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【レビュー】FiiO M9 を購入!カジュアルハイレゾユーザーにオススメのDAPです!!

2018年10月31日

FiiO M9 を購入しました。10月27日に開始された先行販売での購入です。同日、中野で開催されていた「ヘッドホン祭」でM9の実機を確認し、印象がよかったので購入しました。

FiiO M9 は「ハイクラス・エントリー」ということで少し気になる点もあるのですが、持ち歩きしやすいサイズ・重量でバランス接続に対応。デザインも気に入りました。

FiiO M9 外観

FiiO M9 のサイズ・軽さが気に入っています!

購入の最大の理由は Spotify アプリをインストールして使える事。ハイレゾもSpotifyも楽しめる商品で、価格も絶妙。カジュアルにハイレゾを楽しみたいユーザーとしては買うしかありません!

FiiO M9 を実際に使ってみて感じたこと(感想)が多々あるので、購入前に知っておいていただきたい事を情報共有したいと思います!

FiiO M9 は使用感をわかった上で購入すれば納得の商品なのですが、理解せずに購入してしまうと「え、こんな感じなの!?」と落胆してしまう可能性があると思います。購入を検討されている方の参考になれば幸甚です!

FiiO M9 の 1st ロット?

今回の先行販売は、1st ロット という扱いで不具合が告知されています。これが、ハードの不具合なのかソフトで修正可能な見込みの不具合なのかは明示されておらず、購入者としては冒険です。「現時点では上記機能を使用する事はお薦めできません。」と書かれており将来的には使用できるようになるニュアンスとも受け取れます。

この商品は新製品M9 1stロットの試験販売となります。
現在USB-DAC入力時のBluetooth送信機能に不具合があり、ソースのサンプリング周波数によって大きなノイズが出る場合があるため、現時点では
上記機能を使用する事はお薦めできません。Bluetooth送信機能につきましては、M9上にて再生する音源でご使用ください。
1stロットは製品品質向上のためのフィードバックにご協力いただけるお客様向けの限定的な販売とさせていただきます。

価格32,800 円(税別)で、想定価格よりも 2,000円ほど安いようです。販売時には、10%ポイント還元になる事を考えると今回の試験販売の方は実質安くない可能性が高いです。不具合込みの 1st ロットのリスクを認識して購入するとして、もう少し割り引いていただきたいと思うのは僕だけでしょうか・・・。まぁ、買っちゃいましたけど(笑)。

ゆうパックで届きました。

結局、消費税が加算されて、支払額は35,424円でした。

メモリーカードの購入が必要

FiiO M9 の内蔵メモリーは 2GB。micro SDカードの購入が必要です。カードも価格がピンキリなので悩みがちですが、カメラのような記録用ではなくオーディオデータを入れておくだけなので価格の安いモノを購入することにしました。(カードの故障でデータを失ってもPCなどに音源が残っているのでOK)

コンテンツによっては読み込みのスピードが関係しそうですが、音声データであれば画像やビデオに対して圧倒的に小さいので問題ないと判断しました。

僕の場合、さほどハイレゾの音源を所有している訳ではないので、サンディスクの128GB 並行輸入品のカードを購入しました。

購入した 128GB の micro SD カード。

まだ一日目ですが、問題なく使えています。

SDカードアダプターも付属しています。

PCから30GB程度のデータをコピーしたのですが結構時間がかかりました。正確に測ったわけではありませんが、10分程度?かかった印象です。 30GBx1024/(60秒x10分)=51.2MBs。スペックでは100MBsです。古い MacBook Pro のSDカードスロットを使っているのでこの程度しかスピードが出ないのかもしれません。

FiiO M9 について

クリアケース、スクリーンプロテクター付属!

FiiO M9 には、クリアケース、スクリーンプロテクター、Type-C のUSBケーブル、3.5mm同軸アダプターケーブルが付属されています。

FiiO M9 同梱物一式

特にデザインを損なわないクリアケースの付属はうれしいです。

ケースが同梱されています!

FiiO M9 の右サイドの角はかなり尖った印象です。

他のモノがFiiO M9 の角に接触すると簡単に傷つけてしまうのでクリアケース装着は必須です。

スクリーンプロテクターは貼り付けられているらしいのですが、貼られているのかどうか僕の目では判断できません。

日本語での説明もあります。

ディスプレイは見る角度によって変化

3.2インチのLG製高品質IPSタッチスクリーンは、見る角度によって色味が変化します。これは上下、左右で発生。

まぁ、正面からしっかりと見えれば良いので問題はありません。

左に集められた操作部材

FiiO M9 の操作部材は左側に集められています。

画面を表示させるには、電源ボタンを押します。電源ボタンは左側の上部にあり、押すためには人差し指を上まで持っていかなければならず、少し面倒です。電源ボタンだけでも右側などスマホでの配置に近い所に置いて欲しかった・・。

電源ボタンの下にはボリュームホイールがあります。クルクル回して音量を調整します。このボリュームホイールはクリックありの操作部材です。この感触は残念!ジワリと調整したかったなぁ・・。

FiiO M9 のボリュームホイール

トラック送りのボタンは、ふとした時に触りがちなので[設定]-[キーロックの設定]でロック画面では無効にした方が良いでしょう。

本体下側のFiiO LEDはオフにできる。だが・・

再生時の音声ファイルのフォーマットを色でインジケートしてくれる FiiO ロゴ。

全体を照らさないのは・・組み込みミス??

少し恥ずかしいな・・と思っていたら、[設定]-[LED]-[明るさ]でメモリを左端にすればLEDをオフにできます。

「やったー!」と思ったのもつかの間、充電中もLEDがオフされてしまう事に気づき再度LEDの設定をオンにしました。

充電状態だけはLEDが点く設定もあるといいなぁ・・と思いました。

出荷時のファームウェアは1.01。最新版だった。

届いた FiiO M9 のファームウェアは 1.01でした。

Wi-Fi を接続していれば、[テクニカルサポート]から最新のファームかどうかが確認できます。

Wi-Fiが接続されていれば FiiO M9 本体でアップデートの有無確認、と実行が可能です。

【追記】2019年5月12日現在では 1.04が最新です。

Spotify on FiiO M9 の使用感

FiiO M9 最大の魅力の一つである、ホワイトリストアプリのインストール。

インストールは、FiiOのサイトからファイルをダウンロードし、ファイルアプリから実行すればインストールできます。

【追記】2019年12月に提供されたファームウェアより、ホワイトリストの制限が取り払われました。

アプリをインストール中

インストールしても、スマホのようにアプリの自動更新はされません

また、FiiOのサイトには提供されているアプリのバージョンが明記されていません。FiiOのサイトのapkがいつ更新したものなのか、最新のモノなのかもわからないところも少し使いにくいです。(使えていれば頻繁に更新する必要もないのですが)

実際の動作はヌルヌル、では無く ノロノロ(笑)。

残念ながら FiiO M9 での Spotify はスマホでの操作感には程遠い印象です。

↓ 音は僕の鼻息しか聞こえませんが、Spotify の起動などを動画で撮影しました。だらだら撮影していますが、前半をみれば十分です。

アプリの起動には、約8秒かかります。(体内カウントです)

さらに、楽曲のダウンロードもかなりゆっくりの印象です。

ただし、これらスピードの問題は、プレイリストを再生し始めれば関係なくなります。(当たり前ですが)

ちょっと残念なのは、Music(ライブラリー)の再生中に Spotify のアイコンをタップすると、その時点で再生が停止する点。

アプリの起動に時間がかかる分、無音期間がちょっと寂しい印象です。

ただ、Spotifyが使えるのはやはりイイです!

最大の問題は、10時間の再生時間か・・・?

FiiO M9 の再生時間は10時間です。持ち歩き用途(通勤用途)で考えると余裕です。

移動+カフェなどでの長時間利用では若干不安を感じます。

ただし、再生しながらの充電は可能ですので、モバイルバッテリーで充電しながら使えば良いでしょう。

スクリーンショットが撮れます。

FiiO M9 でのスクリーンショットの撮り方は、電源+曲戻しボタンをやや長めに押せばOKです。

内部ストレージのPicturesのScreenshotsに保存されます。

不要なアプリは削除できる。

FiiO M9 には出荷時にいくつかのアプリがプリインストールされています。これらのアプリは削除が可能です。

[設定]-[一般]-[アプリ] から消去したいアプリを選択して、アンインストールします。

アンインストールして整理すると、Spotifyが設定の隣に来て起動しやすくなります。

FiiO M9 は買いなのか!?

FiiO M9 (と言うか DAP そのもの)は全ての方にオススメするようなモノではありません。(DAP自体がそういう存在ですので)

FiiO M9は、スマホでは満足できず、カジュアルにハイレゾを楽しみつつ、Spotifyのプレイリストも楽しみたい!と考えているユーザーにオススメのDAPです。

スマホの方が操作しやすいですし、サクサク動きます。

でも、せっかくなのでバランスで接続してハイレゾを楽しみたいのです。(音の違いがわからなかったとしても!)

ホントはワイヤレス接続の方が便利なのですが、スマホとは別に FiiO M9 のような DAP を用意することで半ワイヤレス感覚で楽曲を良い音で楽しむことが出来ます。(スマホとの線はなくなるという意味で半ワイヤレス感覚。線は無くなっていません)

FiiO M9 はネットワークにも対応。また、BluetoothスピーカーやワイヤレスヘッドホンなどにもLDACやaptX HDなどの高音質コーデックで転送可能です(対応機器の場合)。

FiiO M9 は3万円台でハイレゾ音源やSpotifyを楽しめるDAPです!軽量でコンパクト。デザインもカッコいい!ひとまず FiiO M9 をカジュアルハイレゾの終着駅にしたいと思います!

ドキドキして先行販売分を購入しましたが、FiiO M9 で音楽をかなり楽しんでいます!!オススメです!!

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  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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