ソニーの Bluetoothスピーカー SRS-XB20 を購入しました。購入した理由は、MONOQLO(モノクロ)という雑誌で大絶賛だった為です。
このMONOQLOがいろいろと比較して、「これがいい」、「あれがいい」 と載せてしまうので、僕もいろいろ気になって購入してしまうのです。(僕のブログなどよりも非常に参考になるいい雑誌です)
既にコンパクトスピーカーはたくさん持っているので、これ以上増やしたくはなかったのですが、MONOQLOのサウンドのプロの方たちが ”SONY SRS-XB20 は Bose SoundLink Revolve よりも音がよく、そしてコスパが高い!”というのです。
SRS-XB20の価格は 1.2万円程度。手頃でもあったので、ついつい購入してしまいました!
さて、その実力はいかに!
→すでに廃番であるため、SRS-XB21への商品リンクを掲載します。
目次
SONY SRS-XB20 主な仕様
SRS-XB20の特徴の一つは、IPX5の防水レベル。メーカーのサイトでも”お風呂”という表現が出ている為、利用範囲が広いのが嬉しい!やはりお風呂でも使えるスピーカーが欲しいです!
直径 42mm x 2 フルレンジドライバー+デュアルパッシブラジエーター。←音が十分良さそう!
対応コーデックは、SBC/AAC/LDAC!← iPhone などの iOS端末ではAAC、Xperia等ではLDACと音質の良いコーデックに対応しています。
約12時間の稼働も実現されています。
そして、ライトがついていて光る!
アプリからのコントロールで、複数のSRS-XBを接続してワイヤレスパーティーチェーン(同じ音源をそれぞれのスピーカーで鳴らす)も可能。
より低価格なスピーカーは存在するのですが、メジャーブランドとの違いはアプリ対応だったりします。
実はスピーカーを発注した後にSRS-XB20の仕様を細かく確認しているのですが(笑)、ドキドキするくらい高機能です・・。
- Bluetoothスタンバイモード!
- マルチペアリング 8台
- 2台でステレオモード
などなど・・(ホームページをみると沢山書いてあります)
このスピーカー結構すごいわ!
↓廃番のため新型を掲載します。
SONY SRS-XB20 スピーカー パッケージと内容物
SONY SRS-XB20 のパッケージと内容物についてチェックします。
パッケージは、”EXTRA BASS”の文字が強調されたカラー印刷です。サイズとしても手頃なサイズで、幅 225mm、高さ15mm、奥行き 97mm程度のサイズです。本体の質量が約590gです。店舗で購入しても十分持ち帰りできる大きさ、重さです。
何色でも良かったのですが、今回はブルーを購入しました。ブラック、ブルー、グリーン、オレンジレッド、グレイッシュホワイト の合計5色が用意されています。
ブルーなのに型番にLがつくのが不思議です。
箱を開けると、黄色い紙がテープで留めてありました。「必ず読めよ」という意思を感じます。
記載内容としては「充電してからお使いください」「SongPalは必ず最新版をお使いください」です。どちらかというと、小さい文字で書いてある、使用しながら充電すると充電ランプがつかない、という点が重要なのかな?と思います。
↓内容物としては下の写真の通りです。SRS-XB20本体、USBケーブル、取扱説明書、製品登録関連書類、注意事項。
付属のUSBケーブルは、コード部が 43.5mm と短めです。別途ケーブルを購入した方が良いでしょう。
ケーブルはコードも太く信頼できそうではありますが、ソニーらしく無い印象の質感でした。しかも短いです。0.9m程度のANKERのケーブルなどを購入した方が良いでしょう。
チャージャー、オーディオケーブルは付属しない
コストをおさえる為でしょう。充電用のチャージャーが付属しません。スマホ、ワイヤレスヘッドホン、モバイルバッテリー、そしてスピーカーという形で同時に充電するデバイスも増えてきています。4ポート以上あるチャージャーの購入がオススメです。
TVの音声をSRS-XB20で聞く場合や、Bluetoothに対応していない機器と接続する場合には、3.5mmのオーディオケーブルを購入する必要があります。1.2mのケーブルで約700円です。
SONY SRS-XB20 エクステリア
SONY SRS-XB20 の外観をチェックしていきます。
正面には、SONYロゴがあり、スピーカー周辺にLEDライトが広がるように樹脂製のライトガイドが設置されています。
正面のグリルはストレートではなく、曲面になっていて張り出しているのが特徴です。
LEDは左右両端に一つずつ設置されています。中央に向かってうまくグラデーションがかかっていてとてもキレイです。
上面には、ボタン、LEDによるインジケーター、そしてNFCが配置されています。
アプリを使わなくても最小限の設定、操作は本体で可能なようです。
電源ボタン長押しでペアリング、EXTRA BASSボタンの長押しでライトのオン/オフが可能です。これら長押し操作についても ”- PAIRING" のような形でしっかりと印字されているのが嬉しいです。
電源ボタンだけは素材感が異なり、スピン加工された金属調のボタンです。
↓一連のボタンもしっかりと独立しており操作しやすい。音量プラスと再生/一時停止ボタンには突起がついています。よく見えない状況でも、突起二つを確認した上で左側が再生/一時停止ボタン、右側が音量プラスボタン という理解の仕方が期待された設計なのでしょうか?
↓ 後ろ側の中央にはパッシブラジエーターが、左側にはラバーの端子カバーがあります。
防水の為の密閉性と開けやすさの両立が難しい端子カバーですが、角の曲面をうまく利用する事で開けやすいカバーに仕上がっています。
カバーを開けると、右から AUDIO IN端子、リセットボタン、充電用のUSBポートがあります。
底面は、型による凹凸で各種認証パーク、番号が記されています。シリアル番号と思われる数字が白い小さなシールで貼られています。
上側はさらりとした手触りの気持ちの良い素材、下側は大きなシボが打たれています。中央に大きめな線が入っているため、パーツが分かれていそうに見えますが、一体で成型されているようです。
外側の外装パーツに正面から部品を入れ込んでいくような組み立て方式だと推測されます。一体成型によるエンクロージャーの強度なども音質に貢献しているのかもしれません。
僕は、1万少しの価格(10,800円(税込)くらい)で購入したのですが、この出来の良さで、この価格であれば、誰もが納得する商品だと思います。
全く安っぽくありませんし、インジケーターのLEDもホワイトが使用されていて印象が良いです。またイルミネーション、手触り、デザインなど、全てが良く出来ています。
SONY SRS-XB20の音質
SONY SRS-XB20の音質は、低音も出ており非常に良い音でした。
価格ランクは異なりますが、Anker SoundCore Boost (6,999円) と Bose SoundLink mini (23,760円)とで比較してみます。
vs. Anker SoundCore Boost。価格 約1.6倍の SRS-XB20の勝利
約7,000円 vs. 約11,000円であり、1.57倍の価格差です。
Anker SoundCore Boost も非常に頑張っているのですが、SONY SRS-XB20の方がドラムのキック音、ベースの低音についてより深い音が鳴ります。
また、女性ヴォーカルなども柔らかくキレイに聴かせてくれるのが、SRS-XB20 でした。
【追記】しばらく使っている中で感じたこと:
気軽に使えるという点で、ソニー SRS-XB20よりも Anker SoundCore Boost の方が実働は多いです。↓レビューも掲載しています。気になる方は是非ご確認ください。
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Anker SoundCore Boost レビュー。上品なデザインと低音調節機能がいい!
ANKER から新発売された Bluetoothスピーカー Anker SoundCore Boost をレビューします!迫力ある低音、IPX5防水規格、20W出力、そしてモバイルバッテリー機能に対応 ...
vs. Bose SoundLink mini。僅差で Boseの方が好印象。
約11,000円 vs. 23,760円の対決です。(価格は mini Ⅱ)実際に比較で使っているのは、mini Ⅱではなく、mini です(旧製品)。mini と mini Ⅱ については以前の比較で同じ音質であると結論付けているので、旧製品でも問題なく比較できると考えます。
僕の印象では、SRS-XB20と SoundLink mini とは非常に音が似通っています。比較する中で感じたのは、女性ヴォーカルのクリーンさ、ディストーションのかかったギターサウンドのキレなど Bose SoundLink mini の方がわずかに良好なことです。(ひょっとすると、僕の潜在意識の中でボーズが好きだから!とか、miniの方が高いしな・・という気持ちが加算されているのかも知れませんが、客観的に主観評価(笑)した結果です)
僅差、ということは 価格の安い SRS-XB20 のコストパフォーマンスが非常に高い!という事になります。
音質まとめ
SONY SRS-XB20 は、非常に音質の良い Bluetoothスピーカーである事がわかりました。Bose SoundLink mini との比較などでは、好みなどもありそうです。
MONOQLO で書かれていた、Bose SoundLink Revolve との比較については、別の機会に確かめたいと思います。
ペアリングしてみて・・
僕は iPhone を使っています。iPhone とのペアリングはスムーズに完了します。
アプリは、ソニーの Music Center アプリをインストールします。
アプリからは、EXTRA BASSのオン・オフ、イルミネーションの設定(オフにしました)、パワーオプション(スタンバイ関連など)、Bluetooth Codecの設定(AUTOかSBCを選択)が可能です。
パワーオプションの中ではバッテリーレベルの確認も可能です。バッテリー残量が少なくなると”Please charge” と表示されます。
本体側でも電源ボタン近くのCHAREGE LEDが点滅したり、電源オン時に音声で「充電してください」というアナウンスがあります。
iOSの場合には、多くのBluetoothスピーカーにおいて、ステータスバーにバッテリー状態を表示してくれるモデルが多いです。しかし、この SONY SRS-XB20 ではバッテリー状態が表示されないのです。ここは非常に残念!!!
やはり、現在のバッテリー状態がすぐに確認できた方が安心なのです。
是非バッテリー状態が表示できるように改善してもらいたい!
SRS-XB20 まとめ:
SRS-XB20には、XB30, XB40 というお兄様がおられます。
スペックの違いは、XB20→XB30→XB40の順で以下の通りです。
- 価格 11,000円→16,000円→23,000円
- スピーカーの直径 42mm→48mm→61mm
- 実用最大出力 25W→40W→64W
- 外部機器へのUSB給電 なし→あり→あり
- 電池持続時間 12時間→24時間→24時間
- ACアダプター なし→あり→あり
- 質量 590g→980g→1500g
少し感じたのは、どうせなら・・という感覚で選んでしまうと、どんどん高い価格のモデルに流れてしまいそうな事です。なんとなく、XB30のコスパが一番高そうに見えてきてしまいます。(ACアダプターがついて来るし)
やはり予算や目的に応じた商品選びが必要でしょう。
7,000円前後であれば、Anker SoundCore Boost。
1万円前後であれば、SONY SRS-XB20。
2万円クラスなら・・??
部屋とお風呂の両方で使うなら、SONY SRS-XB20。とか・・
SONY SRS-XB20は、音質も良く、デザイン・質感も非常に良い。そして、サイズ・重さも手頃です。また、防水性も高いため、お風呂での使用も可能です。
そして、約 11,000円という価格なので、高コストパフォーマンスです。
自分で使うもヨシ、プレゼントで送るのにも最適な素晴らしいスピーカーですね!(結構惚れた!)
★XRS-XB20は既に廃番。2018年モデルの SRS-XB21 は↓こちら!!★