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海外旅行には通訳機ポケトークを持って行こう!シンガポール編 #ポケトーク

2018年3月24日

先日シンガポール旅行に行ってきました。シンガポールという国は人にやさしい印象があります、なかなか日本語は通じません。シンガポールは、最近CMが流れていて話題の翻訳機ili(イリー)やソースネクストの通訳機ポケトークを持って行くと安心な国の一つです。今回の海外旅行では、ソースネクストさんから借りているポケトークを持って行きました。その感想などをお伝えしたいと思います。

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シンガポールでは、ホテルのフロントでのチェックイン、地下鉄のワンデイパス購入、食事の注文、観光場所への行き方を訊ねる、展望台・動物園でのチケット購入、タクシーに乗るなど、全て英語でこなす必要があります

日本語が使えたシーンとしては、ツアーに付いていた「空港=ホテル間の送迎」と「初日の半日観光」だけでした。=日本語が使えたのはガイドさんだけ。

これは、英語ができないとシンガポール旅行はかなりキツイ・・・。

不安を煽るようで申し訳ないのですが、シンガポールは英語でのコミュニケーションが出来ないとちょっと厳しいですよ

英語にある程度の自信がない場合には日本語のできるスタッフによるオプショナルツアーで毎日の予定を固めるのがオススメです。オプショナルツアーは、お金がかかるのですが、目的地までバスなどで連れていってくれて、かつ説明(ガイド)もしてくれるので自分で行くよりも深く楽しめます。
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今回はポケトークを実際にシンガポールに持って行った事でわかったことをお伝えしたいと思います。

結論からいうと、今回のシンガポール旅行ではポケトークの出番がほとんどありませんでした。

ブログねた的には「英語のできない僕がポケトークだけでシンガポール旅行を満喫できた話!」という方向に持って行きたいのですが、僕自身は少し英語ができるのでポケトークを無理して使おうとしない限り、ポケトークの出番は少なくなってしまうのです。

英語の通じ難い国に行ったとすると、ポケトークの出番は無茶苦茶多くなるはずです!

シンガポールは日本語が通じない

今回、ちょっと贅沢をしてマンダリン・オリエンタルホテルに宿泊しました。

マンダリン・オリエンタル シンガポールは、5ツ星のラグジュアリーホテルなのだそうで、なかなかスタッフもしっかりとしている良いホテルでした。

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ただ、困った事に日本語の通じるスタッフがいないようです。

例えば、ホテルのフロントで「あ、この人は日本人スタッフだ!」と(勝手に)思いこんで声をかけても日本語の通じない現地の方だったりするケースがありました。

ホテルに限らず英語は通じるのですが、いわゆる「シングリッシュ」のためなのか、相手の言っていることの4割程度しか聞き取れません。

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宿泊した部屋からの景観。マリーナ地区が一望できます。

行き方を尋ねても、一つ目の曲がるところまでしか頭に入ってきません・・・。僕の英語力がかなり落ちているのも問題です。

これを英語で伝えられますか?

気軽に海外旅行に行くのはいい事です。

ただし、現地でコミュニケーションのできる言語が少しでもできないと厳しい場面が多々あります。

「これ、二つ」みたいな指差し会話だけではこなせないシーンが今回の旅行の中でいくつかありましたので少し紹介します。

現地で、これ自分で伝えられるかなぁ・・と想像しながらチェックしてみてください

タクシーに忘れ物をした。頼りになるのはホテルスタッフだけ。

実際に今回の旅行で発生した出来事です。

息子が大切なサングラスをタクシーの中に忘れてしまいました。

たまたまタクシーのレシートをもらっていたのでタクシー会社や車両も特定できます。

かといって自分でタクシー会社に電話で問い合わせるほどの英語力はありません・・。(電話は、表情も身振り手振りもないため難易度が格段にあがります)

そこでホテルのコンシェルジュさんにダメ元でお願いします。

「タクシーにサングラスを忘れてしまいました。タクシー会社に連絡してもらえませんか?」と英語でお願いします。コレを英語で伝えられますか?

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今回はここでポケトークを使ったのですが、ポケトークがしっかりと通訳してくれてスムーズにお願いすることが出来ました!

残念ながらサングラスを見つけ出すことは出来なかったのですが、このようなやりとりも必要になる場合があるのです。(タクシー会社に何度か連絡してくれたホテルスタッフさんに感謝!)

ホテルに荷物を預けたが屋外に置かれて、お土産のチョコが溶けないか心配・・・。

最終日にホテルをチェックアウトしてから空港に向かうまでの間スーツケースなどの荷物をホテルに預けて最後の観光を楽しむ、という旅程は多いと思います。

ホテルのボーイさんに荷物を預かってもらうのですが、今回、フロントの裏側(室内)ではなくホテル入り口のカウンター裏(影にはなるけど屋外です)にスーツケースが持って行かれました。

スーツケースの中には前日に購入したお土産のチョコレートが入っています!

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このまま放置されてしまうと荷物の中に入っているチョコレートが溶けてしまいます!ピーンチ!

スタッフの方に事情を説明して涼しい場所に移動してもらう必要があります。

スーツケースを預けたのですが、中にチョコレートが入っているので暑くなる場所から涼しい場所に移動してほしい」と、英語で言えますか!?

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ここでは「スーツケースを預けた。中にチョコが入っている。溶けないか心配」と、断片的に自力で伝えました。

カタコトの英語でも、経験豊富なフロントスタッフさんはうまく汲み取ってくれました。(通じない場合を想定して片手にはポケトークを握りしめていました)

おかげでチョコレートが溶けないか心配することなく最終日をエンジョイできました。

帰国前にホテルでシャワーをさせて欲しい!

帰国においては、シンガポールを夜出発して早朝に東京に到着する旅程が多いです。

チェックアウトから出発までの間は、シンガポールでしか出来ない事を楽しめるラストチャンスです。観光や食事、そしてショッピングを思いっきり楽しみます。

しかし、シンガポールの昼間は軽く30度を超え、少しでも外に出ると汗びっしょりになります。一度汗だくになった状態で飛行機の中で一晩を過ごすのはイヤだという方も多いと思います。

チャンギ国際空港で有料のシャワー使えるので「空港でシャワーでも・・」という事を考えます。

いや、でも空港に行く前に荷物を引き取りに立ち寄るホテルでシャワーをさせてもらうことができれば助かりませんか!?

そんな事できないよねー、と思っていましたが、どうやらホテルによってはそのようなサービスがあるようです。ソースはヤフー知恵袋(笑)です。

空港に行く前にシャワーを浴びさせて欲しい」と、英語でいえますか?

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なんと、マンダリン・オリエンタルの場合には、わざわざ空いている部屋に通してもらえました。ありがたい!

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マンダリン・オリエンタルはホントにいいホテルです。

エアコンの効いた綺麗な部屋を使わせてもらいました。家族4人で順番にシャワーさせてもらってスッキリした状態でツアーのバスで空港に向かいました!

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今回、"チェックアウト後にホテルでシャワーをする"という事自体が初体験でした。チェックアウト後でもシャワーできるかどうかは出発前にメールで問い合わせておくといいですし、チェックインの時、チェックアウトの時、の都合三回確認しました。(結局マンダリン・オリエンタルの場合には「必要な時に言ってよね。その時考えるから」という感じのようです)

空港でのシャワー代が節約できただけでもいいところに泊まってよかったなぁ・・と思いました。

もちろん、汗だくになってホテルのフロントに行っても「シャワーしたいですか?」とは聞いてくれません。こちらから英語でリクエストしなければ何もしてくれません。→英語力必要です。

イリーとポケトークを比較して、どっちがいいの?

英語が堪能でない場合には、厳しい場面がありそう・・。というケースについて紹介してきました。

では、ポケトーク以外に通訳機・翻訳機はないのでしょうか?

ポケトークと比較されるのは、最近草彅剛さんがCMに出演されている翻訳機 イリー でしょう。

価格的にはイリーとポケトークは比較的近いところに位置していると思います。

あまりだらだらと違いを紹介しても仕方がないので、ポイントを絞ってお伝えします。

イリーはこちらが言いたい事を翻訳してくれるだけ

大きく違うのは、イリーは日本語を英語などにする一方通行の翻訳だけです。これでは会話にはならないのです。こちらが伝えたい事は伝えられるのですが、相手の言葉は翻訳してくれません。

道を訊ねても相手の言っていることがわからないとダメですよね・・。

一方、ポケトークはこちらが伝えたいことが伝えられ、相手の言葉も翻訳してくれます

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両方向で翻訳してくれるからこその、「通訳」機。

この点ではポケトークが圧勝です。

イリーはインターネットに繋ぐ必要がない

イリーはインターネットに繋げる必要が無く飛行機の中など場所を気にせずに使えます。(だからこそ"オフライン音声翻訳機"としてアピールしているのですね)

一方のポケトークはインターネットに接続する必要があります

ただし、インターネットにつながる事で、本体内部のROM容量やCPUの処理速度に関係なく蓄積された豊富な情報で通訳結果を引き出すことができているのです

僕はインターネットにつなぐ事はメリットだと考えます。

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その為、ポケトークでは追加料金なしで二年間、世界で使えるグローバルSIMが付くモデルがラインナップされています!(Wi-Fiモデル(SIMなしモデル)との差額は5,000円(!)です)

ポケトーク公式オンラインストア で最新情報・在庫状況をチェックしましょう!

グローバルSIMはシンガポール各地で使えます

僕のシンガポール旅行では結果的に出番の少なかったポケトークでしたが、常に持ち歩いて電波の受信状況をちょくちょく確認しました。

人気のナイト・サファリ(結構山奥のイメージ)でも電波OK

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セントーサ島のZiPアドベンチャー(こちらも山奥のイメージ)でも電波OK

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どちらの場所でもしっかりと電波を掴んでいました!

トータルで考えて、僕は「イリーよりポケトークの方が良さそうだな」と思っています。

 ポケトークの弱点・気になるところを紹介

今のところ僕が把握しているポケトークの弱点・気になるところを紹介します。

インターネットに接続しないと使えない

例えば飛行機の機内や船旅で電波が届かない海域を航行中の場合(ほとんどの場合でしょう)にはWi-Fiサービスに接続できない場合には使い物にならない事になります。

クルーズでは他の方と顔なじみになり、なごやかな会話が発生するケースが多いため是非ともポケトークを使いたいところです。英語だけ、かつ簡易的な翻訳でもいいので、オフラインモードがあるとさらに安心です。

インターネット接続によって豊富な対応言語、精度の高い翻訳が実現できていると考えると仕方がないところでしょう。

電源オンですぐに通訳されない場合がある?

現象そのものが、はっきりしておらず「印象」がある、というレベルの内容です。しばらく使っていない状態からの電源ボタンでの復帰後の通訳にやたらと時間がかかる場合がありそうでした。結局待ちきれず何か操作をしてしまうため、そのまま待っていれば翻訳結果がでるのかまでは把握できていません。

基地局との再接続に時間がかかっていそうな印象ですが、はっきりとはわかりません。会話が発生しそうな時にはあらかじめ電源オンしておくのが良いでしょう。

機密内容は知られてしまう可能性あり

海外旅行の用途では気にする必要ない内容です。

Google翻訳なども同じですが、インターネット経由で音声情報がサーバーに送られます。

日々翻訳精度向上のために音声データーの蓄積、解析・検証が行われているはずです。業務で使われる場合には注意をしないと機密情報の漏洩に近い状態となります。

また、法人利用の場合には契約・販売形態が個人の場合とは異なります。

本体がペコペコする

ポケトークの本体下側がペコペコします。

本体の剛性感が悪い、作りが悪い!と思われがちなのですが、このペコはクリックなのです。ただし通常の通訳操作では使わないクリックなのです。

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ホワイトモデルもあります。

内部ではAndroidが動いていて何かの操作でクリックが必要だ、とスタッフさんに聞いた記憶があります。

不具合ではないのですが、ちょっと違和感がありますよね。

海外旅行にポケトークを持っていこう!

今回の旅行でのポケトークの出番はほとんどなかったのですが、これは僕の(出川イングリッシュ的な・・?) 英語力の賜物です(笑)。

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やはり海外では日本のような「おもてなし」や「忖度」は期待できず、何事も自分から「リクエスト」する必要があるなぁ、と再認識しました。その「リクエスト」は言葉で伝える必要があり、相手に伝わる言語で伝えられるかどうか?が旅行を気持ちよく楽しめるかどうかのポイントになります。

ホテルなどは、重要な顧客だと認識されていない限り、こちらからリクエストをしなければ何もしてくれません。

ここで役立つのが、現地でサポートしてくれるガイドさん、通訳者です。しかし人を雇うのはコストがかかります。コレを安価に手助けしてくれるのがポケトークです。

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ポケトークがあれば、いままではオプショナルツアーでしか行けなかったような難しそうな場所にも自力で行けるようになり、トータルで安くなる事もありそうです。

旅行だけでなく、旅行前のメール問い合わせ時の翻訳手段としても使えますし、語学学習にも使えそうです。

とにかく対応言語が多いので、「次はちょっと韓国に」という場合にも同じポケトークが使えます。(驚いた事にポケトークはエスペラント語(!)もサポートしているのです)

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出川イングリッシュでも楽しく旅行ができますし、実際にポケトークを使うケースは少ないのかもしれませんが、携行する事で一種の保険的な安心感がありますし、ポケトークを使って見せるだけで会話のネタにもなります。

ポケトークは空港でのレンタルも行われています。5日間で4,000円程度かかるようです。

"お試し"でポケトークをレンタルというのも有りですが、複数回の海外旅行を予定していたり、海外のお友達と会う機会があるのであれば、購入して自分のモノにしてしまった方がイロイロと楽しいだろうなぁ!と思います。

ポケトークを持っているから珍しい国に旅行に行こうかな!?という考え方も有りでしょう!自分の世界を広げてくれる可能性のあるツールだなぁ、と思います。

ホント、ポケトーク好きです。

POCKETALK(ポケトーク)S/ S Plus


ポケトーク S / S Plus

POCKETALK(ポケトーク)

旅にも、語学学習にも。カメラ翻訳機能搭載ハイエンド・モデル
ポケトークSシリーズは、「ポケトークS」と「ポケトークSplus」よりお選びいただけます。
購入しやすいエントリーポケトーク ポケトークW も用意されています!


▼ ポケトーク S


▼ ポケトーク S Plus(画面が大きいモデル)

▼ ポケトークW

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  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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