本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

広告 イヤホン

「HUAWEI FreeBuds Pro 3」を使ってみた感想。まじめに作り込まれた魅力ある製品です。

HUAWEIのオーディオ機器の新製品である「HUAWEI FreeBuds Pro 3」についてレビュー紹介します!
「HUAWEI FreeBuds Pro 3」は「VGP2024 ライフスタイル分科会」にて企画賞を受賞。 (受賞理由:デュアルドライバー搭載、さらにコンパクトかつ高性能になったノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホンに対して)
評価されている商品です。

この記事では「HUAWEI FreeBuds Pro 3」の特徴、仕様、「HUAWEI FreeBuds Pro 2」からの進化点の確認、そして「HUAWEI FreeBuds Pro 3」を実際に使ってみた感想を紹介していきます!
「HUAWEI FreeBuds Pro 3」は良い商品ですし、レビューを通してHUAWEIのメーカーとして強さや真面目さも感じられました!

▼ 今回紹介する商品はこちら!
(カラーは3色。セラミックホワイト、グリーン、シルバーフロストがあります!)

今回、レビューに使用した「HUAWEI FreeBuds Pro 3」は、2023年11月17日に開催された「HUAWEI JAPAN Meet Up イベント」の参加特典として製品提供していただいたモノを使用しています。

「HUAWEI FreeBuds Pro 3」 の特長と仕様

「HUAWEI FreeBuds Pro 3」 の主な特長は以下の通りです。
内容については 「HUAWEI FreeBuds Pro 3」 のプレスリリースより引用し、ポイントを太字、ハイライトしています。注釈については省略しているため、すべての内容を確認したい場合には元のプレスリリースまたは公式ページの内容をご確認ください。

この特徴の文章を読んでいくと、ファーウェイの事実(データ)に基づいて製品を訴求する姿勢とていねいに説明する意思を感じ取り「ちょっとこのメーカーさん真面目で好きかも」と思いました。
逆に感性に訴えかけるような記載ではないため「フーン」で終わってしまう危険性もあります。

  • デュアルドライバーによる高音質
    『HUAWEI FreeBuds Pro 3』は、中低音域を担当するダイナミックドライバーと高音域を担当するマイクロ平面振動板ドライバーという2つのドライバーユニットを搭載しています。マイクロ平面振動板ドライバーはハルバッハ配列により強化され、4つのマグネットを使用しており、強力なマグネットと極薄のコイルで駆動されています。11mmのダイナミックドライバーは、4つのマグネットを搭載しており、強力なマグネットにより駆動力が強化されました。2つのドライバーユニットは、デジタルクロスオーバーテクノロジーにより、お互いに干渉することなく、インテリジェントにそれぞれの周波数帯域のサウンドがより最適化するよう動作します。迫力ある低音は14Hzから、滑らかな高音は48kHzまで発することが可能です。
  • ダブルHD認証
    LDAC™コーデックに対応しています。HWAおよびハイレゾの2つの認証を取得しており、最大990 kbpsの伝送ビットレートに対応し、細部まで忠実にサウンドを再現します。
  • アダクティブEQでパーソナライズされた音楽
    自動で働くアダプティブEQアルゴリズムにより、外耳道の構造、装着の状態を自動的に検知し、リアルタイムでEQ調整します。
    また、ユーザーが音量を調整する際にも、最適なサウンドレベルとEQ設定を適用するため、お気に入りの音楽をいつでも楽しむことができます。また、HUAWEI AI Lifeアプリを使用し、好みのEQに調整することも可能です。
  • 強化されたインテリジェント・ダイナミックANC
    トリプルマイクを搭載しており、すべてのマイクは高いシグナルノイズ比のデジタルマイクを採用しています。主な処理チップの性能が向上したため、アダプティブ・ノイズキャンセリングアルゴリズム性能が向上しました。また、2つのフィードフォワードマイクには、それぞれアダプティブ・ノイズキャンセリングアルゴリズムを搭載しています。トリプルマイクはアダプティブ・ノイズキャンセリングアルゴリズムと連動し、耳の内側と外側のノイズをより精確に識別・計算することで、ノイズキャンセリング効果を状況に合わせて、リアルタイムで自動調整します。『HUAWEI FreeBuds Pro 3』のANC能力は約50%向上し、飛行機の離着陸や電車での移動でも快適なリスニング体験を提供します。
  • 革新的な通話ノイズリダクション
    骨伝導センサーは高感度のVPUセンサーを採用し、ディープニューラルネットワーク(DNN)ノイズリダクションアルゴリズムも従来のシングルチャネルからマルチチャネルへとアップグレードしました。
    骨伝導VPUセンサーの位置を見直し、より耳に密着するように設計されているため、音声通話やビデオ通話時のユーザーの声の集音能力が約2.5倍向上しました。

    またイヤホンのトリプルマイクと連動し、マルチチャネル・ディープニューラルネットワークノイズキャンセリング(DNN)アルゴリズムにより、周波数帯域ごとに異なるタイプの環境ノイズを識別します。
    風ノイズキャンセリング性能は約80%向上し、風速9m/sまでのクリアな通話を実現しました。
    風ノイズキャンセリングを含めた環境ノイズキャンセリング性能が約5dB向上し、より良い通話ノイズリダクションを実感できます。
  • 便利なマルチポイント対応
    2台のデバイスと同時接続に対応。スマートフォンやPC、タブレットなどのスマートデバイス間でスムーズに切り替えができます。あらかじめ2つのデバイスを繋いておくことで、PCで動画を観ているときにスマートフォンに電話がかかってきた際でも慌てることなく、そのまま使用している『HUAWEI FreeBuds Pro 3』で電話に出ることができます。
  • コンパクトなデザインとスムーズなコントロール
    充電ケースは約4.5%コンパクトになり、より携帯しやすくなっています。イヤホン本体も約5%軽量化しているため、より快適な着用感を実現しました。また、コントロールエリアには新たに窪みデザインを採用しており、操作がよりスムーズになりました。IP54の防塵防滴性能を備えており、運動時の汗や、突発的な雨にも耐えます。
  • パワフルなバッテリー
    ANCをオフにした場合、イヤホン単体の連続音楽再生時間は約6.5時間で、充電ケースと組み合わせることで最長31時間バッテリーが持続します。
    ANCをオンにした場合、イヤホン単体の音楽再生時間は約4.5時間で、充電ケースと組み合わせることで最長22時間バッテリーが持続します。

「HUAWEI FreeBuds Pro 3」 の製品仕様は以下の通りです

重量イヤホン単体:約5,8 g
充電ケース:約45,5 g
サイズイヤホン単体(H × W × D):約29,1 mm × 約21,8 mm × 約23,7 mm;
充電ケース(H × W × D):約46,9 mm × 約65,9 mm × 約24,5 mm.
バッテリー
電池容量
イヤホン単体:55 mAh(最小値)
充電ケース:510 mAh(最小値)
音楽連続再生時間連続音楽再生時間(ANC OFF):本体フル充電時約6,5 時間、本体+ケース込み約31 時間
連続音楽再生時間(ANC ON):本体フル充電時約4,5 時間、本体+ケース込み約22 時間
充電方法有線充電:USB Type-C
ワイヤレス充電:最大2 W
充電時間イヤホン(充電ケースに入れた状態)で約40 分
イヤホンなし充電ケース(有線)で約1 時間
イヤホンなし充電ケース(ワイヤレス)で約150 分
待機時間イヤホンを充電ケースに入れ、キャップを閉じた場合:約270 日
センサー骨伝導センサー/加速度センサー/赤外線センサー/ホールセンサー/圧力センサー/タッチセンサー
機能デジタルクロスオーバー技術/トリプルアダプティブEQ/アクティブノイズキャンセリング/通話ノイズリダクション/外部音取り込みモード
Bluetooth®コーデックSBC/AAC/LDAC/L2HC2.0 対応
LHDC/Apt-X 非対応
スピーカーデュアルドライバー:φ 11 mmダイナミックドライバー + マイクロ平面振動板ドライバー
防水規格イヤホン本体:IP54;
充電ケース:防水非対応
マイクシリコンマイク × 3
骨伝導マイク × 1
付属品1.クイックスタートガイド 1セット
2.保証とアフターサービスのご案内 × 1
3.USB Type-C充電ケーブル(長さ:約23 cm)× 1
4.イヤーチップ × 4(Lサイズ、Mサイズ、Sサイズ、XSサイズ。Mサイズはイヤホンに装着済み)
HUAWEI FreeBuds Pro 3 の製品仕様

「HUAWEI FreeBuds Pro 3」 は「HUAWEI FreeBuds Pro 2」 と変わらない?

「HUAWEI FreeBuds Pro 3」 は前モデルの「HUAWEI FreeBuds Pro 2」と外観上は非常に似ています。
パッと見は「マイナーチェンジかな?」とも思えますが、真面目に性能の底上げがされていることが特徴、スペックから読み取れます。

セールで大幅に価格が安くなっているならば旧モデルの「HUAWEI FreeBuds Pro 2」を選択するという考えはありですが、価格がさほど変わらなければ新モデルの「HUAWEI FreeBuds Pro 3」を選択しましょう。

デュアルドライバーやダブルHD認証という面は共通ですが、特徴の説明から大きく変わった点をピックアップすると、以下の通りです。(本来は「HUAWEI FreeBuds Pro 2」も使ってみて比較するべきなのですが、手元にないためスペック・特徴の差異のみ紹介します)

  • アクティブノイズキャンセリング(ANC)性能の向上:主な処理チップの性能が向上、アダプティブ・ノイズキャンセリングアルゴリズム性能が向上、ANC能力が約50%向上(インテリジェント・ダイナミックANC3.0にアップデート)
  • 通話ノイズリダクションの向上:DNNノイズリダクションアルゴリズムがシングルチャネル→マルチチャネルに。骨伝導VPUセンサーの位置見直しにより声の集音能力が約2.5倍向上、風ノイズキャンセリング性能が約80%向上。(風速 5m/s→9m/sまでのクリアな通話)、環境ノイズキャンセリング性能が約5dB向上。
  • 操作がよりスムーズに:コントロールエリアに窪みデザインを採用。
  • より軽く・小さく・使いやすく:充電ケースの重さが 約52.1 g → 約45.5 g に軽量化。サイズも4.5%小さく。(変わっていないように見えて同じ金型ではない!)さらに背面の銘版については「HUAWEI FreeBuds Pro 2」に対して耐摩耗性が32%UP。ヒンジ構造を改良しイヤホン本体がより取り出しやすく。
  • より長く音楽を楽しめる:連続音楽再生時間(ANC ON)が本体+ケース込みで約18 時間→約22 時間に。本体のみが約4 時間→約 4.5 時間に。
  • よりフィット:イヤーチップが3サイズ→4サイズになりました。(XSサイズを追加)

実は充電ケースのバッテリー容量が 580 mAh → 510 mAh に減少しています。しかし逆にケース込みでの連続音楽再生時間が伸びています。この部分はケース重量を軽くするためにファーウェイとしてもかなり努力したのではないでしょうか!?

ANCや通話ノイズリダクションの性能向上、そしてより使いやすくする改善がふんだんに盛り込まれたモデルが「HUAWEI FreeBuds Pro 3」です。

【参考】L2HC について

Bluetoothコーデックとして登場する L2HC2.0 という文字。非常に気になったためWeb検索し把握できた内容を紹介します。

L2HC 自体は「L2HC is a Huawei-proprietary HD audio codec format that provides a higher bandwidth and adaptive bit rate (320 kbps to 960 kbps).」という説明が海外HUAWEIサイト にあり、ファーウェイ独自のハイレゾレベルでの伝送可能な音声コーデックです。

海外のHUAWEI公式サイトにおける 「HUAWEI FreeBuds Pro 3」 の商品ページでは The L2HC 2.0 feature is only available on certain HUAWEI phones running EMUI 13 or later との記載があります。L2HC 2.0 というコーデックについてはファーウェイのスマートフォンと組み合わせる必要があるようです。

最大1920kbpsのピークビットレートを持つ L2HC 3.0 規格も存在するそうです。(CD レベルのロスレス音質伝送ビットレート。L2HC 2.0はビットレート最大960kbps。)
(参考サイト:HC Newsroom。さらに興味深いことに「HUAWEI FreeBuds Pro 3」は中国国内では L2HC 3.0 で出荷し、中国以外(海外)では L2HC 2.0 で出荷しているそう。確かに中国のHUAWEIサイトの商品スペックでは L2HC 3.0 になっています)

現時点では自社のスマートフォンとの接続のみとはいえ、HUAWEI の技術力、開発力を実感する事実でした。

次のページへ >



  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

-イヤホン

PAGE TOP