4月20日に発売された Anker SoundCore Pro+ を実際に使ってみました!この Anker SoundCore Pro+ は 2つのフルレンジドライバーに加え高音域ツイーターを 2つ搭載した贅沢なドライバー構成のスピーカーです。価格は13,480円(税込)です。果たしてコスパが高いブランドとして期待されるアンカーらしさは保てているのでしょうか!?
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この価格帯だと、発売開始即 瞬殺 とはならず「なーんだ買う人いないんだぁ・・」と油断していると、気づいた時には限定数をオーバーし通常価格になるか品切れ入荷待ちになるケースが多々あります。興味のある方は迷わず購入するのが吉です!
目次
Anker SoundCore Pro+ 基本スペックと特徴
以下、商品説明を引用しながら Anker SoundCore Pro+の基本的なスペックと特徴を紹介します。
重量感溢れる高音質サウンド:合計4つの高性能ドライバーとデジタルシグナルプロセッサーにより、あらゆる音域で高級感のあるサウンド(25W出力)を作り出します。
BassUpテクノロジー:Anker独自のBassUpテクノロジーにより、小音量でも豊かで響きわたる低音を実現し、更なる深みをもたらします。
長時間再生&USB充電:1度の充電で最大18時間の連続再生が可能です。またUSBポートからお使いのスマートフォンやタブレット端末、その他のUSB機器を充電でき、モバイルバッテリーとしてもご利用いただけます。※スピーカー自体のバッテリー残量はBluetoothペアリング中のiPhoneやiPadからも確認が可能です(iOS 6以上の機器のみ対応)。
防水構造:IPX4の防水性能を持ち、水しぶきも気にせず音楽をお楽しみいただけます。
幅広い接続方法:NFC技術とBluetooth 4.2規格を採用し、ストレスなくお使いの機器とワイヤレス接続が可能。またAUXポートも搭載しており、AUXケーブルによる接続にも対応しています。
ご注意:スマートフォン等とのペアリングの際に、本製品の機器名は「SoundCore Pro」と表示されます。
パッケージ内容:Anker SoundCore Pro+、Micro USBケーブル、取扱説明書、18ヶ月保証(※注文番号が保証書の代わりとなります)、カスタマーサポート
主な製品仕様
サイズ:約204 x 72 x 69 mm
重量:約760g
防水規格:IPX4
Bluetooth規格:4.2
IPX4の防水機能
Anker SoundCore 2、SoundCore Boost がIPX5だったのですが、今回の Anker SoundCore Pro+ では IPX4 です。
IPX5 : いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けないと定義されています。
IPX4 : いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない。と定義されています)
Anker SoundCore Pro+ の防水機能としては、キッチンなど飛沫がかかりそうな場所でもOKというイメージです。
NFCはAndroidスマホとのペアリング時に便利でしょう。
AUXの入力もTVの音をスピーカーから出して聞き取りしやすくする場合などに便利です。(TV以外でも、例えばスマートスピーカーの音質に満足できない場合、そのスマートスピーカーの音声出力からAnker SoundCore Pro+に接続して音質向上することも可能ですがあればより音の良いスピーカーに繋いでもよいでしょう)
AUX入力は地味に役立つ場合がありますので一本ケーブルがあると安心です。
スマホへの充電機能はアンカーらしいスペック
さらに8,000mAhのバッテリー容量により18時間の再生時間を確保するとともに、アンカーらしくスマホなどへのチャージが可能です。
↓iPhone 7 をチャージしたところ、1.68A/4.9V の電流を確認できました。オマケ的なチャージ機能の場合には、Max1Aという仕様の製品が多いのですが Anker SoundCore Pro+ は本気です。これなら早くチャージできそうです。
贅沢なドライバー構成
Anker SoundCore Pro+ の注目ポイントは、贅沢なドライバー構成です。
↓うまく撮影できていませんが、中央にフルレンジドライバーが2つ、その両側にはツイーターが1つずつ配置されています。
↓ 背面にはパッシブウーハーと思われるユニットが2つ配置されています。Ankerでは、この部分をBassUPテクノロジーと呼んでいると推測します。(プラスして信号処理を含んだトータルでの概念かもしれません)
製品パッケージはブラック+Ankerブルー
Anker SoundCore Pro+ の商品パッケージは、ブラックをメインとし、部分的にAnkerブルーをあしらったカッコイイデザインです。
内容物としては、Anker SoundCore Pro+本体、充電用ケーブル、マニュアル、サポート書類です。充電するにはチャージャーが必要です。
ケーブルは、当たり前ですがAnkerのUSBケーブルが付属します。(ちょっと嬉しいですね) ケーブル部分の長さは 約81cmです。
説明書は、図での説明がメインで日本語も併記されているタイプです。
Anker SoundCore Pro+ は安定感のある台形デザイン
Anker SoundCore Pro+は、上に向かってやや細くなる台形ベースのデザインです。
↓ 側面から見ると、上部に向かっての傾斜がよくわかります。
直線的なデザインがメインのAnkerスピーカーです。Anker SoundCore Pro+ では台形デザインで、基本的には直線デザインをキープです。
Anker SoundCore Pro+ の(Anker内での)ライバルは、Anker SoundCore Boost でしょう。
Anker SoundCore Boost は周囲が布ですが、Anker SoundCore Pro+ は金属でパンチング穴が空いています。この処理の違いによって防水性能に差が出ているのかもしれません。
↓ 上から見て比較すると、ほぼ同じ大きさの印象です。
Anker SoundCore Pro+ は、高さが結構あります。
↓ 背面下側に、各種端子が配置されています。
端子カバーは二段階で開くようになっていて、頻繁に使われるであろうスピーカー充電用の端子部分のカバーだけを外すことができます。
さらにカバーを開くと、他の機器を充電する為の外部端子とAUX入力端子が現れます。
カバーを開けた後にどのようにカバーを処理しておくかが問題です。(どうしても邪魔になってしまいます)
↓電源ボタン左にはバッテリー残量を表示するインジケーターが配置されており、充電容量やチャージ状況を把握できます。
音質についての所感
Anker SoundCore Pro+ の音を聞いて、思わずニヤリとしてしまいました。
一例ですが、このスピーカーは ASIAN KUNG-FU GENERATION(いわゆるアジカン)のサウンドとの相性が非常に良いです。ギターサウンドがカッコよく鳴り、正直ちょっと興奮してしまいました。
「ソラニン」のイントロ部分の印象的なベースライン、ドラムプレイもきっちりと再現してくれます。
RADWIMPSの「前前前世」のイントロでは、ハイハットがここまで印象的だったのかぁ、と再認識したりします。
贅沢なドラバー構成にした効果が出ていると思います。
ソニー SRS-XB20と比較してみる
一年前に発売されたモデルですが、ソニーの SRS-XB20 と簡単に聴き比べて見ました。(SRS-XB20はEXTRA BASS オン の状態で比較)
結論としては、それぞれ得意なところが違いそうだなぁ・・というところでした。
個人的にはロックメインなので、上で紹介した通りAnker SoundCore Pro+ の方が好きです。
傾向的に Anker SoundCore Pro+ の方が、より高音部をキレイに再現してくれる印象です。音の分離が良く、ハイハットの音による表現がしっかりと聞こえてきます。
ソニーの SRS-XB20 もいいのですが、無理に力を出そうとしているように感じました。
ただし、ジャズやオーケストラ といった分野についてはSRSXB20の方が心地よい響きの音を出してきました。
ウッドベースのような音についてSRS-XB20の方が印象の良い音をだし、Anker SoundCore Pro+ では深い低音の響について少し物足りないと感じました。
メインで聞く音楽ジャンルがロックなのか、ジャズ・オーケストラなのかによってスピーカーのチョイスが変わります。
下位モデルの SoundCore Boost との比較
個人的にコスパが高く気に入っているスピーカーである Anker SoundCore Boost との音質比較では、価格の違いもあり Anker SoundCore Pro+ の方が音の印象が良いです。比較して聞いてみると、Boostの方は無理やり音を絞り出している印象があります。
Anker SoundCore Boost は非常にコスパが良いモデルですが、マシンとしてAnker SoundCore Pro+の方が余裕を持っている、という印象でした。
Anker SoundCore Pro+はアンカーらしさとアンカーの本気を詰め込んだ良スピーカーだった。
結論として、Anker SoundCore Pro+ は 8,000mAhのバッテリー、スマホを高速で充電できるスマホチャージ機能によるアンカーらしい機能を搭載しつつ、しっかり音にも気を配った完成度の高いスピーカーでした。
アンカーのスピーカーラインナップにおいて最上位機種であり、価格相応の満足行くサウンドを楽しめるはずです。
どちらかと言えばロック向きで、個人的には好きな音でした!(ここまで来るとスピーカーの個性かなぁ、と思います)
他のメーカーは Bluetooth Low Energy(BLE) をサポートし、アプリからファームアップやコントロールができる製品を出してきています。Anker の他のブランドである Zolo や Eufy でアプリ対応の実績もあるため、Anker ブランドのオーディオ製品についてもアプリ対応を期待しています!(実際にアプリを使うのか・・?というとあまり使わないのですですし、この辺りの対応を充実させていくとコスパも出にくくなりそうですね)
---- 関連情報 ----
Anker のスピーカーは、購入しやすい価格帯でラインナップとしても充実しています。
↓ Anker SoundCore 関連レビューです。ご参考まで。
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