AppleのAirPods(第2世代)の左側が接続できないケースが頻出したため、Appleのサポートに問い合わせ相談し交換対応していただきました。確か発売日に購入したので、もうすぐ保証期間が切れるところでした。AirPods Proも保有しており使用頻度は低いのですが、音質はこのAirPodsの方がお気に入りです。就寝前にiPadと接続して動画鑑賞することがボチボチある程度でしたが、AirPodsの左側がつながらないことが多かったのです。ケースに戻してもなかなかつながらず、つながっていても途中で接続が切れて片耳だけになってしまう現象が多発。さすがにこれは故障だろうと判断し、問い合わせしました。
目次
Apple AirPods(第2世代)の左側から音が鳴らない現象とは?
僕の場合のApple AirPods(第2世代)の故障について紹介します。
ケースから取り出すのは右側が先です。右側装着後に、左側を装着しています。動画を再生しても左側から音が聞こえません。
画面から察するに、左側から音が聞こえないのではなく、正確には「左側のAirPodsが認識されず接続されない」というのが正しい表現だと考えます。
↓ 現象の一つとして、チャージングケースを開けた時の表示がこのように乱れる事もありました。(接続が不安定な模様です) TVerで「恋つづ」を見ようとしていたのに!
Appleへの問い合わせの前にやっておくべきこと
AirPodsの片側から音が出ない、接続できない等の現象発生時にはこちらページの作業を試しておきましょう。→→ 左右いずれかの AirPods が機能しない
この作業をしても現象が改善しなければ、Appleへ問い合わせした方が良いです。
AirPodsの修理交換の作業について
Appleへの問い合わせは実に簡単です。
こちらのサポートページから製品を選択。症状を選択したのち、連絡方法を選びます。
連絡方法にはチャット、電話が選択可能です。(メールでの問い合わせはありません)
「Appleサポートと電話で話をする」選択すれば、折り返し電話がかかってきます。オペレーターさんに電話がつながるまで保留音を聞きながら待つ必要がないのが素晴らしい!
電話で相談し、左側だけ交換に。
電話で相談したところ、シリアル番号、症状、これまでに試したことを聞かれました。
確認事項として、左右いずれかの AirPods が機能しない について試したかの確認がされたうえで、左側のみを交換部品として送っていただくことになりました。
交換はストアに出向く事も出来ますが渋谷や銀座に行くのも手間なので配送をお願いしました。
手元にある故障品が返送されない場合に備えて、発送交換品分のクレジットカードでの決済が必要でした。
翌日には発送のメール連絡があり、翌々日に手元に届きました。
交換品が届きました。(1回目)
ヤマト運輸の宅急便で交換品が届きました。
届けてくださった方(ドライバーさん)に故障したAirPodsの左側を手渡ししました。(特に梱包なしでお願いしました) 返却部品の受領連絡は土日を含み、5日後にメール連絡がありました。
プチプチの中には、白いボックスと紙が入っています。この四角い紙には返却品を箱に入れて送り返す手順が記載されていました。
箱を開けてみると、AirPodsの左側だけが入っていました。
修理交換品のAirPodsをiPhoneが認識しない!?
iPhoneやiPadのBluetooth設定からAirPodsの接続を解除しておき、届いた交換品のAirPodsをケースに入れてAirPodsをリセット。(オレンジの点滅から白の点滅に)
iPhoneと接続しようとしましたが、iPhoneがAirPodsを認識しません。(設定アニメーションが表示されません)
「???」
考えてみると届いた交換品は、まったく充電されていないはずです。ここで、十分に充電されるまで待つことにしました。
十分チャージされたであろう時間経過後、再びペアリングを試してみましたが、iPhoneがAirPodsを認識しません!この状況はiPadでも同じでした。
再度サポートに連絡し、左右両方交換に。
理由はわからないのですが、AirPodsが全くiPhoneに接続できない(設定アニメーション表示されない)状態に陥ってしまったため、再度サポートに連絡しました。
Appleのサポートは、電話をかけてきてくれるので本当に助かります。
状況を説明したところ、AirPodsの左右を交換させてくれ とのことでした。
(なんとなくこの少額のデバイスにサポート時間をかけたくないようにも感じました)
電話サポートの翌日に、再び、交換品が発送されました。
交換品が届きました。(2回目)
ヤマト運輸の宅急便で交換品が届きました。今回は左側と右側の2つです。
今回も届けてくださったドライバーさんに返却するAirPodsの左側、右側を手渡ししました。(特に梱包なしです)
2回目の交換でようやく使えるように!
ケースに入れて十分に充電を実施。ケースのフタを開くと無事接続のアニメーションが表示され、接続できました。
現在、快適にAirPodsを使用できています!
今回は合計2回、AirPodsを交換してもらう事になりましたが、すんなり交換してくれたアップルは「さすがだなぁ」と感じました。
ただ今回の場合は、配送してもらわずにアップルストアに出向いて交換してもらった方が結果的にはスムーズだったのかもしれません。(実際の対応をみてみないとわかりませんが、その場での動作確認もあるかもしれないので)ただストアに行くとなると、予約も必要ですし、移動時間、交通費もかかるのでここは重要度・緊急度とを天秤にかけて判断する必要があると考えます。
AirPodsの修理費用について
今回は保証期間内でしたので費用がかかりませんでしたが、保証対象外の修理時の費用について確認しておきましょう。
AirPodsの修理費用は公式ページで公開されています。
AirPods | AppleCare+ サービス料 (毎回) | 保証対象外修理サービス料金 |
---|---|---|
AirPods | 3,400 円 | 7,800 円 (片方) |
Charging Case | 3,400 円 | 6,800 円 |
Wireless Charging Case | 3,400 円 | 7,800 円 |
*AirPodsの公式修理ページより引用
AirPods片側が7,800円(別途消費税)。ワイヤレスチャージングケースが7,800円。
必要なパーツのみを交換すればよいのですが、仮に左右とケースのすべてを交換した場合には 7800x2+7800=23,400円(税込み 25,740円)です。
「Apple AirPods with Wireless Charging Case」 の定価が 税込み 25,080円ですから、すべてを交換するならば新品を購入した方が良いです。
AmazonのマーケットプレイスではAirPodsの交換用部品が販売されている場合もあります。
その場合、正規品かどうかも不明ですので不具合があって修理を考えているならアップルへ相談した方が良いでしょう!