ソニー「MDR-M1ST」が2019年に発売された当時に購入しました。ちょっと背伸びしちゃったけど、これからこのヘッドホンが業界のスタンダードになるのかしら?などと思いながら購入したのでした。
ソニー「MDR-M1ST」を実際に購入して使っていると、耳が痛くて仕方がなく、正直なところ「モノは良いが、使いにくいやつ」というポジションで、あまり使う機会がありませんでした。(そもそも私にとっては不要だったという話も・・)
THE FIRST TAKE のビデオの映像で使われるのは相変わらず「MDR-CD900ST」で、「MDR-M1ST」としては残念な気持ちでした。「ソニーはMDR-M1STの存在をどう思っているのよ?」という疑問も。(ハイレゾの現場では使われているのでしょうかね?)
私にとってはそのような存在のソニー「MDR-M1ST」ですが、YouTube動画を作る際などに活用するようになりました。
動画編集の時間は長く、編集作業で「MDR-M1ST」を使い始めると耳の痛みが気になります。
ここでいう、耳の痛みというのは、ヘッドホンの内部構造が耳の耳輪(じりん)に物理的に当たることによる痛みです。
この耳の痛みを改善するには「イヤーパッドをYAXIに変える」というのが「MDR-M1ST」の定番カスタマイズです。
できればオリジナルの状態で使いたい!と思いながらも、耳の痛みは耐え難く、私も「MDR-M1ST」のイヤーパッドをYAXIのイヤーパッドに変更することにしました。
このエントリーでは、購入したYAXIのイヤーパッド M1ST-JS の紹介と、付け替えた感想を紹介します。
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目次
YAXI MDR-M1ST用イヤーパッド M1ST-JS について(実機紹介)
YAXIのイヤーパッド M1ST-JS はシンプルにイヤーパッドがパッケージされていました。今回はアマゾンで購入。製品の他に、ステッカーなども一緒におくられてきました。
説明書などはなく、手探りで交換していきました。
ソニー「MDR-M1ST」のオリジナルのイヤーパッドを取り外します。
▼ 片耳だけイヤーパッドを取り外した状態。
▼ YAXIのイヤーパッドを取り付けていきます。
若干無理やり感のある交換でしたが、なんとか取り付けることができました。
ソニー「MDR-M1ST」のイヤーパッドとYAXIのイヤーパッドとの違い
ソニー「MDR-M1ST」のイヤーパッドとYAXIのイヤーパッドとの違いについて紹介していきます。
高さが異なる(YAXIの方が厚い)
▼ソニー「MDR-M1ST」に取り付けられていたオリジナルのイヤーパッドと今回購入したYAXIのイヤーパッドを比較してみると、かなり高さが異なります。
YAXIの方が厚みがあります。
弾力が違う
押しつぶした際の弾力が違います。厚みの影響もあると思いますが、YAXIの方が弾力・コシがある印象です。
体に接する部分の素材が違う
また、体に接する部分の素材が異なります。「MDR-M1ST」のイヤーパッドは合成皮革の表面ですが、YAXIはアラカンターラ(メーカーはアルカンターラとプロテインレザーのハイブリッド仕様と呼んでいる)。
着け心地はソフトになるのですが、個人的には汗が染み込みニオイが付きそうな印象があり、好きではないです。
価格はほぼ同じ。
SONY純正の交換用イヤーパッドは、e-イヤホンで 送料別 1,980円、サウンドハウスで送料無料 2,200円です。(2022/12/6時点)
これは片側分のイヤーパッド(1個)の価格。両耳で 4,000円前後です。
一方、今回購入したYAXIは2個で、4,620円+10%ポイント。
価格はほぼ同じと考えてよいでしょう。
ソニー「MDR-M1ST」のイヤーパッドをYAXIに変えた感想
ソニー「MDR-M1ST」のイヤーパッドをYAXIに変えた結果、ヘッドホン内部が耳の耳介にあたり痛くなる現象がほぼ収まりました。
(耳に当たっている感触は残っています)
これにより、「MDR-M1ST」を使う機会と時間が大幅に増加しました。
まだまだ使えるイヤーパッドをお金を出して交換することに心理的抵抗はありましたが、YAXIに変えてみて良かったです。
イヤーパッド交換により、音の傾向が変わるようです。(低音がやや弱まるのだとか)
私の場合には、そこまで違いがわかりませんでした。(宝の持ち腐れという話はあります。スミマセン)
使いやすいが何よりです。
ソニー「MDR-M1ST」を装着していて耳が痛くなる方は、是非、YAXIのイヤーパッドに交換をオススメします。
(ホント、痛いんですよね!)
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