こんにちは、The そうじろう です。
2016年4月22日に「Marantz Professional 初」というヘッドホン、MPH-1 と MPH-2 とが同時に発売されました。ブランド名と価格、そして「モニタリングヘッドホン」という言葉を見た瞬間にポチっと購入〜。僕は、税込みで 3,980円 という低価格な MPH-1を購入しました!
きっかけは、どなたかがツイートしていた↓ この eイヤホン さんの記事です。
【新製品発売】marantzから低価格モニターヘッドホン“MPHシリーズ”が発売!
果たして、この買い物は「安物買いの・・・」となるのでしょうか!?
目次
ヨドバシカメラから届きました!早速、開封の儀!
ヨドバシ.com で購入しました。価格は定価の 3,980円(税込)でした。ポイントは10%なので、398ポイントを獲得しました。(今チェックしてみると、値下げされて 3,970円!)
箱を開けると、納品書と商品がパッキングされていました。
↓ これが、marantz Professional MPH-1 です。MPHは、「Marantz Professional Headphones」の略でしょうか・・。なんといっても記念すべき初号機です。
パッケージの裏側です。下の赤い丸が USという所についていますが、その二つ隣には □ JP の文字があります。日本向けの商品ですが、US仕様なのですね。
ご注意 のステッカーが貼られていました。
ご注意!の横に「本製品は国内正規流通品です。」と記載されています。このほか、日本語マニュアルについても記載があり、ダウンロード版しか用意されていないようです。かなりのコストダウンが意識されたパッケージングです。
2016年4月29日現在、ダウンロードページにはマニュアルは準備されていませんでした。
米国のサイトにも、マニュアルはない模様です。
「ペダル、カートリッジなどマニュアルのご用意がない製品もございます。」ということですので、これらに含まれるのかもしれません。特に使い方の説明が必要となる製品ではありませんので納得はできますが、ユーザーとしては、「マニュアルがあるのか?」→調べる→なかった・・・という無駄な作業は避けたいです。販売側で配慮していただきたいです。
開封〜
それでは、開封します。パカッ!
marantz PROFESSIONAL のロゴが!
引っ張りだします。
↑ 内容物は、これだけです。・・本体のみ!
正確には ↓ 標準ステレオプラグ変換アダプターが付属しています。
一部はビニールに保護されています。
各部をチェック!marantz のロゴが誇らしい!
↓ ちょっと寂しい写真になってしましましたが・・。
ロゴのプリントが嬉しい! ヘッドバンド部
・・・ここで素人の僕でも疑問を持ちました・・「marantz PROFESSIONAL」の”プロフェッショナル”に違和感が・・・??どうやら、D&MホールディングスのピュアオーディオやAVアンプで見かける ”marantz” とは別系統のプロ向けブランドとして存在しているようです。このブランドは InMusic という会社が運営しているのですね。ふむふむ。
左右を間違えないように、RとLのマークが付いています。ケーブルは左から出ています。
高品質伸縮ステンレスアームには、メモリが入っています。
後ろにケーブルが見えています。アームを最も短くした場合にこのケーブルを挟み込んでしまいそうです。安心してください。↓ スペースが確保されはさみ込む事はありません。
イヤークッションは適度な柔らかさで良好!
↓ イヤーパッド部です。写真上部のパッドと本体の部分に微妙な隙間が見えたり、プラスティックのフィニッシュも今ひとつだったり、と、実用的ではありますが、上品ではありません。(写真は後ろから撮影のため、写真の右側が左です)
耳当て部分は↓ 180度回転することができます。装着せずにモニターするには便利ですね。
耳当て部分は、フィットするように(わずかですが)横方向に可動できるようになっています。
イヤークッションの内側です。糸で縫いつけてあります。クッション自体は、固いというほどでありませんが、柔らかすぎず、適度な弾性を持ったモノです。(若干、開いている穴が窮屈かな・・)
メガネをかけた状態だと、当然メガネのツルが押さえつけられますが許容範囲です。
ケーブル長は 約2.7m。
ケーブルの長さを明示できる写真がないのですが・・。ケーブルは、2.7m と非常に長く、iPhone等と接続した場合には、必ず引きずってしまいます。この仕様は、プロフェッショナルユースならではですね。持ち歩きに使う目的の場合にはご注意ください。
プラグ部分 スマホのケースとの干渉が心配・・。
ステレオミニプラグ端子から標準ステレオプラグへの変換アダプターが付属しています。
外れてしまわないように配慮されているためか、ねじ込み式です。プラグの根元が大きくなりがちですので、心配なのはiPhone等のケースとの干渉です。
僕の Apple 純正 シリコーンケースでは問題なく使えました。イヤホンジャック部分が十分に開口していないケースでは使えない場合があります。(iPhone 5s の Apple純正レザーケースなど・・)
↓ Bose QuietComfort 25 と並べてみました。写真で見てみると、さほど変わりがないように見えますが、実物では、MPH-1が大きいです。
重量について
marantz PROFESSIONAL MPH-1の重量について測定しました。家庭での測定であり誤差はあると思います。
ケーブル込みで 約260g です。(公式の数値と同じ)
ケーブルを測りに載せない状態で、約210g です。
MPH-2のケーブル無し重量は約305gです。ヘッドホン本体重量としては、MPH-1に対してMPH-2の方がかなり重い事になります。(約1.45倍)
音質:これがモニタリングヘッドホンか!(初体験)
あまり音質については語れないのですが・・。ボーズの心地よいサウンドでは聞こえていなかった音(正確には「気づかなかった音」)が、この MPH-1 で聞こえてくるケースもありました。また、それぞれの楽器の音の振り分けなども明確に意識できるような音です。低音も結構鳴ります。
いかに原音を忠実に再現できるかがモニタリングヘッドホンの役割だと思います。これが結構いいですね!一躍、室内用としてお気に入りの ヘッドホンです。
まとめ:
税込み 3,980円で マランツが買えるという衝撃的プライスで購入した MPH−1。エクステリアの質感は価格相応な部分はありますが、マランツロゴで ”見た目の価値感” が数倍アップしています。
音質も良く、すべてのトラックをこのヘッドホンで聴き直してみたいと思いました。
ケーブルの長さの問題さえ解決すれば、外出含めて常用したいほどです。(夏場は暑いですが・・)
今回、価格重視でMPH-1を購入しましたが、このケーブル問題を考えると、脱着可能なケーブルの MPH-2 の方が良いチョイスなのかもしれません。
MPH-1とMPH-2との違いは、以下の通りです。
- 「40mmドライバー」→「50mmドライバー」に!
- 「精度の高いサウンド」→「スタジオレベル高音質」サウンドに!
- (説明なし)→「比類ない快適さを誇るイヤークッション」に!
- (スイーベル、折りたたみ不可)→「快適な使用感や収納性を誇るスイーベル機構と折りたたみデザイン」に!
- ケーブル取り外し不可 → 取り外し可能に!
ドライバーサイズや、機構の違いにより重量は重くなりそうです。またサイズ感も大きくなりそうです。しかし、持ち運びを考えると、ケーブルを短いものにリプレース交換できたり、収納時も小さくできりする MPH-2の方がベストチョイスなのかな・・と思っています。
MPH-1とMPH-2のどちらを購入しても”外れ”はないと思いますので、用途、予算などでどちらを選択するのか判断しましょう!
現在、MPH-1, 2ともに入手困難な状況!
2015/4/29現在、Amazon等では入荷未定のようです。←すでに解決しています。
ヨドバシ.comは MPH-1が在庫僅少! MPH-2は在庫切れ!
ビックカメラ.comは MPH-1を3〜4日で出荷!(MPH-2は在庫切れ)
eイヤホン楽天市場 は 次回入荷予約受け付け中!
アマゾン等の状況は、↓ こちら。
追記:タワーレコードの試聴用ヘッドホンに激似!?
先日、タワーレコード渋谷展に行きました。タワレコでは、たくさん試聴ができるのでいいですねぇ〜。
ん?Marantz Professional の MPH-1に似ていますね!?
ヘッドバンド、アームなどそっくりです。タワーレコードの試聴用ヘッドホンは、audio-technicaのATH-PRO5シリーズだそうです。
デザインに若干の違いはありますが、どう見ても後から出たMPH-1の方がATH-PRO5のジェネリックヘッドホンですな!