Olasonic IA-BT7 を試用することができたので、使ってみての感想をお伝えします。Olasonic IA-BT7 は、音質に関する評判が非常に高く「いや、それホンマなん?」という疑いもあり、メーカーさんにお願いしてサンプル機をお借りしました。先に結論を書きます。「こいつスゴイよ!」というのが感想です!全ての3万円クラスのBluetoothスピーカーを試したわけではないのですが、久々に感動し!興奮したモノでした!
試用なので商品は返さなければならないのですが、ムッチャ良いのでホント、メーカーさんに返却したくないです(涙)。
目次
Olasonic IA-BT7 仕様について
まずは、Olasonic IA-BT7 の仕様について紹介します。
*表は Olasonic IA-BT7 商品ページより引用させていただきました。
仕様
型番/カラー | ウォルナット/シルクホワイト |
---|---|
周波数特性 | 20Hz~20kHz(44.1KHz再生時) 20Hz~40kHz(LDAC96kHz、サンプリング990kbps再生時) |
スピーカー・ユニット | φ57mmコーン型フルレンジ φ110mmコーン型サブウーファー |
パッシブラジエーター | 120㎜×80㎜ |
最大出力(ダイナミックパワー) | 10W+10W+20W |
オーディオ入力 | Bluetooth AI/AUDIO IN |
アナログ入力端子 | 〇 |
Bluetooth | 【通信方式】Bluetooth標準規格ver4.1+EDR 【出力】Bluetooth標準規格Power Class2 【通信距離】約10m 【使用周波数帯域】2.4GHz帯 【変調方式】FHSS 【対応プロファイル】A2DP、AVRCP 【対応コーデック】SBC、AAC、Qualcomm® aptX™、 Qualcomm® aptX™ HD、LDAC 【対応コンテンツ保護】SCMS-T方式 【伝送帯域】20Hz~20kHz(44.1KHzサンプリング時) 20Hz~40kHz(LDAC96kHz、サンプリング990kbps再生時 |
NFC | 〇 |
外形寸法(幅・高さ・奥行き) | 275mm×144mm×73mm |
質量(g) | 2,200g |
付属品 | ACアダプター、ACケーブル |
Olasonic IA-BT7 はハイレゾ対応で、かつ、多様なBluetoothコーデックに対応しているのが特徴です。ウォークマン、Android、iOS など手持ちの端末のパフォーマンスを最大限に発揮してくれます!
【ご注意】充電式でなくACアダプター。
Olasonic IA-BT7 は、バッテリーは内蔵していません。そのためACアダプターを常時電源コンセントに接続する必要があります。
したがって「アウトドアで使う!」「バスルームで使う!」というような用途には向きません。
Olasonic IA-BT7 のACアダプターのサイズは大きめです。DC15V/4Aの出力なので致し方がないところかもしれません。
ACアダプターの本体はコードの中間に位置するため、設置の自由度は高く、このACアダプターサイズによるデメリットは少ないと考えます。
バッテリー内臓のスピーカーの場合、バッテリーの能力低下によって廃棄しなければならなくなる事もありますが、Olasonic IA-BT7 は無線スピーカーとしての基本性能が高いため、バッテリーのへたりなどに悩まされる事がない点について歓迎するユーザーも多いようです。(たしかに!)
Olasonic IA-BT7 を使ってみてよかったポイントを紹介!
Olasonic IA-BT7 を使ってみて良かった点を紹介します。
ザ・ベストバランス!
個人的には部屋のスペースの都合もあり、ポータブルな筐体のスピーカーが良いのです。
Olasonic IA-BT7 は、
ポータブルなスピーカーの中でも僕が購入できるギリギリの価格で、
対応コーデックも豊富(AAC, aptX, aptX HD, LDAC, SBC)、
そして音が良い。
もっとしっかりしたステレオセットで聴くのもいいのでしょうが、限られたスペース、限られた予算、そして利便性を考えると Olasonic IA-BT7 を選択するのが現時点での最適解だと思います!
音楽を”流す”から”聴く”へ変えるスピーカー
Olasonic IA-BT7 は”低音が出過ぎ”、という評価も見られますが、僕はそうは感じませんでした。ベースがしっかりと聞こえつつもタイトな締まりある音で、大好き。(確かに夜などで、低音のヒビキが気になる時もあるので簡単に調整できるといいのに・・と思う事はありました)
Olasonic IA-BT7 でロックを聴くと、一音一音の粒が明確になり、同じ音源でもこれまでよりバンドの演奏がうまくなったように聞こえました(笑)。(「こいつらの演奏カッケーな!」と思ってしまうほどです!これ、すごくないですか!?)
Olasonic IA-BT7 は、ゆったりした音楽も得意で、例えば、矢野顕子の歌声とピアノがキレイに響き渡ります。
最近聴いていなかった矢野顕子をOlasonic IA-BT7が来てからは妙に聴いています。
Olasonic IA-BT7 は音楽をただ流すだけでなく、"音楽を聴こう"と思わせてくれるポータブルスピーカーなのです。
Olasonic IA-BT7 をチェック!
それでは、Olasonic IA-BT7 の実機について紹介していきます。
デザインが近未来レトロ(?)
フロントはスピーカーの構成がはっきりとわかるデザインで、好き嫌いが別れそうなところです。
57mmフルレンジ(10W)x2 と 110mmサブウーファーが配置されている正面を眺めていると・・コアラか何かの顔のようにも見えてきて・・・かわいい??ような気もします。(ネオ・かわいい!?) 僕には問題なく受け入れることのできるデザインです!
木製キャビネットの質感は好印象です。このウォルナットの木目、僕は好きです。
意外にも奥行きは狭く、これが設置場所に自由度を与えてくれます。
NFCがムッチャ便利
上面にはNFCが搭載されています。
NFCを搭載しているウォークマン、Xperiaとの接続はワンタッチで出来るのでムチャクチャ楽です。
サイズ感としては、ドカベン 山田太郎のお弁当のようなイメージです。(ドカベンのお弁当の方が大きいかもしれません)
ボタン類が小さく、若干押しにくい印象もありますが、ボタン押せば確実にオンします。
背面にはパッシブラジエータと入力端子が配置されています。
パッシブラジエータ部分は、音の広がりのためなのか、盛り上がったデザインです。(かっこいい)
アナログ入力が用意されており、Amazon Echo Dot のようなスマートスピーカーと組み合わせて、良質な音質で楽しむ事もできます。
僕はTVとOlasonic IA-BT7 を有線でつなげてみました。音がむちゃくちゃしっかりと聞こえるようになります!この使い方はかなりオススメ!(映画などの鑑賞時にはやはりサラウンドスピーカーの方が広がるのかな?と思います)
Bluetoothの再接続は手動
Olasonic IA-BT7 の仕様で少し気になっている部分があります。それは電源オン時に前回接続していたデバイスに自動的にBluetoothの再接続をしない点です。僕はこれまで電源オンした際に、前回接続されていたBluetooth機器と自動で再接続するスピーカーしか体験したことがありませんでした。
しかし、この Olasonic IA-BT7 の場合、電源オン時に前回接続していたソース機器との自動接続に対応していません。そのため、電源オン後には必ずスマホ側でBluetooth接続の操作が必要です。自動接続に慣れている僕は、少し面倒に感じました。
しかし、意図せず接続されるよりも、毎回意思を持って接続した方が良いという考え方もあります。
当初は「なんじゃこりゃ!?」と思っていたのですが、しばらく使っていると、Olasonic IA-BT7 のようにゆったりと音楽を聴くスピーカーであれば、この接続仕様で良いと思えてきました。
Olasonic IA-BT7 は"買い"!
各所でムッチャ評判のよい Olasonic IA-BT7 なので、改めて僕が訴える必要はないのですが、Olasonic IA-BT7 は"買い"です。
オーディオ&ビジュアルアワード VGP2018 SUMMER リビングオーディオ大賞・Bluetoothスピーカー(2.5万円以上4万円未満) 金賞受賞 の製品でお墨付き!
ポータブルサイズで、3万円強の価格なのに、ホント気持ちの良い音を奏でてくれます!
Olasonic IA-BT7 は、3万円前後で良質なサウンドのBluetoothスピーカーを探している方へオススメです!
ホント、持っている楽曲を全て聞き直したくなりますよ!
Olasonic IA-BT7 購入情報
本体だけでも2.2kgの重量です。Olasonic IA-BT7 の購入は車でショップに行くか、通販の利用がオススメです。
価格.comの登録ショップは、ビックカメラ、ソフマップ、ヨドバシ、フジヤエービック、楽天ビックのみ!
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