アンカーから発売されたシーリングプロジェクター「Nebula Nova 」の満足度が高すぎて、よりよい状態で鑑賞できるように壁紙への投影からプロジェクタースクリーンへの投影に変更しました。
プロジェクタースクリーンを設置したことで明るさUP、解像感UPとなり、さらに「Nebula Nova 」の満足度があがりました!!
本記事ではスペースに制約のある壁に工事ゼロでプロジェクタースクリーンを設置する方法について紹介します!
少しお金はかかってしう構成ではありますが、満足度があがること間違いなし。同じような条件の方は是非お試しを!
以前、スクリーンを購入して壁に貼り付けていたのですが、シワが出たり、剥がれてきたりして、最終的には剥がしてしまいました。
今回はなかなか納得のいく状態になりましたので紹介させていただきます!
▼ 今回使った突っ張り棒。耐荷重:60~17kg 取付寸法:170~280cmに対応。
▼ 今回使ったプロジェクタースクリーン。ロッドでピシッと張るタイプかつスタンドから取り外せるタイプを選択。プロジェクターの投影サイズ、お部屋の広さでインチ数は調整を。
目次
どのようにスクリーンを設置したか?
細かな話もありますが、結論を先に書きます。
突っ張り棒を壁に設置し、そこにスクリーンをぶら下げるという手法です。
誰にでも思い浮かぶプロジェクタースクリーン設置方法であるため珍しくないです。ゴメンナサイ。
ただし、このぶら下げるプロジェクタースクリーンの選択がポイントだと考えています。
突っ張り棒の選択方法
映し出す壁の両側に壁がなければ今回の手法は使えません。
また、両側の壁と壁の距離が販売されている突っ張り棒の長さよりも長い場合にも使えません。
今回チョイスした「突っ張り棒」は↓こちらのモデルです。
耐荷重:60~17kg、取付寸法:170~280cm です。
私が今回プロジェクタースクリーンを設置する場所は狭いため、250cmの幅があればOKでした。
耐荷重が強力なのはあまり使わないバッグなどもかけられるように考えたためです。
ポールを延ばすほど、耐荷重が下がっていきます。280cmに伸ばした場合には17kgの耐荷重になります。
平安伸銅工業という企業は、突っ張り棒に強いメーカーで信頼できそうです。アマゾンのレビューでもかなり高評価です。
同じ平安伸銅工業製で同じ幅 170~280cmで低価格のモデル(OGP-170、耐荷重55~12kg)もあります。
▼ 海外のメーカーだと思うのですが 4mまで対応した商品もあるようです。(試していないため良し悪しは不明です)
突っ張り棒のポールの色については多い場合には ホワイト、ブラック、シルバーのバリエーションがあったりします。
壁紙に合った色をチョイスすれば目立ちません。
プロジェクタースクリーンの選択方法
プロジェクタースクリーンについては、自身でピンっと張れるタイプを選択します。
しっかりとボードに貼り付けられていて平面性が確保できていて、さらにぶら下げられるモノが好ましいのですが、なかなか見つかりませんでした。
今回チョイスしたのは NAQIER というブランド販売されている商品です。正直、似たような製品でブランド違いのモノは多数ありますが、商品名に 4K という言葉が入っていることとスタンドから取り外しできる事が明記されていたため、この商品をチョイスしました。
▼ 商品ページに値引きクーポンがあり、もう少し安く購入できます!(2022/4/26現在)
60型、70型、80型、90型まであります。(1,000円ずつ価格が上がるイメージです)
NAQIERのプロジェクタースクリーン 壁掛け自立式タイプの良い所。
- スクリーンを裏側のロッドで4方向に引っ張りある程度ピシッとなる
- スクリーンの左右端(縦方向に)に芯が入っていてピシッとする
- スクリーンを張った状態で三脚から取り外し可能
ピシッとした状態で、突っ張り棒に引っかけることができるのです。
この商品を見つけるのに少し時間がかかりました。
購入しても結局スタンドは使わないので、スタンドなしの安い商品が販売されていればよりリーズナブルに構成することができますね。
このスクリーンのスペックには短焦点プロジェクターにも使えるとは書いてありません。多分短焦点には対応していないと思います。
ただし、こだわりシアタールームではないので、少しゆがみはありますがある程度のテンションでピシッとしているので個人でカジュアルに映像を楽しむ分には十分かなと考えています。
(状況については後述します)
実際にプロジェクタースクリーンを設置してみてどうだったか?
壁紙の状態とこれまでの経緯
スクリーン導入の経緯について説明します。
少し私の部屋の壁紙にはこまかな凹凸があります。この凹凸が映像品質をダウンさせてしまうのです。
モバイルタイプのプロジェクターを使い始めたころ、やはり画質が気になり、壁に貼り付けるタイプのプロジェクタースクリーンを購入して使っていました。
↓ こちらの商品です。
このスクリーンは付属する強力な両面テープ付マジックテープで壁に貼り付けて設置するタイプです。
しかし、私の場合壁紙に強力な粘着物を貼ることに抵抗があり、キレイにはがせる両面テープ「コマンド タブ Lサイズ」を使って壁紙にスクリーンを貼り付けていました。
スクリーン自体の重みと壁紙の凹凸による粘着力への影響により、日が経つとはがれてきてしまいました。(気づくと上から「はらり」とはがれている姿を見るのは辛いものがありました)
最終的には以下の欠点があり、剥がしてしまいました。
欠点
- スクリーンのしわ
- 位置修正のし辛さ
- はがれ
テーブルなどの設置場所がない状況では、モバイルタイプのプロジェクターは毎度三脚などにプロジェクターを固定する作業なども発生するため、次第に稼働しなくなりました。
シーリングプロジェクターにより稼働増し!スクリーン常設へ!
アンカーより「Nebula Nova」という天井の照明金具に設置できるプロジェクターが発売され、これが再度プロジェクタースクリーン導入検討のきっかけになりました。
天井に設置できるシーリングライトと一体化したプロジェクターの場合、プロジェクターを常設でき、プロジェクターの稼働時間がグンと上がります。
また「Nebula Nova」は、距離が短くても大きな画面で表示できる短焦点タイプであるため、これまで以上に画面が大きく没入感が深まるため益々プロジェクターで映画などを楽しむきっかけになりました。
▼ 「Nebula Nova」については別記事にて詳しく紹介しています。
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「Nebula Nova」の映像をチェックしていく中で、凹凸のある壁紙への投影の場合、スクリーンに投影した場合よりも解像感や明るさにおいて劣っていることが気になりました。
↓ 細かな横線、縦線も白紙の方が割れている。(Photoshopの縮小が優秀過ぎて、壁紙も解像感が出ていますが・・)
「やはりスクリーンを設置が必要!」と考えスクリーン設置作業に取り組みました。
スクリーン設置の条件としては、以下の通りです。
- 壁に穴開け、接着などの加工しない
- スクリーンをなるべくピシッと張れる
- 60インチ以上のスクリーンサイズ
プロジェクタースクリーンを設置した!
完成し設置したスクリーンがこちらです!!
短焦点のプロジェクターの場合には、歪みが目立つということなので一応チェックしてみました。
やはり歪みは存在しパーフェクトではありませんが、これなら十分使えそうです。
↓ 平安伸銅工業のHGP-170は突っ張り部分が面で壁と接触し、安定感があります。
↓ スクリーンを突っ張り棒からぶら下げるため使ったのは、家にあったS字フックです。
S字フックについては突っ張り棒の太さでもしっかりと引っかかるサイズを選んでください。
スクリーンと壁とのすき間は 10cm程度。スクリーン裏側にはスクリーンを張るためのロッドなどの部材があり、スクリーン面が壁よりも前に出す必要があります。
すき間は7cm程度まで詰められそうです。(突っ張り棒、S字フックの形状などにもよります。)
*スクリーンが前面に出るため、プロジェクターに近くなり若干投影サイズが小さくなります。
このスクリーン設置によって比較的ピンっとしたスクリーンを常設することができました。
解像感、明るさもアップして大変満足しています!
トータル 1万円を超える投資になりましたが後悔はしていません。
突っ張り棒はスクリーンだけでなく他の荷物などをかけたりする用途にも使えます。
プロジェクタースクリーンは壁から取り外してスタンドに取り付けて別の場所での上映にも使えます。(風邪などの影響がなければキャンプ場などでも使えるかも!)
このスクリーンのセットには持ち運び用のバッグも含まれていて結構新設です。
以上のことから、この投資は無駄にはならないと考えます!
プロジェクタースクリーンを設置したい!という方は検討してみてはいかがでしょうか!?
▼ 今回紹介した突っ張り棒
▼ 今回紹介したプロジェクタースクリーン。壁に穴開け可能であれば、ウォールマウントの金具も同梱されているため、突っ張り棒不要で壁への取り付けが可能です。
S字フックは100均などでご購入を!
▼ スクリーン新設のきっかけとなったシーリングプロジェクター「Nebula Nova」。
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