレコーダーとは異なる存在であり、"常時録画"には対応していません。また、記録メディアのカードスロットも持たず、本体内部には記録できず、全ての映像はクラウド上に保存されます。

常時録画、内部記録が必要であれば、「Ring Indoor Cam 」ではなく、それに対応した別の機器を購入するしかありません。

逆に、「Ring Indoor Cam 」では、必要な時(何か室内でアクションが発生したとき)のみ最低限の記録が行われる仕様であるため、侵入者があった際の確認が簡単です。またむやみにデータ容量を増やすこともありません。
また、カードへの記録がないため、カメラ本体が盗まれてもクラウドに映像が残り、盗難時などの場合に記録(証拠)が盗まれることがありません。また、カードを抜かれて映像そのもの盗まれてしまう心配もありません。

このように考えてみると屋内用セキュリティカメラの場合には、常時記録・内部記録はない方がよいとも考えられ、「Ring Indoor Cam 」がよく考えられたリーズナブルな仕様の製品であることがわかります。

繰り返しになりますが、常時録画、内部記録が必要であれば「Ring Indoor Cam 」とは別の対応した別の機器を購入しましょう!(カード容量の限界はありますがGoProなどはいかがでしょうか?)

「Ring Indoor Cam (リング インドアカム)」の画質

個人的には、想像していたよりも映像の質は悪くはないと思いました。
*以下の画像サンプルは、カメラをデスクから高さは35cm程度の位置に設置して撮影しました。また掲載にあたり解像度を横幅1920pix→720pixに縮小し、Photoshopで圧縮しています。

歪み・色再現・圧縮

レンズとしては室内を広く写すためにも広角レンズ(広い範囲が写るレンズ)が採用されていることもあり、当然、周辺には歪曲があります。セキュリティカメラとしては仕方のないところです。

デスクに向けてカメラを設置。高さは35cm程度。

フルHD(1920×1080)の解像度を持ちます。しかし、映像の圧縮もかなりかかっているようで、圧縮のブロックがある程度目立ちます。そのため、解像度が保持されているとは言えない印象ですが、必要十分な画質という印象です。
色の再現も自然です。

動きが大きい状態では、かなり圧縮ブロックが目立ちます。

動きがある際の圧縮
画面内で手を左右に早く動かした時。

低照度

暗い環境では赤外LEDが点灯し、ナイトショットになります。(白黒または、若干の色を残したモードも選択可能)

暗い環境では赤外LEDが点灯する。(スマホで撮影したため光がよく写っていますが人間の目にはほとんど見えません)

暗い環境でもかなり写ることに驚きました。
*以下の撮影ではデスク上のモニターの明るさと、若干の周辺光があるなかでの撮影です。(真っ暗ではありません)
▼ iPhone 11 Pro ロングシャッターで撮影した撮影環境。実際いはもっと暗いです。

① [カラーナイトビジョン] オフ、[赤外線ライト]オフ

カラーナイトビジョンオフ、赤外線ライトオン

② [カラーナイトビジョン] オン、[赤外線ライト]オフ

カラーナイトビジョンオン、赤外線ライトオフ
全体的に暗い印象ですが、若干の明るさがあればカラーチャートの色が確認できます。

③ [赤外線ライト]オン

カラーナイトビジョンオフ、赤外線ライトオン
カラーは失われますが、赤外線ライトにより細かく写ります。

「Ring Indoor Cam (リング インドアカム)」はオススメか?

「Ring Indoor Cam (リング インドアカム)」は、低価格で室内のセキュリティカメラを構築するデバイスとしてオススメできると考えます。
特に一人暮らしの女性などが、留守中の侵入者が無いか?を確認したい場合など、購入の敷居の低さやリーズナブルな月額料金(Ringプロテクト)が魅力的です。ルームシェアなどで疑うわけではないとしても、留守中に室内で何か起きていないかを低価格で監視してくれるのは、非常に心強い存在です。
表にRingに付属するステッカーを貼るだけでも、貼らない部屋よりも防犯効果があると思います。

また、留守中や少し離れた別室のお子さまやペットの状態を確認するカメラとしても良い商品だと考えます。(リアルタイムで確認するだけであれば月額の契約(Ringプロテクト)が不要です)
夕食の支度中にキッチンから子ども部屋の様子を確認するような用途や、食事ができた時の子どもの呼びかけにも使えますね。

画質はセキュリティカメラとしては十分なレベルだと考えますが、映像作品作りや、成長の記録の用途にはあまり向かない商品だと考えます。
また、常時記録やカード記録にも対応しておらず、ビデオカメラの代わりには使いにくい商品です。
あくまでもセキュリティカメラ・見守りカメラとして購入しましょう

RINGはこんな用途にオススメ

  • 留守時の防犯用(侵入者の確認などセキュリティ用途)
  • 留守時のペットの様子確認用
  • 子ども部屋などの様子確認用
  • 通話・コミュニケーション用(遠隔地・宅内)

「Ring Indoor Cam (リング インドアカム)」を導入して、安心のある生活を送りましょう!

▼ 今回紹介した商品はこちら!

▼ 「Ring Indoor Cam (リング インドアカム)」とあわせて購入したいのが、カメラ部分をカバーできるプライバシーキット3mケーブルの電源アダプター です。

▼ バッテリー駆動タイプはこちら!



  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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