キヤノンのインジェットプリンター「Canon PIXUS MG7130」を使っています。ここ数年カバーが閉じていても「カバーが開いています」のメッセージ表示が頻発。または、たびたび勝手に「処理中です。しばらくお待ちください」というメッセージとともに、「がらがら~がらがら~」とノイズクリーニングのような処理が開始されるようになりました。
「純正インクも高いし、もうエプソンのエコタンクのプリンターに買い替えてやる!!」と毎回思いつつ、使い続けていました。
最近ではプリント中の振動のためでしょうか、「カバーが開いています」と印刷とを交互にくり返すようになりました。もう、プリント時間が長くて仕方ない・・。
MG7130は約8年前(2013年9月5日)に発売されたインクジェットプリンターです。
かなりの年月が経過していることもあり、この問題を抱えている方は「もう捨ててやる!」と心に誓っている状況かと思います。
僕もその一人だったのですが、今回、ネットの情報をヒントにMG7130の「カバーが開いています」問題を解決することが出来ましたので紹介します!「カバーが開いています」が表示されなくなり、快適に過ごしています!!
今回、僕が試したことを紹介しますが、何か損害等があっても責任を負いません。試される場合には自己責任で実施してください。最悪の場合、発火につながる可能性もあります。ご注意ください!!
Canon PIXUS MG7130 の「カバーが開いています」の現象
このページにたどりついた方の多くは同じ現象かとは思いますが、僕の MG7130 で発生していた現象について紹介します。
何かのきっかけで「カバーが開いています」が表示され、何かのきっかけで「処理中です。しばらくお待ちください」の処理が走る現象です。
(「カバーが開いています」表示をみないうちに「処理中です。しばらくお待ちください」の状態になっていることもあります)
最終的に、プリント中に自身の振動でも現象が発生したり、深夜急にガラガラガラ~とメンテナンスが勝手に走り出したりするようになりました。
カバーが閉じていることの検出は、以下の〇印のパーツがカバー閉とともに内部のスイッチを押すことでカバー閉だと認識される仕組みのようです。
↓ 写真ほぼ中央の隙間にパーツが侵入していき、カバー閉検出のスイッチを押すようです。
ネット上では、押し込むパーツの摩耗、またはカバー部材の反りなどの物理的な変化によりカバー閉検出がうまくいっていないとする想定が大半です。
僕も「押しが足りないのだろう」と考え、ぎゅーっと締め付けるようにカバーと本体とをテープで固定したり、上にモノを置いて圧力をかけるようにしたりしました。
でも、わずかに改善はするものの、完治はしませんでした。結局、何もしていなくても、プリンターが勝手にカバー開検出、カバー閉検出、クリーニング動作を繰り返していました。
Canon PIXUS MG7130 の「カバーが開いています」の対策
最終的に僕が試したのは、カバー閉検出スイッチがあると推測される箇所に接点復活剤をスプレーするというものでした。
これが実によく効きました!
マジでピタっと現象が発生しなくなったのです!!
ちなみに使ったスプレーは↓こちらの商品。
サンハヤト 接点復活王ニューポリコールキング PJR-S120 ▼356-2794 サンハヤト(株)
「もう、壊れてもいい!!」という気持ちで、思いっきりスプレーしました。本当は素人がこのような事を実施するのは良くないと思うのです。
ただ、このプリンターの状況には苛ついていましたし、捨ててやる!とも思ってたので後先を考えずにスプレーしました。
可能であれば、電源を抜いた状態で施行する方がより安全でしょう。
スイッチの接点が腐食、錆びつくなどして、いくら押し込んでもスイッチオンしなかったものが、接点復活スプレーにてスイッチ閉時に導通するようになったと推測します。
個人の判断でのメンテナンスは、故障するだけでなく、最悪の場合は火災などの危険につながる可能性もあります。
ご注意ください。
▼ PSのコントローラーなどにも効くのだとか・・
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