Anker Soundcore Life Q30 を試してみましたので、感想などを紹介レビューします!いゃぁ、ホント知らない間にかなり時代が進んでいました。もうノイキャン(ANC)機能は当たり前の時代なのですね。
今回紹介する「Anker Soundcore Life Q30」は2021年1月13日に発売されたばかりのANC搭載ワイヤレスヘッドホンです。
正直、このところの Anker Soundcore の音質向上、機能向上には驚いていました。アンカーさん、これは本気ですよ!
今回はオーバーヘッド型のノイキャン対応ワイヤレスヘッドホン。
結論から言うと、サウンドも良好でオススメです!
今回、アンカー・ジャパンさんよりレビュー用に商品をご提供いただきました!
目次
Anker Soundcore Life Q30 の仕様と特徴
Anker Soundcore Life Q30 の製品仕様は以下の通りです。
製品仕様
再生可能時間 最大40時間 (ノイズキャンセリングモード) / 最大60時間 (通常)
充電時間 約2時間
充電端子 USB-C
重さ 約260g
通信方式 Bluetooth 5.0
Bluetoothプロファイル AVRCP、A2DP、HFP、HSP
対応コーデック AAC / SBC
周波数応答 20Hz-20KHz (Bluetooth接続時) 、16Hz-40KHz (AUXケーブル接続時)
パッケージ内容 Soundcore Life Q30、3.5mm AUXケーブル、USB-C & USB-Aケーブル、ハードトラベルケース、クイックスタートガイド、安全マニュアル、18ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker会員登録後) 、カスタマーサポート
製品型番 A3028011 (ブラック)ご注意
・ご使用の際はヘッドホンの左右を確認し、正しく装着してください。
・ハイレゾ対応はAUXケーブル接続時のみ。
・AUXケーブル接続時はヘッドホン側のマイク、ボタン操作は使用できません。
・製品・同梱物の仕様およびパッケージのデザインは予告なく変更されることがあります。
何と言っても最大40時間のロングライフバッテリーを搭載。単純計算で、4時間使って10%減るイメージです。使っていてもマジでバッテリーが減らない!
機能的な特徴としては以下の通りです。
- ハイブリッドウルトラノイズキャンセリングを搭載!
ノイキャンには交通機関モード、屋外モード、屋内モードが用意されています。(アプリで切り替え可能) - アナウンスを聞きたい場合や店員さんとの会話に便利な「外音取り込みモード」も搭載。
- ハンズフリー通話に対応!
- アプリで手軽なカスタマイズ!
- 快適なフィット感!
- マルチポイント対応!
2台の機器を接続できます。 - NFCペアリングに対応!
- 有線接続時にはハイレゾオーディオに対応!
そして価格が 8,990円(税込) !なんともリーズナブル!
これはなかなか楽しいノイキャンヘッドホンが登場しましたね!
Anker Soundcore Life Q30 の実機をチェック!
それでは早速、「Anker Soundcore Life Q30」の実機をチェックしていきましょう!
まずはパッケージから!
今回、特にカッコイイと思ったのは、↓ こちらの "Incredible sound loved by 20 Million+ People" !なんせ2000万人以上の方に愛されているのだ!と。
↓ 3.5mm AUXケーブル、USB-C & USB-Aケーブル、ハードトラベルケース も付属しています!
Anker Soundcore Life Q30 はソニーやボーズのノイズキャンセリングヘッドホンと同様にハードケース付きです。
ハードケースは、飛行機で使った後に訪問先に行く際にバッグに入れる場合や、オフィスでの保管などに便利です。
ハードケースのジッパーを開けると Anker Soundcore Life Q30 本体が登場。付属のケーブルなどはケースのポケットに入っています。
セット内容は以下の通りです。
本体の他、3.5mm AUXケーブル、USB-C & USB-Aケーブル、ハードトラベルケース、ドキュメント類です。
Anker Soundcore Life Q30 を着けてみてまず感じたのは軽さとソフトさでした。クッションがソフト過ぎる印象もありますが、これはこれで心地よいです。頭の大きなヒトでも余裕を持って装着が可能です。
↓ 右のイヤーカップはタッチセンサーとNFCが搭載されています。NFCでの簡単ペアリングに対応しているのは使ってみれば便利かもしれません。
タッチセンサーを1秒触れると「外音取り込みモード」になります。ヘッドホンしたまま、キャビンアテンダントさんと会話する場合など、使う機会もありそうです。
Anker Soundcore Life Q30 のポイントは物理ボタンが豊富なところです。
↓ 右側には、3.5mmの端子、再生一時停止ボタン、音量マイナスボタン、音量プラスボタンが並んでいます。
個人的には、音量ボタンの間に再生・一時停止ボタンが中央にある、という配置になじみがあるため、ちょっと操作ミスが発生しやすい印象です。
↓ 左側には ノイズキャンセリングボタン、電源ボタン、USB-C端子が並んでいます。
電源ボタンは3秒間長押しする必要があります。
ムッチャ高級感がある!というほどではないのですが、なかなかの質感で実に好印象なプロダクトです。
アプリ対応もポイントが高い。
Anker Soundcore Life Q30 はSoundcoreアプリとも接続が可能です。
このアプリの対応は、メーカーとしても費用がかかる部分のハズ。最近のSoundcore製品は基本的にアプリ対応しているようで、安心感があります。
ファームウェアの更新が可能!
アプリに対応して最も良い事は、ファームウェアの更新ができる事です。今回の Soundcore Life Q30 も接続直後にファームウェアの更新案内が表示されました。これはホント安心感があります。
イコライザーで好みの音に!
Soundcoreアプリで是非試してもらいたいのが、イコライザーです。これでかなり印象が変わります。
僕の場合には「アコースティック」の設定が好きです。←コレホント、オススメ。
睡眠モードがユニーク!
今回の Anker Soundcore Life Q30 でユニークだったのは、「睡眠モード」の対応。
睡眠モードでは、風の音などの自然な環境音を中心に好みで音をミックスしたヒーリングサウンドをヘッドホンで聞くことができます。
例えば、飛行機の機内で動画などのエンターテイメントに飽きて、少し眠る場合にノイキャンを効かせ不快なエンジン音などをある程度減衰させた状態で、眠りやすい環境音を聞きながらリラックスして睡眠することができるのです。
これはなかなか便利です。(他のSoundcore機器でもこの睡眠モードをサポートしている機種があります)
ANCの設定変更も可能!
Soundcoreアプリでは、Anker Soundcore Life Q30 の ノイズキャンセリングモードの変更が可能です。
ます、ノイズキャンセリングモード→外音取り込みモード→ノーマル の設定変更が可能です。(これは本体のNCボタンでも切替可能)
ノイズキャンセリングモードの場合にはシチュエーション別のモードに変更することができます!
「交通機関モード」
交通機関モードは、乗り物のエンジン音や路面騒音などの低周波ノイズを最小限に抑えます。
「屋外モード」
屋外モードは、自動車の走行音や風の音など外出先での周囲のノイズを低減します。
「屋内モード」
屋内モードは、カフェなどの室内空間での周囲の声や足音などの中周波ノイズを低減します。
いずれのノイキャンモードも優秀で正直、私には区別がつきませんが状況に応じてモードを変更すると良いでしょう。
Anker Soundcore Life Q30 のサウンドとANCについて
Anker Soundcore Life Q30 のサウンドについては「これは結構いいなぁ」と思っています。
まず、Soundcore製品のスピーカーなどで聴きなれた起動音からして迫力がある!特に低音にしびれました。
(もう、この時点で期待しかない!)
サウンド良好!
今回のサウンドチェックでは、Soundcoreアプリのイコライザーで「アコースティック」に設定しています。
デフォルトの状態よりも、高音がスッキリしつつ、低音も出る「アコースティック」への設定変更がオススメです。
以下、EQ「アコースティック」設定で試しています。
粗削りなロックテイスあふれる
トレニー・クラヴィッツの「Are You Gonna Go My Way」を聴いてみると…
印象的なベースサウンドがしっかり効きつつ、キレのあるギターサウンドが楽しめる。
ジャズテイストの布袋寅泰 「Poison Sexy Jazz version」を聴いてみると…
ウッドベースの響きも雰囲気がある!
Official髭男dism の「I LOVE…」を聴いてみると…
これも深い低音が気持ちよく響きつつ、ハイハットの細かな音もキッチリ聞こえる。
これはイイ!!
さすがハイレゾサウンド対応のポテンシャルを持つヘッドホンです!
ANCも良好!
ANCについても良い効き具合でした。
室内で試してみると、まずデスクトップPCのファンノイズなどをかなりキャンセルしてくれます。(僕のPC、結構ファンがうるさいのです)
これでかなり音楽を楽しみやすくなり、作業に集中できるようになります。
屋外では周囲の環境音がぐっと抑えられ、車の走行音もかなり優しい印象になります。
ノーマル(ノイキャンオフ)とノイズキャンセリングモードとを切り替えてみると、圧倒的なノイキャンの効果を確認することができます。
いやいや、周囲が静かなのでは?と思ってヘッドホンを外してみるとうわ~っと周囲の音が流れ込んできます。
ホント、ノイズキャンセリングの技術ってスゴイです。
Anker Soundcore Life Q30 は買いか?
ノイズキャンセリングヘッドホンの定番と言えば、ボーズかソニー。という時代は終わりつつあります。
圧倒的にリーズナブルなANCヘッドホンが発売されてきているのです。
そのような時代の中で、今回試した Anker Soundcore Life Q30 はなかなかのオススメ商品です。
付属品などはボーズ、ソニーと同様にケース、有線ケーブル付きです。
ANCやサウンドの性能面においては価格の差によりボーズやソニーのノイキャンヘッドホンに追いつけない部分は当然あります。
しかし、8,990円(税込)という価格。コストパフォーマンスが高いのは事実です!
個人的なオススメポイントは以下の通りです。
ポイント
- 40時間の連続再生時間
- ANC対応
- アプリ対応
- 物理ボタンが多く操作しやすい
- 楽しめるサウンド
- イコライザーで好みの音にチューニング可能
- ハイレゾ対応(有線接続時)
- 睡眠モード対応
- 圧倒的なコストパフォーマンス
- 長い保証期間
- 安心のアンカー製品
正直、不満点はほとんどありません。
Anker Soundcore Life Q30 は、気軽に楽しむ事のできるコスパが高いノイキャンオーバーヘッドヘッドホンとして、かなりオススメです!
■ Anker Soundcore Life Q35 が2021年7月28日に発売されました!Q30からの進化点も多く、今購入するなら Q35がオススメです!
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