マウスコンピーターのゲーミングPCブランド G-Tune のデスクトップマシンをレビューします!今回試用したゲーミングPCは、「価格com プロダクトアワード2017 金賞受賞モデルの後継機」の NEXTGEAR-MICRO im610SA1-C です。
僕はゲームに熱中するタイプではないのですが、純粋にゲーミング PCというモノに興味を持っています!レインボーシックスシージ (R6S)を中心にライトにプレイ中です。(トータルのプレイ時間が 30時間程度で、一人でできるシチュエーションだけを黙々と繰り返してプレイしています(笑))
↓2013年のMacBook Pro で「これでもできる!」と、無理やり R6S をプレイしていたのですが、やはり本物のゲーミングPCでプレイしてみたい!と思い今回マウスコンピューターさんからレビュー用マシンをお借りしました。G-Tune NEXTGEAR-MICRO im610SA1-C では、ムッチャ快適にR6Sをプレイすることができました!これ、欲しーい!
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記事内の製品仕様・販売価格は、2018年7月27日現在の内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
目次
NEXTGEAR-MICRO im610SA1-C 概略スペック
G-Tune NEXTGEAR-MICRO im610SA1-C の基本スペックは、以下の通りです。
インテル Core i5、GeForce GTX 1060(3GB)、240GB SSD + 1TB HDD、500W電源 が搭載されるという充実スペック。
【NEXTGEAR-MICRO im610SA1-C スペック】
■OS : Windows 10 Home 64ビット
■CPU : インテル® Core™ i5-8500 プロセッサー
(6コア/3.00GHz/TB時最大4.10GHz/9MB スマートキャッシュ)
■グラフィックス : GeForce® GTX 1060 (3GB)
■メモリ : 8GB PC4-19200 (8GB×1)
■SSD : 240GB Serial ATAIII
■ハードディスク : 1TB Serial ATAIII 7200rpm
■チップセット : インテル® B360 チップセット
■電源 : 500W 【80PLUS® BRONZE】
■保証期間 : 1年間無償保証・24時間×365日電話サポート
※キーボード、マウスは付属しておりません。
この構成で、価格は 109,800円(税別) です。
個人的にはゲーム用PCにお金が出せるギリギリの価格帯です。他にディスプレイ、キーボード、マウスが必要になります。
NEXTGEAR-MICRO im610SA1-C [Windows 10 搭載]
2017年モデルとの違い
ちなみに、価格com プロダクトアワード2017 金賞受賞モデルG-Tune NEXTGEAR-MICRO im570SA10 (すでに完売)のスペックは以下の内容です。
【NEXTGEAR-MICRO im570SA10 スペック】
■OS : Windows 10 Home 64ビット
■CPU : インテル® Core™ i5-7500 プロセッサー
(4コア/3.40GHz/TB時最大3.80GHz/6MB スマートキャッシュ)
■グラフィックス : GeForce® GTX 1060(3GB)
■メモリ : 8GB PC4-19200 (8GB×1)
■SSD : 240GB Serial ATAIII
■ハードディスク : 1TB SerialATAIII 7200rpm
■チップセット : インテル® H110 チップセット
■光学ドライブ : オプション (BTOで追加可能)
■カードリーダー : オプション (BTOで追加可能)
■電源 : 500W 【80PLUS® BRONZE】
■保証期間 : 1年間無償保証・24時間×365日電話サポート
※キーボード、マウスは付属しておりません。
価格は、104,800円(税別) でした。
G-Tune NEXTGEAR-MICRO im610SA1-C では価格が5,000円上がっていますが、CPU(4コア→6コア)、チップセット(H110→B360)が変更され、さらにケースデザインが一新されています!(ここがポイント)
ケースデザインは、最新モデルの方がカッコいいです!
G-Tune NEXTGEAR-MICRO im610SA1-C 実機をチェック
G-Tune NEXTGEAR-MICRO im610SA1-C について、実機をチェックしていきます。全体的にシンプルですが、使いやすに配慮されたデザインです。
この新シャーシについては、こちらの記事が詳しいです。→ ゲーマーの声を取り入れた新シャーシ「NEXTGEAR」シリーズ誕生秘話
NEXTGEAR-MICRO im610SA1-Cの標準構成では光学ドライブは含まれていませんが、カスタマイズによってDVDスーパードライブ、Blu-rayドライブを搭載することも可能です。
フロントの上部には、ユーザーが頻繁にアクセスする端子・ポートが配置されています。特にHDMI端子は特徴的です。これは、VR機器やゲームキャプチャーユニットを接続する用途があるそうです。
使っていて少し気になったのが、電源ボタンの位置。出っ張っているため、(設置場所にもよりますが)意図せず体が触れてしまって電源オンしてしまうことがありました。
天面はフラットになっており、モノが置けるように配慮されています。(ホント、パソコンの上は重要なモノ置きスペースです!)以前のシャーシでは上面に吸排気口が配置されモノが置きにくかったようです。
PCのケースに詳しい訳ではないのですが、驚いたのが↓この底面のメッシュです。むちゃくちゃ空気の流れが良さそう!水洗い可能な「マグネット式ダストフィルター」が装備されているので、メンテナンス性も良いです。
僕は約二週間ほど試用してみたのですが、埃が多い環境だったのでしょう、底面のフィルターにかなり埃が付いていました。これは、フィルターがしっかり役目を果たしていることと、エアフローとしても設計通り吸気されている事を表しています。また、付いた埃も簡単に取ることができました。
シャーシ底面に装着されていたのは「標準インシュレーター」です。カスタマイズにより「インシュレーター・プロ (直径48mmの特殊スポンジラバー採用/abee IA-C48BKD)」にも変更が可能です。このあたりのちょっとしたカスタマイズも楽しいところです。
背面には、電源(500W 電源 ( 80PLUS(R) BRONZE ))、ファン、I/Oが隙間なく効率的に配置されています。
フロントのHDMIポートは背面に格納されているHDMIケーブルに繋がっています。フロントのHDMIポートを使うには、この背面のケーブルをグラフィックボードのHDMIポートに接続する必要があります。(使えるHDMIポートは一つです)
背面のファンには、BeCoolの文字が確認できます。
IOパネル部には、マイク、ラインイン、ラインアウト、USB、LAN、キーボード・マウス端子が配置されています。
GeForce® GTX 1060 グラフィックボードには、DVI-D×1、DisplayPort×3、HDMI のからの映像出力端子があります。
サイドの片側にもスリットが入っています。このデザインがカッコいいです。
パネルを外すと↓この通りです。
こちらのサイドパネルはG-Tuneロゴのみのシンプルなデザインです。
サイドパネルを外すと↓このように各種パーツにアクセスできます。
マザーボードは ASRock B360M です。
大型のCPU ファンが装着されています。メモリーは8GBx1です。
グラフィックボードは、ZOTAC の ZT-P10610D-10B です。
SSDは、KingstonのUV400 SUV400S37/240G。
HDDは、BarraCuda の ST1000DM010。
G-Tune NEXTGEAR-MICRO im610SA1-C は、吸排気がしっかりしたコンパクトな筐体に効率よくパーツが格納されている印象でした!
ベンチマーク結果
G-Tune NEXTGEAR-MICRO im610SA1-C のレインボーシックス・シージ ベンチマーク結果です。平均で100fps以上出ており、余裕で楽しめます!
G-Tune NEXTGEAR-MICRO im610SA1-C のファイナルファンタジー15の ベンチマーク結果です。「やや快適」という判定です。
総じて、G-Tune NEXTGEAR-MICRO im610SA1-C は、ある程度の快適さをもってゲームが楽しめるゲーミングPCだといえます。
NEXTGEAR-MICRO im610SA1-C を使ってみての感想
NEXTGEAR-MICRO im610SA1-C は、ケースのクオリティも高く、また、僕の使い方では余裕を持ってプレイできるデスクトップPCでした。2013年モデルのMacBook Pro 15インチでR6Sをプレイしていた僕は、今回ゲーミングPCを使うことでムッチャR6Sがうまくなりました(笑)。
ディスプレイが外付けであるため、大きくなり、敵が見つけやすくなった事もあるのですが、それよりも画面のスムーズさで自身の動きがスムーズになり、動きが早くなりました。特にヘッドショットが決まりやすくなったのが大きな喜びです。(個人の感想です)
何をやるにも、最低限の道具が必要なのだなぁ・・と実感しました。
ファンの音が大きめ?
電源が入っている状態でファンの音が大きい印象を持ちました。設置場所によっても印象が変わると思いますが、僕は少し気になりました。
今回、ゲーミングPCを初めて触ったこともあり、これが標準的な音なのかは判断がつきません。他のゲーミングPCと比較してみると標準的な音量の可能性も高いと思っています。
フロントのヘッドホン端子からノイズ
他に気になったのは、フロントのヘッドホン端子からのオーディオ出力に若干ノイズが載る点でした。会社で使っているデスクトップPCもヘッドホンのノイズが気になりますが、今回のPCではレインボーシックス・シージ を起動させると盛大にノイズがのり出しました。そしてR6Sを終了するとノイズが収まる傾向です。(グラフィックの頑張りとノイズが比例しているのかな? と推測しています)
今回はレビュー用の試用機なのでいいのですが、購入してひどいノイズが発生するようであれば、24時間×365日の電話サポートに相談しましょう。(自分で組み上げた自作PCであれば諦めるしかありませんが、相談できる窓口がある安心感がメーカー製PCにはありますね!)
それでも解決しないようであれば、USB、ディスプレイ(HDMI, DP経由)ではノイズレスでオーディオが楽しめましたので、オーディオのインターフェースを変えるという解決方法もあります。
自作PCとどちらが安い?
購入前に気になるのは「自作の方が安上がりなのでは?」という懸念です。
昔は自作PCの方が安く組める傾向にありましたが、最近はどうなのでしょうか?
今回の NEXTGEAR-MICRO im610SA1-C におけるパーツの価格を調査してみました。
厳密な型番は把握できなかったため、Amazon等での同等品参考価格です。(2018/7/28 現在)
■OS : Windows 10 Home 64ビット・・・12,980円
■CPU : インテル® Core™ i5-8500 プロセッサー・・・22,000円
(6コア/3.00GHz/TB時最大4.10GHz/9MB スマートキャッシュ)
■グラフィックス : GeForce® GTX 1060 (3GB)・・・26,000円
■メモリ : 8GB PC4-19200 (8GB×1)・・・10,000円
■SSD : 240GB Serial ATAIII・・・8,900円
■ハードディスク : 1TB Serial ATAIII 7200rpm・・・5,600円
■チップセット : インテル® B360 チップセット・・・ASROCK B360M 10,000円
■電源 : 500W 【80PLUS® BRONZE】・・・4,800円
ここまでのトータルで、10,0280円(税込)です。これにケースの費用が必要になります。
自作の方がわずかに安くできる可能性はあるのですが、組み立ての手間、相性問題のリスク、製品としての保証も考慮すると G-Tune を購入したほうが幸せになれそうですね!
2018年8月31日までの期間限定で「ジャックスショッピングローン 金利手数料無料キャンペーン 36回払いまで金利手数料0円!」のキャンペーンも開催しています。分割にしても金利がかからないので、手元にまとまったお金が無い場合でも、追加費用無く分割で購入することができます。例えば、12万円のPCを6回払いにすれば、月々2万円の支払いで購入することができます。(審査があるため、必ずしも分割で購入できるわけではありません)
G-Tune NEXTGEAR-MICRO im610SA1-C
価格com プロダクトアワード2017 金賞受賞モデルの後継機
NEXTGEAR-MICRO im610SA1-C
■OS : Windows 10 Home 64ビット
■CPU : インテル® Core™ i5-8500 プロセッサー
(6コア/3.00GHz/TB時最大4.10GHz/9MB スマートキャッシュ)
■グラフィックス : GeForce® GTX 1060 (3GB)
■メモリ : 8GB PC4-19200 (8GB×1)
■SSD : 240GB Serial ATAIII
■ハードディスク : 1TB Serial ATAIII 7200rpm
■チップセット : インテル® B360 チップセット
■電源 : 500W 【80PLUS® BRONZE】
■保証期間 : 1年間無償保証・24時間×365日電話サポート