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安藤忠雄展-挑戦-ムッチャ混雑。音声ガイドは超オススメ!

2017年11月25日

既に会期も終盤(12月18日まで)なのですが『安藤忠雄展-挑戦-』に行ってきました。建築についてはど素人で、安藤忠雄さんに特別興味があるわけでもなかったのですが、「建築の展覧会ってどんなのだろう??」という感じで参戦です。予備知識も、アナザースカイで一度安藤忠雄さんの回を見ただけという状態の僕でした。まぁ、展覧会を見たあと大して知識が増えたわけでもないのですが、面白かった!と言える展覧会でした。ただし、面白く感じるにはコツがあります!「展覧会に入ったらケチらずに音声ガイドを借りる事」絶対に借りてください!

安藤忠雄展-挑戦- タイトル

音声ガイドを借りなかったら、安藤忠雄展の面白さの60%程度失っている可能性があります。

大げさかも知れませんが、僕のような素人だと、音声ガイドなしで安藤忠雄展を楽しむ事は難しいと思います。音声ガイドにプラスして、ご本人によるギャラリートークも頻繁に行われているので、それも組み合わせるといいでしょうね!

音声ガイドは、安藤忠雄さんご本人の語りがメインです。関西弁で面白い。ホント、音声ガイドは聞いていて、ニヤニヤしてしまいました。

図面を見たり、模型を見ても今ひとつ僕はわからないのですが、ご本人による設計意図やその時の背景・事情・人間関係・そして安藤忠雄の思い が本当に面白いです。音声ガイドの解説によって建築以上に全体が立体的に見えてくるという感じでした。

展覧会開催概要

『安藤忠雄展-挑戦-』の概要についてお知らせします。(公式ページより引用)

展覧会名 国立新美術館開館10周年 安藤忠雄展-挑戦-
会期 2017年9月27日(水)〜 12月18日(月)
休館日 毎週火曜日
開館時間 10:00~18:00 金曜日・土曜日は20:00まで
※9月30日(土)、10月1日(日)は22:00まで
※入場は閉館の30分前まで
会場 国立新美術館 [東京・六本木]
企画展示室1E + 野外展示場
主催 国立新美術館、TBS、朝日新聞社

火曜日は基本的に休館日です。気をつけましょう!

安藤忠雄ご本人によるギャラリートークも開催

展示室内の一画にて、安藤忠雄氏が、展覧会や建築など様々なことについてフリートークを行います。各回、時間は30分程度です。

残りの日程は以下の通りです。

11.29(水)14:20~14:50
11.30(木)10:30~11:00、12:00~12:30

日程・予定は随時変わるそうですのでHP等を要チェックです!

↓混雑状況なども公式ツイッターでチェックするのが良いでしょう!

フォトスポットあり!撮影可能なのは二箇所。

安藤忠雄展での撮影スポットは二箇所です。

原寸大で再現された「光の教会」と「「直島×安藤忠雄」の空間インスタレーション」の二箇所です。

光の教会は、日没後はライトアップされていて、それなりに光の十字架が楽しめるそうです。(夜でも一応安心)光の教会は、日の当たり方でも表情が大きく変わりそうです。時間帯によって違いを楽しむのも良いでしょう。(日の動きをタイムラプスで撮影したい!)

安藤忠雄展-挑戦-

また、朝一番に会場入りして光の教会に直行し、誰もいない教会で撮影するというのも良いかも知れません。

「直島×安藤忠雄」は↓このような形でのインスタレーションです。

安藤忠雄展-挑戦- 直島

なお、三脚利用、自撮り棒利用、フラッシュ撮影などは禁止です。

チケット購入及び入場の待ち時間、混雑状況

僕は、11月25日の土曜日午後に安藤忠雄展に行ってきました。

チケット購入に10分程度並び、会場の入場にも10分程度待つ状況で、苦にならない程度の待ち時間でした。

安藤忠雄展-挑戦- 入場待ち

しかし、会場に入ると並びすぎて展示が見られない状況でした。これはショック。(もちろん入場前に係りの方が「会場内は混雑しております」と連呼しているのですが)

何が起きているかというと、入場直後の展示は、壁際に模型やスケッチなどが台の上に置かれている影響で、最前列の方しか展示物を見る事ができません。さらに要所要所に建築物を写した映像が流れており、人が流れない。

結局、セクション1「原点/住まい」については、ほぼ展示を素通りしました。(音声ガイドは聞きました)この部分は、もう少し後ろからも展示が見えるようにして欲しかったなぁ・・と思います。

入場してしばらくは、「全部しっかりと見てやる!」と、気合いが入っているので、みなさん真面目にじっくりと見学されます。もう少し人が流れる構成にして欲しかったと思います。

セクション1を抜けた後は、比較的見学しやすいです。

所用時間は2時間程度

僕の安藤忠雄展の所用時間は2時間程度でした。セクション1はある程度流しましたが、音声ガイドを聞き、それなりに展示をチェックして2時間というところです。

安藤忠雄展-挑戦- 入り口

建物の映像が結構あるので、時間は結構かかります。図面をじっくりと読み解く方はもっともっと時間がかかるかと思います。

音声ガイド無しであれば、もう少し短い時間で周れるかも知れません。

音声ガイドの料金は、550円

なぜか、公式HPで音声ガイドの情報が公開されていませんが、音声ガイドが用意されています!

安藤忠雄氏自身が力強く作品について紹介してくれます。

収録時間 35分。ナレーター 出水麻衣さん(TBSアナウンサー)。制作はアコースティガイド・ジャパンです。端末を耳に当てて聞き取るタイプです。

繰り返しお伝えしていますが、この音声ガイドは利用推奨です。(必須レベル)

光の教会 安藤忠雄展-挑戦-
これだけ注目を浴びる十字架があるでしょうか。神々しい・・。

インタビューからの抜粋で構成されているそうですが、展示を見るだけでは得られない情報が多数あります。また、安藤忠雄氏の関西弁、語り、表現もすごく良い。

入場料に追加で音声ガイド代を出すのはもったいない、と思われるかも知れませんが、僕としては音声ガイドを借りない方がもったいない!という感覚です。

グッズはサイン入りも多く良い記念になります!

「安藤忠雄展-挑戦-」 展覧会図録 は、1,980円でイラスト・サインのオリジナルペーパーがついてきます。

安藤忠雄展-挑戦- 図録

その他の書籍でも同様にイラスト・サインの入ったオリジナルペーパーがついてきます。

安藤忠雄展-挑戦- グッズ

また絵ハガキもサイン入り!図録は買えなくても良い記念になるのでしょう!(なぜか光の教会の絵ハガキのサイン入りは見つけられませんでした。サイン入りは売り切れていたのでしょうか??)

安藤忠雄展-挑戦- 絵はがき

購入のためのレジ待ち待機列が若干発生しているようでした。

安藤忠雄展-挑戦- 機会あれば是非!

建築についてさほど興味は持っていなかったのですが、光の教会の再現や音声ガイドの助けもあり、かなり楽しむ事ができました!

サブタイトルの通り、「挑戦」で突っ走ってきた事がわかります。

光の教会 安藤忠雄展-挑戦-

その中で、ちらりと見せるやさしさ、温かみも感じました。
(中之島への思い、桜への気持ち などなど)

安藤忠雄展-挑戦- 予想以上の混雑(しかもインターナショナル!)でしたが、その価値はあるように思います。

音声ガイドの初っ端で、「建築の展覧会なんかに人がくるんかい」(←うろ覚え)という言葉がありましたが、見事大入り満員です。

気になる方はお早めに観覧しましょう!

★展覧会に合わせて書籍もチェック!

↓ 出版されたばかりの新刊。ベストセラーだそうです。

↓ 建築物はやはり映像でもみたい!DVD付きのムックです。

↓ こちらも展覧会に合わせて出版されたムック本です。



  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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