国立科学博物館(東京・上野公園)で開催中の『明治150年記念 日本を変えた千の技術博』に行って来ました。"日本各地の大学・研究機関や企業などから、600を超える点数の貴重な科学・技術の遺産が上野の国立科学博物館に大集合!」ということで、「すごいモノが見られるのでは!」と期待して行って来ました!結果、情報量に圧倒され帰って来たました。エンターテイメント性は低いものの、この特別展にプラスして、圧倒的な物量を誇る国立科学博物館の常設展(620円)も見られる事から、一日どっぷり楽しむ事ができるでしょう!
目次
千の技術博 開催概要
明治150年記念 日本を変えた千の技術博は、東京・上野公園にある国立科学博物館で、2019年3月3日まで開催されます。
会期 2018年10月30日(火)〜2019年3月3日(日)
会場 国立科学博物館(東京・上野公園)
開館時間 午前9時〜午後5時
<金曜日、土曜日、10月31日(水)、11月1日(木)は午後8時まで>
※入場は各閉館時刻の30分前まで休館日 毎週月曜日、12月28日(金)〜1月1日(火)、1月15日(火)、2月12日(火)
<ただし、12月24日(月)、1月14日(月)、2月11日(月)、2月25日(月)は開館>
閉館時間が早い事(午後5時)、月曜休館であることに注意しましょう。(それぞれ除外日あり)
当日券は、一般・大学生 1,600円、小・中・高校生 600円です。
現地で入場券を購入するよりも、手数料無料のシステムで発券するか金券ショップで少し安いチケットを購入しておいた方が良いです。
↓チケットぴあでも取り扱いがありますが、どうやらぴあプレミアム会員いがいは発券手数料がかかる模様です。
特別展「明治150年記念 日本を変えた千の技術博」 | 一般発売(当日)@チケットぴあ
千の技術博の所用時間目安
15:30から見学を開始して、17:20にグッズ売り場に入りました。都合 110分かかりました。
僕の場合には、音声ガイド(約40分)を利用しての時間です。また、途中ゆっくりなトイレ休憩もとりました。
しっかり見るのであれば、余裕を持って 2時間 の見学時間を想定した方が良いでしょう。より詳細に、じっくりと・・という方はもっと時間がかかります。
文字、モノの展示がメインですので、いかようにも時間短縮・調整が可能です。
ただし、千の技術博は全ての内容が大切な展示ですので、ポイントを絞って、という見方が難しい展覧会です。
音声ガイドは利用をオススメ
松重 豊さんによる音声ガイドの貸し出しが用意されています。今時の音声ガイドにしては、おもしろみに欠ける内容ではありますが、しっかりとくわしく、ポイントを押さえて解説してもらえます。
収録時間は、40分なのですが、「本当に40分?」と疑うほど長いです。これは、自分が興味を持っていない分野についても語られるためなのかと思いますが、時には苦痛になる場面もありました。そのような時には、潔くスキップしてしまうと良いでしょう。
音声ガイドの価格は 550円。僕は文字を読むのが苦手なので、借りて正解でした。語ってもらった方が、展示物を見ながら理解できるのでわかりやすいです。
音声ガイドは利用することをオススメします!
写真撮影可能です!
千の技術博は、写真撮影が可能です。(会場内の映像の撮影は不可です)
今時の「インスタ映え」するようなシーンはなかなかありませんが、気になった展示物を撮影すると良いでしょう。
千の技術博 グッズ販売
「千の技術博」では、図録やおみやげにもなるオフィシャルグッズの販売がおこなわれています。
個人的には「カイコ」のペーパーウエイトなど、「カイコ」関連グッズに注目です。
すっかり、カイコのファンになってしまいそうです!
国立科学博物館の常設展も見学を!
千の技術博を見たら、国立科学博物館の常設展も見学しましょう!
恐竜の化石から、忠犬ハチ公の剥製まで、かなりマニアックな展示が盛り沢山です。
~11月25日(日)までなのですが、「標本づくりの技(ワザ)-職人たちが支える科博-」という展示もおこなっています。人気漫画『へんなものみっけ!』(小学館刊)とのコラボで標本作りについて解説されています。
国立科学博物館の常設展は、充実していますので、一度は見た方が良いです。
『明治150年記念 日本を変えた千の技術博』はこんな方にオススメ
『明治150年記念 日本を変えた千の技術博』は、技術についての展示です。これまでの重要な技術を俯瞰して知る事もできますし、昔懐かしいモノにも出会う事ができます。
幅広い年齢層で楽しめる展覧会ですが、僕としては、多くのお子さんに見てもらって、少しでも何か興味の持てる分野を見つけてくれればなぁ・・と思います。
理系を目指す学生さんや、浅く幅広く、これまでの技術を眺めて見たいなぁ・・という方にオススメです!